フィリピン国際結婚・菜の花の主婦日記goo版

南国フィリピン便りー結婚しフィリピン在23年。22才長女、20才息子、9才末娘のお母さんである私の毎日ー

国立フィリピン大学音楽部で無料コンサート

2013年09月28日 03時00分08秒 | 子ども達とフィリピンの学校



<つぶやき>

フィリピンの小学校~高校の多くは4学期制ですが
桃ちゃんの学校は3学期制。

1学期の試験が終わって今度は2学期。
早速、2学期の最初の3週間に習うことを印刷されたプリントが来ましたが
またまたび~っくり。

例えば理科。

種の成長プロセスを段階を追って記せる
種の散布方法の色々が理解して説明出来る
親木を育てることの重要性
動物とその他の生命の違い
特定の動物の生まれてから成長するまでの過程が説明出来る
食べ物によって動物を分類する
動物の構造や習慣による適応について
動物の適応について食べ物の穫り方、行動の仕方などによって分類
動物がそれぞれの自然への適応の仕方でどのように生き残りに役立つか説明
動物がお互いにどのような方法で会話しているか説明しなさい
何故動物が環境に適応するのが重要か説明
ペットや牧場などで飼われている動物が何故重要か説明
人間の体の部分の名称
人間の五感とその機能の説明
目の中の構造とその働きを暗記(iris, pupil, cornea, lens, retina, optic nerve)
目の仕組みを説明
目の働きによってどんな行動に繋がるか説明
目の保護の仕方と手入れの仕方


腿ちゃんの学校の教え方の問題は
こうやって教える内容をプリントでくれるけど
実際に先生は小テストしたりせず
黒板の前で教えるだけで突然テストすること。

大きなテストの前の小さなテストの量は息子がラサール小学校時代の4分の1くらい。

そして桃ちゃんに「先生のプリントに理科はこう書いてあるよ~」と話すと

「え、今、私たちは重力について習ってるよ~?」

って。

先生が卵にパラシュートをつけて落としたら割れたんですって。
なんか卵が割れて教室の床に落ちてるって想像しただけで
その実験って本当に重力を教えるのに必要だったのかしら・・と
思っちゃいます。

と言うか、重力ってここに書いてないんですけど・・・。




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<フィリピン大学でコンサート>

フィリピン大学音楽部「アベラルド・ホール」建築50周年だそうで
色々な催しがあるようで
隣のおばさんが

「是非、一緒に行きましょう!」

と何度も誘ってくれたので
週日だったのですが
たまたま試験が終わったばかりでまだ宿題も出てなかった桃ちゃんと2人で行ってきました。







政治家やアメリカ大使館から代表の方なども来ておられたのですが
無料コンサートでした。

音楽部の学生や卒業生が多いだけあって
会の最初に歌われた国歌斉唱は会場全体が合唱団のようになって感動。

こんな国会斉唱、フィリピンで初めてです。













演奏の合間に50年前の歴史をひも解いて
スライド写真や解説があり興味深かったです。

(フィリピン大学の敷地は元はアメリカ軍のヘッドクウォーターだったなどなど)

ただ桃ちゃん、ユニクロで買った秋用のダウンジャケットを持って行ったのに
寒くて凍えてしまい
演奏よりこれが辛かったみたいです。

桃ちゃんは文句言わないので車に戻ってから足の感覚がない~と言い驚き。

早めに会場を出て良かったです。

演奏はまだ終わってなかったけれど
午後9時になってしまい明日も学校で午前6時起きなので。
(午後6時半開演なので長い~演奏会でした。)














12月までに他にもイベントが色々あるようです。

桃ちゃんは音楽の演奏会には今まであまり連れて行った事がなかったんですが
自分が習っているギターの先生(デメテリオ先生)が編曲したアンサンブル曲や
イスラム音楽の演奏など気に入った演奏がいくつかあって楽しかったようです。

演奏会デビューとしては適当だったと思います。

ただ寒さ対策が必要。

つまり・・ジャケットが秋用でも着てるものが真夏服なのが問題なのです。
日本なら秋は涼しいので秋用の服ですもんね。
かと言って外が暑かったら秋向きの服は不便。
冬用のジャケットの方が向いてるかもしれません。





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<どうでもいい菜の花家の食卓>




玄米や押し麦を混ぜて久々の炊き込みご飯。













入れたのは鶏腿肉、ごぼう、油揚げ。
人参は切らしていて入れられず・・・。







 

バレエ初回レッスン

2013年09月27日 02時49分23秒 | フィリピンで習い事




あと約1ヶ月で9歳になる末っ子桃ちゃんが夏休みだけバレエを習ってたのは何年前だったかしら。
幼稚園の時だったと思います。

今は学校で器械体操だけしてるんですが
学校の器械体操は色々問題ありなので
他の道を模索中。

とりあえず色々試して選択肢とか可能性を広げたいのです。
もちろん体操もやめたくないと言うので
当分は大変なんですが。

そしてバレエと言えばマカティで遠いですが
「ペリー・セヴィダル先生」しか考えられません。

桜がとてもお世話になっているという事もありますが、
この先生の人柄が素晴らしい。

この先生は

「女の子は誰でも皆、プリンセス(お姫様)なのよ」

と本気で信じている方。

だからリサイタルでも彼女の愛情が溢れいて
どんな小さな生徒さんでも誰もがチャンスを貰えるし
上手とか、下手とか、
そういう基準だけで役を選ぶのではなくて
きちんと欠席せずにレッスンに来ている子とか
そういう事を大事にしているのです。







初日の今日、皆についていけないので
先生が丁寧に指導して下さったけど
途中で端の方に追いやられておミソでやってたのでどうしたのかな~と思っていたら
後で桃ちゃんが

「出来ないから泣きべそになっちゃった・・」

と打ち明けて納得。

先生も今日は無理強いしないでくれたのですね。

帰宅すると午後9時でしたが、
バレエが始まる前に宿題を終わらせられたし
器械体操は3時間だけど
こちらは1時間なので場所は遠いけど待ち時間に色々出来て良さそうな感じです。

日本食材店が近いので待ち時間に美味しいお豆腐なども買えるし♪

と言うか今日は6時半に終わったのに桜がリハーサルしてて8時近くに出たのですが
リハーサルがなければもっと早く帰宅出来ると思います。





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<どうでもいい菜の花家の食卓>



カボチャとパパイヤをしりしりして
カレー風味で炒めてみました。
カシューナッツ入り。











韓国食材店でおでんを買ったので
今日の夕飯はおでん。












やはり韓国食材店で買ったドーナツの元。
ケーキドーナッツでイーストなしですが
悪くないです。

簡単だし。

ベルギーチョコレートでコーティングしました。
チョコの味が良いので満足度の高い仕上がり。







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<余談:iOS7 とスカイプのマイクロフォン>





iPhoneやiPadから「iOS7に更新出来ます」とメッセージが来たので早速更新したら
母からスカイプ電話が来たのに
私の声が母に聞こえない!!

色々いじっても駄目なので
iPhoneで話すのはやめてパソコンで話し、
その後、ネットで検索。

最近は何でもネットで分かるので本当に便利。

皆、抱えてる問題は同じなんですね。

まさか「プライバシー」の中に「マイクロフォン」という項目があって
そこに「スカイプ」のマイクのスイッチがあるなんて
想像出来ませんよね。







雨と入試と渋滞と洗礼祝い

2013年09月24日 03時11分49秒 | フィリピン親戚との関わり



先週末からモンスーン雨が降っているメトロマニラです。
主人はいつも自転車で遠乗りに行くのが楽しみで出かけたのですが断念して帰宅。

桃ちゃんの試験も金曜日の理科と算数でやっと終了~。
ヤッホ~!

暗記が多かった理科は難しかったと言ってたし
算数は計算間違いがすごく多い桃ちゃんなので
(足し算なのに引いてたり、その逆とか)
とにかく落第は多分しないんじゃないかと思うので一安心。











そして週末の土曜日、姪の2番目の子(長男)の洗礼式とパーティーでした。
おりしも土曜日、日曜日とアテネオ大学の入試で
外は大渋滞。
(歩いて20分の距離が車で30分)

この写真は洗礼式のパーティーから戻った時にうちの裏を窓から撮ったものです。
入試が終わってお迎えの車がぎっしり。











洗礼式は教会でやるんですが代父さんや代母さん
(英語ではゴッドファーザー、ゴッドマザーで
フィリピン語ではニノン、ニナン)
以外では参加する人は少ないです。

パーティーは彼らが住んでいるサブディビジョンのクラブハウスで。
(写真は洗礼パーティーの様子)













前にも書きましたが
フィリピンの人は将来のことを考えて
代父さんや代母さんをたくさんつける習慣があるんですが
最近は教会の方で10人だったか12人までと制限があります。













将来のこと・・というのは
医者だったら治療代がただとか、
就職を斡旋してくれるとか、
クリスマスにお小遣いをもらえるとかですね。

ま、文化の一部という感じでしょうか。












うちの子ども達はみんな、代父さん1人、代母さん1人しかつけていません。
しかも殆どの方達と音信不通状態で、
子ども達も自分の代父さん、代母さんが誰だかよく知らない状態です。

それがいいのか悪いのか分かりませんが
フィリピンの普通の社会からはちょっと外れてるかもしれません。












桃ちゃんはペロペロキャンディーなど飴が大好きで
そのせいで虫歯が多いのかも・・。

今日も雨で学校がお休みで
(場所によっては洪水で道路が不通状態だったらしく)
桃ちゃんと銀行とスーパーに行くと

「ペロペロキャンディー買って~! お願い!(Please!!)」

って。

「いいけど・・自分のお金で買ってね。」

たった8ペソ(15円くらい)だけど、
だったら要らない~って。

良かった。












会場の設定などは専門の業者に委託してやってもらうんでしょうね。
可愛い飾り付けで夢の国~って感じでした。










このビニール袋を取って好きなお菓子を詰めて持って帰ることが出来る仕組み。
桃ちゃんも貰ってましたが
虫歯になると治療がつらいので少なく取ってました。










赤ちゃんはまだ3ヶ月くらいかしら。
彼女の長女ちゃんもまだ2歳になってないので哺乳瓶でミルクを飲んでたんですが
ご主人が子育てに協力的で幸せそうでした。












私が結婚した頃はまだ小学校低学年くらいだった姪が
もう2児の母です。

どうりで私、年をとるわけですね。






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<クマとフジ>

今までフジは私と夜、台所にいることが多かったのに
最近は桜の部屋に居場所を確保しつつあります。





でもフジは甘い顔をすると図々しくなってクマに焼きもちをやいて怒ったりするので
そういう兆候が見えたら下に連れて来て
私が徹夜してる時に隣で寝かせておきます。
(今も足下に寝てます~)

私は虎次郎にさっき午後9時、「10時に起こして」と言われたので起こしたけど起きない・・。
大学がなかったのに先にゲームやりまくって
夜になって勉強しようと思ったのかもしれないけど
前は昼と夜が反対だった虎次郎、
最近はおよそ夜の時間に寝てるんです。

じゃあ朝の5時に起こす~?

と聞いても返事もしないけど
とにかく5時に起こそうと思って
私は寝たら起きれないので寝るのやめようかな・・と考え中。
(それで久々にブログ更新)






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<どうでもいい菜の花家の食卓>



オーガニックの穀類などを売ってるブランドで私が好きな

「ボブのレッドミル(赤い粉引き機)」

で出してる食物繊維豊富なパンケーキやワッフルが作れる粉。
フラックスも入ってます。











これを分量よりずっと薄めに作ってクレープを作ってみました。
こんな風に色々入ってるのが見えますね。
食物繊維が多いので野菜が不足がちな子ども達には最適です。











裏に返すとこんがりパリパリ。
見た目も味も繊維っぽい感じはないです。











桃ちゃんはバナナとナッテーラ(チョコクリーム)と生クリームのクレープ。
そして主人にはフィリピンで「フレッシュルンピア」と呼ばれる野菜のクレープ。
醤油、砂糖、ニンニク、水で味付けしたら片栗粉でとろみをつけ、
煎ったピーナツを細かく刻んだものをトッピング。

本当はココナツの木の芯の柔らかい部分を炒めて包むんですが
市場でないと美味しいのが買えないので今回は余り野菜で作りました。







フィリピン中1で習った息子の数学

2013年09月20日 01時47分15秒 | フィリピンサイエンス高校(PSHS)




片付けをしていたら虎次郎がフィリピンサイエンス高校(7~10年生)の
1年目(7年生)の後半に習った数学の問題が出て来ました。

虎次郎は日本の中1として普通の年齢で13才くらいだったのですが
同級生の中には11才という子もいて、
やはり数学では苦労している子もいたのを思い出します。

払える人は家庭教師をつけたり、
親がエンジニアなど理系の人は親が教えたり、
貧しい家庭の出身で遠慮しないタイプの子は数学の先生にアタックしてましたっけ。

私は日本の中学の数学なら大丈夫なのですが、
これはさすがにわからず・・・。汗

虎次郎は最初、私に聞いてきたのですが、
私の方が 「え・・これ、どうやってやるの?」 と目が点。

それ以来、彼は私に聞いてくることは一度もなかったです。

シャイな虎次郎なので先生に聞きに行ったりせず、
家庭教師も拒否。
私や主人にも聞けない・・というわけで
自分の力だけでやってました。








紙が黄ばんでしまってますが、

「因数分解しなさい」という問題。















因数分解の後半。














式を簡単にしなさい・・という問題。














式を簡単にする・・その2。




















式を簡単にする・・その3。

















不等式と絶対値の問題。



















不等式と絶対値 その2


















不等式と絶対値 その3







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<どうでもいい菜の花家の食卓>




今日の夕飯はフィリピン版わかさぎ(タウィリス)の唐揚げ。
野菜がなくて・・それでピーマンやパプリカを生のまま薄切りにしてサラダにしました。
味付けはワインビネガーとオリーブ油、塩、はちみつのみ。
クルミと貝割れの葉をアクセントに使ってみました。















食べたかったひじきと大豆を一緒に煮込みました。















フィリピンではお馴染みのチョコレートクリンケルというクッキー。
買うと高いし、何が入っているのか分からないので
自分で作ると安心です。

作り方はいたって簡単。

チョコレート 200g
無塩バター  90g
砂糖(又は粉砂糖) 115g
玉子 3個
バニラエッセンス 小さじ 1

最初にチョコレートとバターを湯煎で溶かし、
その後、バニラエッセンス、バター、砂糖、玉子を1個ずつ入れます。

そこにふるった

小麦粉 200g
砂糖無しココアの粉 25g
ベーキングパウダー 小さじ1/2
塩 少々

を入れ、ハンドミキサー(弱)や手(スパチュラ)でしっかり混ぜます。

冷蔵庫に1時間寝かせた後、手で丸めて
粉砂糖の中を転がし、
油を塗ったベーキングシートの上に少し離して並べたら
上をちょっと押して形を整えます。

そして160℃のオーブンで10~15分ほど、
いい香りがするまで焼きます。

焼き上がりは柔らかくても冷めると固めになるので
焼き過ぎに注意。

美味しく作るコツは良質のチョコレートを使うこと。
焼いている間に割れ目が入ってくるのが可愛いクッキーです。







残念な日本の旅行会社「JTB」の対応

2013年09月16日 21時53分12秒 | 旅行




またまたご無沙汰しております。
桃ちゃんの期末試験が今日から始まりました。

今日の試験はコンピューターと音楽。
朝、学校へ向かう車の中で試験勉強・・・ですが途中で泣き出したので中止。

一夜漬けならぬ朝漬けは駄目ですね。
特に前にもブログに書いた音楽の問題で

全音符は8分音符の何個分?

のような問題が苦手。

英語では8分音符を「1/2拍」と数えるのでややこしいみたいです。
1/2拍がいくつあると4拍になるか・・って事ですよね。

明日はフィリピン語と社会科(フィリピン語の社会科)です。




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<残念な日本の旅行会社「JTB」の対応>

やっと本題です・・。

実は年末に長女の桜と息子の虎次郎が日本に旅行に行きます。
海外に住んでいる人が買える「JRパス」を買って旅行するのもいいのですが
年末ですし、直ぐに予約が一杯になるかもしれませんし、
予め予約しておいた方がいいと思うんですが
こちらから国際電話するのは高くつきます。

ネット電話(例えばスカイプなど)は無料ですがそれは無理ですよね。

それでネットで調べて旅行会社の「JTB」に問い合わせました。
すると以下の回答が返ってきました。





と丁寧にリンクもつけて返答して下さいました。
本当はこの時点で支店に確認して頂きたかったかなとは思いますが、
確かにリンク先の高田馬場支店(うちから近い)のサイトにはメールでの問い合わせフォームがあったので
早速、問い合わせました。













このようにリンクを付けてくれたのです。

そして自動返信機能でこのようなメールが直ぐに送られて来ました。










自動送信メールがあった翌日くらいに今度は支店の方が連絡をくれました。
それがこちらです。










「メールでのやりとりをお断りさせて頂いている」ならメール送信フォームをウェブサイトに載せないで頂きたいなと思いました。

そして手続きするのは母でもいいのですが
相談に載るのは母では出来ないので、
私にしてみれば「相談はメールで」して「手続きは母」では駄目なのかしら・・とがっかりです。

もっともこのメールを下さった岡本さんのせいだとは思っていません。
会社の方針に彼女も従ってるだけなのでしょう。
だとしたら尚更ですよね、メール相談がホームページにあるから紛らわしい。

あ、でも、もしかしたら私が海外(フィリピン)からメールしてるからそういう理由で断ってきたのかもしれませんね。
これが日本国内だったらメールでの相談を受け付けたのかもしれません。

あやしいぞ~かかわるな、みたいな?

今の時代、10人に1人が国際結婚とか言われていますし、
海外赴任されている方も多いわけです。

ネットで見ただけで予約を入れる方もおられるでしょうけど
私はそれだけでは分かりにくいので
若い子でも楽しめる東北方面、予算はこれくらい・・と話して相談にのって欲しかったのです。

でも、まあ駄目なら駄目で他の道を探します。


そう言えば先日訪れた福島の「ハワイアンズ」などは本当に良心的で
メールでの相談で何でも済みましたし、
こちらから連絡がないと「メールが届いてなかったかもしれません。」とお気遣いまでして頂き恐縮してしまいました。
お土産などもメールで相談にのって下さりカード決済もしてくれるそうで
急いでお土産を買う時間がなかったので
(最後の最後まで楽しみ)
後で送って頂く事になったのです。

そんな風に頑張っているホテルもあるわけなので
日本はまだまだ望みある~と希望が持てますね。

主人がヨーロッパ旅行する時なども全部メールで相談、予約ですから、
今、世界はどんどん変わってきています。

日本のホテルなどもメールで相談、受け付けなど、どんどん旅行会社などを通さずになさっていく方が
外国人には親切かもしれません。

支払いもカード決済でヨーロッパ旅行の半年以上前に全額払い込みました。

カード番号を全く知らないヨーロッパのホテルに知らせるのは不安なので
「ペイパル」を利用したようです。

「ペイパル」だとカードから金額が落ちる前にカード会社からこの金額で落としていいですかと連絡が来るので安心なのだそうです。

主人も昔と違ってインターネットのお陰で
昔は旅行会社を通さないといけない事がホテルと直接交渉したり、
支払いもホテルに直接出来て、
キャンセルして払い戻しはないなどの取り決めもメールのやり取りで十分だったそうで、
消費者に取っては今までより確実に安くて良いホテルが探せるようになり
公平な感じ。

そして来年の夏、イタリアの自転車レースを見に行きたい主人、
今、香港の航空会社で2枚チケットを買うと1枚ただというプロモをしているので
私と桃ちゃんのチケットも買う・・とはりきっています。

と言っても桃ちゃんは5月しか休暇が取れないので
私と桃ちゃん2人だけでヨーロッパ旅行に行く事になりそうな感じ。

スペインにプチ留学したいのですが
なかなか小学生のプチ留学はなくて検索中です。
桃ちゃんと2人だけでヨーロッパ旅行ってちょっと不安ではありますが、
しかも1ヶ月くらい予定しています。





フィリピン小3期末試験(1学期目)

2013年09月12日 11時18分23秒 | フィリピン生活事情



前回の記事へコメント下さった皆様、本当にありがとう御座いました!
コメントは直ぐに読んでいるんですがお返事をやっと書く事が出来ました。


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<物騒になったフィリピン>

本題に入る前に・・

先日、私はネックレスの引ったくりに遭いましたが、
つい先週、行方不明だった広告代理店で働く25才のOLが死体で発見される悲しい事件がありました。

彼女は金曜日の午前1時、友達とタギッグ市のグローバルシティー(フォートボニファシオ)の駐車場から自分で運転して出たまま行方不明になり、5日後にカビテ市で死体で発見されたそうです。

フォートボニファシオは私たちもよく行く高級感のあるモール。
結構遅くまでお店が開いているので若者達の集いの場になっています。

発見された時、車のシートベルトで両手を縛られ、口はハンカチで塞がれ、体にナイフが突き刺さり、首をしめられた痕跡があったそうです。

ラスピニャス市に住んでいた彼女はカビテ方面に向かって車を走らせていたのでしょうか。
(カビテ市に行く途中を左に曲がるとラスピニャス市です)

カビテ市って犯罪が本当に多いですね。
強姦とか窃盗とかしょっちゅう聞きます。

そして彼女が乗っていた車はまだ発見されてないとか。

うちも桜は自分で運転してマカティ市のバレエに行きます。
そんなに遅く帰ることはあまりないのですが、
たまに大渋滞だとモールで時間を潰して11時過ぎに帰る事もあります。

主人と2人で運転手をもう1人雇おうか・・と話しています。

車を停める(悪い人によって強制的に停めさせられる)方法は色々あって、
生玉子をフロントガラスに投げつけるなどはもう10年以上も前からやってる人がおり
最近はワイパーを動かすと前が全く見えなくなると皆わかってきて
引っかかる人は少なくなったようですが、
車をぶつけて、事故を見ようと降りた時にとか仲間が突然現れてとか、
通行止めの看板を立てて車が通れないようにしておき、
誰も居ないと思ってそれを車が通れるだけ除けようとすると陰に隠れてた人が襲ってくるとか、
やはり夜は交通整理の職員が居ないので
それを利用してやりたい放題なんだと思います。

とにかくお金の為には方法を選ばなくなっていると思います。

その辺の運転手や警備員が話してるのを聞くと
こちらの警備員って拳銃を携帯してるからもありますが、

「俺は素手でも首を空手チョップで気絶させられるぞ」
「俺は喧嘩だったら正しい人の味方して絶対負けない」

など自慢げに話していたりして、
まだ彼らは真面目に働いているのでいいのですが、
かなり際どい会話です。

もう「前から平気だったから、これからも平気」という時代は終わったような気がします。

街にはクリスマスの音楽が流れ、
クリスマスの雰囲気をかもし出していますが、
そうなるとますます物騒になります。

くれぐれも気をつけましょう。


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<桃ちゃんと期末試験>

やっと本題・・・

桃ちゃんは来週1週間、期末試験です。
1学期の期末試験のことを「First trimestral exam」と言います。

と言うのは桃ちゃんの学校は一般のフィリピンの学校と違って3学期制なのです。
普通、フィリピンの学校は4学期制です。

相変わらず、勉強に追いかけられている私たち。
危機感がない桃ちゃんにちょっとうんざりしながら、
これって誰がこんなレッスンプラン(教える内容の計画表)を立てるのだろうか・・と疑問に思う私。

教える先生じゃない人が作ってた場合、
先生もこのレッスンプランに追いかけられているんだと思うのです。

とにかく盛りだくさんで覚えきれないんですが、
(そして考える能力より暗記が多い)


<算数>は

今、桃ちゃんは図形(三角か四角)の辺の合計の長さを習っているのです。
普通に辺の長さを足せばいいのに、

「長方形の辺の長さの合計が100cmです。幅(width)が20cmだったら長さ(length)は何cmでしょう?」

みたいな問題を出してきます。

そして来週から1日2教科ずつ試験で下校は午前中なので
授業は今週いっぱい。

それなのに試験範囲に

「かけ算の1の段から9の段まで」
「かけ算、2桁x1桁」

と書いてあるのです。

桃ちゃんに聞いたけど、まだ習ってないって。
登校日は後2日しかないのに、
その2日で1~9の段をやるんでしょうか????

1~5の段は小2の終わりに1週間で詰め込みしたんですが
それ以来、かけ算は一切やってません。

算数の試験範囲は次の通り:

・1万までの位を使った問題
(前に書いた引っかけ問題の類い)
 
・アラビア数字(普通の数字)、アルファベットで書く数字を一致させる。

・ローマ数字 1000まで

・5桁の数字を並び替えて比較したり、最小、最大の数を作る。

・順序
(これも引っ掛け問題で形の中で三角は何番目ですかとあったら、
列の中に数字やアルファベットが混じっていたらそれを除いて何番目か数えないと×になる。)

・パターンの繰り返しで次に何が来るかなど

・偶数、奇数の数字の見分け

・色々な位置での四捨五入

・1万までの数の足し算(繰り上がりあり)

・4桁の数の引き算(繰り下がりあり)

・おおよその数を求めてそれを足し算、引き算、かけ算する

・三角形と四角形の辺の長さを求める

・辺の長さの一部が分からない時に解く事が出来る

・1~9までのかけ算、2桁x1桁のかけ算


他の教科も似た様な感じで、
とにかく試験範囲の量が多いし、
ドリルをさせてくれてるわけではないので
私は何に手を付けていいか分からないです。

とにかく九九は完璧になるまで教えなきゃいけませんが、
前もって九九をこの時期にやりますから宜しく~と言って欲しかったです。

そして・・・

桃ちゃんは自分の学校の黒板にある「ニンブス・レトラス(スペイン語)」って筆記体にこだわっていて
先生はこの通りじゃなくてもいいですよと言ってくれてるのに
この通りに書かないと嫌~と。

それで写真に撮って来ました、黒板の上の筆記体の見本字。





小文字の「f」とか、大文字の「H」とかちょっと変わってますよね。









大文字の「J」もちょっと T っぽい??
しかも大文字の「I」と「J」が殆ど同じ感じ。













それとこれって次に続く線がない・・ので
桃ちゃんは続けて書かないでブロック体みたいに切り離してる時もあります。











「J」と区別する為に「T」に横棒が入っています。


















「Z」にも横棒が入っているので桃ちゃんが書くと大文字の「T」に見えたりも・・・
この筆記体、何処から来たのか分かりませんが
日本で習ったのが一番いいなあと思います。

虎次郎はラサールでパルマー式を習ってましたが、
そちらは日本の筆記体にかなり似てました。
ペンマンシップの授業があって練習帳もあったんですよ。

桃ちゃんの学校はペンマンシップの授業はなく、
黒板の上にあるから勝手に真似して~方式。








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<どうでもいい菜の花家の食卓>




オーガニックの大根を取り寄せたら葉っぱが青々していたのでチャーハンに入れてみました。










その大根、青いパパイヤ、人参などをシリシリして
生のままワインビネガー、メープルシロップ、塩の味付けでサラダに。

フィリピン風だとニンニクや玉ねぎも入れますが今回は入れずあっさり味。
一度茹でる人もいますが今回は生で。

アクセントにクルミを使いました。











朝ご飯に余ったハンガリアンソーセージ(スパイシー)とパフリカ3色炒め。
こちらも塩だけの味付けです。









子どもの習い事を調整したい(愚痴)

2013年09月08日 05時36分43秒 | 子育ての悩み



東京のオリンピック、決定の時間まで起きていて良かったです~!!
本当におめでとう御座います!
凄く感動しました。

プロモーション・ビデオも凄く上手に作られていて
やっぱり日本人って凄い、凄い、と感動の涙でした。

東京出身の私なので、特に嬉しく思うのかもしれません。
私が1才の時に東京オリンピックがあって、
その話しを聞きながら育ったのです。


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今日は桃ちゃんの器械体操についての悩み。

先日、体操競技会(と言っても正式ではないので「フレンドシップ・ミート」と呼ばれる)がありました。
そこで同期で入った友達は皆、メダルをもらったのですが
桃ちゃんは平均台で5位でメダルはなし。
(他の種目は入賞もなし)

その前に風邪が長引いて何週間もお休みしたせいもあるんですが、
他の子達はもう随分前から金曜日もリサール・スポーツ競技場に行ってるよう。

例の旧マニラ市にある家から2時間以上かかる遠い練習場です。

そういう話しはコーチから来るらしいんですが、
私は他の子が選ばれて週に4回練習していることは全く知りませんでした。
たまたま他のお母さんから聞いたのです。

別に選ばれなくてもいいのですが、
選ばれた事を隠してたような感じがして感じ悪く思いました。

もう一人のお母さんで会計士の人のお嬢さんも同じで、
選ばれてないのはいいけれど、他の同期の仲間が選ばれたチームにいると公にして欲しかったと言ってました。

そういう風に言うと、コーチが

「じゃあ入ってみますか。」

みたいに言うんですが、それは違うんじゃないかと思います。







土曜日は1~5時の練習で、いつもはリサール・スポーツ競技場であるんですが
先日の洪水でマットなど全部水に浸かってしまったようで
学校で練習でした。

こんな風に最初は並んでるんですが、直ぐにバラバラになり、
そのうち待ち時間に遊び出します。

私が隣のスーパーに買い物に行って戻って来たら
コーチは1人を除いて学校の食堂の前の広場の椅子でピザ、パスタ、ドーナツを食べてました。

桃ちゃんに後で聞いたらジュニアのメンバーの一人が誕生日で、
保護者が軽食を持って来たらしいんですが、
コーチが4人も練習時間中に抜けてオヤツって言うのも驚き。

桃ちゃん達は招待されなかったので練習場で遊んでました。

そしてこの練習場は半分外なので、蚊がすっご~く多いのです。
一応、シトロネーラの蚊除けバンドをさせているんですが心配。












こちらが体操競技会(フレンドシップ・ミート)の垂れ幕。
台風のせいで日付が変更になり、9月1日に行われました。

昨日、学校での練習で一人のお母さんが練習場の片隅に座っていたのですが
声をかけようかな・・と思ってもちょっと自信満々の高慢な感じがして話しかけるのを躊躇していたら
他の美しい(着飾った)お母さん達がどやどやと入って来て
おしゃべりが始まりました。

そのお母さんが

「この間の練習の時にお腹が空いたから新しいスナック菓子買ってみたら美味しかったのよ~。
体操が終わった後、子どもも疲れてるからいいわよね。」

と話し始めて、他のお母さん達も気が合うらしくて子ども自慢。

彼らの子ども達は、アメリカから取り寄せた鉄棒で豆が出来ないガードルとかしてるし
桜に言わせればバレエでもそうだけど「豆」が出来るまで我慢して練習すれば後は楽になる・・と言うのだけど、
それだって親が勝手に海外から空輸して使わせていて、
コーチは私たちには買えとは言ってないのです。

私はそんなのなくたっていいのに・・・と思いつつ、
(だって昔は鉄棒好きで手に豆がいっぱい出来てましたよね?)
そもそもコーチって鉄棒出来ないんじゃないの~?と心の中で思うのです。

















これが競技会会場だった「クラブ・ジムナスティカ」でフィリピン人の体操選手が経営者。
競技会中に隣に座ったお母さんの娘さんがここで体操をしていたので話しを聞いたのですが、
彼女は自分で運転してここに週に2回通わせているし、
子どもの世話も自分でしていて、凄く話しが合いました。

国内、国外と試合なども誘われるけど強制ではないそう。

皆がこういう親じゃないかもしれませんが、
桃ちゃんの学校のお母さんは富裕層でも上の方の親が多くて、
だからと言って常識や教養があるとは限らないのです、色々ですから。

桃ちゃんはまだ咳してるし(辛そうではないけど)、
体操って点数で競うじゃないですか。
それがきついですよね。

もっと気楽に練習出来たら・・と思うと
「クラブジムナスティカ」の方がきっと細~く長く続けられると思うのです。

特に競技会の前の3週間は月曜日~土曜日まで練習だったので
桃ちゃんは勉強が大変でした。

それに本人がバレエもまたやってみたい・・って言い出して、
バレエはマカティでしかやらせたくないのですが、
これも家から遠いので今はちょっと難しいかもしれません、が、やはりやらせてあげたいです。

水泳も温水プールが見つかったし、やらせてあげたい。
桃ちゃんは泳ぐのは好きだし。

学校の体操教室の子の殆どは10月、シンガポールの競技会に参加するので
きっともっともっと団結が強くなるんですよね。
私も桃ちゃんもますます疎外感を味わいそうな感じです。

あ、別に桃ちゃんは疎外感は感じてないですが。

シンガポールはコーチの費用を参加者全員で負担するので誰でも参加していいのですが、
私には実は連絡すら来ませんでしたから、
どうしようかな~と思いつつ行かせない事にしました。

コーチの費用の負担と、私と桃ちゃんの費用を合わせて10万ペソ(24万円くらい)だそうですが、
値段ではなく、やはり桃ちゃんと2人だけと言うのはちょっと自信がないですし、
桃ちゃんは直ぐに喉が痛くなるのでエアコンの部屋が苦手で、
飛行機やホテルで風邪をひくかもしれないので、
他の子は結構がっしりした体型なのに桃ちゃんは細いし。

もう直ぐ9才でまだ22kgとか23kgの体重を行ったり来たり。
日本ならちょっと小柄くらいですが、ここでは痩せてる方。

と、色々考えてみましたが、
結局、お友達が居るので学校の体操教室を止めたくないんだろう・・と思うのです。
自然の流れに任せるのが一番かもしれません。

桃ちゃんには無料体験があるのでクラブジムナスティカに一度行ってみようと言ってあります。







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<どうでもいい菜の花家の食卓>




主人がアムステルダムで買って来た薫製の魚をフィリピン風キラウィンにしてみました。











土鍋でトルティージャを作ってみました。今回はオーブンで。









生のジャガ芋を入れたんですがホクホクになってました。












ポジウムに出来た新しいパン屋さん。
(とお菓子屋さん)










ここのフランスパンが美味しかったです。










クマ・・・。






初めて引ったくりに遭う(フィリピン・メトロマニラ)

2013年09月03日 04時27分16秒 | フィリピン生活事情



今日、初めて引ったくりに遭いました・・。

私が引ったくりにあった場所、後で色々な人に話しを聞くと、
そこは引ったくりが多いと噂されている場所でした。

引ったくられたのはネックレス。
母がずっと前に(多分20年くらい前に)くれてずっと首につけていたプラチナのネックレスです。

突然、背後から首をガバっとつかまれ、
ネックレスを引きちぎると、
結構高い道路脇のフェンスをひらりと飛び越え、反対車線に逃げて行きました。

(このフェンスはフィリピンにはバス停がなくて人が勝手に色々な場所で降りて危ないので
道路で降りても歩道に入れないように作られているから結構高さがあるのです。)

エドサ通りは片側6車線くらいある、交通量の激しい通りで
バスや車の列に飛び出したので驚いて車は急停車してました。

私の5mくらい後ろを歩いていたおばさんが話しかけてきて

「何をされたの?」

と聞くので事情を話すと、

おばさん「私が歩いていたら、歩道の地べたで座ってた汚い子が突然立ち上がって小走りに歩き出したから、変だと思って見てたら突然あなたの所に近寄って、それから車道の車の列に飛び出したのよね。」

引ったくり犯が車道に飛び出したので
周りに居た人達が私に周りに集まって来て

「どうした、どうした」

って野次馬。

盗んだのは汚い格好をした男の子で、
ゴム草履にバスケのショーツに、袖無しのシャツって感じの格好。

桃ちゃんが学校で体操教室をしている間、2時間半あるので
私は前にも写真付きで紹介したのですがエドサ通り沿いを歩いてよくメガモールに歩いていくのです。

途中、電車の駅があるので人通りが多いのです。
人通りが多いので比較的安全じゃないかなと思っていたのですが
後で主人に話すと、
変な人が近寄って来ても人が居なければ早めに気づいて警戒する、
人が多いとそれが出来ないので
人が多い方が危ないんだそうです。

メガモールに着いてから色々な人(警備員とか店員さん)に話すと、
同じ場所で被害にあった人を沢山知ってて、
中には奥様がネックレスを引きちぎられ、ご主人が追いかけてネックレスを取り戻したという人もいました。

フィリピン人女性と歩いていた白人の方は鞄の引ったくりに遭いましたが、
首からかけていたのと白人の方が体が大きくもみ合っていたら
交通整理の職員が気づき、犯人は盗まずに逃げたという話しとか、

桃ちゃんの体操コーチ(女性)は、やはり同じ場所で
金のブレスレットを取られたのですが、
犯人は片手で手首をしっかりつかみ、もう片方の手でブレスレットを引きちぎって逃げた、とか
色々な話しを聞きました。

それから、これらは別の場所で起きたことですが、
今日、色々な人の体験談を聞けたので書いておきます。

バスに乗っていて降りたら一緒に男性二人も降りて、
偶然同じ場所で降りることもあるので気にもしていなかったら
突然、その男性2人が左右に立っていて一人がナイフを突きつけ、
鞄ごと持って行かれた。

友達とジープに乗っていて、その間、友達は携帯をいじっていた。
皆が降りる場所で自分も友達も降りた直後、
手に持っていた携帯をガバっと掴まれて逃げ去って行った。

FXと呼ばれるこちらではジープよりは少し高い乗り合いタクシーのようなもの。
乗ってみたら強盗車で、乗り込んだ乗客は全員、携帯、貴金属、鞄、全て盗まれた。

貧しい地域に暮らす人の話しで
パラニャーケのスーカット付近に住んでいる人ですが、
朝、起きてみたら貴重品、鞄などがなくなっていて、
ドアはのこぎりで切ってあった。
音がしないように油がかけてあった。
(住民が気づくと殺す場合が多いフィリピンなので寝ていて良かったね~と話してました)

ジープなどに乗っていて、ネックレスや首飾りを開いている窓から引ったくる、
(と言ってもジープの窓にはガラスが入ってない)
又は窓から携帯を引ったくるなども最近は流行りで、
その中にはオートバイで盗めそうな物を窓から覗いて見ていて
追い越し、追い抜かれたりしながら物色してるんだそう。
仲間が近くにいて、合図しあってるのを実際に見た人から話しを聞きました。

他にも車をぶつけられて、うっかり外に出たら
全然違う方角から別の人が運転席に乗り込み車を乗って行ってしまったとか
自家用車でも最近は注意しないと危なくなってきています。

桜に話すと、

「私は車から降りる前に必ず周りを見回して変な人が立ってないか見てるわよ。」

と言って、最近、友達でも強盗やスリ、引ったくりに遭う人が多いんだそう。

桃ちゃんのお迎えがあるので学校に戻らなくてはならなかったのですが
帰りはアジア開発銀行の方から帰りました。
アジア開発銀行の前は人通りが少ないので何かあっても助けを求めにくい・・と思ったんですが
どうせ何かあっても人は助けてくれないでしょう。

それよりアジア開発銀行の近くのガードレールに寄りかかった10才前後のストリートチルドレンが汚れた服でただ何もしないで立っていて、なるほど、人通りがなければこういう子も目立つので確かに気にします。

ただ今回のように背後から・・はかなり盲点。
もし柵のない歩道だったらオートバイによる鞄の引ったくりなどもあり得るなと思いました。

半月分の給料を盗まれたとか、1ヶ月分の給料を盗られたとか言ってる人もいて
ほんの数人に話しを聞いただけで出て来る、出て来る、
自分が体験してたり、友達が体験してたり、目撃者だったり。

そしてフィリピンはカトリック教徒が多いと言っても
教会が共同体ではなく、ミサに出る、という以外の活動をしていないので
宗教心などはあまり持ってない人の方が多く、
むしろ土着信仰(木や自然界に住む霊など)を信じる人が一般的。

それで罪の意識とか、正しい事をしようとか、正直がいいなど
これっぽっちも思ってない人が特に貧しい人達の中にいるのです。

全部のフィリピン人がそうではなく、
割合からしたら少ない人数だとは思うのですが、
例え国民の1%が泥棒や強盗犯だったとしてもかなりの人数になります。

本当~に最近、物騒になりました。
治安、悪化する一方なんで何とも困ったものです。

明日、学校に「マリアマキリンの衣装を着て来て下さい。」と言われて、
それでメガモールにどうしても行かなくてはならなかったのですが
次回は車で行きます。
(本当は歩いて少しでも運動したいけど仕方ない)

一般道路、歩くなら何も持たず、
携帯も、財布もなしで、必要な金額だけ現金で持ち、
カードや免許書なども一切なしならいいと思います。

うちの近くのカティプナン通りは比較的安全だと思っていたんですが、
やはりこれからは歩かないようにします。

カティプナン通りはフィリピン大学とアテネオ大学の端を往復してるだけなので
外部の人は入り込みにくい構造ではありますが、
先日の写真でも見た通り、貧しい人の地域が結構あり、
そういう場所は犯罪の隠れ蓑になっています。

つまり盗みをしてそこに走って逃げ込む。

スラム街が近くにある場所は特に要注意です。
そして抵抗すると迷いなく殺す人もいて、
テレビのニュースでも携帯電話を盗まれそうになって抵抗したらナイフで刺されて亡くなったとか
たまにですが聞きます。

顔を見られるからって理由もあるようです。
皆さんも気をつけて下さいね。
日本でも確かオートバイなどを利用した引ったくりありましたよね。
これが格差社会のひずみなんでしょう。






バタアン原発と古い家屋博物館(写真多)

2013年09月02日 04時47分58秒 | 旅行



こんにちは!!

先日の旅行の写真、やっとiPhotoに落とす事が出来ました。
写真が沢山ありますので文章はすっ飛ばして写真だけ楽しんで下さっても構いません。

台風の最中に出かけたのですが
私たちの旅行中(日曜日~月曜日)は特に何のトラブルもありませんでした。



訪れたのはここ、「アキュサール家の収集したフィリピンの古い家屋博物館(英文)」です。

アキュサール家という大富豪が作った博物館。
それにしてもアキュサール: 英語で言ったら「accuse」つまり何かを非難するとか、責めるという意味ですが、
こんな苗字の方がおられるのですね。












ここに行く途中でこの「バタアン原子力発電所博物館」の前を通ったので写真を撮りました。









警備員の人に聞くと2時間ほどのツアーを常時やっているそうで
ツアー料金は一人150ペソ(360円ほど)。

原発と言っても建物だけで、使用するとかしないとか、
国中の人が反対デモなどして
結局、多くの予算をかけて作ったのに使用しないまま残してあるのです。

そしてここを過ぎてほんのちょっと行くと今度は「バタアン死の行進」の記念碑と、
出発地「0点」塚があります。

実は主人の叔父(主人の父の兄)はバタアン死の行進の生き残りでした。
英語で「Bataan death march」と呼ばれるこの行進は、
日本軍が炎天下の中、
捕虜達をバタアンからターラックまで歩かせたと言われる行進です。

それでターラックまで歩いた叔父なんですが、ターラックに着くと直ぐに釈放されました。
主人が言うには道中、沢山の死者が出たので有名だが
ターラックまで歩いた捕虜は釈放された・・と。

それでその叔父はゲリラになってアメリカ兵を助けながら日本軍を攻撃する事をやめなかったそうで、
その功績が讃えられてアメリカから色々頂いたそうです。










それにしてもこの博物館、わかりにくい場所にあります。
ここが博物館の門なんですが、
門の外は貧しい人の住む住居で住宅が密集しており、
道も複雑(ここから見えるのは田園風景のようですが)。








全体を見渡すとこんな感じです。












一見、小さい家なんですが中が広くて、
この家の中に後で案内してもらったのですが、
クリス・アキノという現在大統領のノイノイ・アキノ大統領の妹も泊まったんだそうです。

そうなのです。
古い家の一部はホテルとして泊まる事が出来ます。











殆どの家はレプリカ。
誰かの家だったものを模倣したり、
壊す時に運べる物は運んで同じように建てたそうです。












敷地内のあちこちに銅像や噴水があるのですが
これについての説明は聞けませんでした。

ガイドさんが居たのですが
大勢だったし、時間も限られていて・・。











桜(右)、カナダ姉さんの三男で今カナダから夏休みで帰国中(真ん中)と虎次郎(左)で海の方へ行くので
私と桃ちゃんもついて行きました。











すると海の手前に大きな池・・・・と思ったらプールだそう。
(こんなところで絶対に泳ぎたくないよね~と話していた)











そしたらホテルに泊まってるお客さんがドヤドヤと出てきて雨の中、プールに入り始めてびっくり。















プールはいいですが海は大しけ。
なのに海辺で釣りしてる人もいました~。












砂浜に下りれるようになっているので行ってみたかったんですが、
「お昼だからレストランに来て下さい~」
と義姉から電話。

残念。













海に流れ込む川、そして向こうの方に橋があって、
その橋を渡った先に建設中の博物館用の家がいくつかありますが、
橋の先はまだオープンしてないそうです。












フィリピン風の衣装ですが、スペイン風の像。












これだけ見たらマニラでもまだありそうな古い家って感じで
特に感動もない・・。











足下に「三つ葉」の雑草。クローバーではありませんが四葉を探してしまいました。
(なかったけど)











「ロラ・バシャン」はおばあさんが孫に童話を読んであげる設定で書かれた童話集です。
この童話集に書かれた童話はインドネシア、インド、中国の民話などに似ています。

鳥と恋に落ちたお姫様が自分も鳥になってその男の鳥と王宮を飛び去って行くというお話しもありましたっけ。










これだけの人数で来ました。
義母の隣で立ってる人は一緒に連れてきたメイドさんの1人です。
義母は車いすなのでメイドさん2人連れてきました。










博物館から渡された地図。










レストランの風域は良かったです。












こんな台風の最中でも野の花が飾られていますし。













何のゲームをしてるんでしょう。












さっき「一見小さい」と書いた家の中です。
芸能人クリス・アキノが泊まったという。

2階には上がらないでと言われました。
博物館では多分、建造物を保存する目的だと思いますが
見せる家を3つ選んで順番に見せているそうで
日替わりなんですって。











広過ぎて落ち着かない感じのリビング。
(狭いのが落ち着く私)













天井の絵 その1。











これまた広過ぎる食堂。
大家族にぴったりですね。










天井の絵 その2











天井の絵 その3












天井の絵 その4











天井の絵 その5










天井の絵 その6








天井の絵 その7










天井の絵 その8










壁の絵はモザイク画でした。











近づくとこんな感じです。
ベネチアの有名なモザイク画ほど細かくはないですが大したものです。















モザイク画の前にあった古い電話ですが実際に使えるそうです。
(何でも触ってみたがる桃ちゃん)














寝室、さすがホテルというだけのことはありますね。











でもこのお風呂は使いにくそう。
シャワーだとしてもちょっと・・。











トイレは現代風。
ただ私がいつも欲しがっているがありました。











家の中なのに外みたいな作りは義両親の家と似てます。
こういう作りなので義両親の家の台所には猫がうろうろ。













こういう時計も義両親の家にあります。
フィリピンではおじいさんの時計(グランドファーザークロック)って密かなブームなのかも。














階段を見上げると3階建てのよう。
上がってみたいです~。

が、この家はこれで終了。





















一階部分はガレージのようになったアパートのような家。






















壁の彫刻の向こう側は外の世界(一般住宅)。












職員の人の服装も昔のフィリピンの服です。
こういう服で毎日過ごしている時代があったんですよね。












有料でこういう写真も撮ってくれるようです。
(服も貸してくれる)











あずまや。











外から見て説明だけという家が殆ど。











正面玄関だったのですね。
(ちょっと裏木戸っぽい?)











貝の窓はフィリピンならでは。
カピスと呼ばれています。












修理中の家。












高床式の家屋。










家の説明。










特長のある柱はネズミよけと聞いた事がありますが
これくらいだと実際にネズミは登れるように思うんですが・・。











地方によって家屋の特長が違います。













この日、公開された2軒目。













窓側は全部、狭い廊下でした。
そうすると部屋は全部、窓無しなので、
それもどうかと思うんですが・・・。









こうやって間の戸を開ければ光が入るからいいのかもしれません。
家などは軒が大きいのに風雨だと雨が入り込んでくるので
雨が多い地方はこういう作りだと便利そう。











医薬品などが置かれた部屋。














昔の古い道具の展示。












手前のは何か忘れましたが
奥のはタバコ入れだそう。











アイロンですが、布を下に入れたら両足でバランスをとって上側の棒の上に乗り、
間にある棒を左右に転がすそうです。

腰を左右に振るので女性は皆、セクシーだったとか。
確かに田舎ではココナツの茶色の実を半分にしたものを足で左右に動かして床を磨くんですが
これも股関節に良さそうです。














ダーツ。











こういうアバカのような食物繊維で編んだベッドは
シーツを一枚敷いただけで(またはシーツなしで)マットレスなどなく直接寝るそうです。













食堂。












居間。














応接間。
と言っても3部屋、全部ドアなしで繋がっています。
















壁に飾ったった絵。














そしてこの日、公開されていた3軒目。
この家、大きいけどちょっと怖いのです。











初代の持ち主夫婦・・なんですが、
この奥さんの方が当時、スペイン支配だったのでスペイン兵がおり、
スペイン兵というかスペイン人警察というか、
その地方のスペイン警察長官と浮気して身ごもってしまったんですって。












それを知ったご主人は身重の奥様を自分の妹と結託して監禁。











これがその監禁された部屋。













監禁された部屋の前の広間も暗い~感じ。

結局、その奥様は後にご主人と彼の妹が自分を毒殺しようと食事に毒を混ぜた事と、
監禁したことで2人を訴え、
2人は2年投獄、自分は無事、警察長官と一緒になれたそう。










家は売りに出され、こちらは新しい家主。
全くの他人だそう。












パティオって感じの中庭に下りるようになってるんですが、












降りてきた場所を見ると・・
やっぱり暗い。











こういうアーチをくぐって外に出る仕組みはやはりヨーロッパ的。












向かい側に見えた家ですが公開されてませんでした。










川の側だったんですね。













向こうに立ってるのがガイドのお兄さん。
義両親や義姉などは有料の乗り物を借り、
私たちは徒歩。
(2台目の車は他の観光客で知らない人達です)

この家は中は公開されてませんでしたが、
旧マニラ市の元フィリピン大学の建物だったとか。












それでこんな看板が。
















でも住居やアパートとして使われていた時もあったようなのです。
門には潜り戸があります。











そして人が来た時に二階から覗く小窓があり、
小窓、と言うか床を外して下を覗くだけなのですが、
招かれざる客だとそこから煮え湯だか煮え油だかを落としたとかなんとか。
(恐ろしい~)

フィリピンの人って野良猫が自分の家に来て欲しくないと煮え湯をかけるし
熱いものを人にかける習慣があるのかしら。












その小窓ですがこんな小ささ。
見えるかしら、かすかに。

ここから覗いて入れたい客の場合、
紐をこの場所から引くと閂(かんぬき)が外れる仕組みになっていたそうです。













子ども達がポールに登る遊びの彫刻。











これもフィリピンの子どもの遊びで「シパ(sipa)」というもの。












義母の為に車の椅子を自動で外に出せる装置を最近つけたようです。
便利な時代になりました。













雨が激しいので早々に引き上げて帰宅。
天気が良かったらもっと居たかったです。














途中で通ったバイパス道のSCTexの道路脇が海のようになっていたのですが、
翌日だかのニュースで道路が寸断(ニュース画像)され不通となりました。

旧道もありますが、バイパス道と比べると2~3倍の時間がかかります。
運が良かったですが、
やはり台風での旅行、前にバギオに行った時もそうでしたが
かなり無理があります。


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<桃ちゃんの体操>

今日は桃ちゃんの体操競技会でした。
桃ちゃんは同じ学校から出場した生徒の中では最下点でした。

でも平均台で5位をもらったので本人はそれなりに嬉しかったよう。
この日の為にこの3週間、ほぼ毎日午後6時半までよく頑張ったと思います。

桃ちゃんの学校の体操はこうやって毎日残って練習するせいか
メダルをもらった生徒は多かったです。

ただ、前の日にネットの動画サイトで海外の体操キャンプの練習風景を見てしまって
フィリピンでは絶対にあのレベルには行かないだろうな~とちょっと凹んでいたのです。
子どもが回転する時など海外だと2人のコーチがサポートしています。
桃ちゃんの体操コーチはサポートなし。
自分で回れるようになるまでは回るな方針。

桃ちゃんが練習中もコーチ同士でおしゃべりしてたり、携帯してたりして
自分の練習を見てない・・と桃ちゃん。

私が見ててもそう感じていたのですが
やっぱり子どももちゃんと見てるんですね。

競技会が行われたクラブジムナスティカに通わせてるお母さんが隣に座ったので話しを聞いたんですが
週に2度しか通ってない、だからメダルなんかも手が届かないようですが
個人レッスンも有料でやってくれるそうですし、
何より場所の広さが3倍。

先日も桃ちゃんは学校で体操中にベニヤ板のささくれで腿に引っ掻き傷作ったのです。
むき出しの木が多くて(マットなど乗せてる)色々な子が結構怪我します。

別に今、メダル貰いまくらなくてもいいし、
体操競技会に参加しなくてもいいんじゃないかと思う私。
上手な子は上手だし、比べても仕方ないし。
楽しく続けるんだったら学校じゃない方が楽だな~と思いました。

月曜日~土曜日まで毎日を何週間も、本当に疲れました。
終わって良かった~。
これから週3回に戻ります。