ナカナカピエロ おきらくごくらく

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角の三等分

2011-10-10 02:08:14 | 日記
角の三等分

ちくま学芸文庫 「角の三等分」 矢野健太郎著は結構面白いのでおすすめ。内容はこの幾何学的問題を代数の問題にすり変え、任意の角の三等分は作図不可能であることを証明する。

本文はもちろん面白いのだが、巻末のあとがきがまた面白い。執筆者は矢野健太郎ではなく、他の人が記載したものだが、数学好きのアマチュアが角の三等分の作図方法を発見したと、不可能であることが証明済みだというのに、未だに、かような書簡をよこし、それらを見ては誤りを指摘し、送り返すのにうんざりしているのだそうだ。

数学の本で、こんな愚痴だらけのあとがきも珍しい。そんな楽しみ方もできる、おすすめの本です。
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ノルウェイの森

2011-10-10 02:01:41 | 日記
ノルウェイの森

映画、「ノルウェイの森」を見た。めちゃくちゃ、つまんなかった。

ノルウェイの森は、昔若かりし頃、緑と赤の装丁の単行本として発行され、持っているだけでも、おしゃれだ、というので流行っていた。私は流行に拮抗し、決してその本を手にとることはなかった。

原作者の村上春樹は、世界中で高い評価を得ているそうだが、私には、その魅力がさっぱり分らない。代表作の一つ、海辺のカフカを読んでみたが、全く面白くなかった。

唯一、良かったのが、トニー滝谷だけ。
(映画を見ました。本は立ち読みで読んだ。短編小説。)

とりあえず1Q84が文庫化されたら読んでみようと思う。これで、つまらなかったら、私は村上春樹の本はもう読まないだろう。
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