フィリピン国際結婚・菜の花の主婦日記goo版

南国フィリピン便りー結婚しフィリピン在23年。22才長女、20才息子、9才末娘のお母さんである私の毎日ー

小3期末試験終了

2014年03月20日 01時24分12秒 | 子ども達とフィリピンの学校



や~っと桃ちゃんの期末試験が終了しました。




試験範囲が広くて
こちらには参考書が売ってないので
教科書をまとめて、参考書もどきを作りました。



期末試験は月曜日~木曜日で、
本当は先週の木曜日が最終日だったのですが、
桃ちゃんは風邪と下痢で月曜日お休みしたので
今週の月曜日、午前8時~11時半まで3教科の試験ですと先生が連絡帳に書いてくれました。

他の学年でやっぱり風邪などで試験を受けれなかった生徒と
同じ教室で受けたみたいですが、
普通の試験のように「はい、そこまでで鉛筆置いて」と言うのはなかったらしく
終わったらさっさと次の教科の試験を受けて良かったので
英文法、英語リーディング、音楽の試験を受けて
さらに美術の鞄にデザイン画を描くのもやって
午前10時半に「終わったから迎えに来て~」と桃ちゃんから電話。

11時半に終了と言われていたし
家から学校まで1時間かかるので
結局、11時半にしか迎えに行けませんでした。

ところで学期末に色々、提出するものがあって、
スペイン語の会話練習帳とか(会話した相手の名前を記載)、
フィリピン語で書いた手紙に付ける切手2枚(郵便局で買って来て先生に渡す)などがあったんですが、
その中の1つにこんなのがありました。





去年からずっと続けている「Mass Attendance Card」と言うもので
日曜日にカトリックのミサ(礼拝)に行き、
その日に読まれた聖書の部分の番号を書き、
神父様などの話しから大事だったことを1行書き、
最後に親が署名して毎週月曜日に提出するというものでした。

何故か3月30日まであったので
提出日より後の分もやらなきゃいけないのか桃ちゃんと迷いましたが
やらないで出して、
まあ、それはいいのですが、
最後の質問にはちょっと戸惑いました。

こういう質問を考えるのって誰なのかしら。

最初の質問は 「ご聖体によって自分はどんな風に良く変わりましたか?」

そして次に 「初聖体の後、他の人はあなたのどんな良い所を見つけましたか?」

桃ちゃん・・・「他の人が私をどう思ってるかって私にどうやって分かるのよ。」

宗教の教科は「クリスチャン・リビング・エデュケーション」(キリスト者生活教育)という名前なのですが
上の子が小さい時から私はこの教科だけはどうか点数をつけないで欲しいとずっと願ってきました。

例えば桃ちゃんの試験に

「今年の教会の何々の豊富としたかかげたモットーは何ですか」と言うのがあって
暗記してたら答えられるわけです。

それから「ミサに預かった時、使命を与えられるのはミサのどの部分ですか?」という質問も
答えは「終了時」だったんですが
それは最後に神父様が言う言葉がそれだからって言う
なんか言葉尻で試験問題作ってる感じなのです。

私からしたら、そんな、じゃあ毎回ミサでのみ使命を与えられるわけないし、
それって例えば聖書の箇所で「隣人を愛しなさい」って書いてあったら
今日はそう言われたって思うのと同じで
それは今日だけ言われたわけじゃなくて
思い出させる為に言ってるだけで
そもそも、そんなテスト問題を作ってる先生って何なの~と
ちょっと腹立たしいのです。

どうしても点数をつけたい、評価したいので
先生も宗教なのに白黒のはっきりした答えが出る問題を考えなきゃいけなくて
大変なんでしょうね。





桃ちゃんの勉強を陰で支えてくれたクマ。
クマが横に寝てるだけで
桃ちゃん、落ち着いて勉強出来ました。
クマ、ありがとう~。





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<猫に餌をやる人>



マカティのグリーンベルト(モール)の庭で猫に餌をやる人、発見。
フィリピンの猫って虚勢されてないと思うんですが
こちらの人って猫はネズミを増やさない為に必需品(動物)って思ってる人が多く
子どもが生まれると結構喜んで
自分の家に貰って行く人などもいますよね。

でも餌をあげてる人を見るのは珍しいです。










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<どうでもいい菜の花家の食卓>



インド風カレーと煎りアーモンドご飯。
ターメリック、クミン、カレー粉少々などのスパイスと一緒にご飯を炊いた後に
煎ったアーモンドとレーズンを混ぜ込みました。

ミントの葉との相性、抜群でした。










タイのチェンマイにある市場で買ったスパイスを炒めて作った豆腐料理。
クローブ、シナモン、八角、乾燥生姜、マスタード種の他に
ライムの皮を乾燥させたものも入っていて
見た目は悪いけど味は良かったです。
味付けはフィリピンの醤油とオイスターソース。




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<スペイン旅行あれこれ>



そして今年はヨーロッパの春が早いらしく
ジローナの気温、温かそうです。

真冬の服で行こうと思っていたけど
今ちょっと迷い中。

いや、でもやっぱり寒い日は0℃になるので
備えあれば憂いなしですよね。








サンセバスチャンの方は北なのでもう少し寒いんですが
こちらの方は4月後半に行く予定。

もう後10日で出発なのに
桃ちゃん、虫歯発見。
荷物もどんどん増えてこれから少し減らさなきゃと思ってるところです。






歯ブラシに洋服を着せる宿題

2014年03月05日 14時48分47秒 | 子ども達とフィリピンの学校



桃ちゃん、学校で歯ブラシの仕方の講習会があって、
その時に無料でもらった歯ブラシに洋服を着せてきなさい・・・という宿題が出ました。

先生の意図が全く理解出来ないんですが、
(先生からのお手紙もないし)
多分採点の対象ではないです。

こちらの学校って成績の点数を先生も親も子どもも凄く気にして
クイズ(小テスト)は成績の何%とか、挙手して答えたらボーナス何ポイントとか、
計算してる子はきちんと計算してるので
こういう宿題も採点の対象とか、
何の教科に加算されると分かると皆必死でやってきます。







この端切れは20年くらい前に私が桜に作った服の残り生地(端切れ)。
あまりにも物を取っておくので
家の中にこういう物が沢山。

いざと言う時に助かりますが
やはり収納場所がないのでさっさと処分すべきなのかも。











しつけ縫いなどせず、ただ好きな形に切って、
裏返して縫い代を糊で付けて出来上がりとしました。

先生に提出したのですが、
その歯ブラシで歯磨きしてる様子もありませんし、
何だったのでしょうね。




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<どうでもいい菜の花家の食卓>



ソーセージを切って炒めただけの簡単おかず。
胡桃とパセリでアクセント。







1学期の成績とスペイン祭

2013年10月21日 04時54分56秒 | 子ども達とフィリピンの学校





<1学期の成績表>


先週なんですが、
1学期の成績表を頂きに学校に行きました。




(3人一組で作った理科のプロジェクト)





昔、虎次郎が通っていたラサール小学校(グリーンヒルズ分校)などは4学期制で、
各学期の期末が終わって暫くすると個人面談しながら成績表が渡されたんですが、

桃ちゃんの学校は個人面談+成績表があるのは1学期だけで
あとは生徒が成績表を貰ってくるだけ。

ラサール小学校は100点満点の点数で成績表が書かれていますが、
桃ちゃんの学校はテストも点数でつけないので
成績表も6段階評価。

私としては成績表は6段階評価でもいいので
テストは点数でつけて欲しいな~と思うんですが
学校の方針なので仕方ないです。









(先日の社会科の宿題、ケーブルを渡って学校に行く子ども達の話し)




点数を気にする親や子が競争を始めないようにだとは思うんですけど
テストが返って来た時に
例えば20問の問題があって
全問正解だったらエクセレント、1つ間違えていたらベリーグッド、2つ以上間違えてたらグッド、みたいに書かれてくるのです。

私にしてみれば点数の比率はどうなってるの~?
全く評価しないならいいけど
評価するならもうちょっと公平感が欲しい・・と思っちゃいます。

もっともフィリピンの親って成績に凄くこだわる人が多くて
運転手さんみたいな人でも

「うちの子は平均点が86点で優秀」
「うちの子は頑張ってるのに平均点が80点にいかない」

みたいな会話をしてくるのです。

点数が高かったらどうなの~と私は思ってしまいます。
点数を非常に気にするのは国民性なのかしら。
別に点数が低くても間違いから学べばいいと思うんですよね。

大事なのは点数が低かったことじゃなくて
出来なかった部分を習得出来たかってことじゃないですか。








(2桁×1桁のかけ算の教え方・・・ちょっと複雑です。
例えば23×5だったら20×5の答えと3×5の答えを足します。
このやり方じゃないとバツになるんです。
かけ算の意味を教えてるんでしょうけど・・・。)




それに運転手さんやメイドさんは

「大学出ても就職先がないから大学出ても意味ないよな。」

みたいなこともよく言うんですが、
さっきも午前1時に電話があって誰かと思ったら警備員が

「お宅の車の電気がついたままなのでバッテリー上がっちゃいますよ。」

って教えてくれたのです。

メイドさんも運転手さんも物忘れはしょっちゅうだし、
見張ってないと怠けるし、
叱られるから仕事する、叱られなければとりあえず怒られるまで怠けよう・・みたいな態度で
こういうのは教育なんじゃないでしょうか。

フィリピンの親って親には逆らうなとか、
言われた通りにしろ、
自分の意志は持つなみたいな感じじゃないですか。

「大卒で職がないって言う前に
自分の家で言われないと動かない子どもを育ててたら
指示待ち人間になって何処に就職しても一番下で給料も安いままでしょ。」

と使用人に話すけど
言ってる意味が不明な様子です。


桃ちゃんの成績はフィリピン語で教えられている「社会科」がちょっと低かったんですが
とりあえず落第科目はなくて良かったです。

桜が

「ママは期待値が低いから楽だわ~。
友達の親とか成績が高くないと怒りまくるとか
習い事もクラブも辞めされるとか
外出禁止とか凄いんだから。」

と言うけど
勉強は自分の為にするものだし、
勉強が出来なくても社会で成功してる人はいるので
(スポーツ選手とか俳優とか音楽家とか)
自分の好きなものを伸ばすのが本当は理想かな・・と思うんです。

もっとも私は成績はあまりこだわらないけど
勝手に高い成績にこだわってた息子の虎次郎みたいな子もいるので、
虎次郎の場合は成績じゃなくて
どのくらい知識があるかって事にこだわってたって感じですが、
だからテストじゃなくても知りたい事は追求してたり・・
その割にはゲーム三昧だけど
数学と物理では今も大学のクラスで1番だったりするので
本当に子どもは全員持ってる個性が違いますね。

昨日、日本の教科書の小3「理科」の一部を英語に翻訳する手伝いを虎次郎にしてもらったら
虫眼鏡を壁に当てて反対にある景色を画像のように映してくれたり
磁気のある3つの金属の説明とか、
色々教えてくれました。

虎次郎は桃ちゃんにでも私にでも
勉強を楽しく教えるのが上手だな~と思います。
きっと本当に楽しいと思ってるからでしょうね。

ちなみに桃ちゃんは勉強はあまり好きじゃなくて
遊ぶのと歌うのが好き。
そういう理由でもしかしたら体操よりバレエが好きと最近言ってるのかも。
(バレエは音楽に合わせて体を動かすから)




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<桃ちゃんの学校でスペイン祭>

桃ちゃんの学校はテレシアーナ会という修道院の経営で
スペインが本拠地なので毎年、学校でスペイン祭があります。










「アルバ」というスペイン料理のレストランが毎年お料理を売りに来るんですが
今年はそのレストランのレシピ本をゲット。
前回のチョリソ炒めもこの本からです。










チョリソなどもここの自家製で美味しかったです。
チョリソって色々な種類がありますよね。

レシピ本の中に白身魚のフィレを小麦粉つけて揚げた後、
魚の骨から取ったスープ、にんにく、玉ねぎ、グリーンピース、あさりと煮込む料理があって
こちらも作ってみたら美味しかったです。










関係ないけど家の犬です。
柔らかい場所が大好き。







社会科の宿題や授業風景

2013年10月07日 04時43分18秒 | 子ども達とフィリピンの学校




<社会科の宿題>

桃ちゃんの学校は幼稚園の時から「プレゼンテーション(いわゆるプレゼン)」を大事にしていて
幼稚園時代は何か自分が得意なことの披露や
(桃ちゃんは歌を歌った)
「show and tell」では皆の前で絵本を読んだり。

去年度から小学生になった桃ちゃん、
去年の社会科は英語での授業だったのですが
やはり「ニュースレポート」というプレゼンがありました。

去年は新聞からニュースを選んでしまったのが大失敗で
記事が長いので要約するのに一苦労。

先生も親が手伝って下さいと手紙で知らせてくるんですが
始めから子どもだけでは出来ない宿題。

今回はフィリピン語での発表なので
最初から簡単な記事がいいと思って
私が選んだのがこちら。





テレビのニュースですがネットでも配信されていたのです。

ブラカン州のサンミゲル地方というのはメトロマニラからそんなに遠い場所ではありません。
そんな首都圏に近い田舎ですが
ある集落の子ども達は小学校に通うのに川を渡る橋がなくて・・・

小さいモーター付きボート(バンカ)もあるのですが
ガソリン代がかかるので乗車賃は結構馬鹿にならないらしく
子ども達は利用出来ない。

それで子ども達のおじいちゃんで
子ども達が小学校に通えるようにケーブルを2つ渡して
ケーブル橋を作った人がいたのです。

2004年に住民が市役所に簡単な吊り橋でも良いから橋を作って欲しいと嘆願書を出して
承認もされたそうなのですが
未だに作られてないそうで
フィリピンのお役所って本当に時間がかかりますね。
このテレビのニュースで直ぐに作り始めてくれるといいんですが。

2つのケーブルに手が届かない子はお父さんがおぶって渡ったりしていて
なんか学校に行くだけで命がけ。

ケーブルは25mの長さ、川の深さは大人の頭より深いそうです。

→ と昨日の朝刊で主人が「簡単な吊り橋が作られることになったって新聞に書いてあるよ~」と教えてくれました。メディアの力ですね。

もっとも家のメイドさんの田舎では海を渡って学校に通う子が居るそうで、
砂浜に穴を掘って文房具とか隠しておき、
多分、橋を作ろうと思えば作れる距離かもしれませんが、
子ども達は海を泳いで学校に通ってるんですって。

島が多いし、インフラ間に合わないんでしょうか。
フィリピンで一番の問題は公立の学校ですね。

去年度から始まった12年制教育は始まってみて分かったんですが
富裕層の為のものだった感じです。

貧しい人はとにかく高校(中学)さえ出れない事がありますし、
卒業証書は貰えても実際にきちんと勉強してなかったり。

前にメイドさんで高卒だったけどアルファベットが書けない、字が読めない子がいました。
隣の私立(ミリアム高校)で成人向け小学校~中学の夜学があったので通わせましたが
あまりにも勉強が嫌いで学校を辞めたい為に家を辞めました。

最後は恨みつらみで「学校なんて行きたくなかったのに」と私に怒ってたな~。
文盲って大人になってからでは難しいですね。





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<社会科の授業>

こちらも社会科の授業の話題です。

今、桃ちゃんは社会科で昔、マルコス大統領が20年もの間、独裁政権を行い、
その後、エドサ革命によってコラソン・アキノ大統領が勝利して民主主義を取り戻した
と習っているのです。

ところが隣に座ってる子がマルコス大統領は私のおじいさんよ、って。

そしたらもう一人の子が
コラソン・アキノの孫だと言い出して、
なんか同じクラスで既に険悪~。

アキノ大統領のご主人はマルコス政権時、空港で射殺され、
それで革命に繋がったのです。

桜に聞いたら、
桜が学生時代、エドサ第二革命と呼ばれるエストラダ大統領を解任した事件があったのですが
エストラダ大統領の孫がクラスに居たので
先生は教えるのにすごく気を使って
生徒も神経質になってぴりぴりしてたよ~って。

フィリピンの政治は「政党」ではなくて「人(政治家)」なんですよね。
だから市長なんかでも国会議員や上院議員になった時は
自分の奥さんや子どもを次の立候補者にし、
これがまた当選してしまうのです。

桃ちゃんのクラスに社会科を教える先生も大変そうです。

(桃ちゃんの学校では小学校から教科ごとに先生が違う)






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<桃ちゃんの体操教室 その後>

私営の体操教室に移ってまだ3回しか練習に出てないんですが
とってもいい感じです。

前に桜がオリンピックの桜が好きな体操選手の演技を見せてくれて
平均台で足がほんの少しだけど外向きになってバランスを保っていたので
きっとバレエ習ってると思うって言ってたのですが、
足は股関節の関係で外向きじゃないと後ろに高く上がらない筈だって桜が。

でも桃ちゃんの学校の体操では落ちないように皆、内股なのです。
それで桃ちゃんが今までは内股だったけど
桜に言われて外向きに足を直したらコーチが

「ここはバレエじゃないんだから」

と注意したので桃ちゃんは真っ直ぐにしたけど
そうすると落ちやすくなる。

今回、私営の体操選手で真っ直ぐに足で平均台をしてたらコーチに

「外向きにしなさい」

って言われたんだそう。

そして競技だけじゃなくて
マナーも同時に教えてくれます。

待ってる間に国会議員のナンバープレートのおばあちゃんや、
他の若いお母さん達(桃ちゃんは私が41才の時の子なので他のお母さん達は凄く若い)とも少しずつ親しくなっていて、皆で子ども達を応援。

桃ちゃん自身、学校での体操の教え方よりず~っとこちらのコーチがきちんと教えてくれると実感し始めて、もう気持ちは学校の体操選手から離れてる感じです。

とにかく一人ひとりをちゃんと見てて指導も手取り足取り、
出来るまでちゃんとやらせてくれるのです。

そして・・・全然関係ないんですが、
今日は写真がないのでこちらをご紹介します。






写真は桜がフェイスブックに載せていたのを拝借。

この写真は桜がフィリピン版コスモポリタン(雑誌)に好きな記事トップ5として送ったら
選ばれたんですって。

コスモポリタンを読んでるフジがうけたのかしらね~。

桜はこの間も「モチコ」って新しいお菓子に
自分がモチコを食べてる写真を送ったら当選して
モチコ一箱にポッキーの箱を何箱も賞品として貰ってましたが
そういうの得意なのかしら。

確かに顔がモチコ(タコの口)になってて可笑しかったですが。







国立フィリピン大学音楽部で無料コンサート

2013年09月28日 03時00分08秒 | 子ども達とフィリピンの学校



<つぶやき>

フィリピンの小学校~高校の多くは4学期制ですが
桃ちゃんの学校は3学期制。

1学期の試験が終わって今度は2学期。
早速、2学期の最初の3週間に習うことを印刷されたプリントが来ましたが
またまたび~っくり。

例えば理科。

種の成長プロセスを段階を追って記せる
種の散布方法の色々が理解して説明出来る
親木を育てることの重要性
動物とその他の生命の違い
特定の動物の生まれてから成長するまでの過程が説明出来る
食べ物によって動物を分類する
動物の構造や習慣による適応について
動物の適応について食べ物の穫り方、行動の仕方などによって分類
動物がそれぞれの自然への適応の仕方でどのように生き残りに役立つか説明
動物がお互いにどのような方法で会話しているか説明しなさい
何故動物が環境に適応するのが重要か説明
ペットや牧場などで飼われている動物が何故重要か説明
人間の体の部分の名称
人間の五感とその機能の説明
目の中の構造とその働きを暗記(iris, pupil, cornea, lens, retina, optic nerve)
目の仕組みを説明
目の働きによってどんな行動に繋がるか説明
目の保護の仕方と手入れの仕方


腿ちゃんの学校の教え方の問題は
こうやって教える内容をプリントでくれるけど
実際に先生は小テストしたりせず
黒板の前で教えるだけで突然テストすること。

大きなテストの前の小さなテストの量は息子がラサール小学校時代の4分の1くらい。

そして桃ちゃんに「先生のプリントに理科はこう書いてあるよ~」と話すと

「え、今、私たちは重力について習ってるよ~?」

って。

先生が卵にパラシュートをつけて落としたら割れたんですって。
なんか卵が割れて教室の床に落ちてるって想像しただけで
その実験って本当に重力を教えるのに必要だったのかしら・・と
思っちゃいます。

と言うか、重力ってここに書いてないんですけど・・・。




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<フィリピン大学でコンサート>

フィリピン大学音楽部「アベラルド・ホール」建築50周年だそうで
色々な催しがあるようで
隣のおばさんが

「是非、一緒に行きましょう!」

と何度も誘ってくれたので
週日だったのですが
たまたま試験が終わったばかりでまだ宿題も出てなかった桃ちゃんと2人で行ってきました。







政治家やアメリカ大使館から代表の方なども来ておられたのですが
無料コンサートでした。

音楽部の学生や卒業生が多いだけあって
会の最初に歌われた国歌斉唱は会場全体が合唱団のようになって感動。

こんな国会斉唱、フィリピンで初めてです。













演奏の合間に50年前の歴史をひも解いて
スライド写真や解説があり興味深かったです。

(フィリピン大学の敷地は元はアメリカ軍のヘッドクウォーターだったなどなど)

ただ桃ちゃん、ユニクロで買った秋用のダウンジャケットを持って行ったのに
寒くて凍えてしまい
演奏よりこれが辛かったみたいです。

桃ちゃんは文句言わないので車に戻ってから足の感覚がない~と言い驚き。

早めに会場を出て良かったです。

演奏はまだ終わってなかったけれど
午後9時になってしまい明日も学校で午前6時起きなので。
(午後6時半開演なので長い~演奏会でした。)














12月までに他にもイベントが色々あるようです。

桃ちゃんは音楽の演奏会には今まであまり連れて行った事がなかったんですが
自分が習っているギターの先生(デメテリオ先生)が編曲したアンサンブル曲や
イスラム音楽の演奏など気に入った演奏がいくつかあって楽しかったようです。

演奏会デビューとしては適当だったと思います。

ただ寒さ対策が必要。

つまり・・ジャケットが秋用でも着てるものが真夏服なのが問題なのです。
日本なら秋は涼しいので秋用の服ですもんね。
かと言って外が暑かったら秋向きの服は不便。
冬用のジャケットの方が向いてるかもしれません。





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<どうでもいい菜の花家の食卓>




玄米や押し麦を混ぜて久々の炊き込みご飯。













入れたのは鶏腿肉、ごぼう、油揚げ。
人参は切らしていて入れられず・・・。







 

英語のテストの間違い

2013年08月16日 04時32分27秒 | 子ども達とフィリピンの学校



この英語の問題、すご~~く変だと思うのです。



棒線が引いてある単語のスペルがあってるか、間違ってるかを答えさせる問題なのだけど、
私にとって、スペルが間違っていると言うのは、

例えば「house」を「haus」と書くこと。

この先生が言いたかったのは文章の意味にそぐわない場合だったのかしら?

最初の文章は間違っていると答えて桃ちゃんは正解だったのだけど、

「私は弟に贈り物をするのが好きです。何故なら弟は私をいつも困らせるから。」

で、他の文章は3番以外、全部正解なんですが、でも最初の間違いの文章は文章の意味が変な時でしたよね。
この3番の問題は

「レイチェルは劇の主役に選ばれることを願っていた」

「Hoped」願っていた、とすべきなのに、スペルを間違えて 「 Hopped」と書いてあるから間違いって感じなのです。

最初の間違いが文章の意味が合わないからで、今度は別の単語を使ってたから、
という非常に一貫性のない問題。

そもそもこれってスペルミスと呼ぶのかどうか。

それに、見ようによっては別におかしくない文章だと思うのです。

だって桃ちゃんは何かわくわくして期待してる時は結構「 Hop」してるんですよ。
役に選ばれるといいな~とホップしてたって桃ちゃんにとっては自分そのもの。

それと他の棒線が引いてある単語を見て分かると思うのですが
今回、英語の課題は過去形にした時に子音が重なるスペルになる単語なのです。

だからわざわざ子ども達が引っかかるように子音が重なる単語「 Hopped」を使って意味が合わない文章を作ったのかしら。
それで生徒が引っかかると嬉しいのかしらね。

フィリピンの小学校の教員免許は本当は全教科教える免許なのです。
私立の小学校で教科毎に先生が変わるのは、多分、その先生の得意分野を教えさせるようにしているからなのかしら。

それとも一人で全教科教えるのは大変過ぎるからか。

でも学校も先生の適材適所を探すのに毎年移動するので、今年はフィリピン語、来年は算数、その前は美術、のように色々試します。
先生によっては能力が低い方がおられるのも事実。

仕方ないですね、最近は英語よりフィリピン語の方が得意な方、増えましたし。








桃ちゃんの連絡帳に来週は月曜日~水曜日まで学校がお休みです、
学校のカレンダーを参照して下さい、とあったのに
何故か桃ちゃんは貰ってなかったのです。

それで警備員さんの掲示板に貼ってあるのを写真に撮りました。

お休みした時に配られたのかもしれませんね。
今までの経験からお休み中に貰ったプリントは貰えないままが多いですし。

日本のように名前を書いて先生が保管してくれたりしないので
分かっていれば催促の手紙を書くんですが・・。
(宿題などは「明日提出」と連絡帳に書かれて初めて貰ってないと分かる感じです。)




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<どうでもいい菜の花家の食卓>



本当はもっと大豆を沢山入れたかったのですが、
尿酸が高くなるから、と主人に敬遠されてしまい、
そうなると一人で食べる羽目になるので大豆をうんと減らしました。

ヘルシーオプションというお店で買ったオーガニックの大豆です。






オーガニックの八百屋で買った芥子菜とジャコと豆腐の炒め物。
オーガニックの八百屋、殆どの野菜が1kgで70ペソくらいなので
芥子菜も1/4kg買って17.5ペソ(40円位)。









数日前に作ったシナモンロール。
こちらもオーガニックの全粉を混ぜて作りました。
油はオリーブ油、卵やミルクなど入れないあっさり味。

とは言っても上にかけたクリームチーズは高カロリーです。




フィリピン小3算数1学期

2013年08月11日 01時47分56秒 | 子ども達とフィリピンの学校



桃ちゃんの風邪が酷くなってきて近所の医者に夕方連れて行ったけど薬を貰えなかったことを前回書きましたが、
昨日(休日で医者は何処もやってない)は本当に苦しそうで
熱も37度6分くらいですが出て、
体の節々が痛い(本人は体中の骨が痛い・・)って言い出し、
やっと昨日(土曜日)の午前中にいつもの小児科に連れて行ったんですが
これで抗生物質貰えなかったら別の医者を探そうかと思いました。

結果的には抗生物質の処方をしてもらえたので良かったんですが。

近所の医者は安いんですが若い成り立ての医者が多くて
しかも小児科ではなく内科の先生。
小児科医にウィルス性は抗生物質を出さないと言われたと伝えるとびびってしまって

「その通りですよ! 肺の音もきれいだし・・
だから僕も薬出せません。とにかくその先生にまた診察に行って下さい。」

昔、長女が7才くらいの時だったか高熱が続いていて脇のリンパ腺が腫れ、話しかけても幻覚みたいに全然違う世界にいるようにうわごとを言い始め、夜中に救急外来に駆け込んだら、やはり肺の音はきれいだから、お母さんが熱冷ましをちゃんとあげないから悪いって言われた事があり、その時は私が入院したいんです!(どうせ自費だし)と強引に入院させたら肺炎だった事があったので、それ以来「肺の音がきれい」って医者の言葉に惑わされないようにしようと心に決めているのです。






今日は珍しく患者さんが多くて廊下が人で溢れてました。
あの奥の戸が桃ちゃんの小児科の先生が間借りしている診察室なんですが、
その中には座る場所はないので外で他の患者さんと待ちます。

座る場所が足りず、立っている方も多かったです。

家に帰って処方された抗生物質を1回飲ませただけで突然元気になりました。
体操教室は休ませましたが午後は犬のお散歩にも一緒に来れたほど。

もっと早く連れて行ってあげたら良かったです。
毎晩咳で殆ど寝れないまま学校に行って、
しかもこの1週間は学校で何も食べず、何も飲まない日が続いてたので桃ちゃんに怒ってたんですが
(お弁当や水筒がそのまま手つかず)
考えたら食欲がなかったのかもしれません。

具合が悪かったので勉強など殆ど出来ず・・・。
でも仕方ないですね。

そして来週末は体操の競技会なので
今週は毎日練習があるようなんですが
体力など咳で消耗しきっているし、
練習に出すにしても様子をきちんと観察していようと思います。






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<算数>



今は4桁ー4桁の引き算をしてるんですが
この時は大きな数字を大きな順番に並べるとか、
2つの数字を比べてどちらが大きいかなどやってました。

数字が一の位で統一されず、左に合わせてあるので桃ちゃんは混乱したのかもしれません。









でも大きい順に書きなさい、という問題は間違えずに答えているので内容は理解しているんでしょうね。










そしておかしいのがこのテスト。

上から訳すと、

「文字Kは英語のアルファベットの(  )番目の文字です。」

「12月は1年の(  )番目の月です。」

「文字Cが数学(mathematics)という語の(  )番目の文字です。」


1番目でアルファベットの文字列の順番を聞いていたので
桃ちゃんは早とちり。

でもこれは引っかけ問題ですよね。
子どもが算数として何番目かを把握しているかを確認したいと思って出すテストならば
引っかけ問題は必要ないと思うのです。


次の問題も引っかけで、まんまと桃ちゃんは引っかかりました。

形、文字、数字が書かれていますよね。
その後に、

「どの形(shape)が右から3つ目ですか。」
「どの数字が左から4つ目ですか。」
「どの形(figure)が右から12番目ですか。」


「shape」だと数字じゃない、文字でもない「形」だけ。
「figure」だと数字も文字も形も全部含んだもの。

こういう問題、学校で一度でも経験していれば子ども達は間違えません。
なので先生は学校では経験させずに突然テストで出すのです。

フィリピンの子ども達は何度か先生に引っ掛けられているうちに
問題を注意深く見るようになるのかもしれませんが、
引っ掛けられて自分で学ぶやり方だと返された答案を見直ししている子はいいですが
それをやってない子は自分が何で間違えたかは知りようがなく
そこから学ぶことも出来ません。

本当は学校で練習問題を出してくれて、
答え合わせをしながら種明かしをして教えてくれたら全部の生徒が学ぶのでいいと思うのですが・・・。

今やっている4桁の引き算も全部繰り下がりがあるのです。
1年間で計算をしている時期が本当に短いだけに苦労している生徒は多いんじゃないでしょうか。

桃ちゃんは大きな数の足し算、引き算は指で数えています。
公文教材でやっと(+6)になって完璧、
しかもスピードで答えるので何故かと思ったら1問やったら次の数を探して書いてるのです。

つまり5+6=11だったら、次は6+6を探しているのです。
足し算のカード、作ろうかしら。




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<どうでもいい菜の花家の食卓>




もやし入りサラダ。








フィリピン風焼そば。









茹でたオクラ+鰹節+梅肉(叔母が漬けてくれた梅干し使用)。
暑さ対策にお勧めですが、こういう時は市販の梅干しではなく
私は自家製の梅干しを使っています。

市販の梅干しは減塩にする為に一度漬けてから水に浸けて塩抜きしたりするらしいと聞いた事があるんですが
そうするときっと梅の大事な成分も抜けてしまうように思うのです。
実際には分かりませんが。






小3スペイン語ノートとフィリピン語週間

2013年08月09日 03時05分09秒 | 子ども達とフィリピンの学校




桃ちゃんの咳がどんどん酷くなって
夜も寝れないほどの咳が度々襲ってくるので
苦しいから泣いたり蹴ったり、でも眠いので水を飲ませようとしても飲んでくれないし、
寝るとよけい咳なので抱いたまま座ってたり・・。

一度近所の医者に連れて行きましたが
ウィルス性だからとやはり薬はもらえず・・・。

明日は休日なので(ラマダンというイスラムの断食明け)
土曜日の午前中に医者に連れて行こうと思います。


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<桃ちゃんのスペイン語のノート>



フィリピンの場合、小学生時代はノートに書く内容は先生に指示されて書きなさいと言われたもの。

普段はノートを学校に置いてくる事が多いので
たまに持って帰った時は写真に撮ったり、複写したりしておきます。

1~12月まので月の名称。
これはスペルが書けるようになるまで練習させなくては。











今、スペイン語クラスの課題は今、自己紹介をしていて
自己紹介する時に含めなくてはいけない項目が書かれていました。

名前、年齢、学校名、誕生日などなど。










2人一組で自己紹介する時は1人は質問、一人は答えるらしいのですが
こちらがその質問。

「お名前は何ですか」

みたいな感じです。









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<フィリピン語週間>




桃ちゃんの学校では授業が英語なので子ども達の中にフィリピン語が話せない子どもは多いのです。
それで「フィリピン語週間」が年に一度あります。
(そんなんじゃ足りない・・というかフィリピン語覚えるようにはなりませんが)

桃ちゃんが着ているのは去年買ったフィリピン民族衣装。
しかし・・小さくなっていて着せるのが凄く大変でした。

かと言ってお店はまだ開いてない朝、桃ちゃんの腕が引っかかったりして泣いていたけど
頑張って着せました。











デパートではフィリピン語週間の頃、フィリピン民族衣装が売られるようになります。

去年は週に2度、フィリピン民族衣装を着る日があったので
もう1日着る日があると思って、早速買いに行ったのですが
ラマダン明けの休日の為、今年、フィリピン民族衣装を着るのは1日だけでした。

来年も着れるように大きめサイズを選んでおいて良かった!!







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<誕生日パーティー>




フィリピンでは誕生日の人が周りの人に御馳走する習慣があります。
自宅に呼んだら安上がりかもしれませんが作るのが面倒。

それで皆が都合の良いモールのレストランで虎次郎が高校時代に役員で親しくなった保護者友達に御馳走しました。

写真がピンぼけで良かったです~。









レストランの方が誕生ケーキを出してくれました。









そしてウェイターやウェイトレスさん達が歌を歌ってくれました。

写真に写ってるママ友は5人のお子さんがいるのですが、
長女はもう結婚して子どもも居るんですが、大学院に入り直して弁護士を目指しているそう。
お子さん5人のうち、3人が医学部に、2人が弁護士学校に通っているんですが
彼女は教育ママではなくて、
むしろスポーツを応援してるし、子どもが生きたい道を選べばいいわよって人です。

息子がフィリピンサイエンス高校に行って出会った保護者の殆どがそういうお母さん達。
でも多くのお母さん達は自分でお料理や洗濯、家事をするし
送り迎えなどもするし、お弁当作りもするのです。

私は息子がフィリピンサイエンス高校に入って初めてこういうママ友と出会いました。
なので私たちの話題は料理とか、洗濯のことが多いんですよね。

桃ちゃんの学校の保護者達だと家事の話しは殆ど出来ませんし、
子どもの教育についても「良い成績が良い」と思っている教育ママが多いのです。

だからフィリピンサイエンス高校のママ友達だと皆のんびりしていて安心して話せます。

「ほんと、勉強しないわよね。」
「うちもそう。ま、放っておくしかないわよ。」
「でもいつまで勉強しないのかしら。」
「来年くらいには勉強するんじゃないかしらね。」
「あ~じゃあまだまだわね。」

まだ勉強の貯金があるので(高校の時に習った事ばかりで)あまり勉強しなくても良いらしいです。
アメリカみたいに試験を受けて大学の単位として認めてくれる制度があるといいんですが。

実は皆は月に1回は会ってるのです。
私も誘われるんですが桃ちゃんのお迎え(午後2時半)に遅れたくないので参加してません。

今回、久々に会えて、色々なお話し出来て楽しかったです。





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<どうでもいい菜の花家の食卓>




最近凝っている魚(これは舌平目)に焦がしたニンニクをくっつけてソテーにする料理。
焼き上がってからケイパーを散らしました。









日本の中古書店で見つけたレシピ本に載っていた「オレンジピールケーキ」を焼いてみました。











甘さが日本的~(ここが大事なポイント!)。
そしてサイズが小さい(ちょっと食べ足りないかな~と思う程度)。

手で絞ったオレンジジュースにラム酒を混ぜて刷毛で塗り
ちょっと寝かせてしっとりケーキに仕上げました。

普通のパウンドケーキと違ってアーモンドパウダーと薄力粉が半々くらいなので
生地にコクがある感じ。





フィリピン小3理科

2013年08月01日 11時03分24秒 | 子ども達とフィリピンの学校



とにかく毎日、桃ちゃんの勉強に追いかけられている状態。

虎次郎みたいに瞬時に記憶出来る能力もないし、
(桃ちゃんは覚えても直ぐに忘れる)
桜みたいにコツコツと自分で計画して勉強するでもなく、
放っておくと犬と遊んでたり、体を動かすのが好きなので運動してたりで、
勉強はあまり好きじゃないよう。

勉強は凄く出来て欲しいと思ってるわけではないのですが
今の学校に居たかったら落第点を取らないようにしないと。

転校だって途中からだと編入は大変だし、
友達が変わるのだって子どもにとっては大きな出来事。

それに桃ちゃんはサポートしてあげれば何とか出来るのです。

ただしサポートしてないと先日のスペイン語のテストみたいにほぼ0点状態。

風邪で休んでせいもあるかもしれませんが、
最初の質問がスペイン語で書かれていて全く理解出来ず、
後半の単語はまだ出て来ないと思って勉強してなかったらドド~っと出て来た!!
早速単語カード作りました。

期末テストで挽回しないと落第点付いちゃいます。


そして小3理科は虎次郎の時代から「名称の暗記」らしくて
虎次郎が「小3って体の名称とか覚える理科だろう?」って。

さすが虎次郎、一度習ったらいつ習ったかも忘れない。

今回は植物。とにかく名称をひたすら覚えればいいわけなので
瞬時に覚えられた虎次郎は退屈してたらしいですが
桃ちゃんは一度では覚えきれない。




先ず、根っこ。








太字で書かれたのが覚えるべき単語。
3種類の根っこの認識。








葉っぱの名称。










葉っぱの種類。










葉っぱのへりが「ギザギザ」か、「真っ直ぐ」か「湾曲」してるかでの名称。










葉っぱが茎のどこから出てくるか、

「交互」か「相反して生える」か、又は「同じ位置からいつくも出てるか」での名称。








花の名称









「雄しべと雌しべが同じ花の中に存在している場合」と
「雄しべ、又は雌しべしかない花(植物)」の名称。











種から最初に出てくる葉が「1つ」の場合と「双葉」の場合の名称。

2週間くらいの間に覚えればいいので毎日、繰り返し、繰り返しちょっとずつやってます。




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<どうでもいい菜の花家の食卓>



頂いたアボカド、やっとこれだけに減りました~。
(これの4倍くらいあった)
がこれは近所の親しい人に配ってしまいました。

もうメイドさんもアボカドは見たくない・・って感じです。









主人のお弁当に入れるブロッコリーを蒸したら
蒸し過ぎてしまいました。
残念。








今日のお弁当は昨日の残りの海老の天ぷらを
生姜、ニンニク、豆板醤、チリソース、中華スープ、ごま油で煮込んでみました。
ブロッコリーは海老天用のたれにチリソースを入れる前に片栗粉でとろみをつけ、上からかけただけです。

空いてる部分には日本米と真ん中に梅干し。
主人は色々詰まってるお弁当はお好みじゃないので作るのが簡単で助かります。





小3音楽で2拍子と3拍子を聞き分ける

2013年07月31日 01時13分48秒 | 子ども達とフィリピンの学校



今学年(小3)の理科は色々な名称の暗記が多いし、
元々フィリピンの教育は暗記大好き教育なのでスペイン語も覚えなくてはならない単語が多いし、
社会では陸の産物、水(海、湖、川など)の産物をタガログ語で覚えてなくはならないのに、
今日は美術の宿題と新しい音楽の課題に凄い時間を取られてしまいました。

美術の宿題は英語で「カラーウィール(color wheel)」と呼ばれる
環色とかカラーホイールと日本語では言う色見本のような円を描くこと。

カラーホイールのグーグル画像検索結果

本来は三原色のみで描くべきなんだと思うのですが、
先生は1つずつの三角(円錐のような形)に入れる色を指定してきたのです。
しかも2色の混合色。「オレンジと赤」のように。

なのでカラーホイールから学ぶべき事はあまり学べなかったのではないかなと思うんですが、
桃ちゃんは去年の夏休み(2012年)に私と絵画を習いに行って3色のみでカラーホイールを作る経験をしてるから
ま、いいんですけど。

実際、絵画教室で大人の私がやってみても三原色のみでカラーホイールを作るのは大変でしたし。
色のグラデーション、割合の違いで色が変わってくる様子は桃ちゃんの年齢だと感覚でのみしか理解出来ないかもしれませんし。

それでも、やっぱり出来上がりが同じならいいとは思わないと言うか
先生が子どもが「カラーホイール作りました~!」と見せたいだけで子どもにやらせてるのであればあまり意味がない気がします。




絵の次は音楽で時間取られてしまいました。

今度は「2拍子と3拍子の違いを聞き分けましょう」って。
一番、一般的な4拍子はなくて、2拍子と3拍子から入るんですね~。
数が少ない拍子から順番に教えますって感じなのかしら。

音楽の先生が作ってるウェブサイトに参考になる曲を載せたとあり、
それと教科書に載ってる(教科書って言っても学校が作った複写のもの)フィリピン民謡を参考にして下さいとありました。

その先生が載せた曲のリンクに行ってみると・・・


<2拍子の参考例>

ヴェルディ作曲 歌劇「アイーダ」より「凱旋行進曲」



でも桃ちゃんと2人で手拍子していたら
なんか4拍子みたいなのです。

出だしは2拍子だったかも??

と言うか、そもそもネットでは「凱旋行進曲」だけ取り出して演奏してる動画も沢山あるのに
どうして序奏のような部分から入る演奏を選んだのか理解出来ません。

そうやって曲がいくつもの部分に分かれてるとテンポも変わり
同じ曲の中でも早くなったり遅くなったりして
一緒に手拍子しようと思っても非常にやりにくい~。





ネットで楽譜を探してみると、私と桃ちゃんが手拍子した部分は4/4拍子だったみたいで
(ここの部分が一番、手拍子しやすかった)

「4拍子?」

と言った桃ちゃんは間違ってなかったんじゃないかと思うのですが、
私だって音楽の専門家じゃないし、そんなに自信はないのです。





2拍子の曲の参考例「ヤンキードゥードル」



確かに2拍子の曲は速い曲が多いのでゆっくりな曲を探すのは大変かもしれませんが
行進曲などでもうちょっと歩く速さくらいのもあると思うんですよね。








2拍子の曲 ディズニーの「It's a small world」



これは拍子はちゃんと取れたんですが2拍子だか4拍子だか混乱してました。
メロディー(歌詞)の区切りが何となく4拍ごとにあるような感じがするからでしょうね。







<3拍子の例>

ヨハン・シュトラウス作曲のワルツ「美しき青きドナウ」



3拍子は3拍子でもこちらも超スピードの3拍子。
私は出来ても桃ちゃんなんて手拍子どころじゃなかったです。

曲も色々な部分に分かれていてしょっちゅう変わるし。






3拍子の曲「de colores」









3拍子の曲  "What The World Needs Now Is Love"



ここまで来るともう笑うしかない・・って感じ。

結局、教科書に載ってたフィリピン民謡をいくつかポータブルのピアノで弾いてあげて
拍子を確認しながら一緒に歌いました。

桃ちゃんがギターでよく弾いてる「きよしこの夜」も3拍子だよ、と言ったら
歌いながら上手に手拍子してたし。

考えてみたら小学校の時、拍子についてわざわざ習ってなかったかもしれませんが、
合奏する時に、カスタネットやトライアングル、太鼓などでメロディーを弾かない人は拍子を取ってましたよね。

そうやって自然に強拍が大太鼓で、弱拍がカスタネットみたいにメリハリをつけて体で覚えたと思います。
日本では幼稚園でもやってますよね。

そんなこんなで理科も算数も、社会もスペイン語も出来ずに午後10時になってしまい、
週末に親子で鼻風邪引いて今日はまだ咳してたので桃ちゃんプールはお休みさせて大正解でした。





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<雨期のマニラ>



日曜日、晴れていたのでフジとクマを運転手さんと散歩に連れて行ってくれた桃ちゃん。
雷を伴う大雨に遭ってしまい、メイドさんに傘を持って向かえに行ってもらったのですが
私も傘を持って出ようとすると・・







傘が穴だらけ・・








もう1つの傘は骨が全部真ん中の芯と繋がってませんでした~。

フィリピンでは傘がしょっちゅう壊れるのですよね。
何ででしょう??

日差しが強いほどの暑さから大雨に変わるこの頃です。




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<ローマ数字>

今日は予習出来ませんでしたが、週末に桃ちゃんが必死に覚えようとして書いたローマ数字。



大人になったら別に普通に分かるようになるんですけど、
8才の子がやるとやはり難しいのです。

しかも先生が「900」って言うのを「CM」って書くんですが、
わざわざ(1000ー100)って書かせたいのです。

桃ちゃんは900はCMって書けるのに、先生が隣にそれを書けと言うので混乱して「CMC」とか書いちゃったりして、
なんか余分なものが出てくると桃ちゃんは混乱するのです。



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<うちの犬>



そしてうちのフジは桃ちゃんが動画サイトで見つけた歌を流して歌ってたら
一緒にくつろいで聞いてました。

犬って音楽好きなんですよね。






フィリピン小3の音楽

2013年07月29日 04時32分09秒 | 子ども達とフィリピンの学校



最近、桃ちゃんの勉強が大変になってきて
あっぷあっぷしています。

フィリピンの学校は合格点が決まっていて、
70点とか75点くらいなんですが、
それ以下だとやっぱり進級出来ません・・とか、
仮進級(1教科落としただけなど)で、来年もう1教科落としたら転校して下さいと言われるのです。

虎次郎がラサール大学付属小学校グリーンヒルズ校に通ってた時も
毎年それでちょっとずつ人数が減ってました。

もっとも先生達が私に話してくれた事があるんですが、
転校した生徒の親は子ども達が新しい学校では優等生扱いされて
むしろラサールでびりだったよりはずっと自信が持てて良かったとお礼を言う人が多いそう。

ほんと、いざとなったら転校もありかな・・と思うんですが、
とりあえず学校で決められた通りに頑張るしかありません。

で、音楽なんですが、先生はフィリピン大学の音楽科出身。
去年と同じ先生です。

去年、コダーイの歌いながら手で音程を作るのを一時導入していて
凄くいいな~と思っていたのですが、それは1学期のみで終了。
本当に残念。

もっとも先生のせいじゃなくて、学校のカリキュラムが決まっていて
先生はその通りにやれと言われてるかもしれません。







今は拍子と音の長さの勉強らしいんですが、
こんな風に足し算させるんですよね。

音の長さって言うのは何拍子の曲って言う1小節の中で初めて活きてくるものであって、
こんな風に足し算させるのにどんな意味があるのか、全く理解出来ません。

虎次郎みたいな計算がピピっと進む子は音楽なんて理解しなくてもササッと解けてしまう問題ですが、
これと音楽とどう関係あるの・・って思います。










こちらも桃ちゃんがもの凄く苦労した問題。
ピンぼけで見にくくて申し訳ありません。

そもそも例題のところで桃ちゃん躓きました。

「四分音符は八分音符(   )と等しい」

って書いてある答えに2通りの八分音符の書き方が載っているもんだから、
先生にしてみればどちらで書いてもいいよ、って意味なんでしょうけど、
桃ちゃんはそれが全部で四分音符1つ分かも???みたいに思っちゃって混乱。

次からのの問題も、

「全音符は二分音符(  )と等しい」
「全音符は四分音符(  )と等しい」
「四分休符は16分休符(  )と等しい」

という問題。

他にも実技ではリズムを見てそれを打楽器で叩くと言うのがあって
そちらは皆大丈夫だし楽しいみたいなんですが、
あとはインターネットで楽譜を送って来て
これを正確に歌いなさいというんですが、
その歌はアメリカ民謡で、
曲の始まりがアウフタクト、つまり4拍目から入る曲なのです。
しかも曲の途中に二分音符と八分音符のタイがあって拍子が取りにくい。

アウフタクトで始まる曲って主旋律の繰り返しが全てそれで始まるので
曲の中に4拍目から始まる部分が5つくらい出てくるわけです。

どうしてもっと拍子が取りやすい、数えやすい曲を選ばないのかしら。

拍子の最初が強というのも演奏などしていれば自然に分かることですよね。
こういうのは理論で教えるより実践で教える方がずっと子ども達は楽しくて自然に身に付くのに・・と思ってしまいます。

ただ、先生を一概に責めることは出来ません。
フィリピンの保護者や学校経営者がこういう難題を子どもにやらせるのが好きなのです。
子どもに勉強させた~って気になるからでしょう。
難しい問題をやらせる、子どもが机に向かって必死になってる姿を見るのが誇らしいって思う親が結構多いと思います。





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<友達の友達から来た携帯テキスト>

友達から携帯テキストが転送されてきました。



「私の為に祈って下さい。
今、ポリメディック病院の救急外来に居ます。
午後10半頃、歩いて帰宅途中、アイスピックで刺されました。
マンダルーヨン警察が私をここに運んでくれました。
今のところは経過観察中です。外科手術が必要ないことを願っています。」

強盗目的だったのかその辺は書かれていませんが
フィリピンの治安は一向に良くならないどころか最近は物騒な話しをあちこちで聞くようになりました。

お金がない人は直ぐに換金出来る携帯電話やカメラなどを盗んだり、
恐喝して現金を盗むのが一番手っ取り早い稼ぐ方法だからでしょう。
(盗んだ物を買うお店も大繁盛)

フィリピンは以前からそうですが
海外出稼ぎ労働者や日本人など外国人と結婚した人からの仕送りを当てにしてる人が本当に多いのです。

しかしその仕送りのお金をフィリピン人の多くは教育など大事な事に使わず
生活水準を上げる為に使ってしまう場合が多く、
フィリピン人の肥満率が20%を超えたのもその理由が大きいと思います。

貧しい人でも今は太ってる人が増えました。

100ペソ(240円)あったらそのお金で鶏肉を半羽買って料理し、夕飯のおかずと次の日の子どものお弁当にもなる・・とは思わずに、ファーストフードでハンバーガーを買ってお終い、というお金の使い方をする人が増えたように思います。

その証拠にファーストフードの売り上げ、凄いです。

先日辞めさせた20才のメイドさん(多分お金を盗んだ)も
毎日ハンバーガーを買って食べてたらしいです。




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<どうでもいい菜の花家の食卓>




久々にピンク米を買ってみました。
炊くとぼそぼそした感じでそんなには美味しくないお米ですが、
栄養は白米よりはありそうです。










うちの木にもやっと例年より1ヶ月遅れてアボカドがなりました!
今年のアボカドは数は少ないですが美味しい!

主人の農園からも50個ほど段ボールで送られてきましたが
こちらは美味しくない。
やっぱり実が多いと美味しくないようです。
もっとも土を調整して栄養分がある土で育てたら実が多くなっても全部美味しい実になるのかもしれませんね。








こんな風にサラダに入れたり、そのままわさび醤油で食べたり、
手巻き寿司にしたり。








フィリピン現地校小3の新学期

2013年07月04日 04時44分36秒 | 子ども達とフィリピンの学校




(後ろの席で髪を結んでるけどピン留めしてないのが桃ちゃん)

毎年クラス替えがあるので知らないお友達も居るみたいで少し緊張気味の桃ちゃん。
彼女だけ白っぽい色の制服なのは、桜のお下がりで色あせたから。
桜が8才くらいの時に着ていた制服なので、もう14年前・・じゃなくて、
桜も5、6才年上の主人の姪のお下がりを貰ったので、19年物。

去年は40人のクラスだったのですが、今年は39人。
1学年4クラスしかないので、桃ちゃんの学校に途中から編入するのはもの凄く大変。
誰かが辞めて空きが出ても知り合いが入る可能性が高いし。

うちの隣のミリアム大学付属は1学年15クラスあるそうで、
そういうマンモス校は多分入りやすいです。









これが時間割。登校は7時半で、下校は2時半。

「IW」という授業が毎日あるのですが、これはインディヴィジュアル・ワークの略で、
メイン教科(国語、社会、理科、英語、算数など)の全てから課題が出され、
3週間以内に終わらせて先生から署名を貰わなくてはなりません。

教科の先生は決まった教室に待機していて質問を受け付けてくれるので生徒は自由に色々な教室に行って良いのですが
そのせいで遊んでしまって課題をやってないと3週間の間に全然終わらない生徒も出て来ます。
タイムマネージメントを教えてるんですね。

桃ちゃんは去年までは7教科中4教科しか終わってないとか、そういうの多かったです。
だからって罰があるとかではないので
やらなかったらその分、勉強出来なくて本人が損なだけです。

「AP」はタガログ語で教わる社会科で、「CLE」はクリスチャン・リビング・エデュケーション、「ICT」はコンピューターの授業。














放課後、桃ちゃんは火曜日、木曜日は前にも話したフィリピン大学のちょっと汚いプールで
午後4時~5時半まで水泳。

月曜日と水曜日は午後4時~6時半まで器械体操をやっています。












午後4時までは大学の「体育/水泳」の授業があって、
桃ちゃんとプールサイドで見てたんですが
この「水泳」の先生、椅子に座って生徒に泳げって言うけど教えてはいません。

私も学生の時に水泳を取った事があるんですが
この先生のお陰で平泳ぎが出来るようになって今でもそれしか出来ないけど
プールの中で手取り足取り教えて頂きました。

桜がラサール大学で体育に水泳を選んだ時は
コーチが泳げる生徒に指導の手伝いをさせたので桜も指導者としてお手伝いして一番良い成績をもらったって言ってました。

桃ちゃんは多分、主人の血を引いていて
とにかく運動が大好き。
それから動物も。

運動して疲れてる方が勉強とかはかどる感じ。
運動してなかったら桃ちゃんは落ち着きがなくて勉強にも集中出来ません。
(前は風邪引きやすくて疲れさせないようにしてたけど今は体力もついてきたし)

そして何故か桃ちゃんの勉強が気になる虎次郎が分からない所を丁寧に教えてくれるので大助かり。
聞いてない事まで教えてくれるんですよ~。
文系が嫌いと言いつつ、フィリピン語、歴史、社会科なんか質問してもさらさら~っと答えてくれます。
もっとも小学校の勉強が出来なかったら受験勉強してないで当時もゲーム三昧だったのに合格率1.2%のフィリピンサイエンス校には受からないでしょうけど。

大学でも上級生に数学教えてあげたりしてるって言ってましたから
きっと聞かれたら教えてるんですね。

ただ虎次郎の教えてくれた暗記のコツは真似出来ません。
ノートに書くとノートに頼る事になって、試験の時はノートがないわけだから
最初からノートに書かず、頭の中にノートを作ればいいんですって。
そんなの出来たら誰も苦労しないです。












いつも子ども達が映画を観てる間、家でご飯作って待ってる私ですが、
「モンスター大学」を一緒に観て来ました。

3D映画でも目が回らない作りで楽に観れましたよ~。
お勧めです。












食事を作る私が映画を観たのでこの日は外食。
イタリアニスというファーストフード的イタリアン。













そして家の室内犬達は、相変わらず威張りまくるクマに遠慮して頭だけ乗せてもらってるフジ。












カメラのシャッター音に振り向くフジ。













ま、クマの方がお兄ちゃんでいいんですけど。




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<どうでもいい菜の花家の食卓>



もやしの元になるモンゴ豆を牛乳、生クリーム、カボチャ、ピーマン、トマト、苦瓜の葉、つる紫の葉で煮込んだスープ。
出汁にツナ缶を入れてみました。







隣のおばさんから頂いたスーマン。









ご丁寧に昔風のタイプ機で打ったお手紙を添えて下さり
このスーマンはアンテポロで買ったとのこと。

隣のおばさんはもうリタイヤしたんですが、ずっと日本の日銀にあたるフィリピン中央銀行で働いており
昔は国費でアメリカ留学もしていました。ちなみに独身。
彼女のお姉さんの一人はニューヨークで医者をしていて、
もう1人のお姉さんは日本人と結婚して日本に住んでいるんですが
お会いして話したら日本人そのもので私も日本語のみで話してしまいます。








餅米をシュロの葉で包んだオヤツでお砂糖をつけて食べます。
桃ちゃんはグルグル回して楽しんでました。
(うちの砂糖は漂白してないのでちょっと色がついてます)




かけ算の次は割り算(小2)

2013年03月10日 03時35分52秒 | 子ども達とフィリピンの学校



光ファイバーなのに突然ネットが遅くなり閉口しています。
フィリピンでは普通にこういう事が起こりますが慣れないものです。

さて、毎日午後6時過ぎまであった桃ちゃんの体操クラブの練習、今日で一先ず試験の為、お休み。
桃ちゃんは朝6時起床なので午後6時過ぎまで学校に居ると(帰宅は午後7時半近く)疲れて宿題も予習も復習もなかなか出来ません。

そんな状況で・・もう割り算を習ってきたのです。
(かけ算を5の段までしか教えてないので5の段までの割り算)

つい先週だか、かけ算を初めて習ったばかりだったのに
さっさと5の段までのかけ算の小テストをして、
今度は割り算。

そんなことするなら6の段~9の段のかけ算を教えたらいいのに・・と思うのは私だけなのかしら。








しかも・・この教え方です。
割り算の意味が理解出来ていいんですが、ここから先に進まない感じ。

そもそも小2って言っても去年は年長さんで
足し算、引き算は一切教えてもらってないわけですし、
6月の新学期で6才半~7才半の年齢の子ども達。








突然、文章題の宿題が出て、
絵を描いて上のプリントのようにしなさい、と言われたそうだけど、
桃ちゃんはちょっと混乱。










それで割り算はかけ算だから・・とやり方を教えてあげたら
桃ちゃん、び~~っくり!

「え!!? そうなってたの? ママ凄い!」

と思い切り感動してた。

割り算の意味を教えるのもいいけれど、
やっぱり子どもが分かりやすいやり方を教えて欲しい。








最初に桃ちゃんは

「割る数を何度も引いて何度引いたか数えればいいって先生が言った。」

なんて言ってたし。

つまり8÷2だったら8-2-2-2-2だから「2」が4つで答えは「4」。

頭の体操には良さそうだけど、
じゃあ7の段みたいな引きにくい数だったらどうするのか。

ま、でも私は桃ちゃんに今、足し算をしっかり教えている最中で
学校で習う九九や割り算は落第さえしなきゃいいわ、と思ってます。

一桁のどんな足し算も瞬時に答えられるようにしておかないと後で大変なんですよね。

目安は100マス計算(足し算)を2分くらいでしょうか。

しかも、計算の厄介なところは練習を止めると子どもの場合忘れること。
なので計算の練習だけは学校で習ってる内容が計算じゃない間も常に毎日やらせる事が大事だと思ってます。

桜なんて小学校5年くらいでバレエが忙しくて計算の練習を止めてしまったら
大学受験の為に9年生頃、試しにどのくらい出来るかやってみたら小1の算数の足し算、引き算でさえ忘れてしまっていて
超スローでミスまであったので驚き。

でも桜はそれからバレエしながら自習だけで高校数学まで全部合格点になるまで1日1時間みっちり数学の勉強して
入学こそしなかったけどサントトマス大学のインダストリアル・エンジニア科やフィリピン大学の生物学科にも合格したのです。
結局自分が勉強したかったラサール大学の国際学部日本学科に入ったけど。







ついでに桃ちゃんがリサイクル用品で作って来た筆立て。








理科、先々週だかは太陽系の星の暗記をしてたので
それで学校のプロジェクトで作ったよう。










今の理科は「matter」について。

虎次郎に「matter って何?」と聞いたら「object」だって。

桃ちゃんの学校では太字や棒線付きで書かれている所が
試験では空白になってて子どもに答えさせる問題が多いので
家で模擬試験を作って太字の部分を見なくても書けるように特訓します。








「固体」









「液体」








「気体」

これも棒線付き単語を聞かれたら書けるように暗記。
フィリピンの学校は暗記問題、とっても多いです。








そして親も子も学年末試験で気ぜわしい中、役員さんからこんなテキストメッセージが届きました。

試験最終日にアイスクリームを子ども達に振る舞うので午前11時にお迎えして下さい、って。

虎次郎が国立の学校に行ってる時はこういう時の予算をクラスの予算から捻出したり
特別に集金したり、寄付を募ったり大変だったけど
桃ちゃんの学校では役員の人達が自腹切る事が多いです。

昔は払いましょうか、と聞いてましたが
必ず断られるので聞かなくなりました。



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<どうでもいい菜の花家の食卓>



クリスマスに煮て冷凍しておいたリンゴをやっと使いました。
冷凍パイシートに感謝です。








残ったパイシートにチョコバターを塗って
桃ちゃんがブラックキャラントを入れクルクル巻いてくれました。







砂糖のせいで少し焦げたのでナイフで削る手間が出てしまいました。










最近、こういう簡単料理を作る事が多くなりました。
タルト生地のないキッシュのような感じ。
(トマト、チーズ、生クリーム、卵、昆布茶)






私は塩なしで作るんですが
チーズと昆布茶に塩分がありちょうど良く出来ます。









これはさっきのトマトと同じですが
もっとトマトを多くして椎茸など足したもの。




フィリピン小2理科学年末

2013年03月06日 03時02分53秒 | 子ども達とフィリピンの学校



今日、期末試験(3月11日~15日)の試験範囲と試験教科日のプリントをもらってきました。
いよいよ学年末試験で、これが終わると長~い(3ヶ月の)夏休み。


今日は理科についてご紹介します。





今、桃ちゃんが習っているのがこれ。

どうして昼があるか、どうして夜があるか。








桃ちゃんがここで覚えなくてはいけないキーワードは、

Rotation(回転):地球は24時間かけて1周する。
Revolution(公転周期):地球は365日と1/4日かけて太陽の周りを一周する。
Axis(軸):地球は軸を中心に回転している。





フィリピンの小学校の先生のやり方はこうやって一定期間、ある課題を決めて
その間は子ども達にその事を何度も教えて、最後にクイズと呼ばれる小テスト。

まだ学年も低いのでたったこれだけの内容。
そんなに勉強も必要ないです。

この小テストの結果、何%か最終成績に組み込まれます。

そして最終テスト(期末テスト)では今まで習った事が全部盛り込まれる仕組み。



息子の虎次郎がラサール小学校グリーンヒルズ分校に通ってた時に
これが何とも詰まらなくて、
(同じ課題を何度も繰り返すので)
7年生からフィリピンサイエンス高校に入ったら一回授業で教えた事は二度と教えなかったそうで、
そのやり方に救われたって言ってました。

(いや、でも桜みたいに高校時代、毎日バレエの稽古で夜11時帰宅、土日は朝8時~夜10時半までバレエだと毎日違う課題なんて絶対に無理。桃ちゃんも体操競技が近くて今毎日練習なので毎日新しい事習って来たらついていけません~。)

それはともかく、最終成績で合格点になる為に
フィリピンの学生は小テストで何点取ればいいか、何度手を挙げて正解を答えたら良いか、
今の自分の点数だと期末試験で何点取れば落第しないか・・
と計算するのが習慣になる子が多くなります。

虎次郎は点数の計算はしないし興味もないけど
(それってちょっと問題な気が・・)
桜なんかは得意で、高校時代にテストが苦手な教科は挙手を多くして点数を稼いだそうです。


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<どうでもいい菜の花家の食卓>



ここで牛肉を買うと高いけど柔らかいお肉が買えます。






今までフィリピンの固いステーキ肉を使って料理してたので
息子にステーキを出すと手を付けずスパゲティのみ食べたんです。涙

それで「この肉は柔らかいから1つだけでも食べてみて~」とお願いして1つだけ食べてもらったら
美味しかったみたいで完食。

たったこれだけで1人分300ペソ(600円)ですが
買う価値ありますよね。

フィリピンのステーキ肉は煮込みや圧力鍋料理に適してると思います。




フィリピン小2算数学年末

2013年03月04日 01時03分41秒 | 子ども達とフィリピンの学校


コメントのお返事をしました。宜しくお願いします。

「小学校1年と2年を合わせた算数」

「犬の愛好家は多いけど」

「マニラでは普通の渋滞」




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もう後1~2週間ほどで小2が終わります。
3学期(1~3月)は何だか詰め込みって感じでした。

レッスンプラン(授業内容計画)を作ったけれど
色々な理由で間に合わなくなり、
ラストスパートのように駆け足でやっている・・って感じがします。

最近の小テストが戻って来たので写真に撮ってみました。


<算数>

算数は今はかけ算一色ですが、つい最近まで分数でした。



上半分は塗ってある部分の分数を書く、
下半分は分数で表してある部分の色を塗る問題。










問題1 サブリーナはピザを注文しました。サブリーナと弟で5/8食べました。その部分を色で塗りなさい。
    ・食べた分のピザを分数で表現しなさい。
    ・残ったピザを分数で表現しなさい。

問題2も問題1と同じような問題です。











上の問題と同じような問題なので訳は省略します。

基本、分数を理解していれば簡単に出来る問題ですね。
桃ちゃんには簡単だったみたいです。











こちらは最近、突然学校でやったらしい小テストの問題(かけ算)。
かけ算をします~と言って数日でこんな小テストするんです。

私は学校とは関係なく日本語で九九を教えてたからいいですが
1年間のレッスンプランをくれるならともかく、
いつも突然で「びっくり箱」のよう。
(教科書にはかけ算のってませんし)

問題1 6つの植物があり、1つの植物に5つの葉がついていました。全部で葉は何枚ですか。
問題2 うさぎが8羽いました。1羽のうさぎに2つの耳があります。全部でいくつの耳がありますか。
問題3 バスが3台ありました。1台に4つの車輪があります。車輪は全部でいくつですか。
問題4 8つの箱があり、1つの箱に10個のクレヨンが入っていました。クレヨンは全部でいくつですか。
問題5 7つの家があり、1つの家に3つの窓があります。窓は全部でいくつですか。

答えは別紙に書いて桃ちゃんは100点だったんですが
問題4はちょっと難しい気がしました。

日本と違うのはかけ算の練習問題がなくて突然文章題で、
しかもこの後も多分、殆ど練習なしで試験。

桃ちゃんの学校はドリルが足りないな~と思います。



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<どうでもいい菜の花家の食卓>



息子が残した唐揚げを甘辛くハチミツと醤油を絡め、ピザ用の唐辛子を振りかけただけの簡単料理。












残った牡蠣で雑炊。根昆布だしのみで味付け。










クッキー(チョコチップと黒糖)










鮭と生クリーム。









こんにゃく、人参、かまぼこのきんぴらなんですが
最後に梅肉で合えました。