フィリピン国際結婚・菜の花の主婦日記goo版

南国フィリピン便りー結婚しフィリピン在23年。22才長女、20才息子、9才末娘のお母さんである私の毎日ー

餅とうもろこしフィリピン風コーンスープ

2012年03月31日 05時37分10秒 | 料理
今日はクリアランスを放棄した息子虎次郎の代わりに学校でクリアランスを頑張ってやってきました。
(今日が最終日だった)
お陰で歩数計は10700歩、1日のトータルでは11500歩、合計5.5kmの歩行!

クリアランスのことはまた後日書きますね。
(読んでる方もちょっと嫌気がさしてるでしょうし)

夕方からは主人が高校の友人を招待して飲み会やってたけど、今回はメイドさんにバーベキューを焼かせ、私が作ったのはメキシコ料理のタコスだけ。
作ったってほどのものじゃないですね。




今日はフィリピン風のコーンスープの作り方を紹介します。




今回は餅とうもろこしでやったんですが、普通のとうもろこしでも可。
餅とうもろこしって日本にもあるかしら。

最初に包丁でとうもろこしの上の部分を数ミリ削ります。蓋を開けるって感じで実の殆どは残しておきます。
そうしたら写真のように包丁の刃の部分をとうもろこしに垂直に当てて実の中だけをこそいでいきます。

皮を一緒に削らないで残しておくようにこそぎます。






お鍋に油(うちはオリーブ油)を少量熱してニンニクを炒め、生姜の千切り又は薄切りも好みで一緒に炒め(入れなくても可)、それからトマトと玉ねぎを炒め、水を入れてからとうもろこしを入れます。

味付けは魚醤のみ。


浮かんでる葉っぱはマロンガイという木の葉です。うちの裏庭に生えてるのをメイドさんに枝を折ってきてもらい、葉っぱだけ取っていれます。
マロンガイはほうれん草より鉄分が多いと言われてるけど子ども達はあまり食べませんね。








これもフィリピン料理の定番で中国豆腐を揚げたもの。酢醤油で食べます。







そしてフィリピン風の味付けの鶏のバーベキュー。これも酢醤油+唐辛子などで食べます。




世界で一番気持ち悪い食べ物の1位になったバロットという孵化する前のアヒルの卵は私の大好物。
2位以降の食べ物の方が私には気持ち悪くて食べたくないものばかりでした。こんな孵化する前の卵なんて美味しくて全く問題ないです。



(おわっ、どアップ!!)



そしてこれは牛蒡の炊き込みご飯なんですが、
NHKで紹介していただしをピッチャーに作ってみました。









テレビでやってたのは昆布と鰹節(お茶パックに入れる)を冷水に入れて冷蔵庫でだしを取る方法で、いつでもだしを使えるから重宝だって。






私は以前、日本のブログの読者の方が送って下さった出汁パックを冷水に入れて取りました。
本当に美味しく炊けたのでこの後、実は太ってしまい体重が戻らなくて困ってます~。

海外に住んでると日本食をあまり作る機会がないのでピッチャーに作った出汁もあまり使う機会がない。
少し塩分を足して出汁を保存しないと傷みそうで怖いです。
(まだ冷蔵庫に入ってます)


一応無事卒業式終わりました~☆

2012年03月30日 04時32分37秒 | 息子虎次郎


ここはフィリピン大学デリマン校の中にある理学部の1つの校舎。

大学1年で取る数学の教科を履修しなくて済むように試験を受けることが出来るのだけど、ここで申し込み受け付けてます。
やっと書類が全部揃ったので明日、早速申し込みに行かなきゃ。








フィリピン大学の理学部(カレッジ・オブ・サイエンス)は本当に広くて、海外からの投資や寄付で新しいビルがどんどん建ってた~。








全体は見回すと理学部だけでこんな感じ。



<ここからは愚痴>

さて、今日(3月29日木曜日)に無事、卒業式が終わったのだけど、息子は怒りムードが治まらないまま、ちっとも嬉しくないって感じで、

原因は色々、分かってるけどどうしようもない事、つまりクリアランスが終わってない・・

生物の先生のクリアランスは23日頃言われたらしいんだけど虎次郎は知らなかったみたい。でも卒業試験は3月の1週目に終わってて、その後は授業はないのだから先生は口コミとか噂で宿題を流したらしくて、虎次郎は本当に無口で社交的じゃないし、こういうのはチャットとかで流れるらしいけどチャット開けてないと入って来ない。
アニメ見たり、ゲームはしてもチャットは好きじゃない虎次郎には情報が来なかったみたい。

どうしてまだ授業がある時に言ってくれないのか。先生達にも多いに問題あるよね。

この口コミのみの宿題の提示って今までも何度もあって、その度に虎次郎だけ知らなかった、ってしょっちゅうだった。
その解決方法も彼は苦手。つまり聞き回ったりするけど皆教えない~。

かと言って先生達ってむすっとした人が多くて先生に聞きに行くのも苦手。
やっぱりこういう部分を見ると多分アスペルガー症候群なんじゃないかと思うので、本人は頑張っても人とのコミュニケーションはかなり苦手な分野でかなり無理がある。

でも他の生徒達は容赦ないのよね。

銀行口座はここの学校で学んでいる間に出た奨学金の振込目的で学校が強制的に作らせたのだけど、これも口座を閉鎖してないとクリアランスが下りない。
しかも卒業式の6日前にもう振込はないので閉じていいですよ、と言われるけど卒業式の練習で銀行に行かれない。用意の良い生徒は卒業式の前の日の表彰式のお昼休みに車で銀行に行ってたけど、虎次郎はそんな計画立てられないし、ATMカードがないと閉じられないらしく、家に取りに戻る時間もなくて実行不可能だった。

他にもボランティア活動を公共機関で10時間するって言うのもクリアランス対象。
これも去年の10月以降、クラスで情報をウェブに載せる係のライアン君が載せるのを一切放棄したので口コミ情報のみで、虎次郎は知らなかったらしい。
担任がボランティア証明の虎次郎の紙を持ってて自分の引き出しに入れっぱなしだったけど、今朝、私と虎次郎が卒業式で着るトーガ(マントと帽子)を取りに行った時に聞いても思い出せなかったくらい。

このボランティア活動、学校が用意してくれるとか一切なくて、自分でどこかに行ってお願いしてやらなきゃいけないので、他の保護者に聞いたら知り合いに署名だけして貰って実際のボランティアなんてやってないって。

それから軍事訓練の一貫で校内のペンキが剥げた部分にペンキ塗りする仕事も交通ストで休校になったので出来なくなったら、これもクリアランス対象で、実際の労働はもう無理なので、小部隊(トループ)ごとにペンキを何リットルか寄付することになったそうなんだけど、これもお知らせがない。保護者仲間に聞いたら政府の学校での寄付の要請は禁止されてるので文書で証拠が残ると裁判で訴えられたりするので口コミでしか伝えられない。だから虎次郎みたいな大人しくて無口な子の耳には入らないって。

そして今朝(卒業式の朝)分かったけど、結局、昨日の昼休みに取りに行く筈の卒業式の服を取りに行ってなかったのは虎次郎だけだった。
虎次郎は休み時間は他のクラスの子と一緒にいる事が多いみたいだし、なんか孤立してるのかな。

普通は卒論の仲間がクラスメートで仲が良い筈だけど、ライアン君とチェロちゃんは一番合わないタイプで、しかも貧しい出身の彼らは金持ちの虎次郎には多分敵意さえ抱いてると思う。

あと、私が解決しようと思って(卒業式の服の事で)先生に聞きに行ったりしてるのも彼が私に怒ってる理由。実際に情報が入って来ないので自分で聞きに行かなきゃいけない。
虎次郎のやり方は相手(先生など)がこれが足りないですよ、とか言って来るのを待ってる感じ。でも自分から聞きに行かないと何も言ってくれないし、先生はそれを待ってる。

そう言うの、誰か指導してくれたら良かったのに。長女の高校では先生が指導してくれてた。
でも大学の扱いで生徒を扱うフィリピンサイエンス高校では期待出来ない。生徒は放任されてるだけ。

そしてライアン君みたいにどんどん前に出て何でもこなす子にはとても有利。彼みたいな生徒にしてみれば「自分の責任で全部やるのが当然。口コミ情報を常に探す態度も当然」だし、自信に満ちてるからそういうのが苦手な生徒はただ「甘えてる」ようにしか見えないんだろうね。だから冷たくあたるんだと思う。

卒業式、全然嬉しくない・・・って言ってた虎次郎。
多分今、卒業って行事に参加させられたって思いで一杯で、卒業の本当の意味は実感してないからだよね。

一体いつになったらクリアランスが終わるのか私も不安。

てか、先生達がクリアランス出したのが先週の金曜日で絶対に終わらない時期。

先生達が成績表や宿題や提出物を出してない生徒と出した生徒のまとめを日頃からしてないからこうなるのよね。
学期中に生徒に知らせる親切なんてフィリピンサイエンス高校にはない。成績表を出す時になって初めて

「提出物が足りないから0点をつけましたが提出するまでクリアランスは出せません」 と言って来る。

とにかく全てが後手後手。
こんなの私立校では絶対にあり得ない。そんな事したら先生が叱られる。ま、比べても仕方ないけど。

一体大学に入れるのかしら。クリアランス出ないと高校卒業証書も、内申書も出ないから実際に大学の入学手続きは出来ないんですけど。

貧しい人 vs 普通の人

2012年03月29日 01時04分25秒 | フィリピンサイエンス高校(PSHS)
週末、フォートボニファシオで食品展示会があって行ってみたけど・・・



これは主人の友達が売ってたから買ってみたインドネシア料理、
彼は若くて綺麗なインドネシア人の奥さんが居て仲良く一緒に売ってましたが、

全体として大した物は売ってなかった~。






喉が渇いたので2人で買ってみたけど
お砂糖が多過ぎ~。フィリピン人はお砂糖の味が濃いのを好む人が殆ど。






見た目に惹かれて買ってしまった点心は
家で蒸かして食べたけど本当に最高に不味くて残りは全部メイドさん行き~。

でもこういう所に来るのはいわゆる日本で言ったら普通の人(庶民感覚)。
貧しい人は入場料が払えないし、中で売ってる食べ物も高いから買えない。

そしてやっぱりこういう場って安心出来る。
桃ちゃんは私たちが中を回ってる間、入り口のクラフトや絵付け教室(有料)を楽しんでて危なくないし。




実はね、今日は凄く嫌な事があって、泣いてたり、怒ってたり、自分が嫌になってたり。
息子、虎次郎の卒業式の一貫で今日は表彰式だったのだけど、卒論で賞を取った2グループ(1グループ3人)に虎次郎のグループも入ってたんです。

でも、でも、何でか知らないけど、2人の賞は「国内、国際で認められた研究」って言われて、1人は「国内のみで認められた賞」って言われ、プログラムにもそう書いてある。

虎次郎のグループでは虎次郎が国内のみで、ライアン君とチェロちゃんが良い方の賞。
もう1グループも2人と1人に分けられてた。

同じ卒論なのにどうしてなの?

先生に聞いてみたかったけど先生は誰も出席してないし、他の保護者は絶対に取り合って貰えないから黙ってる方がいいって。

(でも私はとっさにライアン君が仕返ししたのかな、って思ったけど。ほら、前にライアン君の落ち度を指摘したら逆恨みして僕とチェロちゃんにとって侮辱:インソルトですって怒ってた時があったからね。)


遅く帰ってきた長女の桜に聞いてもらったんだけど・・





突然ですが社長兄さんが家族と日本に旅行に行ったお土産。

もの凄い贅沢な旅してきたみたいで、日本にフィリピンからお金が流れたのは良い事ですよね~。
「また日本に皆で行ってね~」なんて言っときました。






で、長女の桜が思うに、フィリピンの貧しい人の思考回路は全く違うって。
桜の言葉を借りれば「理解しようとどんなに頑張っても理解不可能だし、理解しようとするエネルギーが勿体ない」って。


実は、昨日のブログでは書かなかったけど、
ライアン君は昨日、偶然すれ違ったら私にこう言ったの。

「虎次郎は受賞者なんですよ~。」

その時、私が「え?そうなの~?(ぬか喜び) 何の賞なの~?」って聞いたらライアン君が「知りません~。全然見当もつきません。」って。それでも私が「何、何~。何なのかしら~」って何度も言ったけど、ライアン君は知らないを繰り返したの。でも最後に「卒論じゃないかと思うんですよね」って彼がポツリと言った。

だけど受賞者が複数形じゃなくて単数系だったので私は心の中で、

”え、虎次郎だけが受賞なの?他のメンバーはもらえないの?”

なんて思ってた。まさか彼らの方が上の賞を貰えるなんて知らなかったから。
(何処までも馬鹿にされてる私)

皆が貰えるなら普通は「卒論で僕たち(複数形)、受賞出来る事になりました。今まで有り難う御座います」って言うのが日本人の常識ですよね。主人が出費したわけだし。




写真撮影の為に緑のピンだけを付けてるのは一般生徒で、緑と赤のピンを付けてるのは受賞者なんだけど、ライアン君は朝、叔母さんと一緒に出席してるのですれ違って挨拶したらしっかり緑と赤のピンを付けてた~。

って事は彼は自分が受賞するって知ってたって事じゃない。

彼は卒論の他にも賞をいくつか貰ってたし~。
(まあ、おめでとう~だけど)


虎次郎は賞を貰っても嬉しくなかったのかも。賞状をグチャグチャにして鞄に突っ込んであった~。

なんか私は凄く自己嫌悪になったよ~。賞なんて貰えなくても、卒論で落第になりそうになっても、虎次郎の好きな友達と組ませてあげたら良かった。ライアン君が卒論で出費しなくて良いように援助したいから一緒に組んであげてと虎次郎に言って仲間に選ばせたのは私だし、チェロちゃんを選んだのはライアン君。

実際、この卒論をやったのは虎次郎だけど、ライアン君が先生のお気に入りじゃなかったらきっとここまで来なかったし賞も取れなかったかもしれない。でも、だからどうなの。私は虎次郎の高校最後の年を台無しにした・・・。



全て終わってからライアン君で寮が一緒だった虎次郎に性格が似てる子のお母さんと話したらそのお母さんが、

「ライアン君はね、ほんと、何でも出来るし、何をすべきとか、全部分かってるけど、利用目的で友達に近づく人だし、成績を上げる為に何でもするのよね。うちの子も虎次郎君も大人しいし、成績とか全然気にしないし、でも好きなことに打ち込むし集中出来るでしょ。ある意味、ライアン君よりずっと出来るけど先生達にはここでは評価されなかったよね。ライアン君は自分に使える人だけが大事。あなたも良い勉強になったと思いなさいよ。」

でも、私だけが勉強になったならそれでいいけど、
息子を巻き込んだのが凄く自己嫌悪。時間を戻せるなら戻して全部やり直したい~。



桜が言うには、

「ママ、貧しい人とは関わらない方がいいよ。ママ見たいな庶民感覚で付き合える相手じゃないよ。全然違う人種なんだから。」


私は思うけど、そんなバレるような嘘で自分は賞を取らないみたいな言い方して一時しのぎって言うか、その場さえ取り繕えば後のことは考えないなんて普通の感覚なら絶対におかしいでしょう? だって自分の首を絞めてるようなものじゃない。

でも桜が

「そうやってママは理解しようとするのが間違ってるのよ。」って。

そうなのかも。でも、本当に貧しさから抜け出したかったら、その部分を変えなければいけないでしょう?
人間はそうやって成長していくものじゃない。ライアン君の今回のことは嫌なことだったけど、私だって彼に成長して欲しいし、変わって欲しいと思うのに。

「misguided」私の頭に浮かぶ言葉。

明日は卒業式。だけど何か暗~い気持ち。虎次郎君の担任から借金返してもらえるのかしら。私がクラスの為に出費した3万円相当くらい、卒業式の後に返してもらうのはやっぱりちょっときついかな。
もっと早く返して欲しかったけどフィリピンって借金取り立てる人が頭下げる国だし。





先週、アテネオ大学の卒業パーティーでうち上げられた花火が家の窓から見えました~。

フィリピンサイエンス高校の卒業式

2012年03月28日 02時15分44秒 | フィリピンサイエンス高校(PSHS)
「クリアランス」と呼ばれる書類がフィリピン独特のものなのかはわからないのだけど、
私立に通ってた長女の時にはなかったもの。

クリアランスの説明は昨日の記事の最後にちょっと書いたので興味がある方はそこを読んで下さい。

ちなみに運転手の息子(高校)は私立だけどやっぱりクリアランスは息子虎次郎の学校と同じスタイルだって。

毎年学年末にこのクリアランスに苦しめられてきたけど、
卒業にあたって先週の金曜日に発行されたクリアランス。見ると項目が30くらいある~!!

今までは問題ある教科・部署だけだったのに、卒業だからって全部の教科、部署から署名を貰って来るらしい。
息子は私には見せなかったけど偶然見てしまった・・・

そして昨日の時点で1/3も署名が貰えてなかった。
一体、明後日の卒業式に間に合うんだろうか。あ、でも待てよ。学校のホームページにはクリアランス終了しなかったら大学進学に必要な書類は発行しないと書いてある。
じゃあ卒業式終わってからも署名を全員に貰うまで学校に通い続けるってことなのかしらね。


そしてフィリピン大学では大学で最初に取る数学2教科の先攻試験があって、申し込みの締め切りは4月4日。
この試験に受かるとこの教科を履修しなくても済むのだけど、虎次郎は学校があるので私が申し込みに行った。

そしたら高校(ハイスクールと呼ばれるけど実際には中学1年~4年)の成績表が必要とかで虎次郎の学校に成績表を貰いに行った。
そしたらコピー機がないから外でコピーしてきて、と原本をくれた。

校内で営業してるコピー屋さんは既にお休みだったので、学校の前のコピー屋さんに行ったのだけど、




こんな掘建て小屋で、






周りには予防注射もしてなさそうな犬がゴロゴロ寝てたり、







家具が捨てられてたり、






ゴミが捨てられてたり、






赤ちゃんの子守りをしながら下着をつけてない子ども達が遊んでたり。





そして今日はカナダ姉さんの子ども達の卒業祝いパーティーでマカティのレストランに行ったのだけど、
その前に息子を迎えに行くと、卒業式の練習、まだ終わってなくて、







他の保護者達も集まって練習が長引いてたので終わるの待ってた。

うちなんて経済学が本当に大変で私は気をもんだけど、他のお母さん達は涼しい顔で、うちの子は何も問題ないわ~って感じで、
あ~羨ましい、

でも、2人だけ確実に卒業させてもらえない生徒が決定したので、本当に何とかしてあげられたらしたいくらいだけど
(その2人の子達を個人的には知らないけど)
ガイダンスカウンセラーの先生も私も涙・・・

大体、フィリピンでは大学で習うことを教えてるんだから高校の卒業資格くらい出せ~と思うのだけど。







外に出ると桜もどきの花が咲いてました。

毎年咲いてるけど、今年はあまり息子を迎えに行かなかったから気づかなかった。




そして虎次郎がまだまだ終わりそうにないって言うし、私はカナダ姉さんの息子のパーティーがあるから家に帰りパーティーへ。
運転手さんから連絡があって息子が帰宅したのは午後7時半だって。

午後10時前に帰宅すると台所のテーブルに虎次郎の学校から手紙が来てて、

「おめでとう御座います。虎次郎君は明日の賞状授与式で賞を与えられますので是非出席して下さい。」

って。


え~~~~~!!!

何の賞かは書いてない。もしかしたら卒論かな~。もしそうならライアン君もチェロちゃんも一緒に貰えるってことなのかな。
卒業式は明後日で、明日は表彰式だけなので行かないつもりだった主人に是非来てね、って言ったけど、仕事があるからって乗り気じゃない。一番の賞じゃなきゃ貰う意味はないとか、出席する時間が無駄になるとか言ってる。実は主人の父がそういう価値観の人。それで子ども達は皆、傷ついてきた。

どんな賞だっていいじゃない。何の賞ももらえてない生徒だって親に褒めちぎられてるよ~。
自分の親が自分に取ってきた態度を、同じように息子にするんだからね。こういうの、本当に残念だと思う。意識したら変れると思う、でも確かに簡単じゃないのはわかるけど。

でもそういう価値観だとどんなに頑張っても親は永遠に認めてくれないって感じ。

主人は帰りの車の中で長女のこともケチョケチョにけなしてたよ~。だから言ってやった。

「あら、あなただって遅刻が多いって上司に叱られて、遅刻くらいでうるさく言う上司は間違ってるって文句言ってたでしょ。」

とか、覚えてる限りの事を言った。自分のこと、忘れてる~。自分がどんなに完璧な人間か、子どもがどんなに駄目か、みたいなこと直ぐ言うんだから~。
主人にとっては気まぐれで出た言葉、自分が人(子ども)のことを傷つけるなんて思いもせずに言ってる言葉。言われた子どもはたまったもんじゃない。

今のところ、私のところで止めてて直接子どもに言わないようにしてるからいいんだけど。昔は私も若かったから止められなくて大変だった。
子育て不参加な主人だけど、きっと参加しない方がいいんだろうと思う。

あ、息子の卒業の話しだったけど話題がずれてしまった~。汗

スペインのバレエ団「ジゼル」(ネタバレ注意)

2012年03月27日 06時46分26秒 | 芸術・音楽・バレエなど
今日の写真は近所を散歩した時に撮ったものです。今、ナラの花(黄色)が満開で道路が黄色の絨毯のようになってます。
ナラはフィリピンの国木で日本語ではインドカリン、又はインドシナン。シロアリも食わない油の多い固い木で先日、家の家具は洪水に浸かったけどナラで出来てたので膨張もしませんでした。








(これがナラの木)



バルセローナを拠点にしている「David Campos」という人が作ったバレエ団がフィリピンに公演に来たので長女の桜と観に行ったのだけど
スペイン大使館がスポンサーになってたので大使関係やインスティテュート・セルバンテスの関係者など多く来ていたようでした。











「インスティテュート・セルバンテス」はスペイン大使館直属のスペイン語学校。
残念ながら日本にはないようで、以前スペイン語の先生が言ってたのだけど、日本で作る試みをしたけど土地代や運営費(先生の給料や生活費含む)の方が生徒から徴収出来る学費より遥かに高くなってしまい断念したとか。













このジゼル、ありきたりな褒め言葉だけど本当に良かったです。






(この花、ものすご~く香りが良い。ちょっとキンモクセイに香りが似てるかも)





バレエだけど、映像と音声を組み合わせてるの。舞台の真ん中の幕が映画のスクリーンになってて、だから舞台セットはなしでそのスクリーンが後ろの背景を映してくれる。












幕間なしのぶっ通しのジゼルだったけど、たった1時間なのに場面がどんどん移り変わって充実してました~。













物語はこんな風。


若いタイピストの普通の女の子、ジゼルが出会ったのはロックスター。
2人は恋に落ちます。











ところがデート中に変な2人の非行青年に絡まれて、彼はジゼルを守ろうとするんだけど、引き離されてジゼルは別の方向に逃げて行く。













夜の地下道みたいな人気のない場所を走って逃げるジゼルなのだけど、とうとう追いつかれ、強姦された上に乱暴される。






(フィリピン版の忘れな草)







救急車が来てジゼルを病院に運ぶ、ロックスターの彼は待合室で花を持って待つのだけど、手当の甲斐も空しくジゼルは亡くなってしまう。
医者がそれを伝えると彼は花を踏みつけて怒り泣き叫ぶ。







ジゼルを殺した青年は普通に街を歩いてる時にウィリ(女性の亡霊)に取り憑かれて殺されてしまう。






(ミリアム大学付属高校)






ロックスターの彼がジゼルの墓に花を持って行くと、ウィリが取り憑いて殺そうとする。
が、ジゼルが止める。2人は夜通し愛を語り合うが夜明けと共にジゼルも墓に戻り、ウィリ達も消えてしまう。













とここで突然、年取った彼が花を持ってジゼルを探しに森を歩いている映像。小川を覗くとそこには若い時のままのジゼルが微笑んで水の中にいる。死んだ魂が水の底にいるという言い伝え。





(枝に野鳥が留ってるんですが見えませんよね~? お腹だけ見えてるんだけど。)


2人は年を取ってもまだ愛し続けている。









この老人の穏やかな愛に満ちた表情が会場の皆を泣かせたわ~。永遠にジゼルを愛し続けた彼。メッチャ素敵。







(電信柱が邪魔だけどフィリピン版の白樺~)


次はアメリカンバレエシアターがオーケストラを連れて来比するそう。レディーガガも来るそうだけど長女と「レディガガとバレエだったらバレエよね~」と。
今年はブロードウェイも全てに一つ来て、次はファントムオブザオペラ。これは観にに行きたいな~。




息子が午前4時に起こしてって言うから寝ませんでした。寝たらきっと私は起きれないし。
主人や息子のお弁当作ったりしながら「花より男子」ってアニメ見てました~。
前に台湾で流行った流星花園とストーリーがほぼ同じ。

うちの息子、卒業式まであと2日しかないけどクリアランスがまだ終わってない~、と今日発見。
クリアランスは普通の私立校は、お金払ってない生徒や、実験で割れたビーカーなどの購入費用を生徒に払わせるくらい。
それ終わってないと卒業させてくれないけど私立校ではお金払いにいくだけ。

息子の学校では補償とかもだけど、提出し忘れたレポートとかを先生がクリアランスにする事がある。
つまり、このレポート出さないとサインしないぞって脅すわけ。

もう0点付けたレポートなんだけどね、それでもやらせるわけです。私はやらせるのは賛成だけど、卒業試験が終わったのは3月の1週目とかでしょ。
それ以来授業がないんだから、先生ももっと早めに早めに生徒に伝えてくれたらいいのに~、といつも思う。

クリアランスの表は先週の金曜日に渡され、全部の教科の先生、化学実験室の管理人、物理実験質、研究実験質、本の貸し出し部門、図書室、保健室、体育館、など学校の全ての部署から署名を集めてこないといけない。

その時に先生が署名せずに「君はこれを出してないから出さないと署名しない」と言ったらそれをやって、また先生を捜して~となる。
なんたってフィリピンサイエンス高校の先生は全員が半日勤務で朝の部か、中間時間の部か、午後の部で教えるかで後は不在なので先生を捕まえるのは大変。

きっと今朝早く出て行ったのもクリアランスの為なのかな。
でも私は息子に何も聞いてないし何も言わなかったよ~。もう助けを求めて来るまでは黙って見てることにした。

主人の会社の社員旅行に同行

2012年03月25日 04時28分47秒 | 旅行
バタンガス州のサンホワンにあるビーチは家から3時間ほど。
なのに主人がどうしても自分がいつも自転車で走ってる山道を私に見せたくて
なんと到着まで6時間!!

子どもの様に無邪気に喜ぶ主人を見て怒る気になれなかったわ~。
帰りの車でもまだ笑ってたもん。「遠回りして6時間かかった~」って。可笑しくないっつうのに。





ホテルのベッドも手前がクイーンサイズで桃ちゃんと私で広々~。トイレもきれいでした。







着いたら午後5時だったから直ぐに夜になっちゃった。







次の朝、浜辺を少しお散歩。小さいプールに居るのは主人と桃ちゃん。他の人はお食事中~。
社員100人を優先させていつも食いっぱぐれた私達でした。








隣の浜に漁師さんが住んでいて子ども達は朝から海で遊んでます。私が通ると「写真撮って~」って。








でも少し年齢が上の子(多分10才くらい)は親の手伝いして船でお仕事。








マングローブの芽。私はこういうけなげに海水の中から生えてくるような植物に弱い。







これもマングローブの芽。







ところどころ群生してるけど、大きな茂みにはならないみたい。










この人達は真珠や珊瑚のネックレス、ブレスレットなどを売りに来た。
手前の人、マサラン君が言うには「バンカ」って言う小さいモーターボートでミンダナオ島のサンボアンガから海沿いをリゾート巡りしながら行商してて自分たちはイスラム教徒だって。

真珠は見ると多分商品にならないからはじかれた様な真珠で、割れてたり、瘤があったり。
安くても買えないわ~。

彼らは「貧しい人を助けると思って買って~」とお涙頂戴だったけど、そんな気持ちで商品を買うのは間違ってるよね。








こういう砂浜でけなげに咲いてる花にも弱い私です。










ホテルの前の海。向こうに見えるイカダの上の家まで腰くらいまでの深さなのだけど、海の色がちょっと暗いでしょう?
それで桃ちゃんが怖がっちゃって海に入ろうとしない・・








それで歩いて隣のリゾートのこの浜辺に来ました。
マングローブの多い浜辺は少し行くと直ぐに石ころゴロゴロなので手前の浅い部分でしか泳げないけど、ここだと膝くらいの深さだから桃ちゃんは安心してくれて。


桃ちゃんったらちょっと波があると

「波があるから嫌~」とか、

「葉っぱが浮かんでるから怖い~」とか、

「ウミヘビが居るから水に入りたくない~」「塩水が目にしみた~(泣く)」「皮膚がヒリヒリするから痛くて嫌~」


主人が「You are such a city girl !」
(シティ・ギャルだな~)

って笑ってた~。


今日は油断してTシャツ式水着だったのに腕と足、日焼けさせちゃいました。桃ちゃんは夜中に何度も泣いて大変~。
私も背中痛い・・(ま、私はどうでもいいけど)。

毎晩桃ちゃんと自転車乗り~☆

2012年03月23日 04時57分59秒 | 長女、桜
最近、うちの末っ子ちゃん(7才)は自転車乗りが楽しくて楽しくて、
まだ補助輪付きだけどね~。

それで裏のアテネオ大学に皆で(皆って桃ちゃん、主人、私ね)自転車乗りに行ったけど
夜10時でも結構車が通って危ないからと・・・
車が絶対走らない場所発見!




アテネオ高校の廊下~☆

でも今日は桃ちゃんの夜中の自転車乗りの写真をご覧頂きながら、
実は長女、桜(二十歳)の話しです~。






(今日はアテネオ小学校の卒業式がアテネオ高校で行われた・・)



桜は今年大学卒業予定。
今、ラサール大学のリベラルアート学部の日本学専攻中。






(明日はアテネオ大学の卒業式なので夜中まで用意・・)



桜は同期で入学した100人くらいの中で今年の卒業式に出られる3人の一人。
本当に頑張ったのよね。





(卒業式会場)



大学1年生の時はバレエ団と両方で本当に大変だったけど
ビジネスマネージメント科とダブルメイジャーの試験を受けてそれに合格もしたし、







でも途中からビジネスマネージメントをダブルで取ると卒業が3年伸びるって気づいて、








それなら会計士(CPA)の資格を取りたいと思って、
卒業して会計学科に入る事に決めた。







(高校の裏山から見える夜景~。私の家は高台。)



で、前置きが長くなったけど、
先日、隣のミリアム大学の会計学科を受験したんだけど、不合格だったんだって。








前から感受性が強くて涙もろいからちょっと瞼がウルウルしてた・・









受験の前、あんまり勉強してなかったからね~。
受験勉強しなくて良いの?

って聞いても多分本人は軽く思ってたんだと思う。
ミリアム大学って会計学は有名だけど他の科はあまり有名じゃないし。









ミリアム大学は2ヶ月に一度くらいの割合で常に受験がある。
それって多分滑り止めで来る子を待ってるってことだよね。

だから合格点が多分決まってて、
それ以下はばっさり切ってるのかな~。








桜はね、自分でも言ってるけど幼稚園の先生に向いてそう~って。
子どもに凄く好かれる。

子どもだけじゃなくて動物にも好かれる。
うちの実家の凶暴な猫も桜にかかると人が(猫が)変わるらしいし。








今回落ちた事で本人も色々考えたみたい。









他にも会計学を教えてる近所の大学があるけど
そこの方がミリアム大学より少し落ちる感じがしはするけど、もし受験するならちゃんと勉強してから受験した方がいいよね、
って話してたんだけどね、でも今、卒論で凄く大変らしくて・・

バレエ学校の発表会でもジゼルの2幕、妖精の女王ミルタの役の他にモダンバレエのメイン役をもらって張り切って稽古に行ってるし。








(赤く光ってるのは私がいつも下しに行く銀行のATM。高校の入り口付近にある。)



フィリピンの大学は6月の1学期入学と、10月の2学期入学があるし、
来年の6月を目指して受験やり直しだって良いわけだし、選択は色々ある。

日本語検定試験、大学に居る間に4級しか合格してないから
3級、2級にも挑戦したいって言ってるから、この機会に勉強するのもいいよね~。







一瞬ひるんでた桜だけど、元々ポジティブ思考な桜。

桜はよく「Things happen for a reason.」って言ってるけど、
きっと何か意味があってこうなったんですよね~。








(夜中のチャペル・・・怖い~~~)


とりあえずラサール大学を卒業したらいいよ。

Take things one at a time

一つずつね。日本語でも二兎追う物は一兎も得ずって言うし~。








大学受験って高校の勉強科目なんだよね~。
桜は聖トーマス大学(サントトマス大学)のインダストリアル・エンジニアに合格したくらい
当時は受験頑張ってたけど、現役の高校生には負けちゃうでしょ。




さて、夜な夜なアテネオ高校で自転車乗り回してる家の家族、アテネオ高校の警備員さん達の間で有名になりそう~。
私たちが自転車乗ってるからってわざわざ電気つけてくれたりして優しい警備員のおじさん、日本ならきっと考えられないですよね。



桜がね、突然来て、ママ、今スペインのバレエ団が来てるけど一緒に見に行こう~って。
そして動画サイトで見せてくれたけど、このバレエ団の現代風「ジゼル」凄くいい~。

バレエ好きだったらご覧下さい~。






あ、そして、突然ですが金曜日~土曜日にかけて一泊泊まりで海に遊びに行く羽目になりました。
本当は金曜日にフィリピン大学に支払い、息子の高校に成績証明書など来週閉め切りでやることいっぱいなのに~。
主人の会社の社員旅行、主人以外の上司が不在なんです~。
桃ちゃんは海に行きたいから喜んでるけど・・




フィリピン大学ショッピングセンター(フィリピンのおやつ)

2012年03月21日 19時52分11秒 | パン・菓子類
先日、息子が健康診断してる間、隣のショッピングセンターにおやつを買いに行った。
ここは大学の購買部って呼ぶにはふさわしくない、
大学の中にある市場みたいなところ。

教科書なんか買えないし~。




平屋の建物。
真ん中に一本通る廊下。








建物の外では行商人(大学に場所代を払って)がりんご、みかん、たまにはぶどうなどを売ってたり、
(1袋100ペソ=175円)








熟れてないマンゴを売ってたり、
(これはフィリピンのおやつの定番で海老の佃煮の油炒めと一緒に食べる)









魚の練り物を揚げたもの、うずらの卵を天ぷら風に揚げたものなんかをおやつとして売ってる。








色は違うけど同じ果物で「カイミート」という南国の柿。便秘になるからと敬遠する人も多いけど私は嫌いな味じゃない。
男の子は1kg=35ペソ(60円)と言ったけど、隣のおばさんは3kg買ってくれたら100ペソ(175円)にすると言ったからついこのおばさんから買っちゃった。

子どもに商売任せて親は何処に行ってるんだか。








ここで売ってるお餅類はいつも新鮮で味も悪くないのでたまに買う。
餅米で練り菓子を色々作っておやつに売ってる。

上の棚にあるのはモヤシの春巻き、これもおやつの定番で唐辛子入りのお酢で食べる(上の棚右側)。
それから「オコイ」という小えびの天ぷらもおやつでお酢で食べる(上の棚左側)。











今回私がおやつに選んだのは「茹でとうもろこし」

ガラスケースの下段のビニール袋に入った茹でた落花生も美味しいし、
その隣にある食用バナナやサツマイモの黒砂糖揚げもフィリピンでは庶民のおやつ。












建物の中には、文房具屋、床屋、洗髪の出来ない美容室、ネットカフェ、新聞屋、ドーナツやジュース、アイスクリームを売るお店、食堂、縫い物職人、複写(コピー)や製本をする店などがひしめきあっているけど、警備員がいるわけじゃないし、こんな風に物乞いする子どもも結構いる。

隣の生協(スーパー)では野菜、果物、魚、肉なんかも買える。


たまに日本人留学生が数人で日本語話しながら歩いてるのにすれ違ったりもするけど、
フィリピン大学で買い物出来るのはここしかないからね。
レストランは他の場所にも結構あるのだけど。








一番良い食堂がここ。





フィリピン大学の校則には裸で学校に来ても良いって書いてあるんだって~。
なので学生はビーチサンダルとかショーツとか、適当な服で歩いてる人も・・。

普通はストリッピング(丸裸)は国の法律では禁止なのだけど、フィリピン大学構内では通じないらしくて、
毎年恒例の男子学生が丸裸で大学内を走り回る行事なんかもテレビ局とか取材に来て結構有名らしい~。










夕方、銀行に行くと言うと長女と末っ子が一緒に付いてきて、









銀行の隣の「コーヒービーン」てカフェでお茶しました。









桜はネットがあるとフェイスブック~。








桃ちゃんは待ってる間、同じ建物にある本屋で買ったばかりの「ドーラ」の絵本で時間つぶし。









桜のお勧めのサラダ、美味しかったです~。
桜のサラダ(左)はシーザーサラダで、私のサラダ(右)はギリシアサラダ。
桃ちゃんはチョコレートケーキ。




先日、息子の学校に用事で出かけると1年生の時から親しくしてくれたシャーロットちゃんのお母さんにばったり会い、数分立ち話し。
彼女は2010年にフィリピンサイエンス高校を卒業した息子さんもいて、今、アテネオの物理学科で学んでるそう。
2学年下のシャーロットちゃんはフィリピン大学マニラ校の薬学科に合格したんだって。

彼女は家がラスピニャスという南の外れにあるので、2人の子どもは高校時代は寮生活で、フィリピンサイエンス高校の寮は人手不足で生徒任せなので、毎週月曜日と金曜日は掃除、整理整頓に通い続けてきたんですよ~。なので校内で彼女とばったり会うことが結構ありました。

彼女 「全くシャーロットったら、夜通しアニメ見たりネットで遊んで明け方寝たもんだから学校休むって言ってたのよ。呆れちゃう。」
私  「え~シャーロットちゃんなんてしっかりした子なのに。」
彼女 「うちの大学の息子もそう。小さい間借りしてるのにそこでは勉強してないのよ。大学の周りに24時間営業のお店が一杯あるからそこで勉強してるの。」
私  「え~じゃあ夜寝てないの?」
彼女 「あれはゾンビね。昼と夜と逆転してる。私の知り合いの子達も皆そうだって言ってるわよ。あなただって大学生の娘いるじゃない。そうでしょう?」
私  「うちの長女は早寝早起きよ~。アニメとかゲームとかしないし、バレエの稽古に行くくらい。妹の面倒も見てくれるし。」

確かに長女の桜は友達は昼と夜が反対になってるとか、パーティー三昧で馬鹿みたいって軽蔑のまなざしで見てたな~、と思い出した。

そう言えば先日桜が知り合った日本人留学生も言ってたらしい。その方は染まらなかったみたいだけど日本人留学生でも麻薬など吸うパーティーに行ってる人もいるとか。
「ノー」と言うのは自分次第。友達の輪から外れたくないからそうなるのかな~。

フィリピンは麻薬組織の摘発が難しいので麻薬が社会問題。
せっかく留学に来て金持ちの学生につられて麻薬をするなんて残念。ここの金持ちの子息たちは心を病んでる人も多いし。
見た目はブランド身につけてるし英語を話すし人当たりもいいのだけど。

金持ちの子ども達の中には麻薬で脳にダメージを受けて普通の社会生活出来なくなる若者だっている。
ただ見栄っ張りのフィリピン人はあまりそれを人に言わないだけ。

今、フィリピンは高度成長期って感じなので子ども達に必要以上のお金をあげてる親が多いような感じ。
お金じゃなくて物であげるってのはどうかしらね。

息子のフィリピン大学健康診断

2012年03月20日 23時53分52秒 | 息子虎次郎
月曜日、息子が学校を休んだのでフィリピン大学の健康診断に行ってきた。

実はこの健康診断、3月31日までに受けなきゃいけないと思って焦りまくってた私。
(だって3月いっぱいまで学校休みの日はないので)

徹夜でゲームとアニメして学校に行かなかった息子を午後1時頃起こして、連れて行ってきた。
まあ、終わって良かったけど、
よくよく見たら5月いっぱいまでだった~(大ボケな私)






ここが「フィリピン大学ヘルスセンター」

内科、外科、耳鼻科、眼科などの外来もあって、息子は昔、ここで割礼の手術をしてもらったっけ。
(でも若い変な外科医に当たってしまってオペ後の診察もなく、傷が膿んで、医者がオペ後につけたガーゼが傷口にべったり貼り付いて取れないし大変な目にあったけど)








一応「救急」の入り口があって救急車も停まってるのだけど、前に暴走車が学生の列に突っ込んだ時は外の病院に運ばれてたので救急専門医は居ないんじゃないかな。







ヘルスセンターの向かい側にあるのはフィリピン大学のカトリック教会。
フィリピン大学の敷地内にはプロテスタントの教会もあります。








大学内を走ってるジープの殆どは大学内をぐるぐる回ってる学生の足。
(有料)






合格通知を持って受付に行くと気のいい笑顔のおばちゃんが対応してくれたんだけど、私に

「Siya lang, siya lang」(彼だけ、彼だけ)

って何度も言うの。最初は意味が分からなかったら、

「彼にやらせなさい。彼のことなんだから。こういう機会に学べるでしょ。」

ってタガログ語で言われました。



それでも必要書類とか、レントゲンの報告書とか、おばさんが出してって言うと私が出してた。

って言うか息子は何がどの書類かわかってなかったと思うし、質問事項で息子が答えるべきページは空白にしておいたから
それも息子にこのページは自分で書くように言わなきゃとか思ってたんだけど、

なんかおばさんの言う通りだわ、

と突然気づかされて、

「あっちに座ってるね」 とその場を立ち去りました。


でもね~、私が離れたとたんに全部の書類を息子はホルダーにしまっちゃったの。
健康診断も合格通知も、大学説明会書類も、授業料に関する書類も全部。

思わず立って行って

「健康診断に使う書類は今必要なんだからしまっちゃ駄目でしょ」

って言いそうになったら、さっきの気のいいおばさんが息子に、

「ほら、健康診断の書類をしまっちゃ駄目じゃないの。これから使うのだからそれだけ出して、後の書類は置いていきなさい。」

って言ってくれた~。
そして息子に何処に行くかとか、その次はどのデスクに話しかけるかとか、指示してくれて、私に息子が見えなくなってから目配せして手でオッケーのサインをしてくれた。

こういう人に感謝だな~。本当にありがたいです。






私が座ってたテーブルには日本から買ってきてまだ読み終わってない長寿の人がしてた習慣について書かれた本。




でも本を読みながら座って待ってるのも退屈してきて、
隣の購買部におやつを物色しに出かけ、息子には「おやつ買って来るね~」とメモを残しました。

そして無事、健康診断終了。

おやつを運転手さんに届けて戻ると、息子はまだ終わってなかったんだけど、
受付の看護婦さんとお医者さんが私に話しかけてきて、

「日本人なんだってね~。タガログ語上手ね。」

そしたらお医者さんが

「日本人は最初は英語とか話せなくても話せるようになると凄くきちんとした会話出来るけど、韓国人の英語の話し方は何かおかしくて全然合わないんだよな~」

って言うの。

おお、この話題は避けようって私も看護婦さんも思ったのよね。
それで看護婦さんが

「うちの主人も息子さんと同じ、フィリピンサイエンス高校だったのよ。」

と話題を変えた。

「80年代の卒業生だけどね。大学院は奨学金で北海道大学で学んだから主人は日本語で論文とかも書けるわよ。今は環境省で働いてるの。」

そんな話しをしてたら息子が出てきたので、

「彼女のご主人もフィリピンサイエンス高校の卒業生だって。先輩だね~。」

と言うと凄くニコニコしてた。って言うか出てきた時からニコニコしてたんだけど。自分で何でもやったから気分さわやかだったのかも。


息子の学校は今、月曜日~木曜日までスポーツ競技大会。
学年末試験も済んでるし、多分卒業出来そうなのであとちょっとなんだからずっこけないで真面目に学校に行って~と思う。

今日は3時間しか寝てなかったけど学校に行ったので
帰って来て直ぐに寝て、多分朝まで起きないのかな。

私も安心して今日は早く寝よう~。
(あ、その前に主人の明日のお弁当作らなきゃ。_








主人の友人と追悼パーティー

2012年03月20日 04時12分18秒 | フィリピン人夫とその関係
土曜日、主人の弁護士仲間が集まって同期の弁護士友で数年前に突然の心臓発作で亡くなられた方の追悼パーティーを家でやりました。
亡くなった彼はまだ40才ちょっとで若かったし、一人っ子だったので、
しかも彼の父親も彼が幼い頃、同じ病気で早くに亡くなられ仕事しながら女手一つで彼を育てたので
お葬式の時のお母様を見てるのは本当に辛かったのを覚えてます、

彼のお母様も参加して下さいました。

ところで、うちの旦那の家の修理したい病がまた始まった~!
(これに関しては”主人”から”旦那”に格下げ)

うちの旦那だけかと思ったら、
旦那の父も、旦那の兄で社長兄さんもそうらしい。

他の義兄のことは知らないけど同じ可能性大。

今回、着手したのは裏庭に通じるベランダ。





この場所、主人のエクササイズの場所で、色んなジム用のマシンとテレビ+DVDプレーヤーが置いてあるの。
確かに蚊って日差しのない屋根の下に集まるし、
番犬を夜、裏庭に放すと主人のマシンや運動靴をかじって困ったので犬は放せなかったけど。









出来上がりはこうなりました。
一面ガラス張り~。

中で家具を動かしてるのは家のメイドさん達。
居間のソファで飛び跳ねてるのは桃ちゃん~。










家の中は禁煙なので皆、外でお食事~。







いつもは私がお料理作るけど、今回は作らなかった。
だってフィリピン人って野菜が嫌いでしょ~。肉類を自宅で料理するのってかなり大変だし、繊細な味なんてわかってもらえないし。

だから主人の友人でテキサス大学の料理科を卒業してこっちでシェフしてる人にお料理を頼んでくれて
これが大正解~。

彼はケータリングやってるだけあってフィリピン人の好みをよく心得てるし
輸入物の仕入れ先も知ってるし。


彼が用意したのはこちら。



豚の丸焼きでしょ~。







和牛のたたき。ニンニク入り和風ダレ付き。







フェトチーニパスタに、





生の椎茸入りホワイトソース

肉厚の椎茸がたっくさ~ん入ってました。



って言うか、私は全然食べれませんでしたけど~。
(あっという間になくなった)

いいの、いいの、脂っこそうな料理ばっかりだしね。






私が作ったのはこれだけ。






フィリピン人ってアボカドを寿司に入れないので好きじゃなかったかもしれないけど、








いなり寿司の皮に酢飯を入れて、アボカド、カニかま、キュウリ、とびこ、紅ショウガをのせた即席お寿司~。









そして私はアボカドとキュウリの手巻き。




ま、今回のガラス張りを一番喜んだのは外で飼ってる犬だからいいことにするけど、
次はどうも屋根を修理する会社に電話しまくって見積もり出させてる。

雨漏りもしてない屋根を何で修理するのか理解出来ないわ~。

さっさと欲しいもの買わないと家の修理で貯金なくなりそうなので
私も欲しかったキッチンエイドを買ってきちゃった。ついでに付属品で挽肉も作れる部品購入。

日本みたいに挽肉、使う時に買うってわけになかなかいかないし
解凍するとビチャビチャするので嫌だったんですよね。

それにしても旦那の修理病はまだまだ続きそう~。

甥の結婚式

2012年03月18日 04時52分03秒 | フィリピン親戚との関わり
子どもが思春期に入る頃に移住してオーストラリア国籍なので、ブログではオーストラリア兄さんと呼んでいる主人の5番目の兄の長男の結婚式でした。



(桃ちゃんとおばあちゃん。主人の母は86才。主人は末っ子で、桃ちゃんはおばあちゃんにとても優しいので可愛がってくれます。)





アメリカでは普通、新婦の親が式の費用を出すけど、フィリピンでは特に決まってないみたいで、オーストラリア兄さん夫婦が払ったみたい。
義母によると全部で100万ペソ(175万円/約23,000米ドル)かかったんですって~。(ギョエ~)




(行進の前の並ばされてます。桃ちゃんは緊張気味。)





(*注意:この甥について以前何処かで書いたので重複してる部分があります)

甥はオーストラリアで高校卒業した後、色々なアルバイトをしながらイタリア系オーストラリア人の恋人とずっと同棲してたけど、きっと彼女がしっかり避妊してたんでしょう、子どもが出来ることはなかった。
イタリア人のご両親を持つしっかりした彼女でフィリピンにも二度ほど遊びに来た時にお話ししたことあるけど、とってもまともそうないい子でした。

アメリカの小説とか読んでもイタリア系はかなり特殊ですよね。恋をするのは自由だけどイタリア系家族のあり方にかなりの理解が必要だと思うし、な~んて老婆心で余計な心配してたら数年でさっさと別れてちゃった。





(花嫁さんが一人で歩いてきて、途中からご両親と合流して一緒に歩く形式でした。)







オーストラリア兄さん夫婦がフィリピンに引き上げてきて暫くしてこの息子も引き上げてきて、割と直ぐに小学校時代の同級生だった彼女と付き合い始め、あっという間に結婚を決めたと思ったら今流行の出来ちゃった婚。

彼女は看護大学を卒業したけど無職。(一応生後3ヶ月の赤ちゃんがいるから日本なら働かない?けど・・・)






(フィリピン語ではニノン、ニナンと呼ばれるスポンサー達。ゴッドファーザー、ゴッドマザーって感じでしょうか。
スポンサーと呼ばれるだけあって結構な金額を二人に渡します。)






あ、でもフィリピンは今、看護大学が出来過ぎて大量生産でも質が悪い感じ。アメリカが一時、看護師が足りないとか言ってフィリピンから大勢の看護師を受け入れてた時期があって、アメリカの看護師国家試験もフィリピンで受けられる時期にもこのアメリカの国家試験に合格出来ない生徒がいっぱい居たんですよね。

皆、アメリカに看護師として移民になれるチャンスって感じで、もちろん生徒が集まれば儲かるのであちこちで看護大学が出来ちゃったので前よりもっと大量生産になった感じで。
今はアメリカは看護師が余ってて、アメリカで看護師してる人ですらリストラされてる時代なので、フィリピン人なんて入り込む余地は普通ならありません。で、あちこちで看護師の資格持ってる人が(こっちの国家試験は簡単らしい)余っちゃって大変。






(カメラマン達はこういう装置でカメラが手ぶれしないように撮影してました。)









ま、甥のお嫁さんはアメリカで看護師する意図はないと思うけど、なんと主人の会社に入りたいって言ってきたらしい。
彼女が言ってきたのか、オーストラリア兄さん夫婦が思ってることなのか、それとも甥が言ってるのか知らないけど、結婚した早々なんてことでしょう。

甥はオーストラリア国籍なんだから彼女とオーストラリアに戻れば彼女は看護師として働く道だってあると思うけど。
資格試験に合格するかは知らないけど、母親になったんだし働く気があるならね、何だって出来るんじゃないのかな。







(新婦が花嫁さんにキスしてと言ったのでキスしようとしてるところ。)







オーストラリア兄さんは小さいアパートを建てたんだけど、今回結婚した息子にそこの管理をやらせて毎月お給料を払ってあげて、それと最上階は彼ら夫婦の住居にしてあげてるの。
だからこの息子は実際は無職。親の臑かじってる状態。

お金があるって事が結構問題なのかな~。
オーストラリア兄さんも、彼の奥さんも凄く良い人だけど、子どもの教育には全く熱心じゃなかったし、お金に余裕があったので働かなくても良い状況を作ってしまったみたい。なので誰も大学に行ってない。かろうじて長女が半年の簿記の研修を受けてオーストラリアで就職したけど、彼女の選んだご主人はフィリピン人の同じ移民で無職だったのでやっぱり引き上げてきて、親に家も建ててもらっていて(今は親と同居だけど)、やっぱり主人の会社で働いてる。










(花嫁さんと花婿さんの家族のみの写真なので桃ちゃんは写ってません。花婿さんが抱いてるのが彼らの赤ちゃんです~。)









無職の甥や姪がどんどん主人の会社(実際には社長兄さんの会社)に入社するのを見て、長女の桜は絶対に私は入社しない、と今から断言。
会計学科を出たら国際会計士の免許を取って、海外で働きたいとか言ってます。
実行出来るかどうかは別としてもハングリー精神って大事ですよね。うちは他の義兄や義姉のようにお金がないのが幸いしたと思う。

お金があるのに子どもにあげないでいるのって親は辛いかもしれないけど、元々なければあげられないしね。








(主人と桃ちゃん。桃ちゃんは羽が重たいのでしょっちゅう外して、写真撮る~と急いで付けたり。)





どなたか参考にしたい人がいるかもしれないのでご祝儀について。
フィリピンでは結婚式に招待されると普通は招待状に大手のデパートにギフト登録されてます、って案内が一緒に入って来るんです。なので指定されたデパートに行って自分の予算に見合ったギフトを選んで当日持っていけば重複しないし、結婚する二人も自分達の好きな品物を贈ってもらえて便利。そう言うのが入ってない場合は品物選びにちょっと苦労しますね。親しい仲であれば予算を言って直接聞くのもありです。今回はオーストラリア兄さんを通して現金が良いということだったので叔父である主人は2万ペソ(35000円)渡してました。これも相場って言うのは無いです。もっともフィリピンでは結婚式に現金が欲しいって場合は殆どありませんが。









(カナダ姉さんには4人子どもがいるんですが1番目と3番目はお父さんとカナダ移民、彼女とこの2人の子がマニラで暮らしてます。
桃ちゃんとよく遊んでくれる仲良しいとこですね~。)



スポンサーとかこの結婚式で何か役割があった人はこの結婚式色のピンクを身につけることになってて、それでこの方、ピンクのネクタイ。
役割を与えられた人の女性の服やネクタイなども全部提供してもらえます。

でもある意味、主催者側はすっご~く出費です。








(写真で見ると右から3番目が私で~す。主人の前に立ってます。今回はベージュのドレス。ドレスは殆どが二度と着れないんですよね。
なのに1万円相当はしますから勿体無いな~といつも思います。)






そしていよいよ披露宴なのでけど、この披露宴、大問題!!!







(ウェディングケーキ)






式が始まったのが午後4時半過ぎでしょ。 でもお昼食べたっきりですよね、普通。
女性なんてお昼頃から美容院に行くから尚更。

式が終わったのが午後6時くらい。
それから披露宴会場のホテルまで車で移動。30分くらい。








(私たちも含めてみんな、午後7時には勢揃いでした。)




ところが待てど暮らせど新郎新婦が来ない~。どうやら教会でさらに写真を撮りまくってたらしくて遅く披露宴に到着。
そして何か突然司会をする若い女性が出てきたのだけど、この人、もしプロだとしたらとんでもない。

先ず、新郎新婦が入場した時の拍手の練習をさせられた。

→ やっと新郎新婦が登場したけど、先ず最初に男の子2人の結婚指輪などを持って行進した子達の入場

→ フラワーガールの登場だと言われ、予め言われてなかったので急いで羽をつけさせて入り口付近まで桃ちゃんを連れて行き、そこから皆で入場







(突然だからみんな何して良いかわからずボケーっと突っ立てる。)



→ そしたら突然ディスコ音楽をかけて4人にディスコを踊れって言うの。桃ちゃんはびっくりしてべそかきながら私たちの席に戻ってきちゃった。踊るのが好きな子だけじゃないし、突然言わないで~。

→ ベストマンとかブライドメードなどの登場。彼らも踊らされる。

→ やっと新郎新婦の登場。今まで出てきた人全員でディスコを踊らされる。

→ この時点で午後7時55分。皆、お腹が空いてイライラしてきました。

→ 突然、この司会のお姉さん、ケーキカットします~と新郎新婦とケーキに行ってケーキカットさせて、お互いに食べさせ、次にワインもお互いに飲み合いっこさせる。

→ 花婿のスピーチが始まる。それから出会いについてのインタビューしたり。

→ やっとそれも終わってさあ、食事か! と思ったら司会の彼女、

「はい、各テーブルで誰が先に食事を取りに行けるかこれからゲームをして勝ち抜き戦をします~!」 とぬかしやがった~。(もう言葉遣い悪くなりますよ~)


うちの旦那が私に言いに行けって言うので私は言いに行ったのよ。
司会の子の隣には花婿の姉(2人の子持ち)も居て私の言うことを聞いてたの。

「もうみんなお腹が空いてイライラしてるからゲームは止めて食事にして下さい。バイキング方式なんだから普通に並んで取りに行けばいいでしょ。」って。

私が席に戻ってきた頃、彼女、

「じゃあ皆さん、もうお腹が空いてゲームの為にここまで来れないみたいなので着席のままでいいですから質問に答えて、多く正解したテーブルから食事を取りに行っていい事にしますね~。」

飛び蹴りもんでしょう~?

もう何が何でも自分の計画したことを全てやり終えないと気が済まないのね、この人。
テーブルに立ってる番号札は片側が青で、片側はピンク。質問は全部、新郎新婦のことで、例えば「人参が嫌いなのは誰でしょう」だったら新婦だと思ったらピンク側の札を司会者に見せるって方法。
(彼女の用意した質問が永遠と~~)

この馬鹿な司会者は放っておいて年配の人は食事取りに行っちゃいましたけどね~。
(うちの主人もその一人。)

大学のコンパだったらこれでいいんだろうけど、大きな勘違い。もしかしたらこれって花婿の姉が計画して彼女の友達に司会を頼んだとか?
だって頭の構造がいかに~も彼女っぽいし。
(プロにお金払ってたとしたらとんでもない~)

そもそも今回の結婚式も桃ちゃんのドレスに羽を付けるって言い出したのは一体誰なの。
男性は背広でネクタイじゃないと参加しちゃいけないってしょっちゅう言ってたのもオーストラリア兄さんのこの長女だしね。

フィリピンは正装は背広じゃなくて草の繊維で出来た涼しいチャイナ服みたいなのがあるんですから。
オーストラリアかぶれ?
なにさま~! っとイラッ。

親に結婚式の費用出してもらうなら、私ならご祝儀は全部親に渡すけど。
私と主人は日本で結婚式したのだけど、私は自分の知ってるやり方で結婚式したかったから。
上智大学のクルトゥールハイムという可愛いチャペルで式を挙げて、大学の中の会場を借りて会費制で(でも学生は無料で)の式。

本当はフィリピンで式を挙げてたらゴッドファーザーとかね、色々な繋がりが出来て良かったのかもしれないけど、今はともかくその頃の私はそこまでフィリピン文化を熟知してたわけじゃないし。

それに私は自分の人生、人を当てにするとか性分じゃない。人を頼ったり、何か思い通りにならなかったら誰かのせいにするとかもしたくない。
今あることは全部自分の撒いた種の結果だし、自分の人生の責任は全部自分にある、解決するのも自分次第、って思ってるし。






左から教会熱心姉さん(2番目の姉)、長女の桜、カナダ姉さんの末娘(小7年生)、教会熱心姉さんの長女(大学卒業して仕事してる)、
前列は主人の母(純粋な中国人だけどフィリピン国籍)、そして桃ちゃん。
(他のフラッシュと重なってこんな風に撮れた)


金曜日(平日)のしかも給料日に行われた式、なんとか無事に終了~。

桃ちゃんは美容院が大好き

2012年03月17日 03時57分17秒 | 末っ子桃ちゃん
7才の桃ちゃん、素敵なドレスとか、美容院とか大好きみたい。
長女の時はそんな余裕は全くなかったから長女が実際に好きだったか分からないけど、何となく長女はこういうタイプじゃないような気がする。

今日は甥の結婚式だったけど、とにかくこっちの結婚式は参加する3、4時間前から美容院に行ったり大忙し。

桃ちゃんは今回、フラワーガールだったので本当なら美容院なんて連れて行く予定はなかったけど連れて行きました。





最初にお化粧。






写真を撮ってる私、昨日ショートヘアにしたばかりなんです~。







桃ちゃんはまんざらでもない感じ。美容の為には何でもするわ~って感じ。









お化粧が終わって今度はヘアセット。







こんな感じのカールにしてもらいました。







その後、美容院の人が髪を後ろにまとめたのだけど、私はさっきの方が良かった気がして。
義姉や彼女の7年生の娘も一緒に居たので聞いたらこの方が良いって言うので私は多数決で負け~。








左に写ってる黄色いシャツの子が義姉(カナダ姉さん)の娘さん。
桃ちゃんを凄く可愛がってくれます。







出来上がり~。


結婚式は招待状には午後4時って書いてあって、でも実際には4時半始まりだそう。
美容院から帰ると何と午後3時半。教会に着いたのは4時25分。これってかなりヤバいギリギリの時間でした。途中の道路で何か事故や渋滞があったら間に合わないし。



徹夜したまま学校に行った息子には「結婚式来れたら来てね」と言ったけど寝ないで学校に行ったので期待してなかった。
ところが何と今日はスクールフェアで、息子が帰宅したのは私たちより遅い午後11時15分~!!

ゾンビでしょう~。さすがに即刻寝てましたけどね。朝から何も食べずに、と言うか何も食べてないから起きてられたのかも。
当然結婚式は来れなかった。

長女の桜は大学の授業が7時半までで旧マニラ市から1時間半運転して9時に到着でした。
朝5時半から起きてるし無理しないで~って言ったのに偉いですよね。

運転手が息子のところに居るので帰りは長女の車で帰宅。
主人なんて運転手付きで会社に行ったのだから運転代わってあげればいいのにね、運転なんて面倒だから嫌だ~って。



フィリピンの卒業式

2012年03月16日 02時54分09秒 | 末っ子桃ちゃん
桃ちゃんと言えば彼女が今はまってるビデオがこちら。



チャップリン~。どんだけ古い映画なんだか。でも時代を超えて、世代を超えて楽しませてくれるチャップリンって凄いかも。




今日は公共の乗り物がストをすると言うことで桃ちゃんの幼稚園の卒園式があるか心配したけど、
(多分運賃値上げ目的?)

卒業式は予定通り行いますって朝、学校から連絡がありました。仕事を午前中お休みすると会社に言ってしまった主人は後に引けないので決行で良かった!
(これが息子の学校だと連絡が何処からもなく、学校のホームページにも載らないでいつも私は右往左往する。)

私立幼稚園でハイスクールまで繋がってる学校に行ってる桃ちゃんのストレスは本当に少ない。

それに比べて国立だけどフィリピン政府みたいにグチャグチャな息子の学校。
(比べたくないけど同じ時期に卒業だからどうしても比べちゃう)

さっきも保護者の一人(PTA会長)からメールが来て

1. 卒業式の前日に行われる <礼拝(宗教禁止なので希望者のみ)+謝恩会>で先生や事務スタッフ、掃除夫、警備員などおよそ200人の朝食を出さなくてはならなくて一人150ペソ(270円)のケータリングを頼むのでその予算がない。

2. 当日の大型扇風機のレンタル代は前日の謝恩会と当日の卒業式の2日間で2万ペソ(3万5千円)。

3. 卒業生が着るトーガ(マントと帽子)の洗濯代は1kg当たり32ペソ(56円)でアイロン代は含まれない。233人分なので何キロ分になるか想像もつかないが出費だ。

4. 卒業式の花、飾り付けの予算はまだ話し合いすら行われてない。子ども達の思い出の為に素敵な飾り付けをしてあげたいものだけど。

だから寄付をお願い~~~!! ですって。



長女が桃ちゃんと同じ学校のハイスクールを卒業したのはほんの3年前。
卒業式費用なんて払った記憶がないけど、もしかしたら新学期の授業料に組み込まれていたのかも。

そしてトーガというマントや帽子は学校がレンタルしてくれ(その費用も払った記憶がないから授業料に含まれてた可能性大)、卒業証書は卒業式には渡さず、数日後にトーガを返したら貰える仕組みでした。

でも息子の学校でこれをすると戻って来ないトーガが続出して弁償もしないで逃げる子が出てPTAが費用を負担する羽目になりそう。

学校での謝恩会なんて長女の学校では皆無。
卒業式をしてお終いでした。

ましてや事務員とか警備員とか全員食べさせるなんて・・・。
もっとも食べ物を分けるのは特に貧しい人の間では守られなければならない習慣ではあるのだけど、でも皆お金払いたくないんでしょう~?
じゃあ無理ですよね? いくら文化だって言っても皆、誰かがいつも大口の寄付するのを待ってるだけなんて。
(私は今年は寄付しないって決めたんです。3年間寄付しまくってきたけど。)


そして今回の桃ちゃんの幼稚園の卒園式は <卒園式費用> なんて一切請求されなかったし、授業料にも組み込まれてなかったと思います。
飾り付けだって全部学校でやってくれた。





桃ちゃんが自分の言う台詞をマイクで話してるところ。(壇上右側)

一人が2、3回、マイクで何か言うようになってました。しっかり暗記して、大きな声で発言してましたよ~。

そう、桃ちゃんの学校はプレゼンとか人前での発表、先生の代わりに生徒が授業計画作って教えるとか、そういうのを凄く大事にする方針の学校なんです。

フィリピンの伝統的な他の学校は、生徒は座って聞く、先生は教えるって方針が多い中、ちょっと異色です。

1クラス36人で、4クラスのみ。
学年が上がると少し増えて1クラス40人位になるけど、殆どこのメンバーで高校までいくので姉妹のようです。








歌や踊りを沢山披露してくれました。全て終わって親の座ってる座席の方に来るところ~。
桃ちゃんは後ろから7番目。







先生はわざわざこの日の為にドレスを買わないで下さい、普通のワンピースでいいんですよって言ったけど、
中にはオーダーメードで作らせた足首までのドレスなんかもあって驚き~。
(桃ちゃんは白いワンピース/右)








お友達と名残惜しいけど、パパは会社に急いで戻らなきゃいけないのでここでお別れです。
ってまた新学期(6月)に会えるでしょう~! 

今度はパジャマ制服から小学校の制服に。
桃ちゃんは長女が13年前に着てた制服をきちんと保管しておいてくれて、私は買わなくて済みそう~。
長女の制服は義姉の娘達が着たお下がりなので桃ちゃんが4人目!

これ、絶対、純粋な中国人の義母の血じゃないかな~。主人の姉は半分中国人、長女は1/4だけど、半分は日本人の血だし。

いや、でも、小学校低学年から高校までの自分の制服をきちんと保管してた長女にはびっくりです。





動画サイトに卒業式の様子を載せたので紹介します。

生徒一人ひとり、将来の夢を短く語りました。

最初に名前を言ってから将来の夢を語るのだけど、クラスは3つのグループに分けられていて、フィリピン語で夢を言うグループ、英語で夢を言うグループ(桃ちゃんは英語で言う組)、そしてこの動画の子達はスペイン語で言ってます。

簡単なスペイン語なのでちょっとスペイン語の初級をやった人なら絶対聞き取れますよ~。
桃ちゃんはここには居ないけど、子ども達の夢が可愛くて親達の微笑みを誘っていました。








そしてアメーバブログにも載せましたが校歌斉唱です。フィリピンの国歌は長過ぎる上にフィリピン語なので英語しか話せない桃ちゃんは全然覚えられませんでしたが、この校歌は英語なので毎日家で練習してました。長女も自分の出身校の校歌なので家に居る時は桃ちゃんと一緒に歌ってあげてて微笑ましかったです。

ビデオの中におばさんっぽい声が入ってるのだけど、私の後ろで歌ってたお母さんの声。多分ここの卒業生なんですね。
桃ちゃんのクラスには何人かここの卒業席の母親が居るんですよ~。自分の出身校に自分の娘がまた入学するって嬉しいものなんでしょうね。





明日は甥の結婚式。美容院に行くのは絶対無理だと諦めていたけど、交通ストで息子の学校がお休みになったのが幸いして車を使えたので行って来れました!
実は思い切りショートヘアにしてきちゃいました~。


結局学校休んだ息子・・

2012年03月15日 01時41分32秒 | 息子虎次郎
夕べはとうとう息子と一緒に徹夜。
しかも息子は学校行くつもりが、朝7時に寝てとうとう学校休んだ~。

早速学校のガイダンスカウンセラーの先生にメール。

「徹夜でゲームしてて行くつもりだったみたいだけど行かないで寝てます。欠席届け必要ですか?」

直ぐに返事をくれて要らないと。

彼女の返事メールにはちょっと理解出来ない所も。
これが彼女の返事。

Hi Ma'am.
Supposedly its their moratorium (they were not expected to come to school)
but since they need to vote again for the special awards, they were requested to come to school from 8-12.
But don't worry, Ma'am Jane told me that there is no need to make an excuse letter.

(今日は本来なら出席日じゃないんですが、
特別賞の投票があるので午前8時から12時まで出席するようにリクエストがあったんです。
でも心配しないで下さい。ジェーン先生がおっしゃってましたが欠席届は必要ないそうです。)

リクエストと言うのは多分、強制じゃなかったって意味なのかしら。
凄く曖昧・・




(夕方銀行に歩いて行って来ました。あのビルがそうです。前も書いたけどあの見えてる歩道橋がビルの二階に直結。)





保護者友達にこの事をメールすると彼女が直ぐにくれた返事がとっても嬉しかったし、安心させてくれた~。

彼女「実はね、うちの息子も学校行かなかったのよ、今日。
ダラダラした学校の予定に嫌気がさしたらしいの。」

英語では

”He's fed up with the dillydallying of the school as to the schedule. ”

って書いてあったんですね。




(銀行に行く途中にこのクネクネしたどぶ川の橋を4回渡るんですよ~)





彼女「ガイダンスカウンセラーの先生にメールしたの? 欠席届け出すように言われたら私にも教えてね。
うちの息子も明け方寝たのよね~。私は容認してあげた。自分の行動がもたらす結果を認識してなさい、とは言ったけどね。」

これも英語では

”must be aware of the consequence of actions"

英語だと短いですね~。




(途中で見つけた木の花。肝心の赤い花がちゃんと写ってないじゃない~)





彼女「息子には何しなさいとか無理強いはしないの。自分で選ばせて、行動には結果が伴うのよって注意するだけ。
だってこの年齢になると上から目線で何か言われるの凄く嫌がるでしょう~。だから何か言う時は
“助言してるだけよ” って感じの声の調子で言うようにしてるの。」

彼女の意見に賛成じゃない人もいるとは思うのですが、私はやっぱり親が何でもやってあげたり、考えてあげて、子どもが例え従ったとしても、子どもが自分で決めた事じゃないと最後には意味がないのかな、と最近、色々考えてます。

と言うか前からそう思ってたけど、夜更かしに関しては結構譲れない部分が今まであったんですよね。

だって子どもが不摂生な生活したり、目が悪くなるほど20時間とかアニメ見たり、ゲームしても許すのか、
これって自分の行動の結果に責任持ってるって言えないから親が強制しなきゃある程度ダメなんじゃないかって思ってたけど、なんか最近、それすらも正しいのかどうか分からなくなってきた。

そもそもフィリピン中から集められたギフテッドの生徒の中で勉強もしないで数学と物理だけはクラスで1、2番、学年でも10位に入る息子の脳は私の理解の範囲を超えるし。





(これも木の花。色合い悪いですよね~。でも排気ガスの中、一生懸命咲いてるけなげな花なのです。)




彼女のメールはこんなしめくくり。

「私も息子の為に色々な食べ物を買い込むよ~。それで彼の部屋の戸棚に入れておくの。
ジャンクフード(スナック菓子)だって買うわよ。ただ息子が好きなスナック菓子があったら出来るだけ健康に良いものを選んでる。
例えばポテトチップが好きだったらブランド品で塩分が少なくて添加物が入ってない物を買うとか。
そうすればお腹空いた時に簡単に取って食べられるじゃない。息子も本当に食べ物に興味がない子なのよ~。」

本当に息子に食べ物を食べさせるのは大変~。



(銀行の二階に日本製のキットカットが
1箱100ペソ:175円で販売してて3つ買っちゃいました。
でも桜に聞いたら日本だと10個入りが700円だって。一個70円!)






私は部屋で何か食べるのを許した事はないです。
(蟻、ゴキ、ネズミが出ると嫌だから)

ただ息子はダイニング(一階の食堂)で食べるのは嫌だと言って、二階の階段上がったファミリールームみたいな場所で一人で食事。

「I don't like people !」

って怒鳴るくらい。

でもそこに息子のパソコンも、私のパソコンも並んでるから私は隣でネットしてたりするけど。





(帰りは暗くなっちゃってました。ミリアム大学構内です。)





そこには小さい冷蔵庫もあって、お水や飲み物、色々入ってる。

冷蔵庫の隣にはスナック菓子の入った箱も置いてあるけど、息子はそれには全く手を付けない。
スナック菓子が好きなのは長女の桜。

お腹空くと飲み物でカロリー取ろうとする息子なので最近は高いけど
100%果汁の物だけ買ってます。
後はポカリスエット。

野菜を殆ど食べない息子だけどカリカリした食感が好きなので夕飯に試してみたら
完食してくれたのがこれです。



人参、そしてオイスターマッシュルームの天ぷら。
(カリカリが好きなので結構焦がした・・)




ガリガリに痩せてて、身長183cmくらいあって、体重が60kgもないし、
体脂肪が8%とかの息子には油が気になるなんて事はないし、
飽きられない程度にまたやってみよう。

他に夕飯に息子に出したのはメイドさんが作ったポークチョップ(豚ロース)のバーベキュー。
(手を付けず)

たこ焼き4つ。完食
(銀行に行ったついでに買って来た)

ピザ1切 完食

18才の息子には足りない気もするけど・・







先日注文しておいた1kgの干し椎茸と、生のオイスターマッシュルーム。

生のオイスターマッシュルームはオリーブ油と塩で好みの固さに炒めて主人のサンドイッチの具にしたりしてます。




息子、またゲームしたりして遊んでるけど明日は学校なので

「早く寝た方がいいよ。」

って言ったら、

「明日学校ない。」だって。
(珍しく日本語で言った~)


息子にしては情報早い~!

てか、信じられなくて疑って色々聞いてたら切れられた~。さっきの保護者友達に携帯で聞くと本当でした。

明日は交通ストだそうで、教育省の発表はないけど、ケソン市は幼稚園からハイスクールまで全部休校と発表したんですって~。

え、それって桃ちゃんの明日の卒業式は中止ってこと?

ハイストリートでお買い物

2012年03月14日 04時39分40秒 | 末っ子桃ちゃん
最近足が大きくなった桃ちゃん、ビーチサンダルで出てきたので普段履ける靴を買おうってことになって、



こんなのはどうかな~と、





色々履いてみて、ここには写ってないけどスケッチャーの光る運動靴を買いました。
友達の間で流行ってるんだって~。

このサンダルも、その運動靴もお値段は同じくらいで2800ペソ=4900円~!
桜も先日、日本は靴が安かった~種類も多いし、品もいいし、と感動してたっけ。

ほんと、貧しい国なのに物価高。

桃ちゃんの小学校は白い運動靴以外は禁止。
だから普段履きにはいいけど、学校では使えないのが残念。







さっきサンダルを売ってた玩具屋さん、ハイストリートにあるのだけど、そこで見つけた~私の大好きなコンビ社のマグカップ。
桃ちゃんにはもう要らないけど。コンビ社の乳児向けの靴も売ってました。






本屋さんに来る楽しみの一つが低脂肪ヨーグルトアイスクリーム。
桃ちゃん、食べるのが遅いのでその間に近くの本棚にあった本を見ていて「怒り」って題の本を見つけました。

凄く良い本だったので買ってしまった・・
今、18才の息子の扱いで悩んでる私にぴったりの本。本当は息子が読んだらいいんだけど、ま、絶対に読まないと思うし。






アイスクリームを食べ終わった桃ちゃん、自分が欲しい本を見に行きます。
ここの棚にある本は薄くて値段も180ペソ(315円)くらいで手頃。他の本はその3~5倍の値段なので高くてちょっと買えない・・・。

私は棚にある全てある本を端から端まで見て選ぶ人。桃ちゃんは手に取って”いいな”と思ったら即決する子。で「早くお金払って帰ろう~」って言う。
こういう所で性格出るわ~。





夕飯は隣のセレンドラのレストラン街に。







少し安めの中華料理屋さんに。でも安めって言っても会計が1600ペソ(2800円)で私は結構ショックだったわ~。外食って高いですよね。でも味は悪くなかったです。化学調味料も入ってなかったし。
(赤いお店がその中華屋)



こちらが注文したお料理。








桃ちゃんは食べ終わると大人しく買ってきた本を読んでてくれました。映画で流行った「ドラゴン」の絵本。




これは「ディエゴ」で、もう1冊「マジックスクールバス」の「心臓への旅」を買ってました。絵本だけど理科を教えてるんですよね。






ジェラードのお店に立寄りました。ここは味見してから買えます。






桃ちゃんはチョコレートシャーベットを頼んでました。


私が何でも高い、高いって言うから主人は「いつの時代に生きてるんだ。戦中か戦前か~」って私をからかうのだけど、ほんと、日本と比べても物価が高いような気がするんですよね。
アメリカなんて中古の本屋さんって1ドルでも良い本売ってたけど~。

あ~息子はまた徹夜してる。その前の前の日も徹夜だったから昨日は17時間寝てたのよね。だったら8時間に分けて寝ればいいのに。

朝ドラ「カーネーション」に出て来る孫娘ってね、東京の親から飛び出して大阪のおばあちゃんの家に居るのだけど、その子が言ったんです。お母さんが私の為に良いって思ってやってくれた事が何もかも嫌、みたいなこと。良い服も、良い学校も全て。私も頼りない息子が心配だから先に先にと色々考えるし、実際に息子は最後の最後にこけたりして後始末とか切羽詰まった作業とか応援を求めてきたりする。それでも私が先にわかってやってしまうのは嫌なんだろうな、と思ったりした。18才の気持ちの不安定な時期。本当に扱いにくい。

アメリカの大学入試の基礎になる「SAT」は受けるんだろうか。
今日もラサール大から電話で入試の成績が良かったので受けられる奨学金はどうなさるんですかって聞かれた(結構しつこい)。
「あの・・国立に行くって決めてるみたいなので」とお断りしたけど。と言うか息子に聞いた最後に話した時、メールすると相手が言ったけどメールが来なかったんだそう。だから放任したって。

奨学金を受ける気がなかったから放置したなら良いけど、フィリピンでは相手の落ち度なんて山ほどある。その度に相手がお膳立てしてくれるのを待ってるのはちょっと駄目だと思うんですよね。だからって息子にどう教えて良いか分からない。

今日だって先日桜が居眠り運転でぶつけた車の修理が終わりましたって電話があったから運転手さんが取りに行こうと思ったら「あ、やっぱり出来てませんでした」だって。ジムのお姉さんに「事務所から修理工場は遠いんですか?」って聞いたら「直ぐ目の前で修理してます。でも終わったって職人が言ったので。」だって~。
(立って見に行け~!と心の中で叫んだ私。)

今日は車が一台しかないんだった。主人に車を置いて行ってもらわなきゃ。

さて、私は寝ます。息子は半日学校。桃ちゃんは卒業式の練習で午後から学校。