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副部長の思い出

2011-10-01 03:03:22 | 日記
副部長の思い出

私が新人の時の副部長は面白い人だった。

いくつかエピソードを書いてみようと思う。記憶から抜け落ちそうな小さな思い出を書き留めておけるのはうれしい。

新人は、まず人事課から配属先の部を通達される。どこの課に配属されるかは、部長と副部長とで決められる。私が配属された部の新人は、5,6人いた。

部長会議室に皆集められ、部長に続き、副部長が入ってきた。副部長は入るなり、「なんだ。野郎ばかりじゃねえか。」とぼやいていた。確かに女性は一人もいなかった。その後、続けて、「まあ基本的に野郎の方がいいんだけどな。コキ使えるから。」と言っていた。

新人の頃は、宴会の幹事や社祭等を受け持つ委員をやらされる。委員会は社の職制とは別な組織として会社から任命される。当時は正式な任命書があった。新人の私は、違わず同上の委員に任命された。すると副部長が直接、わざわざ私の所まで来て、任命書を手渡すなり、私の肩を叩きながら「いやー、本当におめでとう。本当におめでとう。」と何度も言っていた。私的には、全然おめでたくないんですけど。。。

ある日、部長が不在だったので、副部長に代理印を押してもらいに行った時、職印を押してもらった後、「ん!?間違えてるじゃないか」と言われ、私は顔が青ざめ慌てふためいた処、「職印の日付が前の月のままだった。」と言って、「さっき俺の職印押しに来たやつ、どこ行った!」と叫び始めた。これには笑わずにはいられなかった。

もちろん優秀な人だったが、こういう憎めない人間的な処に私は惹かれた。偉い人ってつまらないイメージがあると思うが、話してみたりすると結構おもしろい人が多い。

懐かしい思い出だ。
コメント
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