フィリピン国際結婚・菜の花の主婦日記goo版

南国フィリピン便りー結婚しフィリピン在23年。22才長女、20才息子、9才末娘のお母さんである私の毎日ー

フィリピン大学って+新しいメイド

2013年06月29日 02時08分50秒 | フィリピン生活事情




既に書きましたが、桃ちゃんは毎週火曜日、木曜日はフィリピン大学で水泳を習っています。






水泳は午後4時からで、
学校が終わるのが午後2時半なので一旦帰宅する時間はなく
直接、フィリピン大学のプールに行きます。

すると・・何故か大渋滞で、道路を歩く学生の行列!!!










フィリピン人はお祭り好きですが、フィリピン大学の人達も大騒ぎが好き(と思う)。
どうもクラブへの勧誘をしているよう。

テントでクラブ勧誘している人達はわかるんですが、
この行列はどういう事なんでしょうね。











今日の午後、アテネオ大学の前にある学生が多く集まる書店やレストランが入っているビルにある銀行に行き、
そのビルの公衆トイレに行くと

一瞬 (ここはフィリピン?) とびっくり。

トイレはきれいで、トイレットペーパーもきちんとついており、
利用している人達はアメリカン・アクセントの(全くタガログ語を交えない)英語を話す学生達。

フィリピン大学とアテネオ大学はほぼ隣接していますが、
学んでいる学生は対照的。













(帰宅後、クマとリラックスする桃ちゃん)

アテネオ大学はこういう学生を卒業させたいと言う理念がはっきりしており、
先生やガイダンスの先生もその線に沿って学生の指導をしてくれます。
学生が自分はこれで良いから放っておいて、と言っても大学は放っておきません。
特に素行、モラルはうるさいようです。

フィリピン大学は勝手にしてスタイル。
自分で決めて、自分で実行し、先生に頼りたかったら頼ればいいし、
頼らないのも良し。
ただ先生が頼られるのが好きな人なら頼るのが上手な学生は得。
と言うか、この先生はそっとして欲しいとか、そういうのを察知出来る学生が一番得。
そして国立なので話す言語はフィリピン語です。

私はフィリピン語は嫌いじゃないんですが、
今、一般の人達が話しているタガログ語は好きじゃありません。

前に主人や友達がタガログ語のみで話しているのを聞いていたんですが、
もう20年くらい前でまだ私も内容がきちんと理解出来たわけではありませんが、
会話の内容は

やってあげるのと、やらされるのと、やった振りをするのと、嫌々やるけど達成するなど結果は同じだけど、その課程が違ったら、自分にとっては何が変わってくるか・・みたいな内容でした。

フィリピン大学の学生がこう、とは人数が多いので言えませんが、
虎次郎の昔の友達などで私が英語で話してもタガログ語でしか返事をしない生徒などは
よく「パサワイ!」って言うのです。

「パサワイ」って言葉は彼らから学んだ言葉で、
うちの主人などは絶対に言わない言葉。

例えば

「課題のグループメンバーが何度言っても、自分たちの役割分の課題を提出してくれないので困るわ。」と言うと、
「Hay, pasaway!」

と答えが返ってきます。

ネットで意味を検索したら、
元々はタガログ語ではなく、ヴィサヤ地方、ネグロス島中心に話されるイロンゴ語から来ていて、
それが芸能人によく使われるようになった事からメトロマニラを中心に流行だした言葉だそうです。

意味は「頑固」「トラブルメーカー」「頭が固い人」「いたずらな人」で今は冗談や軽い受け答えの形で「気を引こうとしてるのね」「目立ちたがってるの?」という意味で使ったり、迷惑な行為をわざとしてる人の事を指して言ったりしてるようです。

ストリート言語・・つまりスラングのようなもの。

他にも「Kayalan nga(だけどね~!!)」とか、「dapat yon(当然すべき!)」
みたいな主語、述語、目的語などがあるきちんとした文章じゃなく
短い言葉で話す人が本当に多い。
先生でも使う人は使うんです。

英語でも子どもは「doomed」みたいな言い方しますよね。
でも大人になって話してたらちょっと恥ずかしい。

主人みたいにきちんとした文章でタガログ語を話しかけられると全く理解出来ないけれど、
あんなに短い言葉を並べたようなタガログ語って私には聞いてて良い響きじゃないです。











ところで新しいメイドさんを紹介所に探しに行きました。
この方は秘書の方。

本当は辞めたメイドさんの代わりを貰えるんですが、
紹介所の仕組みは1人目の紹介料が3500ペソ、3人までは替えられるんですが、2人目以降は700ペソのみの料金。
紹介所によっては交換料が無料だったりも。

そんなわけで2人目以降をメイド紹介所から紹介された事は殆どないです。
新規の雇い主の方が高く請求出来るわけですから、
よっぽど誰も貰い手が居ないとか、新規の雇い主がたまたま居ないか。












これがそのメイドさん。生まれつき斜視がありました。
4才の娘さんがおられるシングルマザー。
相手の方の妻子は彼女の事を知らないそうです。
その男性は船乗りらしく、マニラに寄港すると会うんですって。

世界中で離婚法がないのはフィリピンとバチカンだけらしいので、
今、フィリピンの多くの方が一体誰が本当に妻か混乱。

妻がわからないという意味ではなく、
最初の妻のみが本当の妻ですが、実際にはもう20年前に別れて何処にいるかも分からず、その後も別の女性と別の時期に2人同棲してたりし、子どもが居たりすると、最後に住んでた人が妻とも既に別れていたりもしますし、ややこしい。

離婚法がないので別れた相手の妻は生活費や養育費が貰えるチャンスもあまりなく(正式に裁判を起こせば可能だと思いますが)、
男性は責任取らなくていい、と思ってますます色々な女性と同棲していたりも。

また本当は結婚したいけど離婚法がないので婚姻届を出さずわざと同棲にしてる人もいます。










メイドの紹介所は2階なんですが、一回に洋服屋さんがあり、そこに猫が居ました♪
フィリピンにしては毛並みがいい。





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<どうでもいい菜の花家の食卓>



ピナクベットとか、パックベットと言われているフィリピン料理。
海老の佃煮のようなバゴオンで炒めるんですが、
私は野菜は全部油通ししました。
そして後で絡めただけです。

ついにツールドフランスが始まりましたね~。
主人は来週だか、ツールドフランスを見にスイス近くのフランスに行く予定なので
フィリピン料理をせっせと作って食費を浮かせています。




辞めさせたメイドさん

2013年06月27日 02時35分38秒 | フィリピン人使用人関係


日本に行っている間、2人のメイドさんに家のことを任せていきました。
古いメイドさん(カモメさん)を辞めさせたので、
2人とも比較的新しいメイドさん。

長女の桜はこの2人を働かせるのにかなり苦労したようです。
今までも私が居る時だけ働いてた感じだったので
居なくなったら羽を伸ばしてたんでしょうね。

それでも食事さえ何とかなってれば・・と思っていたのですが、
そのうち1人が食材用のお金を盗んでいたようで辞めさせました。

運転手さんが言いつけて来たのですが、
市場などレシートがない場合、市場の人に手書きで値段を書いてもらえるのですが、
それを貰わずに自分で勝手に値段を書いていたよう。

桜も確認したら同じ筆跡。
私が貰ったものも紙は違っても筆跡はほぼ同じ。

この2人、携帯が壊れたとかで虎次郎と桃ちゃんの携帯をそれぞれ勝手に借りてたのですが、
辞めさせたメイドさんは桃ちゃんの使ってない携帯を借りていて、
私たちが日本から戻った時はまだ桃ちゃんの友達から来たテキストは残っていたのに、
辞めさせる数日前、メッセージが全部消されていたのです。

送信したメール、受け取ったメール、全て消されていました。
ところが色々いじっているとこんなの出て来ました。





送信したメッセージ: 2172通
受診したメッセージ: 2254通









こちらからかけた電話の通話時間: 13時間 21分 51秒
全ての通話の合計時間     : 34時間 38分 5 秒

ちなみに桃ちゃんは殆ど携帯使っておらず、プリペイドですが入れたのは100ペソくらいで
1回のテキスト送信が1ペソくらいだったと思うので多くても100通ですが、
使わないうちに1ヶ月の有効期限が切れてました。
通話は一回もしてません。



今日はパソコンがしょっちゅうフリーズするので
ここまで書くのに2時間・・・涙。

色々、要領が悪い私。
今日のスケジュールを入れてみました。




昨日、深夜11時半に起きてきた虎次郎。














今日は桃ちゃんが体操教室している間に、
歩いてメガモールに行って「ジパン」という日本人が経営するパン屋さんで美味しいバターロール買って来ました♪
お陰で歩数計は11428歩。

それにしても月曜日から通常授業が始まった桃ちゃんですが、
早速テスト、課題が盛りだくさん。
月曜、水曜、土曜日は体操で合計9時間。
火曜、木曜、金曜日は水泳で各1時間。

水泳はクロールの息継ぎがうまく出来ません。
さっきテレビでオリンピック選手が教えてたんですが、
う~ん、やっぱりビート板使いながら息継ぎさせた方が有効的な気がします。
理屈じゃなくて慣れると思いますし。
足が立たない場所だからよけい本人も焦って体を起こして息継ぎするので水を大量に飲んで
練習したがらないのでコーチの言う事を無視して遊んでばかり。
まだレッスン4回目なので
もっとゆっくり教えてくれたらいいのに・・。
コーチのプライドを傷つけないようにほんわり言ってみようと思います。





フィリピン小2理科「太陽と地球」

2013年06月25日 00時54分35秒 | 末っ子桃ちゃん


去年、小学校2年生(でも教育改革があったので1年生の教科書)の理科で習ったことの1つが太陽と地球の関係。
桃ちゃんは習っている時はイマイチ分かってない感じで、
ロテートとレボリューション(rotate & revolve)を反対に暗記したりしてテストで間違えたりしてましたっけ。

まあ、名前は覚えられなくても実際にどういう現象か分かってるのが大事ですよね。

というわけで買って来たのがこの絵本。

こういう絵本は古本屋で掘り出します。
アメリカから古本が沢山入って来てあちこちで売られているんです。
モールの中に3つくらい古本屋さんがあって、
そこでも売っていますし、
モールなどの通路に店を出してる事もあります。





日本でも理科や社会をマンガで教える本、色々売っていますが、
絵が描いてあると桃ちゃんは理解しやすいみたいです。



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<うちの秋田犬>




食堂の窓は秋田犬が自由に歩き回ってる裏庭と隣接してるので
窓から覗いて桃ちゃんになでなでしてもらってます。

が、弱い犬は吠える・・で、
秋田君は全く吠えないのに、クマとフジはキャンキャン吠えまくり。
しかも秋田君がちょっと本気出すぞ~って脅すとフジなんて耳を寝かせて慌てて逃げまくる。

本当に秋田犬って賢いです。
フジとクマも学習して欲しいものです。






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<桜のバレエレッスン風景>




発表会の前のレッスン風景。
フェイスブックに載っていた写真を拝借しました。

今は大学も始まり、バレエにも行ってますが、大学にもちゃんと授業に行ってます。

そういう私は連日、3時間の睡眠。
だからと言って昼間は寝られず、今日は今から寝れば5時間寝れるので急いで寝ます!!
(やはり更年期障害で不眠症なのかもしれません)




日本とフィリピンの習い事の違い

2013年06月24日 03時14分25秒 | 教育・子育て関係


お久しぶりです!

6月3日に帰国し、慌ただしい日常に追われながら日本とフィリピンに子育てについて考えていました。

と言っても日本の学校に通ったわけではなく、
ほんのちょっと水泳を習って、週に1度だけ新宿区体育館の「体育」に入れて頂き、私が買い物や医者に出かける時は児童館を利用させて頂いただけなんですが、そして親しくなった保護者はゼロなので日本の子育ての話しを聞いたわけでもなく、ちょっと主観的かもしれません。



<日本とフィリピンの習い事の違いで感じたこと>

・ 区でやっているのは除いて、企業として経営されている習い事は入会金の他、事務手数料がかかる。1回入会したらずっと払わなくていい場所でも1ヶ月だけ習わせて辞めると退会扱いになるので次回もまた支払わなくてはならないような仕組み。本来は1ヶ月で辞める生徒さん達に1月のみの習い事は割高ですよ、と言う意味で有効な手段だと思うのですが、短期で帰国して利用しようしたい私のような人には不利。

・ 習い事の値段は日本の方が高いかもしれませんが、日本はコーチなどの質は高く、子どもへの対応もプロで、教えながら携帯してるような人は一人もいません。

・ 日本よりフィリピンの方が習い事の時間数が多いように思いました。桃ちゃんの場合、フィリピンの体操の練習は週に3回で、週日は放課後2時間半、土曜日は4時間。これで9000円くらいでしょうか。水泳は今、桃ちゃんが習っているフィリピン大学のコーチはまだ請求されてないのでいくらかわかりませんが、スポーツクラブなどはとにかく毎日水泳レッスンに来て下さい、と言う感じでお値段は月に1万円くらい。

・ もっともこのフィリピン式はあまりコーチの質が良くない場合でも時間数で練習を多くさせるので、英語でナチュラルと呼ばれる元々才能がある子は伸びるけれど、変な癖がそのままついて行き詰まったり、と差が大きく開く。

・ 日本の子ども達は先生やコーチに親しみを持っていて楽しい会話とかしているけど、フィリピンのコーチは威厳があって簡単に話しかけられない雰囲気。これは学校の先生も同じで、子ども達は先生達を恐れている雰囲気。もっとも桃ちゃんのフィリピンの体操教室はコーチと一緒にいる時間が長いのでかなり親しくなっていますが、親しくなっても先生やコーチの言ったことは絶対服中。

・ フィリピンで習い事をしている子ども達や親同士、親しくなって、子ども達はお互い教え合ったり、助け合ったりし、親はお茶飲み友達になる(待ってる間)ことが多い。日本は分かりませんが親同士が元々知り合いでたまたま同じ習い事に入れているからお話ししてる感じでした。フィリピンだとお互い自己紹介して社交的な会話をすることが多いです。社交的な会話と言うのは一般的に個人情報は聞かない、政治、お金、宗教の話しはしない、気持ちや趣向などパーソナルな質問はしない会話。自己紹介する時もファーストネームのみで苗字は言わないのが普通。

・ 桃ちゃんが習っていた水泳教室は指定の水着があり、水泳キャップも級が上がると買い替えて下さいと手紙が来ました。トライアルさせて頂いた新体操教室も指定の体操着がありました。区の「体育」だけがそれがなかったです。フィリピンの場合、水着がお揃いなんて聞いた事はありません。指定のユニフォームがあるのはバレエ教室(先生がそれによって儲ける為に級によってレオタードの色を変える)、最近流行の空手など。桃ちゃんの体操は競技会のみ学校代表指定の体操着を着ます。

・ 日本はコーチは教える人。フィリピンの場合はコーチは時間調整、親への連絡などマネージメントの仕事もしている。支払いのみ会計事務所。




桃ちゃんの体操、桃ちゃんは参加しませんでしたが、私たちが日本から戻って来た2日後、バンコクの体操競技大会に参加したのです。
まあお遊びみたいな感じです。

それが今度はシンガポールにハロウィン休みに行くので早めに参加するか知らせて欲しいと連絡が来ました。
桜と私と桃ちゃんは11月、チェンマイに旅行に行くので今回はパスしたいです。

主人も来月、ツールドフランス観に行くので出費ですし。








気温29.6度、湿度74%
日本から買って来た目覚まし時計には注意すべき項目がチカチカするんですが
最近はずっと「熱中症」」「かび、ダニ」「食中毒」がカチカチ。

でもこれくらいの気温だと少し涼しい感じです。




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<どうでもいい菜の花家の食卓>



久々に作ったフィリピン料理。この「にんにく」「玉ねぎ」「トマト」を炒めてから始めるのが定番。










牛スープ。脂肪を全部取ったのでクリアスープになりました。













パプリカとマンゴ+マヨネーズのサラダですが、私が居ない間にメイドさんがキューピーマヨネーズをなんと8本も消費。
主人は当分マヨネーズは見たくないと、このサラダは不評。







桜のバレエリサイタル

2013年06月20日 02時15分26秒 | バレエ








帰国した次の日、桜のバレエリサイタルのリハーサルでCCP(フィリピン文化会館)へ。














本番(翌日)は写真、ビデオ禁止なので
前日のリハーサル中のみ撮影を許可してくれているのです。














当日、主人がキアポ周りでフィリピン文化会館(CCP)に行ったのでマニラ湾の夕日が見られました。
マニラ湾は西に面しているので夕日なのです。











マニラ湾、結構深いらしく、大きな船が停泊しやすいようです。











海沿いに遊歩道があるのですが、
ちょっと危険な感じです。

全くの手ぶらなら大丈夫かもしれませんが、
車に鞄や現金を残しておくのも不安ですし、
だからって鞄や現金を持って歩くのも怖い。













外から見たCCP(カルチャー・センター・オブ・ザ・フィリピンス)の建物。










公演がある日は噴水が見られます。







先生達の踊りをiPhoneでビデオに撮りました。
タップの先生は赤い腰布を巻いてる人。

元々このバレエ学校を経営し、自らも教えているペリー・セヴィダル先生は国立バレエ団で踊っていて、
国立バレエ団はやはりフィリピンの民族舞踊などを取り入れたモダンバレエや現代バレエが多いし、
パリなどのコンクールで創作バレエが賞を貰う事も結構あるんです。
フィリピン文化を誇りに思ってる人が集まっている場所だと思います。

桜はずっとロシアのワガノワ式のバレエをやってきて、
年に2度はロシア人の先生にも習ったりしたので
教えるのはロシア式が気に入っているんですが
創作バレエに関しては国立バレエ団が素晴らしいと言ってます。

そして桜が習ってるペリー先生の素晴らしいところは
桜が自分の習った方法でバレエを教えてもペリー先生が習ったRAD式を強要したりしないどころか
良い所があったら自分も取り入れてるんですって。

今回、子どものバレエの振り付けも任せてもらったそうなんですが、
桜はそれをリサイタルが終わってから言うので

「え、どれが桜が振り付けたバレエだったの~?」

状態で、もっと早く言って欲しかったです。

桜が踊ったのはお見せするほどのものではないんですが、
カメラを使ってビデオを撮ったら結構容量が大きくなってしまったらしく、
パソコンに落とそうとしても「残容量が足りません。」と出て来て落とせません。

ビデオを撮っている最中に突然、メモリー不足で勝手に終了してしまうし、
こういう時は新しいSDカードを買って行くべきですね。
大失敗でした。

セカンド・チャンス下さい~!

と叫びたかった・・・。

リサイタルは大成功で、夢のような1日でした。

マニラにあるもう1つのバレエ学校「ステップ」のリサイタルも殆ど同じ頃にあったんですが
あまりの長さに(本当かどうか分かりませんが6時間とか??)見ている人は大変だったよう。
(と桜のリサイタルの時に知らない人が立ち話をしているのを聞いてしまいました。)

「ステップ」バレエ学校に新しく先生として働き始めたご夫婦の先生は桜が7年生の時に教えて頂いた先生達で、
彼らも元は桜が高校生時代に奨学生として居たロシア式のバレエを教えるバレエカンパニーの出身。
彼らはバレエ教師としては素晴らしいと思うのですが
バレエの基礎を教える以外の部分は苦手なのだと思います。
例えば踊りの振り付けとか、マネージメントの部分である時間の調整やまとめ方など。
桜も個人レッスンを1年ほどして頂いた事があったんですが、
結局、コンクールに出ようと言いつつ、応募する曲も踊りも何もせず、
気づいたら〆切り過ぎてた・・という感じで、
と言うか応募で踊る踊りさえ教えてなかったですし、
やはり今までバレエ団員として上から言われた通りに踊って来た方達だったし、
彼らがバレエカンパニーに居た頃は有能なマネージャーが居たようだったので
そう言った意味ではマネージメントには不向きなんでしょう。
そして職業舞踊家という感じでカンパニーで扱われたので
非常にドライに仕事する人達です。
私もあんなに1年間お世話になって感謝しているのですが音信不通。
彼らは前のカンパニーで規約に反した事をした生徒をかばって裁判でカンパニーに不利な証言をしたとかで
再度雇ってもらえなかったらしく、そのカンパニーに桜が入ったので距離をおいたのだとは思いますが。

ペリー先生の場合は先生としてきちんと教えてくれている、という他に
一人ひとりの生徒達を自分の子どものように可愛がっている人格者。
しかも音楽の選曲とか、舞台の構成など芸術家仲間の友達とあれこれ分担して
毎回ユニークなステージを創り上げているので
子どもの発表会なのに舞台として楽しめるステージ。

彼女の人徳のせいなんでしょう、
集まって来る衣装の専門家、証明の専門家、海外のバレエカンパニーで昔プロとして活躍していた人、新聞にバレエ評論を出している人など、多くの人の意見を参考にしながら、自分の舞台を創っています。

彼女は踊り手であると同時に舞台監督でもあり、芸術家でもあり、子ども達のお母さんやお友達でもあります。





フィリピンの田舎で出会った動物達

2013年06月19日 04時12分56秒 | フィリピン人の住む世界


コメントのお返事がまた遅くなりました。宜しくお願い致します。


「スパリゾートハワイアンズ(福島)旅行記」


「フィリピンでは大学の授業に必要な教科書入手困難」

「サンバレス州のビーチ」



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先日の旅行で出会った動物達などご紹介します。







ホテルの庭に放し飼いされていた七面鳥。

桃ちゃん「ママ、あれ何の鳥?」
私   「七面鳥じゃない?」
桃ちゃん「・・・(日本語がわからないので無言)。あ、これ、ターキーじゃない?」











ホテルの外の雑貨屋(サリサリストア)に買い物に行くと雑貨屋の前に寝てた猫。

スナック菓子をホテルで買うと1つ50ペソ(100円位)なのですが、
雑貨屋で買うと同じ品物が4袋で48ペソとお得。











フィリピンの雑貨屋は泥棒除けに鉄格子があるのが普通。

買い物に来ているこの2人は親子ではなく偶然同じ時に買い物していた他人。

お店のおばさん「何を買うの?」
女の子    「お酢と、お醤油と、それからマルボロ・ブラック。」
お店のおばさん「誰がマルボロ・ブラックのタバコを吸うの?」
女の子    「お母さん。」

こんな会話してました。












その隣にも雑貨屋があって、そこに居た猫はすまし顔。











この後、大雨が来たんですが、既に山の方は降ってる感じ。










家の前の庭で夕涼みする犬。













これも誰かの家の庭。黒いのはにわとり。













何故にわとりが通りを集団で渡るのかは不明。
飼い主が誘導しているわけではありません。
野原に居たけど、餌の時間だから帰るのかしら。












野原にはメスのにわとりのような鳥が結構いて
土の中の虫をつついてるみたいでした。











これですが、やっぱりにわとりのメス??











フィリピンの田舎、道路に歩いている犬は珍しくなく、
人に吠えたり襲ったりしないです。











このゲート内に居た犬・・・












突然外に出て来てびっくり。
放し飼いで飼い主が全く見当たらない犬はちょっと怖いですよね。










こういう道を通って人が沢山行き来してました。
遠くに見えるのは牛。











ちょっと入ってみたい小道ですが、
絶対に犬に追いかけられそうなので入りませんでした。












動物とは関係ない写真ですが、
広場でバスケをする村人と、それを見学する人達。












たき火の後の回りをず~っとぐるぐる回っていた犬。










牛は結構あちこちに。











それにしても飼い主が全く居ない犬だらけ。
犬も自由気まま。











帰りの高速道路から撮ったのでピンぼけですが、
鴨の集団。こちらも飼い主は見当たりませんが多分飼われている鴨。
フィリピンでは鴨は食用として飼われているみたいです。(特に田舎)













引っ越しのトラックから犬が顔を出してるのが見えます。
荷物と一緒に積まれたのかな、と思ったら・・・












飼い主が抱いてました。
これなら長旅もトラックの後ろの窮屈さも我慢出来ますね。











我が家の末っ子、フジちゃん。
桜が帰って来ると桜の膝に登ってくつろぐのが日課。
クマの方が本当は桜の犬ですが、クマはお兄さんぶりを発揮して我慢。

桃ちゃん、外国人みたいな話し方ですが日本語を少し話すようになり、

「私とフジは同じだね、ママ、わがままで。」

だって。

そうそう、携帯会社のグローブが国際電話、登録して149ペソ(300円くらい)払うと登録した時間から24時間、3つの番号にかけて何時間話しても149ペソのみ、という新しいプロダクション(商品)を出したので使ってみました。

母にかけたんですが、なんと30分きっかりで切れる・・。
それで再度またダイヤルし、3回続けたら今度は呼び出し音や母が受話器を取って話しているのも私には聞こえない。

あきらめて携帯にメールし、5分後に再度トライしたらまた呼び出し音が聞こえて30分話せたんですが、
30分きっかりで切れる設定なので、30分×5回話してお終いにしました。

うちのiMac、私が日本に居る時にクラッシュして起動しなくなったので修理に出したんですが
結局、修理には3万ペソ(6万円位)以上かかり、それでも修理完了か分からないと言われ、
廃棄処分にする前に写真だけでも保存して欲しいと言ったら2000ペソ(4千円位)でやりますと言ったけど
結局、後で電話をもらって、メモリーが読み込めなかったそう。
買ってから5年でした。
原因はパワーサプライがオーバーヒートして中が焼けた・・って説明されました。
確かに使ってない時に自然にスリープしないで勝手にオーバーヒートしてる事がよくあったんですよね。
問題があると思った時に直ぐに修理に出すべきでした。





ポティポット島とゲイトウェイホテル

2013年06月17日 03時22分45秒 | 旅行






二泊三日の旅行2日目、午後6時55分頃、突然の大雨~。
5分前に部屋を出て食堂に来た時はまだポツポツしか降っていなかったのです。








でも朝は快晴~。

主人は午前中、自転車で遠乗り、桜は友達とビーチ、私と桃ちゃんはその辺をうろうろ。
主人が戻って来てから水平線の左側に見える島へ Go!

ボートのロープを引いてるのは地元の子ども達。もしかしたら従業員の子ども達かも。











リゾートに用意してもらった籠に入ったお弁当を持参。
お水も運んでくれます。
(こんなに沢山のお水じゃなくてもいいんですが・・)









お弁当と言うか、ちゃんとした昼食。










年頃のお嬢さん2人は何をそんなに話す事があるのかってほど話し続けてたんですが、










一緒に来た桜の友達が2時間以上、桃ちゃんのベビーシッターしてくれて桃ちゃん、大喜び♪










Mr.ジャガ芋 だそう。












前にブログにも載せた同じ島なので同じような写真になっちゃいましたが、
島の裏は泳ぎには不向きな岩ゴツゴツで海藻だらけ。












ビー玉が落ちてるのかと思ったら海藻の実。












この実は何かしら?・・・とつぶやいたら主人が「アティス」だって。
アティスは英語でシュガーアップルだったか、種の多い甘い実なんですが、
私、アティスの木がどんな木だか知ってるけどこれじゃないです。











アティスの木がこんな海水の中で育つとは思えないし・・・。













こんな物も砂浜で発見。











台風か何かの原因でこの木が根こそぎひっくり返ったのでしょうか。
砂浜に張り出して生えてるのが不思議です。
















浜辺に落ちるこの実は・・・













この植物の実でした。












島はこの州の知事の私有地で入場料1人100ペソ(200円くらい)。
テントを持って寝泊まりしてる人もいるし、管理人みたいな人達もいるんですが、
浜辺にゴミが本当に多いんですよね。
知事さんが指示すればいいんでしょうけど、
きっと誰も見に来てないし入場料収入だって何人来たかなんてはっきり誰も把握してないんじゃないかしら。

私はゴミ拾いしたくてうずうずしました。
(日本人ですね)











ホテルはサンバレス州にあるんですが、
この橋を渡ってホテルに入ります。
(手前がホテル)

ホテルの従業員が言うにはこの水は海水だそう。
なのでホテルも浮き島のような場所にあるのかしら。
(私はこの場所に5秒も立ち止まってないのに赤蟻が右足だけを襲撃して一斉に噛んだのであまりの痛さに悲鳴をあげました。ムヒを持って来てて良かったです。)












「ポティポット・ゲイトウェイ」というホテルは多分、元々は誰かの別荘だったという感じのホテル。
1部屋3000ペソ(6千円くらい)で2人以上泊まっても特別料金など取られないんですが、
普通のホテルにあるようなシャンプーや歯ブラシなどはついてないですし、
シャワーもソーラーパネルなので温度はまちまちで冷たい水が出て来る事もあります。

食べ物の持ち込みしている人も結構居ました。
そもそも回りにホテルなど殆どなく、
レストランが付いてるんですが到着して直ぐにメニューの中から自分が食べたい物を選んで注文しておかなかった私達は、
注文しようとしたら、

「あ、それはありません。」
「その材料はさっきの人が注文したので終了です。」
「その材料は今日は買って来ませんでした。」

と言われてしまいました。

その代わり、お昼の残りをまた温めて夕飯に出して~と言っても特別料金など取らずに快く引き受けてくれます。














この橋、一つひとつの板の大きさが全部違うんですよね。












私が大好きなサルスベリの花を発見♪
以前住んでいた家にはやっとの事で植木屋で見つけて植えてあったんですが
木を引っこ抜くのが大好きな主人にある日切られてしまいました。
(私が居ない時にやるんですよね。)

今の家でもキョウチクトウの木を植えてやっとピンクの花が咲くようになったけど
主人に切られてしまいました。

主人を弁明したくないけど
彼は外観重視。と言うか何もないのが好きです。

私はごちゃごちゃしてても植物が好き。











夕食の前に大雨が降って、夕食時には止んでたせいなのか
この真っ黒いコオロギが食事に入りまくって困りました。

食事中、コイツが入って食べれなくなった食事は5カ所。
人間の頭の毛や背中にも誤って飛びつくけど
絶対に食事を狙って飛び回っているのです。
その証拠に食事に入り込むと中の方に潜って飛ぶのを止め、出て来ない。

これって私が子どもの頃に「便所コオロギ」って呼んでた虫に似てます。

本当にこの時だけはゆっくり食事出来ませんでした。
(今までこのホテルに泊まって初めての経験。もっともレストランが屋外なのでハエなど多くて涼しいけどそこが問題かもしれません。)













帰り道、スービックの免税店に寄ったんですが
アメリカの船発見。
(旗の向きが一瞬反対かと思ったんですがポストが右に見えるのでこれでいいんですね。)

スービックは街全体が免税らしく、ここに住んでいる人は車も安く買えるみたいです。
ただマニラから遠過ぎて住むのはちょっと大変そう。
日本に帰るにしてもスービックからマニラ国際空港までは5時間以上かかりそうだし、
クラーク元米軍基地から出てる飛行機もあるようですが限られていますし。

そして買い物も免税と言うけど欲しいものは買えない気がします。
チョコレートや化粧品は安かったですが、
お肉などの他の食品はほぼマニラと同じ値段という印象でした。
仕入れがマニラ方面から(船便でマニラ港に到着など)だと輸送費がかかるので免税でも値段が変わらなくなるのかもしれませんね。






サンバレス州のビーチ

2013年06月15日 00時39分16秒 | 旅行




息子の教科書、お陰さまでゲット出来ました。





午前中にもう2ヶ所、書店に電話したのですが置いてないと言われ、頭の中は教科書探しでいっぱいだった午後2時、主人が電話してきて、会社から帰ったら旅行に行こう~!・・・と。







とりあえず教科書探しに旧市街にある「レクト通り」に行きましたが、一人じゃ怖いのでメイドさんに一緒に来てもらいました。









道路にああやって積んで売ってるんですが、積んだ中にはなくて、売ってる人も不在で困っていたら、売ってるお兄さんが戻って来て、「何探してるんですか?」と聞いてくれました。

本の名前を言うと取ってくるから待ってて、と何処かに取りに行ってました。











帰り道、主に大学の教科書を専門別に販売している書店に寄って、今後の為に電話番号を頂いてきました。












こちらが頂いた書店の電話番号。












帰りの車でテレビを見ていたら、写真では良く見えないんですが、カプレの怒りに触れた男性がインタビューされていました。医者も不安症状だけで悪いところはないと。

家に帰って「カプレ」って何? と聞くと、身体が馬で顔は鬼みたいな男性の妖怪で木に住んでるから許可なしで木の近くを通ると病気になったりするって。
主人の会社が経営する地方銀行の近くにも妖怪が住んでいる木がある、迷信だと思って許可なしにそこを通ったら自転車から落ちて怪我したから、それ以来、通行許可お願いします~と言って通っている言うからびっくり。

私はそういうのは一切信じてないのですが、主人は「君だってミンダナオ島で妖怪が住んでるって言われるバリテの木のつるでターザンの真似してスイングした夜、原因不明の高熱が出たろう~。」と言うけど、単なる coincidence です、と反論。










電灯はないけど、これでも有料の高速道路。











桜の右隣にいるのは近所に住んでて引っ越して来た8年前から親しい女の子。桜が誘って一緒に旅行に来ました。

こういう時、誘った人の家族が必要経費の一切を負担します。誘われた人がわざわざ「払いましょうか?」なんて聞く必要はありません。












スービックのマクドナルドでトイレ休憩と夜食♪











主人は新しく出たこのハンバーガーが美味しいって。











いつも来てるサンバレス州のポティポット島ゲイトウェイホテルに着いたのは深夜12時。












真っ暗ですが、波の音が聞こえて癒されます~。

虎次郎はビーチとか好きじゃないので留守番ですが、主人が虎次郎、桜、桃ちゃんと自分の4人で見に行く予定で買ったスーパーマンの映画のチケット4枚、土曜日の午後1時からなんですが、虎次郎に友達誘って行ったら、とあげてました。

虎次郎、友達誘うの苦手だからどうなったかしらと心配してたら、桜が「パパが突然旅行に行くって言い出して映画の券が無駄になったわけだし、虎次郎が見に行かないで全部無駄になっても仕方ないよ。」と言うので、それもそうだと納得。

桃ちゃんは月曜日から新学期です。3ケ月ぶりにお友達に会えますね。





フィリピンでは大学の授業に必要な教科書入手困難

2013年06月14日 02時41分40秒 | 国立フィリピン大学



以下の記事に頂いたコメントにお返事致しました。
最近の記事はなるべく数日中にお返事するようにしています。
宜しくお願い致します。


「三社祭(浅草)」

「回転性めまい発作」

「スパリゾートハワイアンズ満足度300%」

「フィリピン航空でマニラ第2ターミナルに無事到着」

「国立フィリピン大学の変な履修登録制度」


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虎次郎は「Logic」の教科書を探しているんですが
これが見つからないので
また振り回されています。

本の名前は「Introduction to logic」
著者「Copi & Cohen」
出版: Macmillan, 1990

アメリカで出版されている本です。

虎次郎はシャイ過ぎて先生や友達に聞けないらしくて、
本人も大変でしょうけど、こういうのって本当に心配になります。

明日午前7時からの授業で必要なのに
私が教科書の名前を渡されたのは昨日(休日)。

これはこれで大ボケな話し。
自分で何とか出来ないならせめて余裕を持ってお願いして欲しいものです。

休日は主人がおり、当然、主人中心の生活になるわけで
虎次郎の教科書探しは絶対に無理なのです。

ネットで調べたら「無料ダウンロード」ってサイトでパソコンに落とせるとあるけれど
クリックすると

「クレジットカードの情報を入力して頂かないと無料ダウンロードは出来ません。」

という文字が出て来てしまいます。

カード情報なんて入力出来ませんよね。信頼出来る会社ならともかく。

桜も大学時代、教科書が売ってないことが多くて複写に多い時は月に1万円ほども出費してました。

主人がアメリカ留学時代は複写が違法で
きちんと教科書を買わなくてはならず、
それはそれでカルチャーショックでしたが、
著作権があるのですから本来なら複写ではなく、正式に許可を取って販売すべき。

フィリピンではアメリカの出版社から許可を得て安い紙で正式の複写本を売ったりしている場合が殆ど。
本物は数百ドルする事があって一般学生には高過ぎて買えないからなんですが。

それでも複写する人が殆ど。
先生もそのつもりで教えている方が多いようですが、
学生は先生に何か言われる度に本探しに奔走するんですよね。

図書館で複写するにしても並んだり、本が借りられてなかったり・・・。

これは何処の大学でもあまり変わらないかもしれません。

虎次郎は6月から大学2年生になったのですが
今まで教科書は一冊も買っていませんし、
借りても来てない・・。
そもそも授業で教科書があるかさえ不明です。

虎次郎も大学の図書館に明日、聞きに行ってみる、と言ってたので上手くいくといいんですが、
もしなかった場合の為に明日、数件の書店に電話してみようと思います。

主人は法学校でその教科書を誰かに借りて勉強したそうで
フィリピンでは一般的な本なのでレクトまで行けば中古が買える筈だとは言っていたんですが
レクト・・ってキアポの側で危ないし、遠いし・・。

ちなみにハイスクール以下の教科書は公立の場合は貸し出し制度のようです。
桃ちゃんのような私立の場合は自費ですが
学校の授業料を払う日に教科書やノートも売ってくれるので助かります。
大体教科書代は3000~5000ペソくらい。
1万円前後って感じでしょうか。
(最近円相場が揺れているので換算が正しくない場合もあります。)






スパリゾートハワイアンズ(福島)旅行記

2013年06月13日 04時50分02秒 | 日本旅行


フィリピンは今日、独立記念日で休日。
平和な一日でした。
つまり政治的なデモや大きな集会などなかったという意味です。

主人は朝早くから自転車乗りに出かけ、午後は桃ちゃん、私と3人で近所の会員制スポーツクラブに泳ぎに出かけました。
私はお昼頃、メイド紹介所2カ所にメイドさんの面接2人しに行きましたが、
良さそうな人はおらず雇用に至らず。
解雇しようと思っていたメイドさんは怠け者というだけなので
彼女の給料を下げて、もう1人増やしても良いかと聞くと
解雇されるよりは給料を下げてでも家に居たいと言うので
もう1人雇う事になりました。


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今日はずっと書こうと思っていた、
福島県、いわき市にある「スパリゾートハワイアンズ」の旅行記です。






一昨年から計画倒れになっていて
本当に念願叶ってやっと行けました。










今、無料送迎バスが出ているのです。
無料送迎バスが出ているのは:東京駅、新宿駅、横浜駅、さいたま新副都心駅、仙台駅、千葉駅、新宿/渋谷駅、立川駅。
(宿泊者限定)

詳しくはこちら http://www.hawaiians.co.jp/otoku/bus/index.html








私たちが行ったのは5月29日(水)~30日(木)なんですが、
私が回転性めまいになったのがその前の金曜日の夜からで、
医者にめまい止めをもらったのが月曜日。
何とか大丈夫そう・・と直ぐに予約を入れました。
(平日だったからか取れて良かったです!)















(車中から見えた日銀)

ぎりぎりに申し込んだので無料送迎バスは <新宿/渋谷>線のみしか空きがなく、
新宿午前9時発、渋谷10時発だったので
渋谷で乗りました。







(これもいつか乗ってみたい隅田川のフェリー)

乗る場所を見つけるのにちょっと迷いましたが
大勢の方が集まっていて親切にここですよ、と教えてくれました。












(まだ間近でスカイツリーを見てません)

一緒に乗った乗客の皆さん、親切で礼儀正しい方ばかり。
日本人って殆どがそうですよね。

フィリピンの場合、外ではかなり注意が必要。
一見、親切そうに見えても財布をするとか、
外で出会った知らない人は世間話はしても気を抜いてはいけない感じです。











(日本は田植えの季節)

高速道路を走っていくんですが、そこを走っている日本の車の列を見ていたら笑いが止まらなくなってしまった私。
もの凄くお行儀がいいのです!!!
皆で整列して走ってる感じ。
車線変更する時はウィンカーを出して決して邪魔のならないようにスムーズに行い
マナーを守って運転しています。
異様な光景に見えました。
こんな世界があるとは。











途中2度、サービスエリアにトイレ休憩。











到着がお昼過ぎなのでおやつを購入。












それにしても日本って木が多いです。
植林してないので禿げ山が多いフィリピンとは大違い。













スパリゾートハワイアンズがある場所は元々は炭坑の町だったので
山の中にある感じでした。
いわき市だけど海は見えません。











ホテルの人に聞いたら海まで車で30分とか。










遠くに見える赤い看板がスパリゾートハワイアンズのもの。
有料道路を下りて本当に直ぐです。











3つの大きなホテルから成り立っているんですが
私たちが泊まったのは一番新しい<モノリスタワー>












ハワイ風の素敵なお部屋。
桃ちゃんや息子虎次郎にはカルチャーショックが少なくて本当に良かったです。
やっぱり畳だけのお部屋や、和式のトイレなどは敷居が高いですし、
床の間に掛け軸や花が活けてあったりして、どちらが上座で・・なども
やはり海外から来た子ども達には少し大変です。
つまり親(私)が注意してしまうからですが。













お部屋には美味しいバームクーヘン。













お土産はレシートの合計が5000円を超えると送料無料で送ってくれるキャンペーンを開始したばかりでした。







<プール>



本当に広くて泳ぐ場所がたくさんあるんですが
何故かこの流れるプールに皆でハマりました。

左側の2人は虎次郎と桃ちゃん。
虎次郎はずっと桃ちゃんと一緒に居てくれて
泳ぎを教えてくれたり、核エネルギーの話しをしたり、遊んでくれたりしたんですって。









小さい子向けのこんな滑り台もいくつかあるので
赤ちゃん連れでも楽しめます。

監視員(ライフガード)さんも結構あちこちに沢山居て、しっかり子ども達の動きとか見ていました。

















私は初日はまだめまいがちょっとして滑らなかったんですが、
この滑り台は傾斜が緩くて座ってると止まってしまうくらい。
安心して滑れました。

桃ちゃんなんかは座っててもヒュ~っと滑ってしまうのに
私は寝ないと滑っていかない・・。

そしたら虎次郎が重さの関係だ・・って言うのですが
そうなのかしら。












桃ちゃんはこの滑り台が一番気に入って
何度も滑りたがり、虎次郎が一緒に滑ってくれました。
(多分この写真は2日目、私と桃ちゃんが上がっていくところかも)













この水色の滑り台がそうなんですが、
いくつかの小さい滑り台を浮き輪に乗って滑ると
間に池があって、その池を手で漕いで次の滑り台に行かなくてはならず
虎次郎は桃ちゃんが手で漕ぎたいけど手が届かないので
浮き輪を押してあげる係をやってくれました。

左の黒い滑り台は撮影禁止なので撮りませんでしたが
これは超スピードで滑るとカメラで写真も撮ってくれ
気に入った写真は1000円だったかで買う事も出来ました。

2人乗り浮き輪で滑るので
虎次郎と桃ちゃんで滑って来たんですが
あまりの速さに桃ちゃんは3度目はもうやらない・・と。













3つの滑り台、本当は有料らしいんですが
私たちが行った時は全て無料でした。

乗り放題は2200円ですが、宿泊すると部屋に半額クーポン券が確か置いてあったので
払ったとしても全然高いという印象じゃなかったです。
(ちゃんと読んでないで支払所を探しまわってしまいました)









<夕飯:バイキング>



あわびフェアだったのでお一人様1つずつアワビを頂きました。
3種類のソースがあったので1つずつご賞味。











オードブルの種類が豊富で味も抜群。












さっきのオードブルの後に頂いたサラダなど。
まだまだメインはこれから食べます~。

が、ローストビーフやローストラムなど写真を撮り忘れました。











桃ちゃんが辛いと言って残した味噌ラーメンは私が頂き、
さらに米粉麺(フォー)まで食べて大満足。












デザートの種類も多くて迷ってしまいました。















桃ちゃんはマシュマロのチョコフォンデュを見つけて大喜び。









<朝食バイキング>



こちらは私が頂いた朝食の一部。
あまりに色々あって目移りしました。











桃ちゃんは洋風で。











道理で美味しいわけです。











フレンチ・シェフの他にも沢山のシェフが大集合。
食堂の壁に貼ってあった写真です。










<ハワイアンズ・ショー>


夕飯が終わってわりと直ぐにハワイアンズ・ショーが始まります。

本当はチェックインの時に夜のハワイアンズ・ショーの指定席を取りたかったのですが
皆、ばらばらの席でしか取れないので断念。
指定席の予約が予め出来るのか分かりませんが
事前予約出来るならした方が良いかもしれません。

舞台って本来、あまり前で見るより少し後ろの方がいいと思うんですが、
ここの場合は 一階の席は同じ高さなので前の人の頭で桃ちゃんなど全然見えない感じ。

でも実はちゃんと見てなかったんですが
二階にも自由席があったのです。
二階はちゃんと段になってるので桃ちゃんでも安心。

本当に大勢の方が観に来ているので
自由席の場合、席は早めに確保した方がいいと思います。


ハワイアンズのショーの動画はインターネットで一杯出ているので
私が撮った動画をわざわざ載せるほどでもないのですが、






スパリゾートハワイアンズ 福島の歌





スパリゾートハワイアンズ 火を使ったダンス

女性のダンスも必見ですが、男性数人が交替でやる火のダンス、本当に素晴らしかった!
帰りにこの男性ダンサー達と写真を撮るってコーナーが1枚1000円であって
早速並びました。

ある意味スターというか、彼らと写真撮れて光栄でした。





<ギネスに載っている余市のお風呂>



私たちはモノリスタワーに泊まってたので、モノリスタワーのお風呂に入っていたんですが、
その温泉も良かったのですが、
翌日、チェックアウトした後、バスの時間までプールで泳いで、また温泉に入ろうと思ったら
モノリスタワーのお風呂が清掃中。

(普通、チェックアウトしたらお風呂に入れないのに、こちらは本当に良心的で、ホテルのタオルなどもそのまま貸し出したままチェックアウトさせてくれます。)









それでギネスに載っている余市のお風呂に皆で行きました。

全部建物同士が廊下で繋がっているので歩いて直ぐに行けました。
シャンプーなど洗う事は出来ないのですが
本当に素敵な温泉でした。












これが「かわや」と最初は読めなかった私。
トイレ探してウロウロしました。












虎次郎は男湯へ一人で行ったんですが
それがちょっと残念。
混浴がいいという意味ではなく、一人だとつまらないだろうな・・と思って。












余市を出た所にあるお蕎麦屋さん、美味しかったです!












私は山菜蕎麦。虎次郎は天ぷら+つけ蕎麦。
桃ちゃんは大好きないくら。











バスに乗る間際になって

「あ~外とか散歩したかったけど時間がなかった~。」

とちょっとだけ写真を撮ってうろうろ。
本当に室内だけで十分楽しめてしまうのです。
広いし、美味しいもの沢山売ってるし。











あっちの山の方に行ってみたかったなあ。











入り口に色々なお知らせが貼ってあったので写真に撮ってみました。










こういう風に大きな字で書いてあると老眼でも読めるので親切ですね。















これを見ていたら大河ドラマの「ならぬものはならぬ」って言葉を思い出しました。
こういう風にはっきり書くのっていいですね、分かりやすくて。
曖昧なのに注意されたりすると心外に思ったりしますが、
こうやって書いてくれると助かります。

実はさっきの動画(福島の歌)を撮ってる場所って二階席の下だったんですが
人が沢山で桃ちゃんは立っても見えない感じだったのです。
私が柱の前だったら誰にも邪魔にならないから柱の前に立ってたら、と立たせてたのだけど
柱の前でも立ってたら見えないので
柱の後ろに両手を回して、柱のちょっとした段に落ちそうになりながらしがみついてたんです。
でもさすがに疲れて来たのと、3才くらいの子が椅子の上に立ってるのを見て
桃ちゃん、椅子の上に立ってみても良い?って聞いて来た。
私の後ろには後、3列くらいあったんですが誰も居なかったので桃ちゃんを立たせてあげたんですが
直ぐに警備員の方が来て立たないで下さいって注意されたのです。
それで桃ちゃんが可哀想なのでそこを離れて
(その場所だと桃ちゃんは何も見えないので)
暫くは階段の手すりと天井の間から覗いて見てたんですが
その時も、そうか・・ダメなものはダメってはっきりしてるんだな~と感じました。

旅してると色々なことに触れて楽しいですね。
そういう風にきっちりしているのは貴重なことだと思います。

後から自由席が二階にもあると母が教えてくれて私達を探しに来てくれたので
(さすがおばあちゃん。色々考えてくれてます。)
御陰さまでゆったり座って最後までショーを楽しんで見れました。

バスの乗る直前にホテルの可愛い女の子に震災のことを少しだけ聞いたら
あまり多くは語られなかったのに彼女の心の痛みが伝わって来てうるうるしてしまいました。
震災はまだまだ終わってない、とはっきり感じました。

また行きたいです。

とにかく食事は5つ星ホテル並みの贅沢さ。
あれだけの夕食と朝食バイキングで、無料送迎バスで、大人1人1万円前後と言うのは破格のお値段です。
私たちは1泊でしたが、2泊がちょうど良いと思いました。
2泊あったらお土産もゆっくり見て、
あちこちのお風呂に入りにいって、レストランも試せたので。
あ、それからタクシーを呼んで近くを観光もいいですよね。






フィリピン大学で子ども向け水泳教室

2013年06月09日 02時46分23秒 | フィリピンで習い事





大変遅くなりましたが以下の記事のコメントへお返事致しました。宜しくお願いします。
それから初めての方にメッセージを頂いたのですが、メールアドレスが入っていませんでしたのでお返事は差し上げられませんでした。
ちゃんと拝読致しました、とこちらに書いておきますね。


「海外在住の子ども達が日本に一時帰国して日本の公立校に入りたい時(新宿区の場合)」

「桃ちゃんの風邪と水泳」

「ハイスクールのコンサート」



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3月半ばから始まった桃ちゃんの夏休み。
長いです~。

今年は日本で4週間過ごしましたが、すっかり休みボケの桃ちゃん。
私が忙しくしているので毎日、犬と遊びまくっています。

お散歩させたり、物を投げて取って来させたり、なでなでしたり。
桃ちゃんは犬と何時間でも遊べるので
犬にとっては嬉しいけど、親としては他にもやって欲しい事があって
(着替えや歯磨きなど)
最近、毎日喧嘩です。











余談ですが主人の車からオイルが漏れてる・・と運転手さん。
ガソリンスタンドにて応急処置でオイルを足しました。

昨日の土曜日に修理したくて車を購入したグリーンヒルズのスバル店に電話すると
火曜日が一番早く取れる予約だと言われ、
フォートボニファシオにあるスバルに電話すると昨日の朝9時半に予約が取れました!

オイル漏れも何かが緩んでたからで大した問題もなく解決。
もう保証期間過ぎているのに簡単だったから~とお金を取らなかったんですよ。

そして、暇にしている桃ちゃん。
学校が始まるのは確か17日。

まだ1週間、家で退屈しまくってる桃ちゃんに個人レッスンでも良いから水泳を続けさせようと思い、
(体操教室の皆は今、バンコクの競技友好会に出かけて不在なので練習も休止中)
近くにあってメンバーになっているセレブリティー・スポーツクラブに行って見ると、
5月末で夏休みの水泳教室は終了。

個人レッスンなども全てお休みで
17日から再開ですって。











せっかく今、暇なのに~と思って主人に

「前に泳ぎを教えるのが上手いマカティの先生の話ししてたでしょう?誰だっけ?」

と聞くと、

「フィリピン大学の水泳コーチがいいよ。今から行ってみよう。」

と仕事が終わった主人と桃ちゃんの3人で大学のプールに行ってみました。












さすがフィリピン大学、子ども達は勝手に泳いでるって感じで
コーチは水の中には居ないし、
指導もしてない感じ。

コーチに聞いたら

「もう何をやるかパターンを決めてあるからね。その通りにやってればいいんだよ~。」

と大らかな感じ。

子ども達だけで勝手に練習している割りには
ちゃんと自分たちでコーチの言う通りに練習していて
泳ぎも見たらまともな感じがしたので
ここに決定。

何しろ家から車で5分くらいって言うのが何よりの魅力。

このコーチは主人のトライアスロン仲間だった人なんですが、
水泳教室の費用を聞いても教えてくれません。
(フィリピンの方ってお金を要求するのは恥ずかしいって思う人、多いですよね。)

別のアシスタントが居るらしいので
来週、その人に金額を聞こうと思います。

ちなみにセレブリティー・スポーツクラブの場合は確か10回で4500ペソ(約1万円)でした。

桃ちゃんは日本でたった6回でしたが
ルネッサンス早稲田と言うスポーツクラブで水泳を習って
バタ足だけですがちゃんと教えてもらえたんです。
今までバタ足してる桃ちゃんの手は胴体の横にあったのに
今は真っ直ぐ耳の後ろにつけて前に伸ばして出来てます。

きちんと水泳を習った事がない主人にも見てもらったら

「間違ってるじゃないか。」

と言うので何が違うの?・・と聞いたら

「バタ足は両手と一緒にコーディネートして教えるべきだろ。」

とトンチンカンな返事。

2年前の夏休みだったかに学校の水泳教室ではそのやり方だったんですよね。
バタ足も出来ないのにクロールの手まで。
お腹はコーチが支え、まるで溺れかけてるような体が半分立った泳ぎ方。
結局全く泳ぎを習得出来ないまま終わったわけです。

と言うわけで主人がこれですから
フィリピンでは日本と同じクオリティーとはいかないかもしれませんが、
桃ちゃん、泳ぎは大好きだし、日本でちょっとだけでもちゃんと教わったのが良かったです。

あ、今は泳ぎって言うよりは潜り専門ですけど。
本当に息が長くて潜るとなかなか上がって来ないので心配になります。





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<フェイスブックで自分のページに載っている友達を隠す方法>





フェイスブックは公の要素が高いので
ここに載せる内容は誰が見ても困らない内容にして・・と思って載せていますが、
それでも私はかなり気を使っていて
自分の名前は決して検索出来ないように、
友達申請も出来ないように設定し、
例え友達でも私が何に「イイネ」を押したかは見えないようになっています。

ところが知らない人(友達以外)から私のタイムラインを見るとこうですよ~
というボタンをクリックすると
私の友達のリストが堂々と出ていたのです。

これを隠す(公の場で知らない人が私の友達を特定しないようにする)為にどうしたらいいか
せっかく調べたので載せておきます。

1.先ずは自分のタイムライン(自分の名前をクリック)に行きます。
2.自分の紹介写真の下にある「友達」をクリック。
3.画面上方にある鉛筆マークをクリックして「プライバシー設定」を開き、自分の希望する設定を選択する。

これで終了。お陰さまで友達リストを隠せました。

私は自分の名前からは自分を検索出来ない設定ですが、
何処かにイイネを押してきて、誰かが私の名前をクリックすると私のページに飛べてしまうわけです。
もちろん、名前以外の情報は友達以外、見る事が出来ませんが、
(設定によっては友達にも見えないようにも出来ます)
そんな風に気を使っているのに「友達リスト」が公開されているなんて落ち度でした。

この友達リスト、私は自分の友達には公開していますが、
自分しか見れないようにも設定出来るようです。

それにしても今日、夕方、壊れてしまったiMacを修理に持って行き
帰りに洪水と渋滞に巻き込まれたんですが
今も凄い雨です。

ずっと前、桃ちゃんに授乳して食堂で寝転んでいたら
隣を葉っぱが流れていてびっくりして飛び起きたことがあるんですが、
マニラは本格的雨期に突入。
どこかの地域で洪水被害など起こりませんように。





国立フィリピン大学の変な履修登録制度

2013年06月07日 02時35分46秒 | 国立フィリピン大学


フィリピン大学の履修登録制度って思いっきり変!!!(怒)

今までも虎次郎が朝5時から並んでやっと一つの授業取れたり、
本当は18単位必要なのに15単位(これが許可される最低の単位)でやってきたって知ってたけど、
まさか今回8単位しか取れなくて、
残りの単位の授業が取れるかどうかすら分からないとは・・。

フィリピン大学は卒業するのに7年も8年もかかる人がいるって聞いてたけど
私はその理由は試験を落とすとか、勉強に不真面目だからと思っていたのです。

とんでもない。
単に取らなくてはならない授業が取れないだけだった~。

しかも、それを取るにはサバイバル・スキル(生き残りをかけた戦い)が必要だったのです。

コネも、抜けがけも、何でもあり!
まさに人を出し抜いても自分が得する方法をより多く知ってる人が勝つ世界。

主人がアテネオ大学の頃からずっとフィリピン大学の仕組みは同じだったとか。
しかもフィリピン大学を出た人で上手くやった人達はそれを誇りに思ってるし、
おかしいとはちっとも思ってないようなのでよけい始末が悪い。

先ず、履修登録はオンラインでコンピューターを通して。
でもいくらでも登録していいので、何十教科も皆登録するのです。

そしてコンピューターによる抽選。

抽選に漏れたと分かるのは実際の入学登録の直前。
そして、取れなかった教科をまた再度オンラインで登録、
でも結果が分かるのは入学登録の〆切りの日。
(もう授業は始まっている)

と言うのは当選してしまった人でも
初めての授業に行ってみて講師が噂の厳しい先生だと知ると
あたかも当選してなかったように装って
列に並び、簡単な先生に変えようと努力し、
その努力の甲斐あって別の先生の授業が取れると分かると
厳しい先生の授業を履修取り消し手続きするんだそう。

しかもこういう学生が履修取り消しするのは授業が始まってから。
と言うのは最初にオンラインで登録する時は
講師の名前が殆ど載ってないので誰に当たったか分かるのは最初の授業に行ってからだから。

私は今までは何も手伝ってあげてなかったけど
今回は登録課に聞きに行ってしまいました。

親切に色々教えてくれましたが、
この制度は変わらないそう。

唯一、方法があるとしたら、
登録課で無償労働を100時間すると
好きな授業を取らせてもらえるんですって。





こちら、無償労働している学生達。










登録課はこの時期、大忙し。










学生達も大変です。










雨期に入って不快指数上昇中。










フジも扇風機の前で夕涼み。




主人はフィリピン大学を出た政治家などが汚職に簡単に身を染めるのは
こういう温床があるからだと、
まあ主人はアテネオ大学を誇りに思っている人なので
尚更なんですが・・、
私も今回、虎次郎みたいに
決まりがあったらそれに従うのが正しい、
他人を出し抜くのは良くないから自分は卒業が遅れてもルールに従う

って考えの子が損するような大学って何~?
と内心、大学そのものに疑問。

虎次郎はコネとかも袖の下とかも認めないし、
自分がそのせいで得するのも正しい事じゃないからしない、
って言うのです。

なんか虎次郎ってフィリピンに住み続けるのは厳しい感じです。
ここは袖の下とかコネとかないとやっていくのが大変な場所なので。

連絡しないようにしている虎次郎の高校の同級生、ライアン君が田舎のご両親が作った野菜料理を是非貰って下さいと連絡してきて会ったら、
彼は19単位取れたそうです。

「色々方法はありますよ~。」

と涼しい顔してました。

うん、ライアン君なら絶対にサバイバルゲームに勝ち残れるでしょう。(確信)

今日、あと2教科足りないうちの1教科の先生には登録課の職員が連絡して履修を確定してくれました。
でも問題はあとの1教科の物理。
この物理が取れないと、もう1つの物理で履修確定しているものの履修も取り消されるんですって。
2つで1セットなんだそう。

私はその無償労働に虎次郎を参加させるように何か方法を考えようかしら。
アスペルガーっぽい虎次郎は新しい場所や人がちょっと苦手なので、
今日はここに載せた写真を見せて

「こんな風に働いてたよ~。」

とイメージさせました。

この方法ならずるじゃなくて正当な方法で自分の履修したい教科を取れますから。
(100時間こなしてからだから今回は無理だけど)

それにしても当選に絶対に漏れない人が半分以上いるって虎次郎は言うのです。
しかもいつも同じ人みたい。

これって本当に運なのかしら。

国会議員の子とか入試に落ちても入学出来ちゃうような大学だって聞くし、
運が悪くていつも虎次郎が当選しないってちょっと信じ難い私。

その点、ラサール大学のシステムは本当に素晴らしかったです。
桜なんてオーナーロールという成績優秀生だったので履修を先にやらせてもらったりの特典があったし、
(虎次郎だって成績は良いけどそんな特典はない)
全てオンラインで早い者勝ちだけどその場で分かるので楽ですし、
フィリピン大学の様にあちこちの人にサイン(署名)を貰いに奔走しないでも良くて
実際の支払いと履修完了には数分しかかかりませんでした。
(と桜が言ってた)
現金しか駄目って言うフィリピン大学と違ってラサール大学は小切手もクレジットカードも受け付けてくれたし。

この危険なフィリピンで高額の現金を持ち歩くってだけでも
子どもが危険な目に遭いそうで怖いです。
運転手さんに見張らせてる親は多いけど、
虎次郎は自分で歩くから車はいらないとか言って拒否。

もし物理が取れなかったらどうなるのかしら。
そもそも先生や授業数が学生で履修しなきゃいけない数より少ないのが問題なんだから
さっさと何とかしろ~と言いたいけど
まるでフィリピン政府のように変わる気がないようです。

入学のオリエンテーションの時に先生が

「保護者の方でフィリピン大学の卒業生の人~いますか~?」

と言って何人か手をあげた中の1人に

「大学で何を学びましたか?」

と聞かれたそのお母さん、キャリアウーマン風の金持ちの美人って感じでしたが、

「フィリピン大学はまるでフィリピン政府そのもの。仕組みとか全く同じで・・だから卒業して仕事して政府と関わりあいになる時に全く同じだったのでやり方で戸惑わなくて済みました。」

と答えたのを思い出します。

彼女もきっと大学時代、苦労したんですね。
(と今頃しみじみ・・)




フィリピン航空でマニラ第2ターミナルに無事到着

2013年06月05日 02時17分00秒 | 旅行






(地下鉄の長い階段、虎次郎が何も言わずに重い荷物を持ってくれ大助かり)

6月3日(月)、マニラに無事到着・・と言っても
もうちょっとで飛行機に乗り遅れたかもしれなかった私たち。

朝4時に目覚ましをかけておいたのに
スヌーズ機能(一度止めても5分後にまた鳴る機能)を止めて寝てしまったのです。

と言うのは母と私の目覚ましが同時に鳴ったので
母も私も目覚ましがお互いに5分後に鳴ると思いスヌーズを止めてしまったのです。

偶然、母が4時半に起きたので良かったんですが、
家から徒歩15分の始発5時6分に乗らなければならないのに駅に着いたのは5時5分。

重い荷物を持ってホームまで駆け下りると電車のドアがちょうど開いたところ!!

まあその後は飯田橋で都営大江戸線への乗り換えもスムーズで、
飯田橋から上野御徒町は3駅だけどたった6分。
スカイライナーの発車(午前5時58分発)の15分位前に到着で良かったです。

あのまま母が起きなかったら皆で6時頃起きてた可能性大。









スカイライナーに乗ると決めて池袋の金券ショップに買いに行った切符。
荷物が多くなって母に手伝ってもらわないと運べないと判明し母の分も購入。

(小さい段ボール一箱、フィリピンへ船便で送ったにもかかわらず・・)

子どもの分は買えないんですが、
大人3人分で正規の料金より800円以上お得でした。

わざわざこれだけ一人分だけ買いに行ったら損かもしれませんが、
たまたま池袋に買い物に出たので。









(スカイライナーから見る日本の風景)

マニラ行きのフィリピン航空は午前9時半発。

平日の朝のスカイライナーは上野発、午前5時58分(第二ターミナル6時39分着)か、
午前6時30分発(第二ターミナル7時11分着)。

ネットで時刻表を調べて
乗車時間、乗り換えの回数、乗り継ぎ距離(荷物があるので階段が少ないなど)、
次の電車までの時間に余裕があるかなど考慮。

「ジョルダン」というサイトには本当にお世話になりました。



 






早めに着いてチェックインもスムーズに終わったのでレストラン街のお蕎麦屋さんで朝食。
桃ちゃんはまだ眠い~。















私は福島の「スパリゾートハワイアンズ」でも山菜蕎麦を頂いて、
これで2回目。幸せ~。











入国管理局(イミグレーション)の紙の他に書かなくてはいけないのが税関(コストム)の紙。
1番目は検疫の必要なもの。
2番目は1万ペソを超えるフィリピン通貨(色々なものの合計)を持っているか聞いているもの。1万ペソって2万円くらい・・汗。
3番目は1万米ドルを超える通貨を持っていたらフィリピン中央銀行(日本の日銀のようなもの)に届け出が必要です・・と。
4番目は禁止持ち込み品(銃や麻薬、海賊版のビデオなど)を持っているか聞いています。
5番目は宝石類、電化製品、商品見本などを持っているか・・。














フィリピン航空で出た機内食、こちらがチキン。
このピラフは美味しかったです。













こちらがポーク。
白いご飯が好きな桃ちゃんはこちらを頂きました。

(と言っても私がほぼ二人前頂きました!)












飛行時間はたったの4時間なのであっという間に到着。

海に島がたくさん浮かんでいるのを見て桃ちゃん、興奮して

「うわ~ママ見て~。島がたくさん見えるよ。」

ここで虎次郎が突然、桃ちゃんに質問。

「How do you call a group of islands?」
(島の集まりを何て呼ぶ?)

昨年度(小1)の地理で習ったのにもう忘れている私と桃ちゃん。

答えは「Archipelago」(アーキペラゴと発音)でした。
日本語では「日本列島」「フィリピン諸島」のように訳されますよね。
















左手先端付近に建つ「Sofitel Philippine Plaza ホテル」。
遠くに見えるのは旧マニラ市。

そのもっと向こうは行った事ないんですが洪水で有名なマラボン市やナボタス市かしら。














相変わらずイミグレーションは長蛇の列です。

マニラ第二ターミナルはフィリピン航空専用の空港なので
フィリピン航空の国内線に乗り継ぐ場合は便利かもしれません。

他の航空会社の飛行場は別の場所にあるので移動が大変。















私が3人分のパスポートなどしまっている間に虎次郎は桃ちゃんを連れて
カートを取りに行き、
荷物が出て来る場所も確認して私を迎えに来てくれました。

頼りにしてなかった虎次郎、頼りになってます。












手前に写ってるのが私たちのカート。
税関でお化粧の濃い若い職員に

「段ボールには何が入ってるの?」

とむすっと聞かれました。

昔、もたもた答えてたら中を開けられ、フィリピンの税関って中を開けてもガムテープや紐はないので
箱が開いたまま持ち出さなくてはならなくて大変だったんですよね。

今回は「日用品とか・・。」と答えたら

「日用品って何よ。詳しく言えないの?
自分で詰めたんじゃないの?」

と突っ込まれました。

「えっと・・。」

とまごまごしてたら「行っていいわよ」と言ってくれたんですが、
ここで

「良かったら開けましょうか?」

なんて言ったら相手はカチンと来て
売り言葉に買い言葉って感じで

「シギ!(開けたいなら開ければ?)」

みたいになりますよね。

いや、でも、空港職員の扱いは難しいです。
へつらっててもつけ込まれたり、バカにしてるとムキになって怒って苛められるかもしれませんし。

私はバカにしてたわけじゃないと思うんですが、
タガログ語で「アノン ラマン ニト?(この中身は何?)」
と段ボールを指して言ったので
一瞬、何だっけ・・と戸惑ったのが「黒」と思われたのかも。

前に空港の税関に電話で質問し、
自分の携帯やパソコンが課税対象か聞いたことがある話しはブログの何処かに書いたと思うのですが、
中古だろうがフィリピンで買っていて既に消費税を払って領収書があっても
海外で買っていても、
同じ品物が空港を通る度に何度でも課税される法律だと言ったのです。

主人に聞いたらそんな筈はないと言うけど、
空港の税関職員が私に電話でそう言ったのですから面倒です。















よく考えたら段ボールの中身は主人の兄弟にお土産として買った「小倉山荘のをぐら山春秋」というお煎餅10袋と隙間に衣類でした。

税関が探しているのは家電製品や高給そうな品物だと思うので
開けられても課税対象品は出て来ませんが・・・。

そしてマニラの空港、ここは出口ですがお迎えの人は近寄れません。
そのせいで空港でのお迎えが非常に困難。


午後4時前に自宅に着きましたが、
私が日本に帰国前に作ったみそ汁が冷蔵庫で腐ってたり、
主人のお弁当用に買ったと出された鮭も腐ってて、
(きっと常温で放置したんですね)
いや、他にもオレンジジュースとか、カビの生えたチーズとか色々出て来て、
お醤油の瓶は漏れるので見たらゴムのパッキングが紛失していたし、
500gのキューピーマヨネーズが4週間前は6本あったのに全部なくなってさらに足りなくて近所の高いスーパーで2本買い足してあったり、
水筒など水滴がついたまま蓋をして保存してあって水垢が茶色にこびりついて慌てて歯ブラシでせっせとこすったり、
主人の洗濯物は4日前が最後で山になっていたり・・。
(普通、私が到着前に洗いますよね?)
書けば切りがないです。

そうそう、虎次郎は大学の履修登録で朝6時半からいつものように並んでたんですが、
行きは運転手さんが送ってあげ、帰りはジープで帰って来てね、と話してあって、
交通費も用意したし、メイドと運転手別々に知らせたのに
何故か運転手が勝手に

「虎次郎君が終わるまでここに居ますね。」

と言っちゃったのです。

運転手には主人のお昼のお弁当を届けて欲しいので直ぐに帰ってきてもらいました。

虎次郎はきっと大学の事務が閉まる午後5時まで居ると思うんですが、
私は桜のバレエのリハーサル(この日しかビデオ、写真撮影させてもらえない)に夕方行くのに運転手に送ってもらいたかったので
虎次郎に携帯で連絡しようとしたんですが、
落とすといけないので虎次郎は日本に持って行ったスマホは家に置いていき、
今まで大学に持って行っていた安い携帯を持って行ったのかと思ったら、
なんと家のメイドさんの一人が勝手に借りて使っていたのです。

せっかく色々な仕事を教えたけど、
このおばさん(35才くらい)は解雇した方がいいかも・・。
現在考慮中。

明日は桜のバレエの発表会~。