誰もが待ちわびている
世界の終わり
生活が一変した
その疫病は
突然発生し
瞬く間に世界を
圧巻した
まるで地球から
一気に未知の惑星に
世界中の皆が
ワープさせられた
そんな感じだった
一旦、外に出れば
不可視のウィルスに
晒される
我々は新鮮な空気すら
吸うことができなくなり
リスクを伴うようになった
そんな不自由な生活の中で
我々は疲弊しながらも
経済なるものを回さなくては
ならないようになった
まるで世界が突然
白黒テレビのようになった
気分だ
世界の終わりというものは
このような半減期のような
衰退をするものなのか
まさに悪魔は格好の
蟻地獄を人間に用意したと
言える
生活が一変した
その疫病は
突然発生し
瞬く間に世界を
圧巻した
まるで地球から
一気に未知の惑星に
世界中の皆が
ワープさせられた
そんな感じだった
一旦、外に出れば
不可視のウィルスに
晒される
我々は新鮮な空気すら
吸うことができなくなり
リスクを伴うようになった
そんな不自由な生活の中で
我々は疲弊しながらも
経済なるものを回さなくては
ならないようになった
まるで世界が突然
白黒テレビのようになった
気分だ
世界の終わりというものは
このような半減期のような
衰退をするものなのか
まさに悪魔は格好の
蟻地獄を人間に用意したと
言える
砂浜
僕は砂浜を歩いていた
視界の右側には
海が広がり
太陽の光を受けて
水平線上できらきらと
反射していた
僕は砂に足を取られながらも
右に左に揺られながら歩いた
後ろには僕の足跡が続いたが
それも海風が吹き消してしまうだろう
目の前の視界には
誰も人がいなかった
僕は未踏の世界に足を
踏み入れているのだ
何れは僕も潰えて
砂浜を這いつくばるようになり
そして息絶え
その亡骸も海風が吹き消すだろう
その日が来るまで
僕は砂に足を取られながら
歩き続けなければならない
僕は砂浜を歩いていた
視界の右側には
海が広がり
太陽の光を受けて
水平線上できらきらと
反射していた
僕は砂に足を取られながらも
右に左に揺られながら歩いた
後ろには僕の足跡が続いたが
それも海風が吹き消してしまうだろう
目の前の視界には
誰も人がいなかった
僕は未踏の世界に足を
踏み入れているのだ
何れは僕も潰えて
砂浜を這いつくばるようになり
そして息絶え
その亡骸も海風が吹き消すだろう
その日が来るまで
僕は砂に足を取られながら
歩き続けなければならない