薄利多売
かつて、松下幸之助は、薄利多売に断固反対したそうですが、これだけ薄利多売がはびこっている今、時代遅れの発言ですよね。我々は薄利多売に本格的に向き合わなければいけない時代に来ているのかもしれません。TPPなどで出ている問題もその一つ。薄利多売で攻勢してくる国に価格競争で負ける商品もある。果たして薄利多売に対抗できる手段なんぞあるのでしょうか?
最近、Linuxの勉強をしているが、Linuxってフリーだから安く見られるし、お特じゃんと客も思っているから、薄利多売になってしまうよね。そうすると、単発型の売り方には当然限界がある。だって元々フリーなんだから。稼ぐなら技術でと思っても、Linuxのようなオープンソースでは、技術を兼ね備えたサポートエンジニアなど内外に多数いるはず。そうすると、客から金を取るためには、ハードウェア、アプリケーション抱き合わせ、一体型サポートにとして売るしかない。セット価格という縛りを敢えて設けて、ここにLinuxのサポート費を滑りこませるんですね。そうするとハードウェア、アプリケーションがどれだけ魅力的かで勝負することになる。結局、強い商品を持っているものが勝ち。
こんな感じで、Linuxを含むOSS ( Open Source Software )が広がっていくと、もう単体での商売は無理だとMeは思う。それどころか、商品もグローバル化が求められ、他との”つながり”も大切にしないといけなくなる。独自ブランドだけで囲い込もうとすると必ずや失敗する。そうすると何でもかんでもできないと、となってしまいますが、ヘテロジニアスな社会で生き残るためには、この”なんでもかんでも”に柔軟に対応できる組織が必要だ。それを前提にどうするかが問題。
今のところ薄利多売で成功しているのは、広告費で収益をあげているGoogleとロングテールモデルで成功を収めたAmazon。どちらもこれまでなかったビジネスモデルを確立した。薄利多売に対抗するには、これまでにはなかったビジネスモデルを確立しなければ、生き残れないのでは、と思う。
まあ、Meみたいな幼稚な人間には難しくて分かりません。