フィリピン国際結婚・菜の花の主婦日記goo版

南国フィリピン便りー結婚しフィリピン在23年。22才長女、20才息子、9才末娘のお母さんである私の毎日ー

我が家のホーリーウィーク(2013年)

2013年04月03日 11時18分17秒 | フィリピンの習慣など


夏休みに入り桃ちゃんの体操教室が始まって週に2回は旧マニラ市に出かけるのでなかなかパソコンの前に座れません。
コメントのお返事、もう少しお待ち下さい。

実は今日、母から連絡で地元小学校では4、5月の受け入れは出来ないと言われました。
実は小学校に1週間でも2週間でも入れてあげたくて4週間の帰国を計画したのですが
主人の食事作りもメイド任せにするのは申し訳ないし、
主人も桃ちゃんが日本語環境に慣れるように・・と許可してくれたのです。

だから何もしないで8才の娘がただ実家と公園で一人遊びだけなら
まだマニラで体操教室してた方がいいかな・・と今、ちょっと考え中。

習い事もYMCAのメールから日本は短期の生徒は歓迎しないような印象だったので
もちろん区営など不可能ではないと思うのですが
子ども達が普通に学校に行ってる間は桃ちゃんは何すればいいの・・って感じですよね。
(新宿区の区営プールは詳細は書いてなくて前月に申し込みが必要とだけ。国際電話した方がいいのかな・・)

私も桃ちゃんが学校に行ってる間に医者に行ったりと考えていたけど
桃ちゃんが家に居るとなるとそれも難しそうだし。

息子が後半1週間、日本に来て一緒に帰る事になっていて
とても楽しみにしてるので一応行くのはこのままキャンセルにしないつもりなんですが、
目的がなくなってしまって。
実家・・と言っても母一人なので迷惑かけるのも嫌ですし、
桃ちゃんの為に無理にお願いして・・と思ってたので。

息子虎次郎が来ないのであればキャンセルにしてもいいくらいです。
桃ちゃんはバンコクの体操競技会に誘われてるんですが今回は日本に行くので・・と断ったんです。

でもやっぱり日本には私や私たちの子どもの居場所はあまりないかもしれませんね。
国際結婚して海外に住むってこういう事なんだと思いました。

そう言う意味ではアメリカでは
個人の人種差別などはあるとは思いますが
学校など公の機関での子どもへの受け入れ拒否は経験しませんでした。
全ての子どもは教育を受ける権利があると法律に定められている通り、公平に受け入れてもらいました。

そしてアメリカは優秀な人は他国籍でもどんどん受け入れるので
主人が修士を勉強中もヨーロッパの大学で名を成した先生なども教授陣にいました。
日本人でもアメリカの大学で教えておられる先生はいらっしゃいますよね。

アメリカン・ドリームというのは落ちるのも上がるのも自分次第という自由な発想なんだと思います。

日本はやはり外国人や外国人と結婚した方、外国に住んでいる日本人やそのお子さん(純粋な日本人でも)には門戸が狭いかもしれません。

なんか・・わかりませんが、

「フィリピンの人はフィリピンに引っ込んでろよ」みたいな感じかな・・って。ま、日本人は純粋な日本人の血だけ守って(鎖国中から)やってきたわけですから、日本でも嫁に出たら外の人になるって元々あった考え方ですもんね。

桜は日本が好きで日本学を専攻したんですが、私が「日本は排他的なところがあるから・・」と言ったら「排他的」って言葉を知らなくて
ネット辞書で調べたら

日本は排他的な社会だとこぼす外国人が多い. Many foreign residents complain that Japan is a very exclusive society.

って用例が出て来たので、あ~私だけじゃなかったんだなあ、と思った次第です。

桜が「ただの旅行だったら日本じゃなくてもいいじゃない~。私はNYに行きたい!」

と、若い子は頭の切り替えが早いですね。
桜は日本が好きだと言いつつも、受け入れて貰えなさそうと感じるとさっさと別の道を探して、無理強いしても仕方ないとさっさと切り捨てて前向きに前進するタイプ。
こういう桜の強さはフィリピンだからこそ培われたんだと感じます。
大学時代、何度も日本留学に挑戦したけど日本国籍を持っているとか、日本に行った事がある理由で却下されてるし、
自分と日本との接点に縁を感じてないんでしょう。
ただ価値観などは私が持ってるものを引き継いでるので日本式がしっくりくるようです。

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<我が家のホーリーウィーク>

ホーリーウィーク、お役所も銀行も木曜日~日曜日はお休みになります。

桃ちゃんの教科書が日本大使館に届いており3月中に取りに来て下さいと言われていたのですが
運転手さんが親戚のお葬式でお休みだったので
最後の仕事日の水曜日、自分で運転して行きました。





毎年イースターが近づくと気温がぐっと高くなります。








日本大使館は海沿いに建っており、2つの高い建物の間にあります。






ここからはちゃんと見えませんが木が生い茂っている間にある門が入り口。

日本大使館で対応してくれたのは日本語が片言話せるフィリピン人女性でした。
若いけど感じが良くて、漢字もそこそこ理解出来るし、
私とはきちんと日本語で話してくれました。

私の前の人がフィリピン人お母さんで二重国籍のお子さんの事で色々質問していたんですが
大使館のそのフィリピン人職員の対応がもの凄くしっかりしていて感動しました。

しっかりしていた・・と言うのは
フィリピンの入管について聞いている事に関してはフィリピンの入管で確認して下さい、とはっきり、しかし厳しい口調で、でも失礼じゃない言い方(タガログ語)だったのです。

最近、フィリピン人お母さんが手続きに来る事が多いので
大使館にフィリピン人職員が居ると業務もスムーズにこなせるのではないかしら。










大使館で無事に教科書を受け取り、
帰りにカルティマール市場に日本食材を買いに行ったんですが・・
このお兄さんが道を塞いでいたので徐行運転。

リサイクル出来るゴミを集めてジャンクショップに売りに行くんだと思います。










帰りは渋滞・・この車はぶつかってましたが、
渋滞でぶつかるのはよくあること。











ホワイトプレーン通り、反対車線を走る自転車、よく見かけます。










オートバイも反対車線にはみ出してます。











最近の信号は秒数が表示。これ、本当に助かります。













日本大使館屋さんで買って来たきゅうり。桃ちゃんはお手伝いが大好きです。












「山崎」って日本食材屋さんで売ってるシュークリームが私のお気に入り。
2つ買って2つとも私が食べました。
(他の人に勧めたけど断られた)












近所のスーパーは金曜日のみお休みでしたが、









その2件隣のシューマート系スーパーは(木)(金)と休みでした。










何処に出かける予定もなかったので桃ちゃんは外の秋田犬と遊んでたんですが、








主人が躾けてないので桃ちゃんがお座りさせようと「餌」を手にもって
「お座り(sit)」と命令してお尻を押さえようとしたら
桃ちゃんの背が低くて上手くお尻を押せず、犬が勘違いして危うく噛みそうになったので直ぐに止めさせました。










金曜日は夕飯、日本料理屋さんでばってらが有名だと言うお店に行ってみました。









茄子の挟み揚げは中の挽肉が苦手なんですが美味しかったです。









ご飯の水加減がちょっと多い気がしましたが味は良かったです。







注文し過ぎて残ったのでお持ち帰り。
次の日でも美味しく頂けました。








家に帰ってから美味しい煎茶を自分で入れました。

主人はホーリーウィークの休暇中、2日間は自転車で遠乗りに出かけ大満足。
私たちはダラダラとのんびりした日々をおくりました。





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<どうでもいい菜の花家の食卓>



いつものハニーマスタード・ポテト










もろみ味噌は主人が大好き。
さっき桃ちゃんが剥いてたキュウリです。














スーパーで小アジを購入して骨まで食べれるように揚げてみました。










酢醤油で食べるのがお好みですが
今回はヨーグルトソースにしてみました。








セロリ、イタリアンパセリ、白チーズ、ピーマンなどの白ワイン炒め。
最初の日はこのまま食べ、残ったらアレンジ料理に使えます。








大好きなもずく。黒酢と納豆で味付け。美味~。




復活祭一週間前フィリピンの「枝の主日」

2013年03月31日 04時05分10秒 | フィリピンの習慣など


儀式が好きなカトリックでは聖書の中に出て来た話しを疑似体験したりするんですが
これもその1つ。

シュロの枝を持って人々が出迎えたんですよね。



そして前にも書きましたが、
この枝、約1年後の「灰の水曜日」の為に学校の提出しなくてはならないので
必ず買って来なくてはなりません。

日本のカトリック教会では無料配布でしたが
フィリピンの場合は教会の周りで売ってる人から買います。

私が買ったのは1つ20ペソ(50円くらい)。
念の為に2つ買いました。

去年買ったのは無事学校に提出。







ミサの始まりに司祭が聖水をかけて祝別してくれます。
なんかこの祝別って儀式は偶像崇拝が禁じられているので
人々が持ってる物(この場合は枝)に対してこの「物」の向こうにあるものを見ているんだと意識する為にやってる感じです。

この日曜日の後、聖週間に入り、木曜日、金曜日はスーパーやデパートも閉まるので食べ物の買い置きが必要ですが
最近はマクドナルドなど開いてるのであまり焦らなくても良くなりました。

マカティ地区のレストランの一部や日本料理屋さんも開いてましたし。







ミサの後、グリーンヒルズにある自転車屋さんに行き、
夕食外食したんですが、

この「和風」ってレストラン、なかなか良かったです。









サラダって書いてありましたが前菜みたいですね。
味は悪くなかったです。










握り寿司はご飯が小さかったので主人には物足りなくて2つ注文。
握り方が緩いので直ぐに崩れるんですが
酢飯の作り方が上手に出来てました。

握り寿司の上にのってる刺身も美味しいのとちょっとイマイチのものがあったんですが
値段がフィリピンにしては安めで1400円くらいだったか、
もちろん日本ならもっと美味しいのが同じ値段で食べれるんでしょうけど
こちらではこんなものです。



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<またカモメさん:メイドさんの話し> 興味のない方はスルーして下さい



うちの新しいメイドさんの1人。
この写真は桃ちゃんが私のiPhoneで撮りました。

カモメさんが田舎に帰ってまだ2週間しか経ってないせいか、
桃ちゃんはカモメさんが戻って来きたらどうしよう・・って恐怖心がまだ拭えません。

カモメさんが桃ちゃんに怒ったり、冷たくしたりして
子どもながらに傷ついていたんですね。

「ママ、カモメさんが見たら怒るよ。」

と桃ちゃんが言うので
(鞄を置く位置とか些細なこと)

「もうカモメさんは戻って来ないから大丈夫だよ。」

と言うと

「それなら良かった。」

と安心します。

優しくしてもらってた時もあったと思うんですが
最近のカモメさんは私が話しかけても無視したりしていて
もしかしたら体を許していた(ピルを飲んで避妊していた)彼にフラレて荒れていたのかしら。

些細なことでも
カモメさんがドスのきいた声で

「何々すんじゃないよ!」

みたいに話すと誰もがびびっちゃうんでしょう。
しかもカモメさんが怒鳴る時は理屈や理由はなくて
弱い物苛め(パワハラ)みたいな感じだったようなので。

今思い出したけど、体操教室のクリスマス会にカモメさんと桃ちゃんだけで行かせたら
桃ちゃんのプレゼント交換がなくなったことがありましたよね。
(その時の時期はこちら)
皆で探してくれたそうだけど見つからず、結局桃ちゃんはプレゼント交換に参加出来ず。
誰かが盗ったんじゃないかって思ってたんです。

最近、私は桃ちゃんと体操教室に行ってるのでそこで待ってるメイドさんにその時の様子を聞いてみたのです。

「どうしてなくなっちゃったのかしら?」 って。

そうしたらしっかり者って感じのメイドさんが

「プレゼント交換のプレゼントを集めるテーブルは一つしかなかったけど、プレゼントを渡したら必ず番号を貰う仕組みだったのよ。カモメさんは番号を貰ってなかったから、もしかしたら何も言わないでコーチに差し出したんじゃないの。コーチは自分へのプレゼントだと勘違いして鞄にしまっちゃった可能性は高いかもね。」

と言ってました。

カモメさんはコーチに渡す時に

「これプレゼント交換のプレゼントです」

と言って渡したと私に言ってましたが、彼女が言っててもコーチが聞いてなかった事もありますし、カモメさんが言ったつもりで言ってなかった可能性もあります。

カモメさんって本当に無口と言うか、話しをするのが苦手な人だったのです。
クリスマス会ならコーチ個人にプレゼントを渡す人は多いので
コーチが勘違いって大いにあり得ます。

誰も盗ってなかったのなら、やはりホッとします。
もちろん真相は今となってはわかりませんが。

カモメさん、あれ以来、私には何も言って来ないのに
裏で色々な人にテキストするので私の耳にも入って来ます。
一度彼女と話しをしたいけど、彼女には言っても理解出来ない気がして・・。

個人的に根に持つタイプだったんですね。

今は私に腹を立てていると思いますが
将来はきっとこれで良かったと思えるようになって欲しいです。




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<どうでもいい菜の花家の食卓>



色々ごたごた入れ過ぎてしまいました・・。味もイマイチ。







鳥の胸肉ワイン蒸し。ふっくら仕上がって見た目よりずっと美味しく出来上がり~♪
残ったものは火を通すとパサパサになるので冷たいまま切ってサラダのトッピングにしました。









さつま芋と里芋の煮っころがし










野菜は人参ときゅうりしか食べない桃ちゃんに人参のチャーハン作りました。





フィリピンの旧正月

2013年02月02日 07時04分50秒 | フィリピンの習慣など








フィリピンでは何故かチャイニーズ・ニューイヤーを盛大に祝う・・
いや、盛大・・という言い方は語弊があるんですが、
中華街の方では龍の踊りや新年の行事もあり、
中国人がフィリピンに持ってきた風習で爆竹や花火の大きな音で厄払い。

中国人じゃない人は直接のお祝いとは関係ないとは思うのですが
この時期、スーパーでは甘いお餅「ティコイ」が売り出されます。

ティコイは福建語らしく「甜粿」と書くようです。
中国語では新年のお餅は「年糕」ですが、フィリピンには福建省からの移住者が多く、福建語のみを話す中国人が多いです。

真空パックになって常温で売られているティコイ餅。
毎年誰かから頂くけど、消費するのが本当に大変。

このお餅、うっすらと甘く、これをスライスして、溶き卵にくぐらせ、高温の油で揚げて食べるんです。
ベチャ~っとした食感でしかも油まみれで甘い餅なんて全然美味しくない(私には)ですが
食文化なのでフィリピン人は大好き。

結局メイドさんが殆ど食べてくれます。






誰も見てないシラ~っとした花火を窓から撮影したんですが、

旧正月は今年は2月6日だってメイドさんが言ってたのでこれは予行演習なのか、
この花火、昨夜の午後11時から15分間続いてました。

マニラでは何かというと花火。
一発打ち上げるのに何万ペソも払うわけなのですから
そういう出費を本当は災害復興支援や大事な政府のプロジェクトに使って欲しいな~と思うんですよね。

海外(日本)から里親とか災害者、学校に行けない子の家族などの援助もありますが
国内の中でのまかなえる感じがする事が多いんです。
特に大晦日と新年です。




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<どうでもいい菜の花家の食卓>




うちの今日の夕飯はトマト+モッツアレーラチーズだけ。
トッピングは沢山のニンニクと、ディル、イタリアンパセリ。




私の大晦日

2013年01月01日 17時37分45秒 | フィリピンの習慣など
明けましておめでとう御座います。本年も宜しくお願い致します。
そしてコメントを下さった皆さんに返事が書けていず申し訳ありません。

今日は家事を全て終えると午前2時で新年が明けていました・・。汗






大晦日、桃ちゃんが髪を切りたいと言っていたので
ヴィレッジの入り口にあるガソリンスタンドに隣接した床屋さんで真っ直ぐに切ってもらいました。








体操をする時に結べないのは困るのでちょっと切っただけ。










家に帰ると午後4時半で主人が

「夕ご飯食べる」・・・と。

桃ちゃんが髪を切ってる間にガソリンスタンドの並びで売ってるフィリピン風おやつを買って帰ったのですが

「大晦日の夕飯がこれだけか。」

と不服そうな主人に大焦り。

と言うか、お昼を午後1時に食べたので4時半に夕飯食べるとは思ってなかったのです。












皆でお散歩に行ってご機嫌だったフジ。

ガレージで首輪とリードを付けて練習した時はガレージの匂いばっかり嗅いで歩こうとしなかったのに
昨日は遠くまで行ったので桃ちゃんが抱いて連れて行ったら
下ろせ、下ろせってうるさかったんですって。

まだ狂犬病の予防注射をして数日なので道路を歩かない方が良いと獣医さんに言われたから抱いてもらったんですが
お散歩に興味が出て来たんですね。

子ども達の学校が始まったら私もフジとお散歩しよう♪


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<12月30日のケソン・メモリアル公園>

ケソン・メモリアル公園にはオーガニック野菜を毎週土曜日に取りに行きます。
いつもは運転手さんに取りに行ってもらうのですが
日曜日で運転手さんがお休みだったので私が取りに行きました。

ついでにバナナも買いたくて。







でも果物屋さんで目についたのはこの見た事もない果物。
見かけは柿・・でも毛が生えている(キウイみたいな手触り)。
店員さんが「りんご」みたいな味って言うのでますます分からない。

買わなかったけど。









マンゴとバナナを切らさないようにしてるのでマンゴを購入。
お店の人が「大晦日は丸いものしか売れない」からバナナの仕入れを控えてるって。

主人の母は純粋な中国人で結婚した頃から

「大晦日は丸い物を起きなさい。コインなどをあちこちに置いたりすれば来年もお金がたくさん入ってくるのよ。洋服も水玉模様を着た方が良い。」

って言ってたんですが
まさか他のフィリピンの人たちもそういう習慣だとは結婚して23年、全く知りませんでした。











オーガニックの店で買った黒糖。
スーパーで買った物より黒い固まりが多かった。










こんな大袋に何を売ってるのか見てみると・・






マホガニーの種と・・






ちょっと何の実か忘れましたが糖尿病などの成人病に効くらしいです。
糖尿病だったかな。

煎じてお茶にして飲むみたい。

マホガニーの実と言えば以前、妊娠した家のメイドさんが公園でマホガニーの実を取って来て包丁で半分に切って飲んで次の日流産してたんですが
あまりの出血多量で周りのメイドが怖くなって私に告げ口して発覚。顔色が悪く辛そうだったので結局ご主人の所に帰しました。











マルンガイの葉を粉にしたもの。最近日本でもマルンガイが出てると聞きました。
私は粉のマルンガイは買った事がないです。
ただ裏庭にマルンガイの木があると言ってもそうしょっちゅうは食べませんね。












縁日が出ていて水とレモン汁に浸けた銀メッキの貴金属がまた売られてました。
あちこちで売ってるんですね。
(何年も住んでいて初めて見た)











おもちゃも・・










ヘナで描く入れ墨も。
(1週間ちょっとで消えてしまう)










結構沢山の人。













私のお目当てはやっぱり無農薬野菜。ここではヘチマを購入。
ヘチマのスープ、冬瓜のスープより好きです。











本当に丸い果物ばかり。バナナは売ってない~。










この野菜は凄く苦くて糖尿病の血糖値を下げるそう。
苦瓜の葉も血糖値を下げると言われてるんですが、私は苦瓜の葉の味の方が好きでした。













ココナツの実のジュース。
私は砂糖なしの自然のものが好き。











こんな風に山になってるけど飛ぶように売れてる。
お正月にココナツの果肉サラダはフィリピン人の大好物ですから。








8つほどココナツの実を購入。後ろのお兄さんが選んでくれてます。
果肉が固いのはサラダ用、柔らかいのは直接飲む用。

ココナツのジュースは青臭いのでフィリピン人の人でも砂糖を入れて冷たく冷やして飲みやすくしてから飲む人が多いんですよ。

余談ですがココナツミルクはこんな青いココナツの実ではなく
も~っと熟して果肉がカチカチになって木みたいな固さで普通では食べられなくなった状態の物を細かく削って水に浸けて絞った液です。











この店はココナツのジュースと牛乳でシェークにして売ってたけど
それぞれ別々の方が美味しそう。











緑の売れてないマンゴは家でもよく登場しますが
おやつとしても売られてます。














家族連れの憩いの場になってるのですが
この公園のユニークなところは何処かで監視してるおじさんがマイクを持っていて

「はい、そこの黄色い滑り台の子、君はもう大きいからその滑り台は小さい子用なので直ぐにどいて下さい。」とか、「歩道で大勢で立ち止まってる家族の人、歩道は歩く場所だからそこに止まると迷惑になります。どいて下さい。」なんてアナウンスしてること。












自転車を借りて公園の周りを乗ってる人も大勢いました。













私は大好きなバロット(アヒルの孵化する前の卵)をこのお姉さんから買ったけど
お姉さんが18日目って言ったのに家に帰ってみたらまだ全然ヒヨコの形がなくてショック。
大きめのヒヨコが美味しいのに。






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<どうでもいい菜の花家の食卓>



さっきの公園で買ったココナツ。美味。
前は石けんのような椰子脂の匂いが気になって飲めなかったけど
今はその椰子脂の匂いが好きだから住んでると変わるものですね。









さっきのおやつとして購入して家で皆で食べた「クエクエ」というフィリピンのおやつの1つ、うずらの卵。
小麦粉にオレンジの食紅を入れて茹でたうずらの卵を揚げたもので
お酢につけて食べます。










これもさっきの八百屋さんで買った熟してないアップルマンゴ+バゴオン(小えびの佃煮)。











今回は納豆に貝割れ大根。私好み。










肉じゃが。











餅トウモロコシをただ茹でたもの。(これもその八百屋で購入)











韓国のスーパーで買ったエスパーダという魚はフライにしたら身がパサパサで美味しくない。
味噌煮が合いそうでした。










レタス、茹でモヤシ、きゅうり、ニンニクのみじん切り、ロースとピーナツ(無塩)のみじん切りのサラダ。








私のお気に入りの手作りドレッシングは名古屋の八丁味噌+お酢+黒糖+お水少々。









カルティマールの豆腐屋さんで買った大根餅は美味しかった。
お店によっては豚とか入ってて美味しくないんですよ。










韓国の餅米でお餅作ってみました。(HBで)
フィリピンの餅米で何度かやって芯が残って出来上がったので韓国の餅米で挑戦。芯、残りませんでした。
ただ日本の餅米で作った餅ほど伸びないです。











あんこがないので(自分で作るのは面倒)羊羹を包みました。
HBで作っても冷めると直ぐに固くなるので餅米1合に砂糖大さじ1を入れてHBをセット。
大福にしたかったのです。

一口サイズで食べると羊羹でしたけど(笑)虎次郎は大福や羊羹が大好きなので7つも食べてくれました。












自分が食べたかったので作った煮物。と言っても大根、コンニャク、牛蒡だけ。
色が黒いのは黒糖のせいですがもの凄く薄味。











もずくが安かったのでたくさん買って来たんです。
沖縄産ですって。
私は黒酢+減塩醤油で頂きました。












ピクルスにしようと思って買った青いパパイヤなんですが1週間くらい放置してしまったら・・・








熟れてしまってました。







それでもピクルスになるかと細切りにしてみたけど無理そう。
メイドさんが甘くて美味しいからとシェークにして皆で分けて飲みました。
青いパパイヤ、どんどん熟れちゃうので要注意。


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静かな元旦の朝です。通いの掃除専門のメイドさんがお休みなので桃ちゃんと私で朝から掃除しました。私はお風呂場、桃ちゃんは床拭き。
桃ちゃんは虎次郎のコンピューター机の下を拭き掃除して「ママ、こんなに真っ黒!メイドさんが掃除してるの見たけど物を動かしてないし、箒で掃いたり、拭き掃除もしてなかったよ。叩いて埃を落とすだけだったの私、見たもん。こんなに真っ黒になるなんていつも掃除ちゃんとしてないのよね。」って。桃ちゃんは犬の排泄の始末とかも手伝ってくれようとするし、フジは多分貰って来た時から英語でティックという蚤が居たみたいで痒がってたら桃ちゃんはフジを寝かせて蚤取りしてあげてました。フィリピンの学校って掃除当番がないので子ども達は掃除を覚えないけど桃ちゃんは自分から掃除や整理をいつもしてます。私が教えてないのに自分がやり始めるんです。3人の子ども達、1人ずつ全部違いますね。




富裕層向けフィリピンのイースター

2012年04月08日 03時41分06秒 | フィリピンの習慣など
ホーリーウィークは本当は宗教行事だけど、日本のゴールデンウィークの様な連休。
今年は水曜日の午後~翌週の月曜日まで主人の仕事がお休みになり、桃ちゃんの体操教室や絵画教室などもお休みになるのでゆ~っくりブログ訪問してのんびりしようと思ったら大間違い。

そうだ~、うちの旦那さんは仕事がないと暇人になってしまうんだった。
と言うかお家に居るのが苦痛な旦那さんなの~。
家が大好きな私とは正反対。

で、木曜日、フォートボニファシオのハイストリートに桃ちゃんと3人で行く羽目に。
そしたらお店は殆ど閉まってたけどホーリーウィークのイベントやっててびっくり~。

これぞ富裕層向けのホーリーウィークイベント。





イエスが十字架にかけられた時に頭にのせたイバラの冠の展示。






こちらは十字架を担げるイベントでアシスタントの職員さんが3、4人、サポートしてたけど、
重い木で私なんて全然持ち上げることすら出来なかった。






でも試してる人がいるから驚き!






しかも私が見たのは5人とも全員女性。
その女性と同行してる男性は担ぐ気なし。






これは木に黒い紙を釘で打ち付けてる。
(遊びみたい~)







結構皆、真剣。






釘は近くの入れ物に入ってて金槌も備えてある。
このイベントを貧しい人の入って来れる地域でやると釘も金槌も紛失しそうです。
(いや、誰かが見張ってれば良いだけの話しですが)







ここでは黒い箱に小さい紙と鉛筆が備えてあって自由に好きなことを神様に書いて円柱のガラスの入れ物に入れる仕組み。
書いてるのは桃ちゃん。








見られないように手で隠して書いてるので私は見なかったけど、
来てる人は皆、書く人よりも円柱の入れ物から人の書いたのを何十枚もつかんで取って読んで元に戻す人が多かった。







これ、写真の撮り方が悪いけど十字架を担いでる人が3組。





トイザラスの下にあるヨーグルトソフトクリームのお店の牛乳味のヨーグルトアイスは甘さ控えめで美味しかった~。
(フィリピンで甘さ控えめは珍しい)






トイザラスの入り口の横にある子どもの遊び場(有料)に桃ちゃんを預けて早めの夕食に行きました。
レンテン・シーズン(ホーリーウィークを含む4週間)に肉を食べない人がいるせいでメニューも肉のないメニューをわざわざ出してるレストランが多い。







本当はカトリックで肉を食べていけないのは灰の水曜日と聖金曜日だけなんだけど。
ま、習慣は人それぞれです。







トマトスープにスモークサーモン入りサラダ。







そして鱈のリゾット。
と結局肉がない分、普段より豪勢な感じ。

ここのレストランは家庭的だけじゃなくてシェフの味付けが日本人向けで私と主人のお気に入り。


フィリピンはスペインの影響で本当にむち打ちとか、張り付けとか実際にやってみせる教会も多い。日本では十字架の道行きというイエスが処刑場まで行った行程を追うだけの行事もフィリピンではプロセッションという聖人の行列になる。

カトリックでは偶像崇拝を禁じているけど、フィリピンではまだまだ聖人の像に触れてその手を自分に触れてご利益を得る考えの人が多いみたい。
私は否定する気は全然ないですが。

主人なんかは人を殺したり傷つけたりしなきゃ形はどうでも良いって思う方。カトリック教会も多分、あまり細かいことを言って争いの種になったりするより、銅像に触れてご利益があると思うくらいなら許容範囲だと思ってるのかも。

ゆっくり出来ないまま終わりそうなホーリーウィークです。
明日は桃ちゃんの学校の友達の誕生会だし。
(イースターの日曜日に誕生会やる人も珍しいですよね~)

目が疲れて運転出来ないし、運転手もお休みで居ないと言ったら長女の桜が運転していって近くの喫茶店で待っててくれるって言ってくれました。
ありがたいです~!




フィリピンの枝の主日(パームサンディ)と戦争の話し

2012年04月05日 00時23分03秒 | フィリピンの習慣など

(枝を振る主人と桃ちゃん)


いよいよホーリーウィーク(聖週間)に突入。
イースターに関してはアメリカよりはスペインの影響が強いフィリピン。イースターの前の日曜日は枝の主日。椰子の若い葉を編んで教会の前で売って商売をする人で溢れ、ミサが始まるとお祭り気分で葉っぱを祝福してもらいます。

政府の決めた休日は木曜日と金曜日。
そして来週の月曜日は偶然、バタアン落城の記念で休日なので今年は長い連休。
(私は何処にも行かないで家に居ますが・・・)


バタアンの死の行進は日本軍が捕虜であるアメリカ兵やフィリピン兵(アメリカ側として戦った)をバタアンからマニラまで歩かせ、この時期暑かったので多くの兵士が熱射病や脱水症状で亡くなり歴史の教科書にも出て来る話しになりました。(捕虜を輸送するトラックに乗れた人もいたようですが)

主人の父の兄弟や親戚(主人の叔父ら)もバタアンからの行進をしたそう。でも詳しいことは何も話してくれなかったし私も聞けなかった。
ネットで調べても色々な説があって日本兵の目を盗んで逃げた兵士も多かったそうなので、何人が亡くなったなど正確な数字はわからないみたいです。

ただ戦争中は日本兵側について戦ったフィリピン兵、アメリカ側について戦ったフィリピン兵に分かれていたみたい。
そして主人の叔父のようにアメリカ側として戦った兵はアメリカのベレラン(退役軍人)の扱いを受け、アメリカへ一生自由に行き来出来るヴィサや年金など受け取ることができ、日本側についた兵士はのちのちリンチにあったりして辛い目にあったそうです。

私はここに嫁いできてそろそろ22年になるのだけど、戦争中に日本兵が残酷な殺し方をしたと言う生き証人に出会ったことはありません。
(私が日本人だから言わないって可能性もありますが)

主人の母は87才、主人の父は89才ですが、日本が統治していた4年間、日本語で学校教育がなされていたそうで、日本人の先生に教わった記憶を持っています。

今のエスパーニャ通りに日本は立派な鉄道を引いたりしてインフラ整備にも力を入れてくれたそう。フィリピン人はアメリカが勝利した時に日本に腹を立ててそれらの鉄道を壊したからと馬鹿なことをした、と主人の両親などが言ってました。

主人の父親の従兄弟の一人はなんと、東大の医学部に留学もさせてもらい医者になったのです。当時、日本は優秀な人材を無料で日本に留学させてあげてたって。

ただ主人の母は日本兵の目につかないように男の子の服を着て顔に泥を塗ったりしたと言ってた。
私は元従軍慰安婦が書いた本を一冊だけ読んだころがあるけど(英文)、その人はフィリピン人に誘拐されて日本軍のいる兵舎に連れて来られたと書いてました。つまり多分、その人の場合は同胞のフィリピン人がお金欲しさなどで彼女を誘拐したんでしょう。
その人の文章を読む限りでは日本兵は礼儀正しく、乱暴に扱われたことはないし、親切にしてもらったと。
別の方の話しでは従軍慰安婦には給料が出ていたと言う話しだし、真相は全く分かりませんが、フィリピンではあまり今、取りざたされてない話題です。

そしてフィリピンの歴史の教科書を読むと、フィリピンという土地でアメリカと日本が戦争したって強調されてる感じです。
当時、アメリカの統治下にあったフィリピンを日本軍が奪い取り、4年後にマッカーサーが戻ってきて奪還した。住民はそのアメリカと日本の戦争に巻き込まれたと言うイメージです。

日本は特に最後の方では日本兵に食料の供給をすることが出来なかったようなので日本兵は農家の家畜など盗んで食べたらしくて、元日本兵で毎年のように戦友の慰霊に来て農民に家畜を贈り続けている人達にも会ったことがあります。その人達は罪悪感で一杯だったけど、そうしなければ飢えていた、その恩をずっと感じて盗んだ以上に家畜を贈っていました。

でも多くの兵士が餓死やマラリヤ、腸チフスやコレラなど汚染水で感染する下痢などで亡くなったんですよね。



ブログランキングに参加してみました。まだやり方が分からないのでどうなるか不安ですが宜しくお願いします。
何か助言があったら色々ご指導下さい~。

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カトリック行事「灰の水曜日」

2012年02月24日 04時33分24秒 | フィリピンの習慣など
昨日は灰の水曜日でした。これはカトリック行事(もしかしたら他の宗派でもあるかも?)。
日本の仏教にも似たような考え方があるのかもしれないのですが、結局最後は塵と終わる人間の儚さを思い起こさせるために灰を額につける儀式。

宗教儀式と言うのは何でも馴染めば生活の一部のように受け入れられるものだと思うのですが、習慣がない人にはちょっと変に見えるものかもしれません。
特にカトリック教会は儀式が大好きで、実は私もちょっと「お祭り好き」なのでこういう儀式は嫌いじゃないんです。
(私は両親がカトリックだったのでお宮参りや初詣、その他の仏教行事の方が馴染みがないです)

この日を境に Lent という四旬節(しじゅんせつ)に入り、46日後がイースターです。

イスラム教の断食月「ラマダン」に似てると思います。昔はカトリックでも断食してたようなんですが、今回、灰の水曜日に教会に行くと、
断食もいいけど、外食や携帯電話での長電話やネット、スターバックスでコーヒーを飲むなどの贅沢な暮らしぶりをこの期間だけ止めてみてはどうか、と勧めていました。

肉を断つのも肉が嫌いな私には痛くも痒くもないですものね。もっとも肉はキリストが亡くなったので「体」=「肉」の連想ではあるようなんですが、でも人類の多くが肉が好きだから肉断ちをするんじゃないかと思います、多分。




あ、これがその時の様子ですが、

私の家の側の教会、徒歩5分なのに車で行きました。(苦笑)





車を停めるともの凄く良い香りがしてきて写真を撮りました。もしかしたらこれ、私が大好きなクチナシの花?
と思ったんですが、フィリピンにクチナシの花ってあるのかしら。
香りもそっくり、葉も似てますよね。



イースターの前の1週間はホーリーウィークで学校などはお休み、仕事も水曜日まで。なので多くの人が旅行に出かける楽しみな時期でもあります。旅行に行かない人でもカトリック教会では山車を引いて街を歩く行事や、教会巡り(そして周りに縁日の店が沢山出る)、十字架の道行きなど楽しい行事が沢山。この時期、地元の貧しい人と一緒に教会行事に参加するのは結構私は好きです。お祭り好きですから。

でも主人を始め、子ども達も好きじゃないんですよね。なので家を出れないことの方が多いです。

主人が友達の息子さんのGod father になりました(フィリピン教会のしきたり)

2012年02月12日 22時01分09秒 | フィリピンの習慣など
昨日はず~っと気持ち悪くて寝られないと思っていたら、今朝からお腹を壊して、どうも食中毒だったみたいです。昨日のパーティーに一緒に行ったメイドさんも朝からお腹を壊してたそうだし。ただ桃ちゃんと主人がならなかったのが幸い。

フィリピンのケータリングでお腹を壊すことってたまにあります。パーティーの始まる何時間も前に調理して保温もせずに運んで来てセッティングし、パーティーの始まるまで気温30℃~35℃の繁殖しやすい温度のまま置いてあるせいですね。特に牛乳が使われているホワイトソース系、トマトが使われているトマトソース系など注意が必要だと思います。



そして今日は夕飯に主人のお友達の息子さんの堅信式のお祝いに呼ばれました。日本語では堅信式と言いますが、英語では「confirmation」です。これはカトリックの儀式なんですが、生まれた時に親が洗礼を受けさせるのは皆さんもご存知だと思いますが、ある年齢になると今度は自分がカトリック信者として生きていく決心のような式をするのです。この儀式は普通の司祭(神父)が執り行うことが出来ず、司教という位の高い司祭が執り行います。



(青い唐辛子にタコスのソースや牛挽肉を詰めてピザの薄い皮を巻いてオーブンで焼いた料理)



フィリピンではこの儀式を公立の学校に行ってる子は教区のカテドラルという大聖堂でまとめて行うことが多いのですが、カトリックの学校では学校に司教を呼んでまとめて年に一度やっています。実は私はこの学校で執り行う堅信式には反対なんですけどね。宗教の問題は子どもが自動的に決めるべきじゃないと思います。大学に入ってからでも、社会人になってからでも、自分が本当にカトリックでこれからも生きたいと思って決断出来る年齢に決めたら良いと思うのです。宗教を持たない人が悪いと私は思いませんし。むしろ自動的に堅信式を受けさせ、でも本当は自分はカトリックとして生きたくなかったと後で思う方が本人にも、教会にとっても損失だと思います。



(フィリピン人はこういうお寿司が大好き。主人の友人は日本に行ってこういうお寿司が何処にもないと嘆いてたので、それならアメリカに行ったらあるわよ~と話しました。)




今回、堅信式を受けた男の子はアテネオ小学校の7年生。今年の3月に卒業して、6月からはハイスクールです。お父さんはJPモルガンの副社長をしていて、お母さんは幼稚園の先生だったのですが今は自宅に小さい幼稚園を作って幼稚園経営をしてるそうです。





なので話題は銀行や税金の話し~。主人と、主人の友人の間に挟まっていた私。本当は奥様の隣に座っていたかったかな~。






フィリピン語では God father のことを「Ninon(ニノン)」、God mother のことを「Ninan(ニナン)」と呼びます。日本語では小説などで「名付け親」などと訳されていることが多いのですが、洗礼の時に出て来ることが多いからでしょう。
日本のカトリック教会では「代父(だいふ)」「代母(だいぼ)」と呼ばれています。

ただ、日本のカトリック教会と大きく違うのは、このニノンやニナンは結構、子どもが将来、頼りにしたり、クリスマスになるとお小遣いを貰えたりする存在だということ。

結婚式の時にニノンやニナンになると、日本の仲人さんのような感じですが、フィリピンの場合、12人くらい居たりして、一人ずつが結構大金を結婚するカップルに贈ります。人や階層によって金額は違うと思いますが、1万ペソ~10万ペソ(17,500円~17万5千円) 、それ以上だったり様々。なのでニノンやニナンのことを「スポンサー」と呼んだりもします。

また、義姉などはニナンの一人が産婦人科医だったので、お産は全てその方のところでして、全部無料でした。検診から出産までです。
こういう特典を狙ってニノン、ニナンに医者や弁護士を選ぶ人が多いのは確かですね。

洗礼式では一人の赤ちゃんに10人などは普通です。日本のカトリック教会だと女の子なら女性の代母さん1人、男の子なら男性の代父さん1人だけなんですが。堅信式も同じです。

フィリピンの場合、堅信式では男性一人、女性一人を代父、代母としてつける(合計2人)ようで、長女の時もそうでした。

それから日本では洗礼名というクリスチャンの名前(戸籍とは関係ない聖人の名前)を付けるのに対し、フィリピンでは出生証明に載せた名前のみが使用出来ます。なのでその名前が聖人とかけ離れた名前、例えば日本名の「浩二」とか、それでもその名前を洗礼でも、堅信式でも使います。

理由は多分、洗礼証明が出生証明の代わりとして使うことが法律で認められることがあるせいだと思います。今は厳しくてあまり認められませんが、それでも出生証明がない場合、同一人物と認める大事な書類になるのです。






日本に居る時からカトリックだった私は主人と相談して自分の子ども達には洗礼の時に代父、代母、一人ずつのみ付けました。子どもが頼れる人とかではなく、私たち夫婦にとって素敵だと思った人達を選びました。なのでクリスマスに会いに行ってお小遣いを貰うなんてしたことはないですし、子ども達はあまり親しみも感じてないかもしれません。

フィリピンに住んでいるので一体、それが良かったのかどうか、今は疑問ですね。多ければ多いほどその子を可愛がってくれる人が多くなりますから。子どもにとってはそういう人が多いって良いことじゃないかと思うんです。私も実際、ニナンになった子ども達は数人しか居ませんが、クリスマスには特別な贈り物をすることが多いです。



代母、代父になった人はその子ども達を性別に関係なく「ina-anak(イナアナック)」と呼びます。フィリピンでは特別の存在って感じで、世話好きな人は覚えていてプレゼントをあげたり、親がしてあげられない出費を出してあげたりしてる人もいます。

貧しい国なので、それで沢山のニノンやニナンをつけて、多くの人が子どもの成長を見守ってあげるしきたりなんでしょうね。

ま、家は3人の子ども達、全員疎遠なニノン、ニナンばかりでちょっとフィリピン社会のこういう習慣の恩恵は受けてません。

大勢付けても中には無視する人もいるし、なので実際には人によっては名前だけニノンやニナンになってそれっきりと言う人もいて、どれだけ意味があるか分からないって言う人もいるのも現実です。


お腹を壊していて1日中殆ど何も食べてなかったのでレストランのお食事、本当に美味しく頂きました。

フィリピンでは風邪引いてもお粥を食べない

2012年01月12日 01時08分55秒 | フィリピンの習慣など
睡眠不足の息子、とうとう風邪をひいてしまいました。
先週末に2泊3日で行った黙想会+その前日=3晩殆ど寝てなかったせいですよね。
しかもうちの息子って偏食で小食で学校がある時は殆ど何も食べません。
(ほぼ12時間の絶食)

風邪で食欲がないって言うので日本人の私はお粥を作ったんですが・・



栄養がつくようにと卵も落として、
昨日NHKのあさイチで見た焼いたネギを刻んで入れたり、生姜も辛みを取る為に炒めてから入れて作った中国風鶏ガラのお粥。

そしてこれもテレビで見た京都の老舗の作り方の強火でお米の粘り気を閉じ込める冷めても美味しい作り方でもの凄く美味しく出来たけど、全く食べてもらえませんでした。
(私が食べた・・)


桃ちゃんも同じ風邪で学校休んでますが、彼女は一口だけ食べてみたけど「オエ~美味しくない」って。

そして桃ちゃんのリクエストは「オニオンリング」




風邪の時にこんな油っこいもの~?
と思ったけど作ったら食べてくれました。

玉ねぎは風邪に良さそう(?)だし、ま、いいんですが、そう言えば主人が風邪でお粥作った時も凄く嫌がられましたっけ。
フィリピンでは風邪=お粥っていう習慣はないみたいです。

フィリピンのお粥は「ルガオ」と呼ばれて屋台などで売られていますがおやつ感覚。
でもドロドロしたのが好きじゃない主人や家の子ども達は食べません。

それにしても何てタイミングの悪かった息子の学校の黙想会。保護者が計画したんですが正月明けだからまだお休みムードだしと思ったのかしら。卒論の締め切りの1週間前に2泊3日なんてどう考えてもおかしいです。もっとも普通の卒論だったらそれでも良かったのだと思うけど今回の卒論はある意味、メンバーが悪過ぎました。息子は今日は無理して学校に行ったけど明日は休んでくれるといいけど。「保健体育」の期末試験があるから休みたくないと言うのですが10時頃試験だからそのタイミングで学校に行ったらどうかと思うんです。身体が大事だもの。