フィリピン国際結婚・菜の花の主婦日記goo版

南国フィリピン便りー結婚しフィリピン在23年。22才長女、20才息子、9才末娘のお母さんである私の毎日ー

夢のような旅行も終わりです

2014年06月19日 02時40分03秒 | 旅行



長かった旅行もあと3日で終わりですが、
最後の3日はあちこち出かけたので
詳しくは新しいブログの方に少しずつアップしていくつもりです。

新しいブログはこちらから。
菜の花のフィリピン主婦日記








先ずはオータカム山頂からの景色。
今回、借りた家の直ぐ裏がオータカム山。

主人は自転車で3、4回登っていますが、
私達は着いて直ぐに車で行って霧で断念。

それ以来、行く機会がなく、
桃ちゃんが

「私達、一度も山の山頂に行ってない~。」

と毎日、違う山を制覇している主人に懇願。
夕方だったので凄く寒かったけど、
達成感ありました。

(車で上がっただけですが)














こちらはラランスの町。
主人がオビスク峠に登るので
私と桃ちゃんはこの何もない町で待っていたのです。










ラランスの町に行く途中、この 「Lestelle Betharram」という町を通り、
帰りに雨だったけど主人にお願いして車を停めてもらいました。

主人も桃ちゃんも車で待っていたんですが
巡礼地としてはルルド以上に素敵な場所で
ほんの5分くらいしか見れなかったのですが感動しました。

同じ名前の有名な洞窟も車で30分くらいのところにあり、
こちらも必見。













フランスを発つ前の日は、
以前、桃ちゃんがサンダルで雨の日に行って最後までハイキング出来なかったガヴァルニーに再挑戦。

この日は主人も自転車を家に置いて、
一緒にハイキング。

ここが到達地点です。
岩の上に有名な神話の何だかがあるらしいです。













歩くのが遅い桃ちゃんはロバに乗ってのハイキング。
往復2時間15分という超スピード。
ロバが居なかったら多分4時間くらいかかっていたことでしょう。















翌日はお昼近くに家を出て高速を使ってスペインのサンセバスチャンへ。
国境を越えるととたんに集合住宅。
フランスでは見なかった光景です。


















サンセバスチャンの海岸は有名ですが、
この町そのものが広過ぎて
私はあまり好きになれませんでした。

主人もこんな面倒な町~と言っていたのですが、
居酒屋に行ってからは
この町が大好き~に変身。












サンセバスチャンのバール(居酒屋)は
オールドタウンに100軒くらいあるかも。

私は3軒でダウン。
主人は一度ホテルに戻ってからまた出かけて行き、
後でまた私を迎えに来てさらに2軒。

桃ちゃんは部屋でお留守番。
(スペイン語のメリーポピンズを見てました)















ビルバオ空港にレンタカーを返す都合、
空港で5時間のゆとりが出来たんですが、
ビルバオ空港って荷物を預かる場所がなく
ただ座って時間を待ちました。

旧市街はここからは見えませんね。













夜8時半の飛行機だったので
飛んで直ぐに夕日が見えました。
(ちょっとぼけてますが)















夜のパリ空港に到着。
乗り換え時間1時間15分。
空港内を走るように移動。

















ターミナルに着くと搭乗中で
さっさと乗り込みました。

次は香港。
















香港に夕方到着。
ここでまた5時間待ち。

マニラ着は午前1時過ぎでしたが
無事に到着。










サンセバスチャンの居酒屋「ラ・ヴィーナ」と言うお店の有名なチーズケーキを真似してみました。
プリンみたいな食感なんです。

いつかまたスペインに戻りたいです~。

長い間、読んで下さり、
ありがとう御座いました!





アルジェレス・ガゾストの郵便局へ

2014年06月15日 02時10分59秒 | 旅行




この時、主人は自転車で遠乗りに行っていたのですが
私と桃ちゃんは郵便局に手紙を出しに行こうと話していました。

ところが私が大家さんと立ち話ししていたせいで
家を出るのが遅くなってしまって・・・

桃ちゃん、相変わらず歩くの遅くて
置いていけないし、
せかして、せかして・・・







この階段を上がったら直ぐ郵便局。

午後5時に閉まるのに、到着したのは4時55分。
















切符は値段を入力してこれで買うんですが、
分からないのでお姉さんがやってくれました。

私は日本から母が送ってくれたカトリック雑誌とCDをスペイン在の友達にここから郵送。
彼女は私と話したくないと共通の友達を通して伝えて来たので
(理由はご主人の病気とか・・・)
本当は何もしない方が良かったのかもしれないんですが、
たまたまその雑誌が「いのち」というテーマだったし、
歌もとても素敵な修道女の歌声だったので。

そして桃ちゃんはイトゥレンのお友達に絵はがきを出す切手を買いました。















これがその切手です。
フランスからスペインまでの絵はがき、83セント。













近くの書店で絵はがきを買って、
書店のカウンターで絵はがきを書かせてもらい切手を貼りました。
















桃ちゃん、自分用にも動物の絵はがきを何枚か購入。
















家に車があるのに徒歩1時間かけて来た理由はこれ。
駐車場がないんです。

それにここに来る道がちょっと分からず・・・。
(歩いて来るのと違う道。さっきの階段は車は通れず。)















郵便局の営業時間は午前8時半~12時と、午後2時~5時でした。



















桃ちゃんが絵はがきを書き終えた時にはもう郵便局は閉まっていたので
ポストに投函。













このツバメみたいなマークがフランスの郵便局のマークらしく
小さな町でもよく見かけましたし、
このマークがついた車も道路で出会う事が多く
ちゃんとお仕事してる感じでした。

比べても仕方ないんですが
フィリピンの郵便配達は徒歩なので
炎天下の中、手紙を届ける為に歩き続ける感じで、
しかも担当している地域が広いので
貯めておいてから定期的に配達するので時間がかかります。


















郵便貯金ってフランスにもあるのかしら。
フィリピンにはないです。

















先日美味しいサバランを買った店は閉まっていたので
このケーキ屋さんに寄ってみました。

フランスではこの「pain」という看板をよく見かけ、
英語だと「痛み」って意味ですが、
フランスではこれで「パン」と読んで食べるパンの事なんですよね。
















雨が降って来たので傘をさしながら公園を通って帰路につきました。













公園から先日行った温泉施設も見えます。














隣接してカジノ。














そして映画館の看板。
もしかしたらカジノの中に映画館があるのかもしれませんね。

でもそれだと子どもがカジノを見てしまうのかしら。


















道端の花。













こういう花です。















山は霧が出て来てます。
















歩くの遅い桃ちゃん。















道路の名前はこんな可愛い標識。
















この川に出たら家までもう少し。
















歩く機会がなかったんですが
家の周辺の林の小道もきっと散歩したら楽しかったのかも。

あ、でも結構大きな犬が庭に放されていて
私達が道を歩くと凄い吠えてきていたんです。
なのであまり小さい道を歩くと不審者と思われるので止めた方がいいかもしれません。














道路の先をあと数百メートル進んだら家です。

















この標識、フランスならではじゃないかしら。
私はこれ、凄く良い標識だと思います。

これは横道から出て来る車が優先ですよっていう標識。
これを見たら運転手してる人は横道から車が出て来るかも・・・と注意しながら運転するわけです。

最初は知らないので自分たちが優先だと思って走っていて
横道の車が徐行せずに突然飛び出してきたので驚きましたし、
クラクションを鳴らされて
そこはハイウェイだったので彼らが待つべきなのでは・・・?
と意味がわかりませんでした。














雑草ですがとってもきれいです。













家の前のお宅に馬がいて、
桃ちゃんは馬を見に行ってしまいました。















今回買ったケーキはなんとか潰れずに持って帰れました。
途中でスーパーにも寄ったので
帰り荷物が増えてケーキが斜めになって心配だったんです。

ただ、前のお店と違うのか、
それとも選んだケーキのせいなのか、
ここのお店は生クリームがごって~り入っていて
生クリームが好きじゃない私はちょっと食べにくかったです。






新しいブログ始めた理由

2014年06月14日 11時25分57秒 | 日記
こんにちは!

実は新しいブログをワードプレス.com さんのところで始めました。


「菜の花のフィリピン主婦日記」


ワードプレスの設定はこちらのgooブログより私にとっては難しく、
何日かそれだけやっていたんですが、
少し落ち着いたので紹介します。

ブログを移転しようかと思ったのは
gooブログさんは更新をずっとしないでいるとアカウントを削除されてしまうことと、
アメーバさんなどで外部の登録をしようとしても普通に入れると登録されず
何か足さなくてはならず、
それと、もう今の時代、ブログをサイトに直接行って読む時代は終わったのではないかと感じたのです。

ワードプレスさんのブログはメールアドレスを入れておけばメールで受け取って見る事が出来ます。

コメントも同様で、
メールアドレスを入れておけばコメントの返事もメールで受け取ることが出来ます。

この方法ならもっとゆっくりブログを更新しても
コメントのお返事をゆっくりしても
(読者の方がメールアドレスを登録していなければサイトに来て頂くことにはなりますが)
読者の方に失礼にならないと思ったのです。

やはり読んで下さっている方に迷惑になるとか
お待たせしているとかが一番気になるところですので。

この旅行日記が終わるまでは併用していこうと思っています。
これからも宜しくお願いします。

Lac d'Estaing(エスタン湖)

2014年06月11日 03時27分38秒 | 旅行


 


レスタン湖はアルジェレス・ガゾストの町からちょっとしたドライブで着いてしまう
近場だけれど楽しめる小さな湖です。

でも日本語で検索しても出て来ないので
観光スポットとしては順位が下の方かも・・・。

観光案内所でお勧めですよと言われたんです。




エスタン湖についてのウィキペディア(フランス語)
http://fr.wikipedia.org/wiki/Lac_d'Estaing






レスタン湖に行く道はいくつかあって
主人はサイクリングでその辺を走り回っていたので大体この辺~と分かっていたようですが
それでも現地で購入した詳細な道路地図が役立ちました。















途中、いくつかの村を通りますが、
小さい村では人を見かけません。
















フランスは本当に教会が多くて
小さい村でも立派な教会が建っています。
教会としては使われていない場合が多いのが不思議なくらい。

















あの山の麓辺りに湖があるのかしらね~など
地図を片手にのんびりドライブ。
















突然、視界が開けて湖が現れました。
でも本当に小さい湖です。













真ん中に停まっているのが家の車です。

湖について一番最初にあった駐車場に停めたんですが
(つまり湖の手前辺り)
もっと湖の奥の方に停めた方がトイレがありそうな建物などもあって良かったかもしれません。

いや、実際にトイレがあるか行ってみてないので分かりませんが
寒かったのでトイレがなくてちょっと困りました。
















桃ちゃんが一番好きな動物、馬が居て
大喜び。

(二番目に好きなのは犬で、三番目は猫だそう。)















私はハイキングして歩きたいのですが、
桃ちゃんは馬から離れません。

ちょっと歩いても走って馬の方に戻っちゃいます。

主人は寒いし風が冷たいからサイクリングしようか迷ってましたが
せっかく自転車持って来たし
彼は歩くのは好きじゃないのでサイクリングに出かけました。

私が写真を撮ると桃ちゃんは馬はシャッターの音が嫌いだから撮らないでって。















30分くらい馬の所に居ましたが
桃ちゃんを説得して、
あの山の雪のある所まで行ってみようよ~と歩き始めました。


















湖の左側は自動車も通れる舗装された道ですが
右側はこんな感じです。

















場所によって湖の色が変わります。
ミネラル分が多い水質なのかも。















フランスのハイキングコースは標識がしっかりしていて
歩きやすかったです。

次の目的地までの時間が表示されていますが、
どこも遠そう。

















こういう標識は意味が分からず・・・
500m先に何か注意しなきゃいけないものがあるらしいんですが。
















もうこの辺りは湖を通り越した先なんですが
ぬかるみが多くなってきました。













雪解け水が山から場所を選ばず流れて来ます。

















遊歩道の一部が小川状態ですが、
歩くのに支障はありませんでした。













さっきの注意看板はこれだったよう。
上は雪ですが、中は空洞で、
雪の下は小川。

結構、高さがあるので
落ちたら怪我をしそうです。














フランス人の家族ハイカー達にどんどん追い越されます。
桃ちゃんくらいの子やもっと小さい子も沢山歩いているんですが
歩くの速いです。

そして私や桃ちゃんと違って水たまりとか、ぬかるみとか気にせず歩きます。














あの山の雪の所まで行こう・・・と思っていたのですが
どんどん遠くに見えて来て
寒いし、桃ちゃんも疲れてきて
2時間で断念。
これから引き返します。














本当に小さい滝ですが、
水の勢いが良く、
大きな水音が聞こえています。

滝の音って惹き付けられますよね。

山歩きが好きな人はテントと寝袋持って
山岳ガイドさんを頼んで
この辺りの山を歩き回ったら楽しいでしょうね。

(大家さんがそういうツアーは多いと教えてくれました)












引き返そうと振り向くと湖があんなに小さく見えます。

さっき車を停めた場所は風がびゅんびゅん吹いて寒いんですが
この辺りは風もなくて日が照っていたので温かく
私も桃ちゃんも上着を脱ぎました。
















桃ちゃん、さっきはゆ~っくり歩行だったのに
帰りは走っていて・・・
それは馬の所に行きたいから。

(ここは風が強く寒いのでまたジャケット着ました)












ところが戻ってみると、馬は車を停めてある駐車場側に居るではないですか。















橋に向かって走る桃ちゃん。












この橋の向こうは川です。
手前は湖。

戻る時に車に近い湖の向こう側の道路を歩こうよと言ったら
馬が居るからさっきの道を行くと言った桃ちゃん、
当てが外れちゃいました。














馬にたどり着いた桃ちゃん。
シャッターが嫌いな馬の為に私は望遠で撮影。










これはハイキング前に撮った写真なんですが
桃ちゃんが馬を撫でていたら突然馬が座り込んで、











その後、寝てしまいました。

馬が好きな桃ちゃんですが、
ちょっとびっくりして引いてしまったよう。














さっきの川は雪解け水でどんどん大きくなりながら流れていきます。

帰りの車の中で桃ちゃん、

「私が馬を触った手、馬のいい匂いが残ってる~。
この手、絶対に洗わない。」

と言ってたんですが、
家に着いて暫くしたら匂いがどんどん消えて来たとがっかりしてました。

















帰りは主人がサイクリングでお馴染みの細い道を通って帰り、
サン・サヴァン村の貯水池に出て来ました。

向こうの丘の上に建っている古いお城みたいな建物の向こうがサン・サヴァン村です。















貯水池と書きましたが、実際には人口の湖(又は池)で
用途は分かりません。

私はハイキングを楽しみ、
桃ちゃんは馬を楽しみ、
主人はサイクリングを楽しんだ半日でした。

この日は日曜日だったので午前中はルルドに1時間だけ出かけていたんです。
(午前中は雨でした)

水曜日の飛行機に乗る為に
フランスのアパートは火曜日の午前中まで。

旅ももう直ぐ終わりです。






コートレCauterets とスペイン橋 Pont d'Espagne

2014年06月10日 03時17分03秒 | 旅行





地方観光局オフィシャルサイトの説明はこちら。、

http://www.midipyrenees-kanko-spot-tokusen.jp/ミティ・ヒレネー地方へようこそ/ミティ・ヒレネー地方概要/ミティ・ヒレネーの主な観光地/芸術作品と自然の景観/ミティ・ヒレネー地方観光スホット特選~コートレとスヘイン橋




こちらも同じサイトからの動画「スペイン橋」周辺の自然のビデオです。









峠道に入る前のふもとの町です。
この町の向こう側の道路を行くとナポレオン橋やガヴァルニーがある方面に行きます。

家から車で本当に直ぐ近くの町なんですが
山に入る手前にある町で
水力発電などの施設も見かけました。











コートレに向かって峠道を進みます。











途中から山の木々が新緑で本当にきれいでした。

今年は春が1ヶ月早く来たと言われていて
アルジェレス・ガゾストの町の新緑は既に終わっていたのです。













この日は小雨で、黄緑色の葉がしっとり雨に濡れて
本当に美しかったです。















行けども、行けども山しかないので、
この先にコートレという大きな町があるとは思えないくらいです。
















今回、こんな風に山肌が崩れているのをあちこちで見かけました。
去年の豪雨のせいなのか分かりませんが、
今は道路で崩れた部分を急いで修復中なので
山肌までは手が回らない感じです。














でもこういうのを見ると自然は常に生きているんだと思い知らされます。
人間が自然を守る手伝いをすることは大事なことなんじゃないかと思いました。















工事中の道路もちょっとだけありました。













コートレの町がこんなに大きいと知らず、びっくりでした。












ロープウェイが動いています。















車を無料駐車場に停め、
寒いので主人と桃ちゃんは車で待ち、
私は観光案内所を探しました。

英語の話せる人がいて良かったんですが、
今動いてるロープウェイはスキー場に行くけれど午後3時で閉まってしまうし、
スペイン橋はお勧めて途中にある滝も必見だけど
ゴーブ湖は今は閉鎖されてるから行かれない・・・と言われました。












アルジェレス・ガゾストの観光案内所の人はスペイン橋からゴーブ湖まで1時間半のハイキングコースで
お勧めだと言っていたのに・・・、閉鎖なら仕方ないと思ったのですが
後でわかったのはゴーブ湖に行くロープウェイが営業していないという意味だったらしく
徒歩は可能だったようです。













観光案内所のお姉さんが上にあがってもスキー場以外何もないですよ、
と言っていたロープウェイですが
午後3時に閉まると言ってたのはスキー場なのか
私達が帰る午後7時頃もまだ動いていました。















コートレの観光案内所の方がくれたスペイン橋周辺地図なんですが、
ゴーブ湖の位置などわかりませんね。













コートレから車を走らせ、一番先にある滝。














そこからこういうヘアピンカーブを上がって行きます。











助手席から撮ったんですが
下の道路が遠くに見えます。












急な坂道なので高い所が苦手な主人はかなり徐行運転。

スペイン橋のある場所の駐車場は有料で5.5ユーロの支払いがあります。
料金は中の自動販売機で払うのですが
カードが使えないかもしれないので現金で払いました。

そしてこの料金を払う建物にあるトイレが自動トイレで、
鍵はボタンで自動ロックされ、
またボタンを押して外に出ると
戸が閉まったとたんに黄色信号になって
トイレ全体を洗浄してから青になるんです。

電気でドアがロックって私はちょっと怖かったです。
突然停電になったら閉じ込められる・・とか考えてしまって。













一番先の滝の近くだったと思うんですが
浄水施設を見つけました。

これで山の雪解け水をきれいにして
ふもとの家々に水道として届けているのかしら。
水道水が本当に美味しかったのはこのせいかもしれません。








スペイン橋の前にあるレストランの犬。














夕方5時頃に着いたせいもあって、
あまりにも寒いのでレストランでコーヒー休憩。

スペインの人はフランスのコーヒーは美味しくないと言ってたんですが
ここのコーヒーは美味しかったです。
バスクのケーキもメニューにあって
やっぱりこの辺はフランスだけどバスクと関わりが深いんですね。















レストランの壁にあった写真。
このレストランの冬景色で、
見えにくいんですが右の木の横にある石作りの橋がスペイン橋みたいです。

実はネットで調べて後からあれがスペイン橋だったのか・・・と分かった次第で
写真を撮りませんでした。

石の橋って珍しくないですし、
有名な写真を撮るスポットがあるらしいですが、
それすら知りませんでした。













フランスでは親子連れがハイキングしているのをよく見かけました。
しかも小さい子を連れている人が多いんですが
本当に足腰強いと言うか
よく歩きます、小さい子。

そしてこの時、雨が降ってたんですが
フランスの人はハイキングで雨が降っていても
子ども達も気にしないし、
親も気にしない感じ。

子どもが道から外れた所を歩いたり
登ったり、勝手に石とか砂で遊んでても
フランスの親はひたすら見守るんですよね。

怒ったり、早くしてとか、道じゃない所を歩かないでとか言わず。















道も広く、とても歩きやすいし
パノラマ的な景色も素敵です。

あの山の上がゴーブ湖かしら。
霧が出ているし
この日は風が強くて雨も降ったりやんだりだったので
桃ちゃんを連れて2時間山に登るのはどっちにしても無理でした。
(往復4時間・・・だけど桃ちゃんが一緒だと6、7時間かかる)













リフトは全部止まっていましたし、
ホテルも今は営業していませんでしたが、
冬になるとスキー場として賑わうことでしょう。












マニラには雪がなくて
雪で遊んでみたかった桃ちゃんは
春の残雪なのでシャーベットみたいな雪ですが出かけて行きました。

右側が桃ちゃんで、左側は桃ちゃんより1才くらい年上かなと思えるフランスの女の子。

「ボンジュールって言われたから、私もボンジュールって言ったよ。」

と後で報告してくれましたが、
その後は言葉が通じないので何も話さなかったみたいです。













主人も私も雪のない下の方で待ってたんですが
寒いし、退屈で・・・こんな時はやっぱり本を持ってくれば良かったと後悔。
(小説はマニラに置いて来た)

気温は午後6時過ぎるとどんどん下がりますし
桃ちゃんは直ぐに風邪をひくので
もう帰ろう~と説得。










今は動いていないスキー用リフト。

9才の桃ちゃんは都会っ子で、そんなには歩けないし、
とにかく桃ちゃん中心という感じになってしまうので
この辺を全部回ったわけではありませんでしたが、
フランスの親子も皆そうで、
子ども中心で、親はひたすら待つって感じだったので
お互い、違和感なかったです。

これが主人のご両親とかだと
子どもが勝手に遊ぶのは駄目とか、
親に合わせるべきとか、
こんな風に桃ちゃんに合わせてたらぶつぶつ言われそう。

フランスの親子とは温度差がない感じで
その分、親は自分のやりたい事は出来ないわけですが
フランスでは皆、そうしてるって感じで
私も桃ちゃんが思い切り自然の中で遊ぶのに任せてました。
危なくないようにだけ見てる感じでしょうか。

元々私はそういう感じなんですが
主人のご両親や兄弟が一緒だと
私も何か言われるのを気にして子どもの自由にさせてあげてない事があるんです。

あまり人がどう思うとか気にしないで自分の子育てするのが大事なのはわかってるんですが、
言うは易し行うは難し。

オフシーズンで人があまり居ず、
お店もさっきの喫茶店くらいしか開いてませんが
きれいな所なのでハイキングはお勧めです。

ただロープウェイで上に行くのではなく
徒歩で行く場合、5時間くらい時間の余裕を持った方がいいかもしれません。





フランスでは乗馬レッスン出来ず

2014年06月09日 02時10分39秒 | 旅行






結局、ピク・デュ・ミディまで往復4時間以上、車に乗りっぱなしで帰って来ました。

それで時間が余ったので
桃ちゃんが習いたいと言っていた
アルジェレス・ガゾストの観光案内所で教えてもらった乗馬レッスンする所に行ってみました。

これがその事務所ですが
馬小屋にみんな居るので馬小屋に来て下さいと張り紙があって
ドアは閉まってました。


















結構大きな馬小屋です。

何故、訪ねたかと言うと、
借りているアパートに電話がないから。

そういう意味では小さくてもホテルだと電話もあるし
何か予約するにしてもホテルの人にお願いしてスペイン語なりフランス語で話してもらえるので
便利ですよね。

今回、スペインでもフランスでも予約は個人で電話してやって下さいと言われ、
観光案内所では電話してくれませんでした。

暇そうにしている場合が多かったので
予約など手伝ってもらえると助かるのですが
手伝わない決まりなんでしょうね。
間違った予約などして責められたりするトラブルを避ける為かもしれません。
















何故か何頭かの馬はこういう囲いに1頭ずつ居ました。

この乗馬レッスンする場所はウズス村にあるんですが、
ここに来るまでが本当に分かりにくく
最初はあった標識も途中から消え、
勘だけでたどり着きました。

道も、対向車が来たらどちらかがバックしなくてはならない細道でした。


















駐車場には車があるのですが人が見当たらない・・・。














習っているお嬢さん達(男の子は居なかった)は鞍なしの馬に乗っています。
鞍がないから柵や納屋の戸から馬に飛び移っていました。

まさか彼らは運転出来ないでしょうし、
親は何処で待っているのかしら。

このおじさん、少しは英語が出来るんですが
桃ちゃんが習いたいと言うと
携帯で連絡します、多分あさってになります・・・と言ったんですが
ついに電話くれませんでした。

Eメールはやらないとかで
こちらから国際電話で連絡するのも嫌だったのでそのまま。















雨も気にせず裸馬に乗った少女達が馬とやってきたのがここ。
さっきのおじさんは自分の車に乗って馬の後を徐行運転していました。

スペインやフランス、田舎道は一車線だけが多いです。

もっともフランスの方がスペインよりはずっと道路の拡張工事がしてありました。
主人はイトゥレンからフランス国境まで自転車で走ったのですが
国境を越えたとたんに道路が2車線になったと言っていましたから。














新鮮な草があるこの囲いのある林に馬を入れて帰るんですね。

私達がここに着いたのが午後5時頃だったので
ちょうど帰るところだったようです。














1レッスン16ユーロと言うのはそんなに高くないですが
最初、おじさんが先生は英語が話せないから
桃ちゃんが馬に乗りたいなら親が紐を持ってグルグル回るだけにして・・・と言っていて
(つまりレッスンはなし)
それならあまり意味がないし、
連絡をくれなかったのはそういう理由もあったのかもしれません。

とにかく行きにくい所だったのである意味、ほっとしました。

そう言えば桃ちゃんがレッスンを受けたいと言っていた時、
ちょうどフランスの学校が1週間、春休みだったんですよね。

大家さんの息子さん達が学校休みでサイクリングしてたりしましたから。

もしかしたらそのせいで大勢の生徒さんがいらして
忙しかったか、もう枠がなかったのかもしれません。

でも、まあ連絡くらいはくれても良かったかなとは思うんですが、
イギリス人の大家さんがおっしゃるには案外、連絡すると言ってしないのは珍しくないとか。

そして乗馬はマニラに戻ってからネットで検索すると自宅の近くにあったので
今はそこで習っています。
その記事はいずれ書きますね。










その後はアルジェレス・ガゾストにある温泉施設に行ってみました。
中で写真が撮れないのでパンフレットの写真を載せておきますね。

体にフィットした水着のみ許可。
そしてタオルなどは持参でした。

そして午後7時で閉まってしまいます。












外から見るとこんなに大きな建物ですが、
マッサージをする場所が別にあったりするので
実際のプールはそんなに大きくありませんでした。

日本の温泉を期待していたのですが
多分、水温は30℃ちょっとくらいで、
出ると震えてしまいます。

出てからオープンな(囲いのない)シャワーがあったのですが
お湯がちょっとしか出ないので体が温まらず
ちょっと長めに浴びていたら出た時に超過料金を取られそうになりました。

機械がピッと入った時間や出た時間を腕輪から読み取るんですが
プールを出た所で読み取ったので
もう1度読み取る場所があると思いませんでした。

3人で一緒に出たのですが
30秒前に出た桃ちゃんは大丈夫だったお陰で
職員の人が払わないでいいですよと言ってくれました。

ここはお金を払うカウンターの職員はフランス語しか出来ず、
プールの監視員の方は若い奇麗な女の子達で英語が話せました。

山の泉の水を温めてプールに入れているのでしょうね。
浮き輪を使って遊んでいる子ども達もいて、
温泉ではなく、プールという感じでした。

サウナっぽいものもあったのですが温度設定が低めです。

ローマ時代からこの辺りは温泉施設が有名だったようで
あちこちで宣伝を見ましたが
他の施設は体験してませんので
熱いお風呂もあるのかもしれませんが、わかりません。

日本のお風呂が大好きな主人も私もかなり物足りなく感じでしまいました。
やっぱり温泉は日本で楽しもうということになりました。







ピク・デュ・ミディ(Pic du Midi de Bigorre)に行けず

2014年06月05日 00時13分05秒 | 旅行




主人がピク・デュ・ミディ(Pic du Midi de Bigorre)に行ってみよう・・・
と言ってくれたのですが、
(自分は毎日自転車で遠乗りして楽しんでいるから)

この日は雨降りの天気予報ではなかったのですが、
途中から雨。

私達がここに滞在している間、
天気予報はなかなかあたらず、
雨だと思ったら晴天だったり、
その逆だったり。


「ピク・デュ・ミディ」は展望台が有名なのですが
霧が出ていると何も見えないのです。

しかも展望台に上がるのに使うロープウェイが結構、値段高くて
3人で100ユーロくらい(家族割引あり)。

ピク・デュ・ミディの説明(日本語のウィキペディア)


本当はアルジェレス・ガゾストから先日書いた山「トゥールマレー」を超えると
ピク・デュ・ミディのロープウェイ乗り場なんですが、
雪で不通なのでぐるっと回らなくてはなりません。

もっとも雪で不通じゃなくても
峠道を行くのは結構大変かも・・・。

私達も結局、行けなかったので
こんなビデオ見て満足することになりました。(2008年2月に撮影)








そしてここはスキーでも有名らしいんですが
こんなビデオも見つけました。
(2013年5月に撮影)







ここがフランスの田舎だからなのか分かりませんが
今回、フランスの観光案内所はちょっと頼りなくて
スペインは安くて観光客が多いからなのか
地図など、英語でもあり、
例えスペイン語だったとしても名所などは詳細が記してあったんですが
フランスではそもそも観光案内所の地図がイマイチで
名所などもあまり記してないので行く時は予め下調べしていくのが無難。


家を出発した私達は地図を片手に先ず、ルルドから 「バニェール=ド=ビゴール」という町に向かいます。


「Bagnères-de-Bigorre」英語のウィキペディア

「バニェール=ド=ビゴール」日本語のウィキペディア









ルルドを通り越して県道を行きます。


















自転車なら林の中を抜ける近道から、バニェール=ド=ビゴールの町に行く方法があって
主人は2年前に自転車でこの町に来たことがあるんです。

(その時はアスピンという別の山に行った。)















フランスのこの辺りの田舎町は小さい村が点々としていますが、
もう教会は使われてないとか、
家もよく見ると廃屋とか誰も住んでないとか結構多かったんです。














近くの山に向かっているサイクリングしている人達なんですが、
フランスでは前にも触れましたが1.5mの間隔を開けて追い越さなくてはならない法律があって
主人は反対車線を使って追い越しています。

もし対向車が居たら自転車の後ろを徐行して
対向車が居なくなってから追い越します。













こちらがその標識で、結構あちこちで見かけます。












そして バニェール=ド=ビゴールの町の観光案内所ですが
駐車場がないので路肩駐車。

路肩駐車している人が結構いるので捕まることはないと思うのですが
空きを見つけなくてはなりません。

看板に書かれていますが
ラ・モンジーの観光案内所も兼ねてるんですね。

ラ・モンジーは ピク・デュ・ミディに行くロープウェイの麓にある町で
スキー場もあります。

ラ・モンジー(La Mongieー英語のウィキペディア)

















英語の話せないお姉さんが
上に行っても霧で何も見えないから行かない方がいいわよと
片言の英語とジェスチャーとこのネット画面で説明してくれたんですが、
車で待っていた主人に伝えると
ロープウェイに乗るだけでもいいんじゃないかと
行く事になりました。















ところがバニェール=ド=ビゴールの町からロープウェイ乗り場がある
ラ・モンジーまで走っても走っても到着せず、













羊やヤギを見ながら進むんですが














道を間違えたのかと思うほど。




















左側の家、廃屋です。














  

お店も人も見かけない村でしたが、
県道沿いだからかも。

雨、降って来ました・・・。
















遠くの山は霧。

あまりに狭い道路で主人は道を間違えたんだろうって心配だったんですが
地図に載っている名前の村を通っているし、
地図で見るとそのうちにヘアピンカーブがあるから・・
とそのまま走ると、












ヘアピンカーブ、ありましたが。
でもこんな急勾配だとは予測していず、

そしてどんどんクネクネと峠道を上がって行き
標高が高くなってくると














なんと霧・・・。














雨も手伝って視界が非常に悪い。














屋根があるところは霧がないんですが
ここを抜けたらもう殆ど何も見えなくて
私はかすかに鉄塔みたいな物を見た気がするので
ロープウェイは直ぐそこだったと思うんですが、
こんな霧で上に行っても何も見えないでしょうし
主人も霧の中で運転するのが怖かったので
ちょっと広めの道路でUターンしました。

地元の車は時速60kmくらいでびゅんびゅん通り過ぎて行くんですけど、
通り過ぎて直ぐに車の姿も見えなくなり
Uターンしてて突然車が来るかもしれないので
ひやひやでした。

















山を無事に下りました。
霧はやはり山の上の方に留まってるんですね。


















せっかく来たのに上に上がれなかったので
さっき立ち寄ったバニェール=ド=ビゴール町の観光案内所にもう1度寄って
桃ちゃんにウェブカメラの映像を見せてあげました。

右側に1時間ごとの映像が並んでいますが
今日、霧が晴れていた時間は午前10時20分だけ。

9時でも駄目だったし、11時でも駄目で
春にここに来るのは難しそう。

でも夏だと雪山の景色じゃないので
お天気が良ければ冬でも春でもきっと楽しめると思うんですが。



















バニェール=ド=ビゴール町の路肩駐車はこんな感じです。

この教会はさっきリンクしたウィキペディアによると
中世、1434年にフランスのフォワ伯ガストン4世とナバラ女王レオノールの挙式した場所。

知っていたら行ってみたかったです。


ナバラ(ナヴァラ)と言うのはスペインのイトゥレンがナヴァラにありました。
バスク地方は4つか、5つかの区域に分けられていて
その1つがナヴァラ。

バスク語もネットで調べると方言があって
これも5つくらいあるようです。

でもここに出てくるナバラ王国は歴史の流れの中で登場した王国で
今のスペインのナヴァラ地方のことではありません。

ウィキペディアによると

パンプローナ王国、のちのナバラ王国は、従来よりピレネー山脈西部の南側及びビスケー湾に居住していたバスクとガスコン(ガスコーニュ)などのヴァスコン族(Vascone)の地域の一部分を占めた。この国の起源の詳細は不明だが、ローマ人も西ゴート人もアラブ人も、常に自分たちの言語を守り通したこの西ピレネー地域を、完全に征服できた訳ではなかったと言うことである。6世紀中頃には、西ゴート王国の南西側からの圧力と、アキテーヌのフランク王国の勢力範囲の限界があったことにもよって、バスク族はピレネー山脈北側への大規模な移動を行い、独立を維持した。現在でもスペインのナバラ州北西部は主にバスク族で占められている。


ナバラ王国について詳しく知りたい人はウィキペディアのこちらをご覧下さい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ナバラ王国(824年 - 1620年)

ピレネー山脈が間にあるので遠いみたいですが、
実はアルジェレス・ガゾストの町とイトゥレン(ナヴァラ)はそんなに遠くありません。

もし高速があったら近道でさ~っと来れる距離です。
ただ、山だらけなので高速作れないんでしょうね。

同じ理由でバスク人が自分の言語を守りながら生き残ったのだと思います。






Col de Tourmalet(トゥールマレー)とル・ヴィスコス

2014年06月01日 02時59分56秒 | パン・菓子類









突然晴れたガヴァルニーを後にし、
主人が行きたいと言った「Col de Tourmalet(トゥールマレー)」に向かいましたが、
2013年にこの辺りで大洪水があったみたいで、
洪水なのか鉄砲水なのか分かりませんが
河川周辺のあちこちが土砂崩れ状態になっていて
工事はしていても追いつかないほど。

河川沿いや土砂崩れなどの被害の広範囲なので
7月のツールドフランスの時期までに何とか終わらせようとして頑張って工事しているのに
なかなか進まない感じでした。












山の上の集落は何度見ても不思議です。
どうして麓に近い村が広がらないで突然、高い所に集落が出来るのでしょうか。














到着してみて分かったのですが
Tourmalet(トゥールマレー)はスキーリゾートでした。

車が何台か停まっているのですが
工事や職員の車のみだったようで
観光で来ていたのは私達だけだったように思います。

















反対側のゲレンデにも動いてないリフト。














実際に見るとも~っと雄大な景色です。
とにかく風が冷たくて、外に立っていると寒いのですが
景色が良いので立っているだけでも満たされます~。










 

寒い、寒いと言いながら山に登って行った主人。











主人の写真を拝借しました。
この時期、標高2000m以上の山はまだ雪が溶けておらず
主人も最後の7kmだかは雪で道路が不通なので折り返して来ました。














もし道路が不通でなければ、
山を越えて反対側にある有名なNASAが設置した天文台に行く事が出来ますが、
でも・・・この細い道路を車で超えるのはちょっと無理があるかもしれません。
















ゲレンデの地図がありました。
スキー出来る場所があちこちにあるんですね。
でもここはホテルなどないので
車で来てスキーを楽しんで、また車で帰るという感じかしら。














桃ちゃんは主人が自転車で山に行ってる間は車の中で寝ていたんですが
(実は私も少しうたた寝)
帰る時に起きて来たので近くのあったシャーベット状の雪でちょっと遊びました。

フィリピンには雪がないので
こんなシャーベット雪でも楽しそうでした。















行きも怖々と通った工事現場は
車線は工事の車でいっぱいで、
路肩の崖っぷちをすり抜ける感じ。

対向車線から車が来たら困るので信号機があって
青になったら自分の側の通行・・の筈なのに
両方とも赤のままになっていたので
結構長い間、待ちました。

「これずっと赤だから行った方がいいんじゃないの?」

と思い切って進むと対向車が突然来たのですが
私達がすり抜けるまで待っていてくれました。

タイミング良く車が見える位置で対向車が来たので良かったですが
2つの車がお互い見えないで先に進んでいたら
どちらかがバックしなきゃいけないので大変でした。











雨の中での作業。真面目に皆さん、働いています。
















そしてこの日、先日もブログで紹介した
サン・サヴァン村にある「ル・ヴィスコス」に予約を入れていたのですが
自転車ロッジのご夫婦が桃ちゃんを預かってくれると申し出てくれたので
お寿司のお土産を作りました。














私達が案内された窓際の席からは雄大な山の眺め。



















テーブルには椿が一輪。
テーブル毎に違う花が活けてあって
椿(カメリア)は私達のテーブルだけでした。












おまかせでお願いしました。
先ずは前菜。
















ワインもシェフの方が選んで下さいました。


















これはフォアグラだったかしら・・・。


















9時過ぎると夕暮れになります。


















ロブスター。















鴨肉とパプリカ風味マッシュポテト。















レモン風味のクリーム。














サバラン。立派ですが甘さが少し私には強過ぎました。
量も多かったので主人に手伝ってもらいました。













スペインでもフランスでも
コーヒーと言えばエスプレッソが出て来ますよね。















アーモンド粉を使ったクッキーなど。















最後にシェフの方と写真を撮りました。
私が手に持っているのは実はワインを開けてくれた可愛いおばさまウェイトレスさんに頂いたワインのコルク抜き。

このコルク抜き、小さいけれどものすごい優れもので
感心して見ていたら下さったのです。

シェフが言うには切れるものを友情の証としてもらった時は
1ユーロコインをその相手にあげることで永遠の友情になる迷信があるとか。
早速、1ユーロコインを渡し
その可愛いおばさまとハグし合いました。
















夜10時半過ぎてしまって
いくらなんでも朝が早い自転車ロッジの方に申し訳なく
途中で迎えに行くべきだったね・・・と主人と話していましたが
桃ちゃんを迎えに行った時に
ひたすら謝りました。

桃ちゃんは英語でシービスケットの映画を見せてもらって
帰りの車でもその話しを興奮してしてました。

スペインは夕飯が夜10時というのは普通ですが
フランスでは9時には真っ暗な家が多く
近いけれど文化はやはり全く違うんですね。