フィリピン国際結婚・菜の花の主婦日記goo版

南国フィリピン便りー結婚しフィリピン在23年。22才長女、20才息子、9才末娘のお母さんである私の毎日ー

息子のフィリピン語(国語)の宿題

2013年04月02日 02時04分27秒 | フィリピン大学


何と言うか・・ちょっとバタバタしています。
去年まではフィリピン語(国語)を履修する義務がなかったらしいフィリピン大学、
今年から必修科目になったようなのです。

それで1年生の息子は自分の専攻と関係ないと不服気味。

しかも・・先生も多分、今年から全員が必修で戸惑っているんだか
制度が確立されてないんだか知りませんが、
先生によって同じ名前の授業(フィリピン40だったか)なのに授業内容が統一されてないんですって。

あるクラスは文学作品を読まされてそれについて学んだり、
別のクラスはフィリピン人類学みたいなのだったり。

息子の先生はフィリピン人のアイデンティティーと歴史について教えてるそうです。

それで最終試験の代わりにプロジェクトの提出を求められているのだけど
その内容と言うのが「バランガイの歴史と名前の由来」ですって。

バランガイというのは日本語では「町」みたいな意味ですが、
例えば私が住んでいるのはケソン市ですが、ケソン市の中にいくつもバランガイがあって、
それぞれのバランガイに選挙で選ばれた役員達が何人かずついるのです。

近所のいざこざなどはここで解決したりもします。

そうそう、選挙も所属するバランガイで投票です。







バランガイにはこう言った無料の診療所もあり、
並べば無料で診察してもらえますが、曜日によって診療科目が違うようなので注意が必要です。











息子から近所のバランガイの歴史を書かなくてはいけないから事務所に行って
配布資料があるか聞いて来て・・と言われて最初に自分の住むバランガイに行ったのですが、
古いことを書き留めたものは殆どありません。







(隣のバランガイ:運転手と私は迷子になってここを見つけるのに車でウロウロ45分近くも・・)

なんと自分の住む地域の周辺のバランガイ3~8つ分の資料が必要らしくて
資料探しを手伝ってあげているので
とにかくバランガイ(町役場のようなもの)を探すのだけでも一苦労。

以前「あさイチ」で発達障がい専門の医師が何才になってもサポートが必要な部分があると言っていたのと
アスペルガー症候群の人だけを雇って利益が向上している会社ではお客さんとIT技師の間のコミュニケーションを取り持つ人が客と直接を話しをしている、
他人と話すのが苦手な人が多いから・・と取材で話しており、
それでも仕事は出来るし、残業も気にせず目標達成まで不平も言わずに努力するタイプが多いので
他の人と比べて「何故コミュニケーションが出来ないの、皆やってるのに。」と責めないで欲しい・・と言ってたのです。

それ以来、今まで息子は何でも自分でやらないと将来大変・・と焦っていたのが
(今でも本当は焦っているけど)
助けを求めて来た時はサポートしてあげよう・・と思うようになりました。

滅多に助けを求めてこない息子ですが、
元々知らない場所、知らない人が苦手なので
今回は自分で回るのは無理だったんですね。
















日本人は昔から記録に残す習慣があったように思うので、
その町の歴史など割と直ぐに見つかるんじゃないかと思うのですが
フィリピンの場合、記録に残すことに意味を感じてない方が多いのか
記録がない・・。













この方が前に大学生が調べた資料を置いていってくれたのを思い出して
出して来てくれましたが、色々なバランガイを回ってそんな資料があったのはここだけでした。













ケソン市役所の図書館にも行ってみたんですが
現在進行中のプロジェクト(ゴミ問題やエコなど)や人口の割合などの資料はあっても
過去の資料は殆どない・・。










息子が探してるのはスペイン統治前くらいの資料もあった方がいいとかで
そんな400年も前のケソン市なんて
ただの森と野原だったに違いないのである筈ないと思うんです。

まあせいぜい戦前でしょうけど、
ケソン市限定って言うのが厄介。











図書館には鞄を持って入ってはいけない決まりで
(本を盗まれるからでしょう)
お財布と携帯だけ鞄から抜いて持って入りました。











こういうの役に立つと思ったけど
そもそも息子が一緒に来るべきなので見当違いを探してたらしく没。












殆どの資料は使えない状態でした。










主人が言うにはそういう先生は博士号取得中とかで
自分の卒論のテーマがバランガイの歴史だったりすると
自分で回るのは大変だから生徒の宿題にしてそれを卒論の資料にしたりする場合が多いとか。











あ~だから息子虎次郎が

「取材した人の名前と年齢も必要」って言ってたのかしら。











本に載っているような内容だと結局役に立たないんでしょうね。








と言うか、結局のところ、記録に残ってない・・ってことなんだと思います。









(ケソン市はかつてフィリピン共和国の首都だったことがあるのです)

私の家が所属するバランガイなんて1980年頃に不法居住区の住民が政府から土地の名義を勝ち取る有名な出来事があったんですが
バランガイの記録にはそれすらなかったです。

バランガイで働いている人も若い人はそんな事知りませんでした。
当時住んでいた人でまだ生きて話しを聞ける人をつかまえて詳しい事を覚えているか、
覚えてなかったら別の人に聞くなど
聞いて回らなくてはならないし、
それだって口答のみなので真実だか分かりません。













これがケソン市役所。
ここの図書館に明日、虎次郎と一緒に行く予定です。

やはり虎次郎も私にお願いしたので文句は言ってませんが
見当違いを探してきたので自分で行かないと駄目だと思ったよう。













それにしても市役所は人で溢れていました。











桃ちゃんが好きな「プト・ブンボン」をお土産に購入。
市役所の駐車場の一角に露店が沢山出てたのです。

虎次郎のレポート、泣いても笑っても締め切りは4月3日。
フィリピン語が去年まで必修じゃなかったので「やりたくない~」って感じですが
そんな風に考えてもやらなきゃいけないのは変わらないわけだし、がんばれ~。



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<どうでもいい菜の花家の食卓>



市販(アメリカ製)のパンプキンケーキの粉で作ったパンプキンマフィン。
材料の分量、水の部分の一部をヨーグルトにしてみました。









右はいつものグラノーラ。
今回はカリカリと上手に焼け、味も今までの中では最高の仕上がり。










フィリピン料理「焼き茄子のトルタ(オムレツ)」なんですが
特産品である白いチーズ(ケソンプティ)を入れてみました。









卵液の中に白いチーズを埋め込んだ方が味が良かったです。










キュウリやピーマンなどを胡麻味噌で合えたもの。



チェス・トーナメント観戦

2013年02月17日 06時11分05秒 | フィリピン大学


虎次郎の通う国立フィリピン大学には「チェス」や「麻雀」が体育としてあるので
高校時代に暇さえあれば学校でチェスをしていた虎次郎、1学期の体育は「チェス初級」、2学期の今は「チェス上級」を選択。

このチェスの先生、何故か一週間置きにしか授業をしない・・と虎次郎。
でも授業がいつあるか分からないので(って何故かコミュニケーションが弱い虎次郎なので)毎回出かけて行ってたのですが
年末、ネットゲームのやり過ぎて凄く疲れてお休みした事が一度あったんです。

ところが運悪く、その日に先生が大事な発表をし、虎次郎は聞き逃した。

とは知る由もなく・・

1月の初めから毎週土曜日、チェスの授業に出かけて行っては

「授業無かった・・」

って。

これが4回続いてさすがに私は絶対におかしい!と思い始めた。

で、チェスの授業をしてる体育館に何度も足を運んだけど
先生も居ない、生徒も居ない、警備員も知らないって言うし、困ってたら、
偶然先生に会って話し出来たのです!

<先生に会った経緯:長いので興味がない方はスルーして下さい>
偶然、親戚のパーティーの後、主人が友達を夕飯に招待したから料理お願い・・って言われたので急いで料理を作らなきゃ!状態なのに
ミンダナオからお土産を届けたからフィリピン大学の寮に取りに行って!と連絡があって
でも取りに行ったらその子は寮に居なかったので
暗くなってきたけど体育館に行ってチェスの先生を捜してみると

なんとチェスの先生の車が体育館の前に停めてあり、
(と警備員が教えてくれた)
15分待っていると別の車で試合から帰って来たチェスの先生と話せました!!


先生によると、今、大学対抗のチェストーナメント中で
授業は全部キャンセルだけど生徒は観戦義務があるって。

14回の観戦中、既に7回がその日で終了。
トーナメントは毎週土曜日、日曜日の午後1時~5時、ファーイースタン大学(FEU)でやってるそうなのです。

息子は1ヶ月も欠席したので本来なら落第だけど
明日から残り7回の試合を全部観戦すれば落第させない・・と言ってくれました。

先生の携帯番号もしっかりゲット!
(先生は携帯電話を生徒に渡してるから息子が何故携帯に連絡して来なかったか・・って疑問に思ってました。)





チェストーナメントの行われているファーイースタン大学の前の通りに商店街があって、こんな感じ。
「REX」という最高裁の判決例など教科書を専門に作る書店を見つけたので入ってみたら
桃ちゃんが使ってる教科書よりずっと分かりやすい教科書発見。

とりあえず高いので(高いって言っても500ペソ:1000円くらい)
科学とフィリピン語(国語)を購入。

この教科書買ってまだ1週間ですが
桃ちゃん、とても楽しく勉強しています。

学校の勉強とは関係ないけど開くと楽しくなる教科書なのです。







こんなお店を発見。
卒業証書とか免許証とか出生証明など全部偽造出来るお店。

運転免許証はいくらで作れるか聞いたら400ペソ(800円ほど)ですって。

こちらでは警備員が居る住宅街では運転免許証を預かられるので予備が欲しいなと思っていたのです。
でも後から運転手が全く同じ物でも偽造したと分かると違法なので罪に問われるから止めた方が良いですよって。

桃ちゃんの学校に入るのも身分証明書を警備員に渡さないと入れないのですが
免許証以外の身分証明書はパスポートしか持ってないので
いつも古い会員制スーパーのカードなどを渡しているんです。
写真付きじゃないと駄目なのですが予備の身分証明書があると便利です。

メイドさんなどはヴィレッジ(住宅街)から発行される雇用証明(警備員が出入りさせてくれる)や
郵便局から発行されるポスタルID、社会保障IDなど使ってます。









息子が終わるまでマクドナルドで時間つぶし。
(読書中)








日曜日なので大学の駐車場に停めさせてもらえました。
駐車場から周りの景色を撮ってみたんですが・・・









旧マニラ市には警備員の居る住宅街などは殆ど存在せず
下街の雰囲気。









ちょっと怖くて一人では歩けないです。









人通りがなくても怖いし
繁華街でもナイフを突きつけられたら誰も助けてくれないのがフィリピン。

実は私、ケソン市のクバオという繁華街でナイフを突きつけられて強盗に遭ってる女性を目の前で(歩いていたら)見た事があるんですが
実際、何も出来ないと言うか、早くその場を立ち去ろうって感じです。

道路だし、通行人は見て見ぬ振りです。



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<メイド交替でちょっとせわしない毎日>



最近、犬好きおばさんが突然辞め、新しいメイドさんを紹介所から雇って来ました。
これは紹介所の台所の写真。

辞めるメイドさん、突然だったので給料を下ろしに行ったり
荷物をチェックしたり、
新しいメイドさんの面接をしたり、健康診断、家の事(仕事)を教えたりと最初がちょっと大変です。

とくに「手洗い」「ドアの開け閉め」「ゴミの分別」は最初は常に見てないと駄目です。

トイレから出たら手洗いさせる、雑巾を持ったら手洗い、殺菌の手洗い石けんも置いてあるけど食器用洗剤で手洗いするメイドさんが何故か多いのです。

ドアは蚊が入るのできちんと閉めさせます。
ドアを開けたまま立ち話しするメイドさんが本当に多いんですよ。
蚊がどんどん入ってくるのに。格好良いと思ってるのかしら。ドアを開けて体は外で顔は中で立ち話し。義姉の運転手さんも家にしょっちゅう来るのでやるんです。

私が「蚊が入るから早く閉めて~~!」と言うとヘラヘラ笑って真剣に受け止めてくれないんですが蚊なんて入っても良いと思ってるのかしら。それとも全く気にならないのか。刺されるのは桃ちゃんなので私は神経質になります。

そう言えば主人も蚊が部屋に居ると必死に探していた私に本気で怒ってました。
寝たいから電気消せとか。(寝てる間に刺されるのも桃ちゃん)

友達のお嬢さんがデング熱で亡くなってからちょっと変わりましたが。
現実問題として捉えてなかったのかしら。想像力の欠如なのか、フィリピンの方では「人ごと」「自分とは関係ない」「自分の身や家族に起こる筈ない」と思ってる方、多い気がします。

そしてゴミの分別は間違って分別した事が分かると住んでいる住宅地の事務所がケソン市役所から違反チケットを預かっているので
1000ペソ(2000円)の罰金です。

私は間違えた人が罰金を払ってね、給料から引くから・・と言ってます。
それでも最初は間違えるので見てないといけません。






モールで見かけた旧正月の龍。






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<どうでもいい菜の花家の食卓>



冷凍の烏賊を使ったのがイマイチでした。
やっぱり面倒でも市場で烏賊を買って自分で皮を剥いた方がいいですね。











昆布液は最近は大量に作らないで使う時に合わせて1回分だけ作るようにしています。










さっきの余った烏賊と絹鞘炒めと昆布の液、生トマトを合わせてペペロンチーノ風パスタ。
最近余った炒め物などパスタに変身させています。









昆布液で余った昆布とエノキ茸、牛蒡、葱などをきんぴら風に炒めました。










ペペロンチーノの風にしてからトマトジュースを入れた野菜だけパスタ。
最後に削ったパルメサンを振りかけます。
横着料理ですがパスタを固めに茹で、赤ワインと一緒に頂くと色々ゴチャゴチャ入れるより簡単で美味しいです。




フィリピン大学ランタン・パレード(長文)

2012年12月16日 05時28分46秒 | フィリピン大学
夕べ、国立フィリピン大学の恒例行事「ランタン・パレード」に1時間だけ行ってきた。
午後7~8時。

息子の高校時代の役員ママ友は午後2時からケソン氏のお墓があるメモリアル公園内のレストランでおしゃべり会してたけど
私は主人の夕飯が終わってからお出かけ。
(夕飯後、主人は水泳しに行って不在だった)

大学内の環状道路が閉鎖されたので家から歩いて行ったけど
やっぱり暗くて怖いので
同じ方向だった通いのメイドさんと一緒に歩いた。





写真をた~くさん撮ったのだけど
こんな雰囲気と感じて頂きたいので短い動画を載せておきます。







「ランタン」=提灯・・ではなくて
光る山車、光る行列のような感じ。









あちこちで光るペンダントや光る玩具が売られていて私も桃ちゃんにおみやげで買ったのだけど、グルグル回す光る棒とキティーちゃんの光るペンダント2つで90ペソ(180円)。










竹馬のお兄ちゃん。








どさくさに紛れてデモしてる集団発見。
フィリピン大学ってデモ好き。

アキノ大統領はボーナスをケチってる・・みたいな。

虎次郎に今日聞いたら

「They don't know what they are saying」
(彼らは何を言ってるのか分かってない)

って。








(パートを正規雇用にしろ)

でも私の後ろにいた女子学生は

「本当だってよ、彼らのクリスマスボーナスはたった5千ペソ(1万円)なんだって。酷いわよね。」

って話してた。








(資本主義の洗濯業者はフィリピン大学に居れるな)

フィリピン大学内には寮が多く、学生の洗濯を仕事にしてる人の多くは多分業者じゃないんですね。
長女もラサール時代に利用してたのだけど
おばさんが取りに来て数日後、アイロンして持ってきてくれる。
払うのはシャツなら1枚5ペソ(10円)という安さ。

彼らは石けんをケチってお日様に当てて汚れを落とすなど色々な秘訣があったりするけど
多くはその辺の貧しいおばさん達で内職でやってる。

フィリピンはランドロマット(コインランドリー)がないし
大学の寮に洗濯機もないので
洗濯を外に委託してる学生は多いんじゃないかな。








大学のオリエンテーションで卒業生のお母さんがインタビューで

「とにかく大学4年間ちゃんと寝てないっていつも思ってたから、卒業したらぐっすり寝たいって思った。」

って言ってたほど忙しい人も居るらしいから
きっと洗濯どころじゃない人もいるんだと思う。













もっとも虎次郎や彼の高校の同級生はまだまだ余裕で暇をもてあましてるけど。










大学のクラブで一つの山車を出してたりした。
クラブの団結が深まったって感じなのかな。
準備がやたら大変そうだけど。










あちこちに夜店。











このおじさんは「タホ」売り。
おじさんの左手に持ってるのがタホという熱い豆腐に黒蜜をかけたおやつで
子どもを抱いたお父さんが娘さんに買ってあげてる。









学長室のある建物がパレードの終点で司会が紹介してる・・
ここでママ友と会う約束したけど
この人の多さ!!!









こんな人、人、人の中で見つけられるの~?
と思ったら目の前にママ友達が突然立ってた。










でもこの「人」じゃあ遠くて何も見えない・・。

お祭り好きな私はママ友に断って真っ暗な環状道路に戻って行ったのです。









写真では見ずらいけど薄い水にレモン(カラマンシー)を絞った中に入った銀メッキのアクセサリーを売る人達。
家に帰ってからメイドさんに聞いたらお祭りでは何処でも見かけるって。
銀のめっきだけど普通のメッキよりは剥がれにくいそう。









フィリピン大学の「統計学科」はカレッジ(学部)ではなくて
学士は貰えるけど「スクール(学校)」として孤立している。










理学部。今度はカレッジがついてます。
理学部には生物学、数学、化学などなど色々な学科が集まってるからです。











虎次郎は今日、整形外科の医者に巻き爪の相談に行って
待ってる間、2時間ほど話したら

「元々賢い人もいれば、そうじゃない人もいる」

という私の意見は間違ってるって。










じゃあ賢く生まれついてない私はどうなのよ~と心の中で思ったけどそれは言わず、

「でも人によって暗記が早い人、遅い人が居るでしょう。」

と反論。








(さっきの山車にまた遭遇)

虎次郎が言うには

「暗記出来ないんじゃなくて集中してないだけだ。暗記が苦手だと言っても実はちゃんと読んでない、聞いてない、気が散ってるんだろう。」

って。









もっともらしいけど虎次郎の意見は違うと思う。
ただ証明しろ、と言われるから難しい。

虎次郎の証明って言うのは医学的な論文とかみたい。
検索して探そうか・・。












パンパンガ州出身者の集まり。大学内には同じ故郷同士のクラブがいくつもあるらしい。











フィリピン大学消防団。









こちらはゴミ収集車(?)









虎次郎はその人によって興味が違うのは認めるけど
基礎の数学などが理解出来ないなどはあり得ない。
誰でも能力がある筈だけどやる気がないだけだって。








大学のクラスメートなんか先生が悪いとか
試験が難し過ぎるとか
教えてないのに試験に出たとか文句言う人が多く居るけど

「先生が教えなかったらネットで調べたり参考書で自分で勉強すれば良いだけ。」

って、なんか偉そうでしょ。
ネットゲームばっかりやってて努力してない虎次郎に言われるとムッとくる。









縁日って言うか夜店がず~っと並んでる。
特に食べ物屋。









突然出くわしたニューハーフの学生達。










フィリピンでゲイは割と社会に認められているように思ってたけど
と言うのは美容室、学校の先生でもゲイである事を隠さずに働いてる人をよく見かけるから。








でも前の運転手さんとか「気持ち悪い」「絶対に認められない」って言ってる人が多くて驚き。








自分の子どもがゲイなのは絶対に嫌って言ってる母親にも何人も出会ったし。
私は構わないけどな~。









あとね、カトリックやプロテスタントの熱心な信者は
ゲイは絶対に認められてないと言い張ってる。








私はどんな人も自分を否定されるべきじゃないと思うなあ。








だからこんな風な場で自分を表現するって勇気がいる人も居るかもしれないけど、









少なくともここでは仲間が居るし
これは宗教を持ってないフィリピン大学ならでは。









フィリピンでは政府系の学校は宗教は一応なしで中立の立場。
それ以外の学校は殆どがカトリックの学校なので表向きはゲイなどは認めてないみたいです。










ちょっと変わった集団。
何のクラブか分からなかった。






突然、本物じゃないけど刃物を振りかざすおじさんやおばさん達。
彼らも大学の職員なのかしら。






実は回ってる時に物乞いの小さい子(10才以下)が多くて本当に参りました。

「小銭を頂戴」とか「それ(キティーちゃんの電気のつくネックレスを首からかけてた)私に頂戴」って。
値段は25ペソ(50円)だから安いけど
子どもに無料で何かを恵むのは本当に気を付けないと・・。
大人と違って子どもがこれに慣れると学校に行って勉強する意欲がなくなったりも。







キリスト教クラブみたいな生徒達は賛美歌を歌ってた。








「 サホッド」=給料
「トラバホ」=仕事
「カラパタン」=権利

これも何の団体か不明・・









(また同じ山車に遭遇)

学生達、これの為に凄くお金使ってる人は使ってそう~。
私はお金使う側になりませんように!

今年は虎次郎は見てただけだって。







山車が列になってるの
暗いけどわかるかな。








音楽部はブラスバンドの演奏付き。










テントや自転車のクラブ。
こういうクラブに虎次郎は入ればいいのに。









何処から呼ばれたのか農民のグループらしい。










最初に竹馬と書いたけど
凄い長距離を歩いてるので違うのかも。









本当にほど真っ暗でフィリピンは電灯が少ない道が多い。









「シュワルマ」って食べ物、すっご~く好き。
牛肉のグリルをナンみたいなパンで包んでチリソースとヨーグルトソースで食べる。

トマト、玉ねぎ、きゅうりを切ったのも入れてくれる。








これ、フィリピン大学の学生がやってるのか分からないけど
5人くらいの女性(肩を出してる人)が両手に火を持ってのパフォーマンス。









両手の火をぶんぶん振り回し~。


一人でランタン・パレードを楽しんでたらママ友から電話。



「スーマン(バナナの皮に包んだ餅米)を田舎からお土産に持ってきたからあなたに渡したいの~。
一体何処にいるの?」

その後、車で家の近くまで送ってもらったので
後ろ髪を引かれる思いでフィリピン大学を後にした。

最後の花火までどうせ待ってられないし
歩いて帰るのは危ないから良かった。

家に帰って10時頃かな~花火の音が聞こえたのは。



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<メイドのトラブル>

今日はまたお客さん(夕飯)。
しかも桃ちゃん試験中だし。
(本当に主人って何も考えずに自分の呼びたい人を招待してしまう。断ったけど強引に決めた。)

ブログ更新出来るといいですがメイドさん大喧嘩してお料理のメイドさんを3日間田舎に休暇に出したので居ないし
どうなることか。

サウジアラビアに出稼ぎに行くと決まってるメイドさん、
まだうちに来て1週間だけど態度悪過ぎ~。
スーパーから戻って荷物がいっぱいでも運ぶの手伝いに出てこないし
お皿も洗いに来ないし、
ちょっと掃除すると体が痛いって座ってばっかり。

食べ物だけはニコニコして沢山食べるけど
仕事はさせようとするとしないし
聞こえるように文句言う。

「え、そんな仕事やりたくないわよ。」

って他の人にやらせる。

その上、お料理のメイドさんと大喧嘩。
逃げてるのに追いかけて怒鳴りまくり

「殺し合いしてやる!」

って。

喧嘩の相手のお料理のメイドを昨日、休暇に出した。
サウジに行くケンカ腰のメイドは直ぐに辞めさせたかったけどメイドの紹介所に立て替えた1週間分の給料分を働かないで辞めさせると書類が面倒。

このメイドさん、サウジアラビアに行くにも

「殺したかったら殺せばって思ってメイドするわよ。
死体になって帰国する覚悟だからね。」

って言うけど5才の息子はどうなるのか考えないのか、頭悪いんじゃない~と思っちゃう。

お料理のメイドさんもちょっと直ぐにカっとなる性格だけど
ここまでじゃない。

あ~フィリピン人の中には仕事って言うのはお給料をもらって仕事を提供するって分かってない人が多過ぎ。
お料理のメイドさんもしょっちゅう「私は本当は隠居しろって子ども達に言われてるのよ。本当は働く気はないけど暇だから仕方なく働いてるんだからね。」って言い続けるし。

それでも彼女は飲み込みは早い。
言われた事はやろうと努力してくれる。



It's the start of Sinbang gabi in the Philippines. People wake up 3 or 4am to go to the church.

Have a nice Sunday!



いつも有り難う御座います!


フィリピン大学の宿題

2012年09月04日 02時46分07秒 | フィリピン大学
桃ちゃん、もう直ぐ中間テストで試験範囲のプリントが学校から来たんですが、この話しはまた今度。

今日はゲーム三昧の虎次郎の宿題について。
なんか暇そう~にしてる虎次郎なのだけど、宿題で手伝って欲しい時だけ突然話しかけてくるのです。

3週間くらい前にやってたのは「哲学」の授業の宿題で、
死や病気についてのフィリピンの迷信(2つ)をメイドさんなどにインタビューして書いて来い・・って。

これって哲学?
社会学みたい。

で、その2つは運転手が自分の知ってる迷信を教えてあげた。

1つはお葬式の時にお棺の上を子ども達や赤ちゃんを飛び越させ、亡くなった人に病や悪運を持って行ってもらう。
もう1つは食事した時に誰かが突然挨拶もしないで出て行った時、自分達の食べてるお皿を回すと悪い事が起きないとか。

て無事終了した・・と思ったら
先週また同じ質問してくるので

「だって終わったんでしょ~?」

と言ったら、5人のメンバーで自分しかやってないから5人分、10個の迷信を提出しなきゃいけない、って。
メイドさんも少し手伝って
自分でネットで調べたりもして期限には間に合ったみたい。
(メンバーが責任持ってやらないから自分が一人で引き受けるのは高校時代から同じですね~)




そしたら今日は国語(フィリピン語)の授業で同じ音だけど違う意味の言葉を20個集めろって言うのです。

ところが、日本語で同音異語とか同音異義語って言われるものとはちょっと違う。
同音異義語と言うのは

「端」「橋」「箸」みたいなのです。

英語では「homonyms」と呼ばれますよね。

これはフィリピン語の辞書を見たら簡単に見つけられます。
同じスペルだけど意味が違うので単語が別々に記され、番号が1、2などついてる場合も。

フィリピン語なら

puno ー木
puno ー満ちる

などなど。



でも虎次郎の先生が調べさせたいのは方言とタガログ語の同音異義語。
大体、フィリピン語の同音異義語だって辞書を端から端まで見なければ
それを集めた本も参考書も売ってないのに
方言~~~。

あ、私、セブ語なら知ってるあります。
前に住んでたので。

セブ語で「ランガム」は鳥ですが、タガログ語では「蟻」

それからメイドさんから前に聞いたので覚えていたのは
カライア語(Karay-a) で

Masarap(マサラップ) はタガログ語では「美味しい」、カライア語では「甘い」
Matamis (マタミス)はタガログ語では「甘い」、カライア語では「美味しい」

つまり2つの語の意味がひっくり返ってる。



メイドさん、それぞれ色々な地方出身だけど教育を受けてないので聞いても答えられない・・
ネットで調べても出て来ないので
検索で「セブ語 語彙」「イロンゴ語 語彙」「イロカノ語 語彙」など調べて出てきた語彙集からタガログ語でも使われてる言葉を拾っていく、
でもそもそも文章は出てきても、語彙は殆ど出て来ない~。

出てきてもタガログ語とは重ならない。

なので方言の辞書を探しに本屋に走りました。
だって私の宿題ではないもの。

辞書があれば自分の力で出来るから。

セブ語の辞書は3千ペソ近くて(5500円)却下。
一番安いビコール語辞書、約500ペソ(925円)を購入。

虎次郎に「はい、これで自分で調べられるね」って言ったら
「わざわざ買うことなかったのに」だって。

お気遣いなく、自分でやって欲しいから買ったんだよ~。

(いや、でもビコール語辞書なんて他に使い道もない事を考えると500ペソは高い~。)


それにしても、哲学の迷信調査にしても、方言の同音異義にしても、
もうちょっとましな宿題出して欲しいです。
(地方出身の子はこういう宿題、有利なんでしょうが)


哲学は自分の考え方、生き方を考えさせる授業をして欲しいし、
国語は国語力を上げる授業をして欲しい。



せっかくネットで調べたのでここに書いておきますが、正確かどうかは不明。調べようがないですよね。その地方出身の人に聞いてみればいいんでしょうけど。

<ヒラガヤノン語>
ラワイ タガログ語 よだれ ヒラガヤノン語 醜い

<イロンゴ語>
ワラ タガログ語 ない イロンゴ語 左
イナ タガログ語 母  イロンゴ語 あっち、あれ

<セブ語>
ババ タガログ語 下 セブ語 口
パーヤッグ タガログ語 許す、許可する セブ語 掘っ建て小屋
ダコ タガログ語 場所 セブ語 大きい
ラギ タガログ語 いつも セブ語 本当
ビタオ タガログ語 (手などを)離す セブ語 本当
カモット タガログ語 掻く セブ語 手
ピラ タガログ語 列 セブ語 値段/いくら

<ビコール語>
ダオ タガログ語 「~だって」 ビコール語 疑問の時に使う「ですか?」
カパ タガログ語 ケープ  ビコール語 整えやすい髪



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<どうでもいい菜の花家の食卓>



フィリピンの細長い栄養失調みたいな大根は、直ぐにカサカサに乾いてしまう。
大根おろしにしようと思ったけど、ごわごわで汁も出ない。






大根おろしは半分で諦め、残りはスライスして






マヨネーズで合えてサラダにしたけど、ごわごわは同じだった(当たり前か・・)。
ゴム噛んでるみたいなサラダが出来ました。











ツルムラサキとヤングコーンはとりあえず茹でてみました。
(余り物野菜)





何も思いつかず、オムレツにしちゃいました。













さっきのごわごわ大根おろしでお蕎麦を頂きました。
大根がイマイチだったけど。










もう1杯は前に炒めた葉唐辛子と一緒に。葱、切らしてたのでこれだけです。



いつも応援有り難うございます!


フィリピン大学新入生オリエンテーション

2012年05月12日 05時45分27秒 | フィリピン大学


入学手続きの翌日、新入生オリエンテーションがあって、
同じ時間に保護者のオリエンテーションもあったんです。






しかも時間はお昼の12時~5時って長~い時間。






入り口に貼ってあった奨学金や資金援助などの表。

オリエンテーションの最初の1時間半くらいはこの事についてでした。

フィリピン大学の授業料は納税証明によってランク付けされていて
一番収入があるAランクは年収が100万ペソ(175万円)以上の人。
次のBランクは確か50万ペソ(87万5千円)~100万ペソ未満、
と言う風にEランクまであって、
さらにEランクは二つに分かれていて授業料免除だけの組と、さらに月々2400ペソ(4200円)の手当が出る組になってます。


そして緊急の時に資金が必要な時、学期末に返済するという約束で3千ペソ、5千ペソなど低い利息で借りれる仕組みがあるとか、
家庭教師や試験前の補習授業は全部無料なので田舎にいる両親に落第しそうだから家庭教師代にお金を送ってと子どもが電話してきてもそれは嘘だから送らないで下さいって。

そう言えばだけど、息子が高校時代にもこの手の嘘をついて親からお金を貰ってた子がいたっけ。
多分映画見たいとか、そんな感じで悪い事に使ってるとか不謹慎なことしてたわけじゃないと思うんだけど
フィリピンの親は本当に子どもにあまりお金をあげない人が多いと思った。

過保護は凄い過保護なんだけどね。
食費すらちゃんとあげない親も確かに居た。






でね、このガイダンスのおばさん先生が司会してたわけなんだけど、
とにかくフィリピン大学のカラーって言うか
親を洗脳しようとするわけです。



例えばこんな風。

「皆さん、フィリピン大学と言う全国で一番優秀な生徒が集まる大学にようこそ!
皆さんのお子さん達がこの優秀な大学に合格され、本当におめでとうと言わせてもらいます。」


そしてね、全国でフィリピン大学の試験を受けたのは73454人だった、
全国のフィリピン大学(いくつかキャンパスがある)に合格したのは12936人で
その中でメイン校であるディリマン校に合格したのは3821人だけど新入生は約2700だと。
(この最後の数字の説明は全く理解出来なかった。何故千人も減ってるのか。私の聞き違いかも。)


そしてね、

「この大学に入ったら最低の成績を取ってても就職は引っ張りだこですよ。」

とか、

「とにかく大学を卒業することすら至難の技なのですから子ども達がプレッシャーに負けて遊んでても暖かい目で見てあげて下さい。」

とか、

「国家の奨学生の誇りを持って給料が安くても国の為に貢献する人格を育てています。皆さんもそのつもりで。」

とか言うわけ。





(福祉学科の図書室だったせいか折り鶴が天井に沢山吊ってあった)




でもフィリピン大学出身だからって自分の気に入った仕事じゃないと嫌だと就職を蹴って無職って人の話しも聞くし、
コネで入った人も知ってますしね。

フィリピン大学出身の有名な政治家とかで汚職で有名な人も大勢居ます。

皆が国の為に私欲を無くして働けないから今のフィリピンがあるように思うんですが、まあその辺突っ込むのは今は止めます。




永遠と続くように思われたオリエンテーションでした。

アカデミック・フリーダムという変な思想を持ってて、
大学には何を着て行っても、何も着て行かなくても良いという校則があるとか、
ガイダンスの先生は居るけど問題がある生徒でも自分から相談に行かなければ先生の方から生徒を呼ぶ事は決してしないとか、
どの教科をどんな順番で履修しても生徒の自由だとか、
政府への抗議デモや大学に対する運営や授業料の問題点への抗議も生徒の自由だか何でも有りだって。

なんか分からないけど私はライアン君の件があったせいか
大学生ってまだ社会に出て苦労してない生徒をそんな自信過剰に育てると後で大変なんじゃないかと思うんですが・・

俺達は自由に何でもやっていい、って感じ。







余興が2つあって、
これは最初の余興でアラビアンダンスみたいなの。







もしかしたら今流行のベリーダンスなのかな。

私は座ってるのが辛かったので(お尻に筋肉がないから痛くて)
ダンスはあまり楽しめなかったです。








保護者も母親が多いのでダンスはどうでも良いって感じで。
男性は視覚的なので楽しんだかも。








次の余興は合唱のグループ。
次の余興って言っても最初の余興から2時間後くらい。







最初の歌はソロとアカペラで彼が殆ど主旋律を歌ってたんだけど
図書室が広いし親もザワザワしてるからってマイクを使ってたんです。







でも彼の声って凄く声量があって親がザワザワしてても後ろまで届く感じだった。
本人もそれが分かって最後はマイクなしで歌ってました。

1曲目は録画出来なかったけど2曲目をアメブロに載せたので合唱に興味がある方はどうぞ。
http://ameblo.jp/gumamela/entry-11247440337.html









フィリピン大学ディリマン校の地図が何度も映し出されました。
ちなみに、私の家はディリマンキャンパスって右上に書いてある「P」の字の辺りです。
私たちが居たのは左下周辺だったので歩いて帰るのはちょっと遠かったんですが(無理ではないけど)
運転手と車を桃ちゃんが使ってたのでジープで帰りました。
虎次郎もどのジープに乗れば家に帰れるか分かったから良かった。


司会の方が

「私は方向音痴で何が何処にあるか知らないんです。ジープに乗って運転手さんに行き先を告げるのが一番簡単ですよ。」

って。


ある親が「あなたの働いてるガイダンスの事務所はどの辺ですか。」

と聞くと、

「えっと、ここからだと真っ直ぐ行って、それからちょっと行ってから右、それから暫くして左、で、ちょっと歩いて、えっと右、あ、左。」

その親はそれ以上聞かずに

「ありがとうございました。」って言ってました。




説明会の始まる時に

「フィリピン大学出身の親御さんおられますか~?」

って前列に座ってる金持ちそうな母親を指名して

「フィリピン大学は学生時代どんな事を学ばせてくれましたか?」

と質問すると、そのお母さんは

「この大学は政府のあり方と全く同じなので社会に出て政府と関わる時にとても役に立ちました。」

って。

それってはっきり言って褒め言葉じゃないですよね。
フィリピン政府や役所の職員は本当にいい加減だし、仕事はやらないし、人を振り回すし、あっちこっちたらい回しするし。

あ~なんだか新入生オリエンテーションからテンション下がった私です。







午後5時ちょっと前に親のオリエンテーションが先に終わって
最上階にある生徒のオリエンテーションを覗いても良いですよって言われて行ってみたのです。

そしたら応援団クラブが大学対抗試合などで使う応援を新入生に仕込んでいまいた。
こちらがその動画。





うちの主人に帰宅してから言うと

「フィリピン大学なんて女子の水泳以外はバスケットもびりだし、負けっぱなしだろ~」

って。

でもスポーツ選手はキャンパス内のホテルに無料で住んでるんですって。

この日、ライアン君も来ててテンション上がりまくって楽しんでましたが
息子はこういうのにはシラ~っとしてるタイプで終わったらさっさと私を見つけて

「もう行こ」

って日本語でぶすっと。

高校の同級生の知り合いも沢山居たけど誰とも話さないで帰って来ました。

「あなたのオリエンテーションって何だったの?」

と聞くと殆どクラブの説明とかだったとか。


「え~私たちは寮が14個あって殆どの寮は月に300ペソ(525円)の寮費だとか門限がどうとか、セクハラを訴える事務所の事とか永遠と聞かされたよ。
そういう説明はなかったの?」

と聞くとまたぶすっと今度は英語で

「No」


フィリピン大学って友達同士の助け合いがないと勉強も大変そうな雰囲気なんだけど
今の息子はすごく非社交的。

こんなんで大丈夫なのか。
凄く心配になりました。



いつも応援感謝します!


フィリピン大学の入学手続きって

2012年05月10日 02時20分53秒 | フィリピン大学
今日は息子が入学予定のフィリピン大学入学手続きの日だったのだけど・・

大学の入学手続きなのに、
これって親が同伴じゃなきゃいけなかったわけなのかしら。
(長女桜だってラサールの手続きは全部自分でやったけど)

運転手さんに任せて息子にだけに行かせたんだけど、夜になって息子の高校の保護者仲間に

「ねえ授業料の支払いって何処でするの?」

と聞くと、

「ええ~?今日終わったんじゃなかったの?何で一緒に行ってあげなかったの?」

ってちょっと責めるような言い方されてしまった。


息子の入学手続きが今日で終わらなかった理由は彼が現金を持って行かなかったから。
だから私(親)が一緒に居て支払いの時になったら現金を渡してあげるべきだったんだって。

こっちの親は金魚のフンみたいに子どもと一緒にくっついて歩くもんね。
いや、でも運転手に聞いたら親が同伴してない子も居たって。

入試も親が試験の間中、ず~っと外で待ってたし、プロムだって親は会場の外で待ってるしね。
地方から来て車がない人なんかは待機するしかないのは分かるけど、車があっても待機してるのが好き。
何か必要なことがあったらママが居るからね~ってのがフィリピン式みたい。

合格通知と一緒に渡された分厚い書類は端から端まで読んだけど
授業料を持ってこいって書いてなかったし、私たちは一番高い授業料組だけど1学期27,000ペソ($600)の請求でした。
年収が100万ペソ($22,000)以下(納税証明元にして)だとこの授業料がさらに1/3安くなるので$400くらいになるんじゃないかな。

そして一番安い人は無料+手当が月に2400ペソ($53)もらえる。
(全て納税証明や生徒や親への面接などで決まるらしい)

そして全部免除でもまだ生活費が大変と言う人は大学の別の事務所が奨学金の相談にものってくれるみたいで、まあとにかく成績さえ良ければ経済的理由で勉強出来ないってことにはならないようです。


前もって授業料いくらか教えてくれたら運転手さんに預けることが出来て息子の虎次郎も今日で終わらせられたのにね。
授業料がいくらかなんて今日初めて言われたわけだし。

27,000ペソなんて持ってないでしょ、普通。







突然と言えばこれも突然。

私の住んでるサブディヴィションからの突然来た請求書。


先日、屋根を全部取り替えたでしょ。
で、古い屋根が裏庭に山のように積んであったわけです。
それを主人の会社の人が鶏小屋に使えるかも、ってトラックで取りにきてくれた。

こんな小さいトラックだから沢山は積めない。
で、何でも往復してくれた。









なのにトラックが1回サブディヴィションに入る度に400ペソ(約$9)払えって言うわけです。
だってこれ、ゴミなんですけど。

ゴミ屋さんにお金を払うなら納得出来るけど、お金はサブディヴィションの事務所が取ってるんです。
(政府は関係ない)

何でかと言うと工事に関わる物は新品でもゴミでも、トラックでも乗用車でも1台400ペソって規則ですって。

じゃあ月に1度回って来る廃品回収車はどうなの?

と聞いたら廃品回収車は皆の家の廃品を集めてるから無料でいいって。



結局3回運んだけどまだ山のように裏に積んであって、空のトラックが入ると警備員がうるさいみたいなので、
隠れて運べる屋根付きの小さいトラックがいいんですが、
そんなの持ってないでしょ~!


運転手さんに屋根のゴミ貰って~?と聞くけど、400ペソにビビってます。
それに車持ってないから車レンタルしないと駄目だし。
車レンタル代だけならいいのにね。400ペソは彼には大き過ぎる。




明日は朝一番で銀行から授業料を下ろしてこなきゃ。そして午後はフィリピン大学の親のオリエンテーション。
桃ちゃんは3時からバレエのリハーサル。
なので私はジープ(公共の乗り物)で帰って来るようです。
昼間だから安全だと思うけど。


あ~それにしても今日はシロアリの何て言うの、大移動って言うか、コロニー移動して結婚して新たなコロニー作りの日と言うか。
家の中からシロアリに羽が生えたのがわんさか、わんさか出てきました~。
年に1度、あいつらは家の中から出て来る。結婚22年の私はあまり必死に殺す気にもなれなくて放置。

ある日、家がガタガタ~っと崩れ落ちる日が来るのか・・・。


いつも応援有り難う御座います!!!


フィリピン大学エンジニア学部に行ってみる

2012年05月03日 06時19分52秒 | フィリピン大学
数週間前のことなのだけど、
ちょうど大学のサマークラスが始まった頃、フィリピン大学のエンジニア学部に行ってみた。

ちょっと迷ったけど、



ここでした。

ここはまだ「エンジニア学部」って書いてあるからいいけど、
多くの学部は建物の何々ホールって名前で呼ばれてて何学部か非情にわかりにくいんです。

例えば先日行った音楽部は「アビラルドホール」
フィリピン人作曲家の名前。彼は非情に素晴らしい曲を沢山作曲しています。






エンジニア学部の前にはこの日時計があって
目印になってます。










日時計の説明。









正面はこんな感じ~。









左右に伸びるウィング(校舎)。

夏の授業が始まってるので生徒が沢山居ました~。








ここがエンジニア学部の事務室の前は人だかり。
そして白いシャツを着てるドアの前に立ってる学生がね、
凄いの~。

クラブ活動でエンジニア学部のキャンパス・アドミニストレーションを熟知してて
事務所に入る前に学生を振り分けてる。








(正面玄関を出るところ)

私も入ろうとしたら止められて「何ですか?」って聞かれて
入試で上位10%の成績だった生徒に渡された書類が頂きたいんですが、
って言ったら、私の代わりに中に入って聞いてきてくれて、

「ここの事務所じゃありません。隣の学部長の秘書でマリーさんが担当ですが今日はお休みです。」

って。

私が聞き回ってたらこんなスムーズにいかないもの。






(学部の前の景色)

あまり感動したから学生にインタビューしちゃった。

「何学部なの~?」

その子は土木工学科でした。クラブ活動だけど学校の事務手続きの勉強会をして事務所の手伝いをしてるんですって。

シフト(交替)で必ず誰かが当番してるらしいけど
学生が大勢詰めかけて本当に大変な仕事。








(掲示板;UPは University of the Philippines の略)

しかもその詰めかけてる学生の聞く事がまたグチャグチャしてて

質問「転科してきたんですけど」
答え「この事務所じゃありません。二階の左の2番目のドアです。」

質問「成績証明書が欲しいんですけど」
答え「午後3時前に申請書を出して下さい。受け取るのは××日後です。」
(その時は午後4時半)

この学生がいるだけで中の事務員がどんなに助かってる事か!








エンジニア学部内のコンクール結果の発表が貼り出してありました。










う~ん、何についての研究か全くわからない・・









遠くから見てる方が無難。











これは何となく歯科のインプラントのことかな~と分かるわ。
写真があるから。











さっきの歯科の続き。











これは携帯のことかな~?










車のステッカー(フィリピン大学の敷地に入る許可を車に貼る)の申請をしようと思って会計事務所に行くとこんな貼り紙が。

「ISSR」に7ヶ月間移動しますって。
「ISSR」ってどこよ~!?

ネットの地図検索で調べてから出直しです。




いつも応援有り難う御座います~!



フィリピン大学音楽院(子どもの習い事)

2012年04月24日 02時51分25秒 | フィリピン大学
フィリピン大学は家から歩いても行ける距離にあるので色々縁がある。

例えば安い複写、安い製本、安い野菜や果物、安いけど腐ってない餅菓子やおやつを買いに行ったり、
英語ではコンサーヴァトリー(仏語:コンセルヴァトワール)と呼ばれる音楽学部のギターの先生に息子の虎次郎が小学校3年から去年(17才)までレッスンに通ったりもした。



これがその音楽院。

フィリピンには日本のような音大や美大がなくて
総合大学の中に組み込まれてるのでちょっと肩身の狭い思いをしてるかも。

先生全体の給料が低いので(教科に関係なく)、良い先生をつなぎ止めておくのも大変らしいし。




(音楽院の中庭。って言うかこれが音楽院の全部って感じ。隣のビルもあるけど同じ大きさでダンス科も混じってるし。)

でも息子を教えてくれたギターの先生の演奏は素晴らしい。
そして息子がギターをずっと続けられたのはひとえにこの先生の忍耐のお陰。

練習しないでレッスンに行くなんてしょっちゅうだったけどひたすらレッスンに通わせた。
先生に謝ってばかりだったけど「大丈夫、大丈夫」って温かく明るく教えてくれた。

そして一番最初にこの先生が教えてくれたのが正しい腕の角度とか、動かし方の方向だったのも私はとても気に入ったのです。

ばりばりの理系の虎次郎でしょう~。
最初は凄くギターが好きってわけじゃなかったと思うけど、今でも夜中に彼のギターの音が聞こえてくる。

クラシックギターだけど、
レスター・デメテリオ先生にとても感謝してます。
(先生の奥様は日本人でこちらに住んでるんですが私はお会いしたことないんです)


今回、音楽院に行ったのは桃ちゃんに声楽のレッスンをしてくれそうな先生を捜したかったから。
まあ、直ぐには見つからないと思うけど、
気長に探していこうと思います。

桃ちゃんは歌が本当に好きで毎日、毎日、歌を歌ってるんですよね~。


そうそう、余談だけどフィリピン大学音楽院で楽器を専攻して卒業するのはもの凄く大変だしお金がかかる。
楽器専攻の人は卒論の代わりにソロコンサートを開かなくてはならずホールの借り代なども自分持ちだし、
コンチェルトなどオケとやる場合でも自腹でオケを探さなきゃいけないし、
そもそも教授がソロコンサートしても良いと許可を出すほど上手くないと演奏会も出来ない。

なので最初は楽器専攻で入った学生の多くは途中で音楽一般の学科に変わってしまうみたいです。



<フィリピン大学音楽院で楽器のレッスンを受ける方法>

フィリピン大学音楽院で子どもに楽器を習わせるのは「エクステンション」と呼ばれていて
音楽院の事務所で受付日を聞いて朝早くから並んで良い先生を確保する為に親が争奪戦みたいになるのだけど、
結構地位の高い先生は自分のレッスン室を持っているのでプライベートレッスンも受け入れてくれる。
もしかしたら大きい声で言うとまずいのかもしれないけど何せ給料が安いので大学も暗黙の了解って感じなのだと思う。

普通、1レッスンいくらと先生が言ってくれる。
利点は「エクステンション」と違って週に1回でいいこと(エクステンションは週に2回)と、休みたい時は先生の携帯に連絡すればレッスン費を払わなくても済むこと。

ただしエクステンションよりは高めの設定。
学校行事も色々あって行けない事もあるし、あと、週に2回通わせるなんて行くだけでも大変なフィリピンなので私には合ってました。

大人でも子どもでも誰でもレッスンを受けることが出来ます。
知ってる先生が居ない場合、最初にエクステンションで登録するのもいいかも。







(音楽院の前

この日はたまたま隣の建物でイベントやってて多くの車が停まってました。



いつも応援有り難う御座います!


桃ちゃんのバレエレッスン

2012年04月20日 03時11分47秒 | フィリピン大学
フィリピンの夏休みは長い~。

夏休みは近所に遊び友達が居たら遊んで過ごすのもいいのだけど、
3月半ばくらいから6月半ばまでのお休み。

習い事させてる人、多いんじゃないかな。

桃ちゃんは学校のチームに入ってる体操教室(月・火・金)と、
バレエを始めました(月・水・金・土)。

長女、桜がお世話になってるマカティにあるバレエ学校「ペリー・セヴィダル・バレエ学校」






桃ちゃんは桜にちょっと教えてもらったって言ってもバレエは初心者。
ペリー先生(白いシャツ)は桃ちゃんの足の角度とか細かく直してます。
(桃ちゃんは右から3番目)









後ろに立ってる3人は先生の助手をして子ども達の体の形の間違った部分を直してました。
でもペリー先生の根気はどの助手も真似出来ないくらい凄い~。










桃ちゃんは肩に力が入っちゃうし、お尻も突き出ちゃうのでしょっちゅう直されてた。










後半は簡単な踊り~。大きい子のクラスみたいにセンターのお稽古はなしです。
ペリー先生オリジナル☆









右が桃ちゃん♪

終わってから「どうだった~?」って聞いたら

「Ballet is fun! Teacher Perry is very funny!」
(ペリー先生ってとっても面白くて、バレエは楽しかった)

って。

ペリー先生ってお稽古で冗談を言って生徒を笑わせたりするみたいなのだけど、その冗談って下手な例をずっこけでやって見せたりが多いみたい。
(漫才みたいな感じ)

長女の桜と桃ちゃんと2人共面倒見て頂いてペリー先生には本当に感謝。





そして・・今日は絵画教室の最終日でした。10回分支払ったけど私たちが休んだり、先生が休んだりでや~っと今日が最後。
やっぱり絵画教室に行くのはかなり時間的に無理で大変だった。

お見せするのはお恥ずかしいけど、フェイスブックでは載せちゃったし~笑。







桃ちゃんは亀の絵を描きました。アクリル絵の具。
背景はただオレンジだけの筈が、途中から桃ちゃん色々描き足してこうなったみたい。

上の方には「ママ、好き」って書いてあります。











私が描いたのはスービック元米軍基地まで伸びてるバイパス道。
携帯で写真を撮ったのを見て描きました。

上手くいかなかったことばっかりで、
絵って難しい~。

一度描いたら戻せないしね~。
始めて描いたアクリル画。初心者には良いかもしれないですね。

(中国製のガサガサ筆は10ペソ=20円くらいで安けどど・・
う~ん、やっぱりあまり安物の筆は駄目かも。)

これからも趣味で桃ちゃんと絵画、続けていきたいです。



いつも応援、本当にありがとうございます~!!!



フィリピン大学に行ってみたけど・・

2012年04月05日 22時32分31秒 | フィリピン大学
息子のクリアランスをやってる時、同じ機械工学科に合格した息子さんを持つお母さんが話しかけてきた。
このお母さんは自然食や無農薬野菜が好きで親しくなった人。

彼女のご主人もエンジニア、長男もフィリピン大学の機械工学科の確か3年生。

で、そのお母さんが

「ねえ、この間の入試の上位10%に入った生徒だけのオリエンテーションに虎次郎君、行った?
誰かから聞いたけどその時にプリント渡されたんだって。
何のプリントかしら? 大事な事が書いてあったんじゃないかしら。」

って言うの。



(フィリピン大学正面)



フィリピン大学からは手紙で「息子さんは入試で上位10%に入りました。つきましては特別にその生徒だけ集めたオリエンテーションを開くので詳細をフェイスブックで確認して下さい。」

って書いてあって、息子にフェイスブックに登録しろって~、と言ったけど、息子は登録せずに放っておいたらしくて、私も放っておいた。
オリエンテーションが開催されたのは終わってから他の保護者から聞いたけど、結構行かなかった人も多かったみたい。軍事訓練のキャンプ開催中だったし(希望者のみだから息子は不参加だったけど)。




(大学正面にあるこの像が大学のシンボル)



他の高校の卒業生は3月の初めに学校終了って場合が殆どだけど、フィリピンサイエンス高校は3月30日まで学校だったし。

でも、プリントが気になったので、帰りにフィリピン大学に行ってそのプリントについて聞いてみようと思ったわけです。
フィリピンサイエンス高校(アグハム通り)から家(カティプナン通り)に帰る途中にフィリピン大学があるって感じだし。


で、アドミッション(admission=入試係)とレジストラー(registrar=学生管理課)のある建物に寄って受け付けのお姉さんの聞くと、

「学長室に行って聞いて下さい」と。




(学長室って書いてある)

歩いて行こうと思ったけど主人が車と運転手を使いたいのを思い出して
学長室のある建物に車で行った。

で、学長室のドアを開けると廊下に秘書がずら~っと並んでて、暑い日だったけど寒いほどのエアコン。

その一人の事務のおばさんに聞くと、

「ここじゃないです。学習(アカデミック)担当の副学長に聞いて下さい。」






色々な人に聞き回って副学長の部屋を探して行った。

そしたらオリエンテーションは文系は皆まとめてこちらが担当したけど、エンジニア学部の生徒はエンジニア学部が担当したので私たちは関知してない、エンジニア学部に聞いて下さい、って言われました。






フィリピン大学の正面の建物に学長、副学長などの部屋があって、
その裏にこの広場があり、






先日全国放送で報道されて有名になった裸で走る学生の行事や提灯行列などで使われたりする場所。







これからエンジニア学部に行くのは遠いし面倒。
エンジニア学部って言ったって一つの校舎じゃないに決まってる。
また探しまわって聞き回る時間はないし。


今回は諦めて帰ることに。

そしたら大学通り(University Ave)にヒマワリが咲いてました。



この時期に毎年咲いているんですよね。





いや、でもヒマワリは綺麗だけど、






フィリピン大学はフィリピンサイエンス高校より部署が分かれてて複雑そうです。

今週はもうホーリーウィークで全てが休み。来週かな~。
何ごとものんびりなフィリピン。

月曜日まで休日だし。あ、でも主人が言ってたけど「バンコ・デ・オロ」って銀行はやってるそうで、主人は従業員の一部に出勤を命じたって言ってました。