何気にYou Tubeを見ていたら、
おすすめ動画で上がって来たのが目にとまった。
ある民放のテレビで、特養の施設を紹介する内容。
パッと見た感じ、どこにでもある施設。
なんとなく、ボーッと見ていた。
すると、その特養の施設長が施設の特色を話しだした。
「我が施設では、
「寄り添う」ではなく、「寄り沿う」
なのです」。
一瞬、何を言っているのかわからなかった。
もう一度スライドして見直してみる。
あっ!!そういうこと!!
一応、漢字を調べてみた。
○まず「沿う」の方。
長く続くものに離れない状態を保つという意味。
方針や基準にしたがうという意味 。
類義語では、
並んで進むことを意味する「並行」、
一平面上の二直線のことを意味する「平行」など 。
○そして「添う」の方。
そばに離れずにいるとい意味。
あるものに別のものが加わるという意味。
類義語では、
もたれかかるように傍に寄ることを意味する「寄り添う」、
別の物を加えることを意味する「添加」などがあります。
長く続いてるものから
離れないようにすることの場合は「沿う」、
人などの生き物の傍から
離れないようにすることの場合は「添う」。
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うまく表現できませんが、
わたしは「添う」の方だったのです。
自分自身に寄せる感じ。
自分自身で背負うイメージかな。
でも、「沿う」にすれば、
母が生きる時間の流れに、そっと近づいて、
母の同じ流れに自分自身を委ねるイメージ。
その流れから外れるときも、
流れを邪魔をしないように、そっと外れる。
母は母の流れ、
わたしはわたしの流れ。
夜寝る前に何気なく見た動画が、
こんな気付きがあるなんて、
驚きとともに、眠れなくなったのが少し悲しい(笑)
でもでも、目から鱗的で、
雷に打たれたようで衝撃的だった。