フィリピン国際結婚・菜の花の主婦日記goo版

南国フィリピン便りー結婚しフィリピン在23年。22才長女、20才息子、9才末娘のお母さんである私の毎日ー

復活祭一週間前フィリピンの「枝の主日」

2013年03月31日 04時05分10秒 | フィリピンの習慣など


儀式が好きなカトリックでは聖書の中に出て来た話しを疑似体験したりするんですが
これもその1つ。

シュロの枝を持って人々が出迎えたんですよね。



そして前にも書きましたが、
この枝、約1年後の「灰の水曜日」の為に学校の提出しなくてはならないので
必ず買って来なくてはなりません。

日本のカトリック教会では無料配布でしたが
フィリピンの場合は教会の周りで売ってる人から買います。

私が買ったのは1つ20ペソ(50円くらい)。
念の為に2つ買いました。

去年買ったのは無事学校に提出。







ミサの始まりに司祭が聖水をかけて祝別してくれます。
なんかこの祝別って儀式は偶像崇拝が禁じられているので
人々が持ってる物(この場合は枝)に対してこの「物」の向こうにあるものを見ているんだと意識する為にやってる感じです。

この日曜日の後、聖週間に入り、木曜日、金曜日はスーパーやデパートも閉まるので食べ物の買い置きが必要ですが
最近はマクドナルドなど開いてるのであまり焦らなくても良くなりました。

マカティ地区のレストランの一部や日本料理屋さんも開いてましたし。







ミサの後、グリーンヒルズにある自転車屋さんに行き、
夕食外食したんですが、

この「和風」ってレストラン、なかなか良かったです。









サラダって書いてありましたが前菜みたいですね。
味は悪くなかったです。










握り寿司はご飯が小さかったので主人には物足りなくて2つ注文。
握り方が緩いので直ぐに崩れるんですが
酢飯の作り方が上手に出来てました。

握り寿司の上にのってる刺身も美味しいのとちょっとイマイチのものがあったんですが
値段がフィリピンにしては安めで1400円くらいだったか、
もちろん日本ならもっと美味しいのが同じ値段で食べれるんでしょうけど
こちらではこんなものです。



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<またカモメさん:メイドさんの話し> 興味のない方はスルーして下さい



うちの新しいメイドさんの1人。
この写真は桃ちゃんが私のiPhoneで撮りました。

カモメさんが田舎に帰ってまだ2週間しか経ってないせいか、
桃ちゃんはカモメさんが戻って来きたらどうしよう・・って恐怖心がまだ拭えません。

カモメさんが桃ちゃんに怒ったり、冷たくしたりして
子どもながらに傷ついていたんですね。

「ママ、カモメさんが見たら怒るよ。」

と桃ちゃんが言うので
(鞄を置く位置とか些細なこと)

「もうカモメさんは戻って来ないから大丈夫だよ。」

と言うと

「それなら良かった。」

と安心します。

優しくしてもらってた時もあったと思うんですが
最近のカモメさんは私が話しかけても無視したりしていて
もしかしたら体を許していた(ピルを飲んで避妊していた)彼にフラレて荒れていたのかしら。

些細なことでも
カモメさんがドスのきいた声で

「何々すんじゃないよ!」

みたいに話すと誰もがびびっちゃうんでしょう。
しかもカモメさんが怒鳴る時は理屈や理由はなくて
弱い物苛め(パワハラ)みたいな感じだったようなので。

今思い出したけど、体操教室のクリスマス会にカモメさんと桃ちゃんだけで行かせたら
桃ちゃんのプレゼント交換がなくなったことがありましたよね。
(その時の時期はこちら)
皆で探してくれたそうだけど見つからず、結局桃ちゃんはプレゼント交換に参加出来ず。
誰かが盗ったんじゃないかって思ってたんです。

最近、私は桃ちゃんと体操教室に行ってるのでそこで待ってるメイドさんにその時の様子を聞いてみたのです。

「どうしてなくなっちゃったのかしら?」 って。

そうしたらしっかり者って感じのメイドさんが

「プレゼント交換のプレゼントを集めるテーブルは一つしかなかったけど、プレゼントを渡したら必ず番号を貰う仕組みだったのよ。カモメさんは番号を貰ってなかったから、もしかしたら何も言わないでコーチに差し出したんじゃないの。コーチは自分へのプレゼントだと勘違いして鞄にしまっちゃった可能性は高いかもね。」

と言ってました。

カモメさんはコーチに渡す時に

「これプレゼント交換のプレゼントです」

と言って渡したと私に言ってましたが、彼女が言っててもコーチが聞いてなかった事もありますし、カモメさんが言ったつもりで言ってなかった可能性もあります。

カモメさんって本当に無口と言うか、話しをするのが苦手な人だったのです。
クリスマス会ならコーチ個人にプレゼントを渡す人は多いので
コーチが勘違いって大いにあり得ます。

誰も盗ってなかったのなら、やはりホッとします。
もちろん真相は今となってはわかりませんが。

カモメさん、あれ以来、私には何も言って来ないのに
裏で色々な人にテキストするので私の耳にも入って来ます。
一度彼女と話しをしたいけど、彼女には言っても理解出来ない気がして・・。

個人的に根に持つタイプだったんですね。

今は私に腹を立てていると思いますが
将来はきっとこれで良かったと思えるようになって欲しいです。




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<どうでもいい菜の花家の食卓>



色々ごたごた入れ過ぎてしまいました・・。味もイマイチ。







鳥の胸肉ワイン蒸し。ふっくら仕上がって見た目よりずっと美味しく出来上がり~♪
残ったものは火を通すとパサパサになるので冷たいまま切ってサラダのトッピングにしました。









さつま芋と里芋の煮っころがし










野菜は人参ときゅうりしか食べない桃ちゃんに人参のチャーハン作りました。





桃ちゃん器械体操競技会

2013年03月30日 05時21分36秒 | 末っ子桃ちゃん


3月23日、インターナショナル・スクールで毎年恒例の器械体操競技会が行われました。
参加するのは桃ちゃん、初めて。






競技会・・ジムナスティック・ミートと友好会みたいに呼ばれるのは
順位はつけるけれど非公式だからです。
つまりこの順位は公式選手権としてはカウントされません。










この日の為に桃ちゃんは放課後や学校がない日、毎日通いました。
私は待っている間、家から持って来たお茶をしながら読書タイム。









暇なので校庭の花を写真に撮りました。

前にも書きましたがコーチ達は競技会が近づいてくると
突然焦って集中的に教えてるんですが、
今更焦ってもね・・。









たまたま夜、桃ちゃんが起きている時間に桜が帰って来て
桜の前で桃ちゃんが平均台でやってることを床の上でちょっとやってみたのです。
そしたら桜が桃ちゃんが足を上げる時に関節が内向きになってるから
それじゃあ足が高く上がらないよ~って。









多分、平均台って落ちそうになるでしょう?
だから桃ちゃんは内股に歩いて落ちないようにしてたんじゃないかな。
きっとコーチはちゃんと見てなかったか、見てても気づかなかったか、
理由はともあれ注意はしてなかったらしいです。








桜のiPhoneにはお気に入りの器械体操選手の演技動画などが入っていて、
桜が桃ちゃんにそれを見せてあげて、

「ほら、見てご覧。股関節が内向きになってたら足は高くあげられないよ。
変な癖がついたら直すのが大変なのよ。
落ちないように完全に外向きにはしてないけど
足を上げた時は外に向いてるの見えるでしょ。」

と教えてくれました。








ストレッチや基礎訓練(腕立て伏せや逆立ちなど)の仕方も間違ってるのがあって、
桜が直してくれました。

桜が言うには、ストレッチや基礎訓練でも何処の筋肉を強化したいか見極めないと
ふくらはぎは強化したい大事な筋肉なのに、間違って内腿などを使って訓練してると
結局は怪我に繋がる・・って。

筋肉は弱い筋肉を自然とかばうのでバランスが悪くなるからだと桜曰く。
(そう聞いたら確かにそうだろうな~と思いますよね)

こういう動きにはどの筋肉を鍛えた方が良いかなどの知識を桜はピラテスの先生に教えてもらってるみたいです。









例え国体なんかに出ない趣味やお遊びの習い事でも怪我に繋がるようなトレーニングは良くないですよね。
とコーチに言う気はないですけど、
本当はしっかり教えて欲しいです。

前に空手を習ってた時もストレッチ中は子ども達がちゃんとやってなくても指導者は全く注意もしなければ直しもしなかったので、多分これはフィリピンの多くのコーチに見られる事かもしれませんね。











体操競技会はインターナショナル・スクールで行われたんですが
学校代表ということで参加費などは学校が出してくれたようです。






インターナショナル・スクールの体育館、本当に立派です。
これは前日に2時間与えられた練習風景なんですが、
エアコンが効いてて寒かったので寒さに慣れてない桃ちゃんは凍えてました。







体操マットなども普段ボロボロのマットで練習してるので
着地したとたんに体が沈まないので子ども達はびっくり。
感覚がちょっとずれたようでした。











ここに居るのは全員「レベル1」の生徒達です。
段に乗っているのは7才以下の部で入賞した生徒達。

シンガポールなど海外から参加した生徒が上位をさらっていった感じでした。

「レベル1」の生徒さん達、
7才以下の部、8、9才の部、10才の部、11才以上の部と4つに分けての審査でした。









審査の発表の前に参加者全員が参加賞のメダルを貰いました。
(桃ちゃんは前から二番目)










殆どの生徒が賞に入らないわけですから
こういう配慮のメダルは有り難いです。











まあ、どうせ賞に入らないだろうと思ってカメラも持って行かなかったし
桃ちゃんは8、9才の部だったんですが、
7才以下の賞でも部門別でも総合でも同じ子が何回も呼ばれる感じだったので
iPhoneのカメラすら開いてない状態だったんです。

そしたら平均台の点で3位に入ってびっくり。
入ったのはこれだけだったんですけどね。











参加者全員にお土産頂きました。
こういうのはスポンサーさんが用意するようです。









インターナショナル・スクールは初めて行ったんですが
校舎、設備が立派で感動しました。









現地校とは大違いですね~。








羨ましいですが、うちの子ども達にはとてもとても月謝が高くて・・現実的に無理です。
お迎えの時間と重なったんですが、
外交官ナンバープレートが多かったですし。

外交官などは多分授業料など払って貰えるんだと思います。









うちの子ども達には縁がないですが、素敵な学校だと思いました。

写真では分かりにくいですが校庭で高校生の子達がハードルをやっていました。
ハードルなんて家の子達はやった事がないと思います。





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<どうでもいい菜の花家の食卓>



先日50℃のお湯に浸けて柔らかくした(けど柔らかくならなかった)豚肉で作ったバーベキュー。
炭火焼は外なのでメイドさんにやってもらうんですが、
もしかしたらメイドさんが焼き過ぎた可能性も・・・。









しめじとほうれん草のオムレツ。









すっかり埋もれてますが鮭のクリーム煮込み+マッシュルーム、アスパラガス、レモン









オーガニックの野菜は2日前に注文するとその量だけ収穫する仕組み。
値段はオーガニックじゃない野菜とあまり変わらないのですが発注する手間と運転手さんが取りに行く手間が少しだけ面倒ではあります。



もう直ぐイースター(復活祭)

2013年03月28日 06時05分33秒 | フィリピン生活事情


ちょっと前の記事になります。

復活祭が近づくと人々はそわそわ。
復活祭には帰省する人が多いのです。

その上、卒業式が重なるので欠勤も多くなります。

景気が悪い年は復活祭中もデパートなど店を開ける事がありましたが、
今年は木曜日(今日)と金曜日(明日)は殆どのデパートが閉まるよう。








(渋滞だとピーナツ売りが出て来ます)

そんな中、桃ちゃんは23日にインターナショナル・スクール(マニラ)で行われる体操競技会の練習に励んでました。









桃ちゃんはこの茹でピーナツが大好き。

桃ちゃんの小学校は3月15日(金)で終わったので
それからは毎日2時間、体操の練習に行ってました。










2時間の練習って言っても、私は桃ちゃんのコーチの教え方には本当は不満だらけ。
競技大会の1週間前に焦ってもね・・。

私はイライラしてるコーチが子ども達にもイライラした言葉で当たるので
おやつを届けたりしてねぎらいに必死。

うちの旦那さんもそうですがお腹が空くとイライラするし、
最近は暑いので、暑さに弱いフィリピン人ですから。

別に賄賂とかそういうのではなく、
単にイライラして欲しくないだけです。

普通なら仕事中に食べないのが日本人ですが
おやつの習慣があるので交替でさっさと食べたりしてるようです。
そして効果てきめんで大らかに指導してくれるようになるので
やっぱり空腹って危ない。







(茹でピーナツは千葉県出身の人が地元では家庭で普通に食べてたと言ってました)

他の親達はコーチ達が子ども達をちゃんと見てなくても、
ストレッチの方法が間違ってても、
携帯でテキストしてても、おしゃべりしてジベタリアンみたいにたむろしてても気にならないみたい。

それが私には凄く不思議。
でも、私も少しは人間が出来て来て
そんなコーチ達に不満を言わないようになりました。










桃ちゃん、学校からヴァーシティー参加の証明書を頂きました。
(フィリピンは3月が学年末で6月が新学期)










これがいつも話題になっているMMDA(マニラ首都圏開発庁)の職員で、
交通違反者を捕まえようと待ち構えています。











これはカモメさんがまだ居る時の写真。
メイドさんは基本的に言われたことしかやらない・・とは言え、
カモメさんは掃除も洗濯もアイロンも何もしていないので
私が使い終わって片付け忘れた物など冷蔵庫にしまってくれたりしていたんですが、
田舎に帰る数日前、桃ちゃんを寝かせて台所に来るとこんな風に出しっぱなし。

そもそも、メイドさんが居なければ居ないなりの動きがあるわけなので
居ると返って期待してしまって良くないですね。

期待と言えば、今日、日本大使館に桃ちゃんの教科書を取りに行き帰宅すると犬の水がまた空になってたのです。
メイドさんに犬の世話の期待をしてはいけないですよね。

桜に「また犬の水が空だった~」とこぼすと桜が「スノー(秋田犬)は大丈夫かしら。」と外の犬を見に行きました。

暫くして桜が戻って来て

「真っ暗だから見えなかったけどスノーが何か追いかけてた。それで暫く追いかけた後食べたみたいだったけど、その後、水が空だったから水入れて持って行ったら口から泡吹いてた座り込んでる。」

時間は午後7時40分。

急いで掛かり付けの獣医さんに電話すると

「毒蛙かもしれないから急いで病院に連れて行って、午後8時に閉まっちゃうから先に電話してから行ってね。」

ヒュンダイの12人乗りの新車が来たばかりで良かった!
乗用車だったらスノーを乗せる車がなかったです。

解毒剤の注射と点滴をしてもらって無事帰って来ましたが、
(私は同行せず桜と桃ちゃんが主人と一緒に行った。現金は桜に渡して払ってもらった。)
毒蛙で死んじゃう犬の話し、たまに聞くので怖いです。

カモメさんはスノーの食事だけはやってくれてたようで
今のメイドさんは室内犬のご飯やお水も忘れるくらいなのでスノーのご飯も忘れるらしいのです。

でもそもそも主人が飼ってる犬なので主人が今までカモメさん任せにしてたのが悪いのです。
カモメさんはご飯は柵越しにあげるけど
別に可愛がってくれたわけではなく、
お散歩にも連れて行ってくれなかったですし。

これを機会に主人はメイドさんに頼らずに世話するようになって欲しいですが、
医者がくれた薬もさっき間違えて飲ませてたし、
ちょっと頼りない。

(桜が自分であげようと思ってたら自分であげると桜から取って来たけど、
医者が今日は注射したから明日の朝からあげて・・と言われた薬を早速飲ませちゃってました。)

確かに主人、仕事も忙しいみたいなんですけどね。
会社が経営する銀行の支店を増やそうと思ってるらしくて。
今、2つの支店だけでも大変なのに。
養鶏場もだし、製氷会社も、アパートの住人の管理も殆ど主人と社長兄さんで仕切ってる感じで。


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<どうでもいい菜の花家の食卓>



テレビでやっていた50℃のお湯に20分豚肉を浸けると酵素の働きで肉が柔らかくなり、
その後料理しても柔らかいままだと。





でもフィリピンの肉は駄目でした。







こちらは牛肉ですが・・炭酸水に浸けてみました。
さっきよりは効果がある気がしました。






再度、豚肉に挑戦・・ですがやっぱり硬いまま。
フィリピンの肉、硬いですね~。調理方法がなかなか難しいです。



近所の24時間救急センター+ベーキングソーダで癌を治すリンク

2013年03月27日 00時30分22秒 | フィリピン病院関係


<カモメさんについて・・>

またその話し・・と言われそうなので興味のない方はスルーでお願いします。

フェイスブックで繋がりのある片柳神父様のブログを通して
新しい教皇フランシスコ神父が言った、こんな言葉を発見しました。

*片柳神父様のブログ

「心が石のようになるとき、私たちは石を手に取り、兄弟姉妹、とりわけ最も弱い人々の姿をとったイエス・キリストに投げつけるものです。愛に向かって、心を開かなければなりません。」
(3月22日、サン・ピエトロ広場の清掃員や宿舎の従業員と共に捧げたミサでの説教の一節です。ー『オッセルバトーレ・ロマーノ』の記事より)


カモメさんの事ですが、私はカモメさんとはずっと人間として対等に話しをしてきたと思うし、
彼女がお金で困っている時にも躊躇なく助けてあげてきたのですが、
彼女は自分の悩みを私に話したりはせず、
2番目の子を妊娠した時もずっと隠していたり、一人で抱え込んでいるところがありました。

何かを貰いたい時だけ、カモメさんは甘えるような声で親しげに、しかも笑顔で話しかけてきました。
滅多に見れない彼女の笑顔で要求された通りに色々やってあげてました。

でも私が皆で分けてね・・と食べ物や服をあげるとカモメさんは独り占めにする事が多かった。

愛情をかけてもらってないで育ってしまった人に愛情を理解しろと言ってもきっと限界があると思う。
彼女もきっと心が石のようになっていて、だから新しいメイドさん達を苛めていたのでしょうか。
彼女の苛め方は殆どが仕事について質問されても返事をしない、無視の形で、相手が失敗するのを待って怒鳴りまくるとか、私に叱られるようにしむけるなど。

メイドさんにはカモメさんに聞かないで私に聞いて、と何度も言うのに
目の前でカモメさんに聞いてカモメさんが返事すればそのやり方をし、
私のやり方は通らないのです。

メイドさんは私に畏敬の念は持っていず、カモメを恐れて彼女に従ってました。

私が何かのことでカモメを叱ると、彼らの行いのせいで自分が叱られたと恨んでフィリピン語でダボッグという大きな音を立ててドアを閉めたり、戸棚を開け閉めしたり、足音大きく歩いて「怒ってるんだからね」と表現する。

私が他のメイドさんに何かしてあげるのもカモメさんには許せなかった、自分だけが私に物を貰ったりしたかったけれど、
それは私に可愛がられたかったと言うよりは自分だけがお金や物を独り占めしたい気持ち。

「愛に向かって心を開かなければ」

と言うのは簡単ですが、愛を体験した事がなければ多分、他人を愛するなんて馬鹿げた白々しいことだと思うのかもしれないですね。
本当はカモメさんだって今、自分の息子2人を育ててくれてる実の母親の愛に気づくことも出来るとは思うのですが、
彼女の母親はずっと行方不明でそのせいで、お父さんは面倒見きれなかったのか彼女を叔母の家に奉公に出し、そこでメイドの仕事をしながら高校を卒業したのです。

結果的には実の母親は戻って来てお父さんが突然脳梗塞で亡くなる時にも立ち会えたんですが
カモメさんの心はまだ傷ついたままなのかもしれません。


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<ベーキングソーダで癌が治る??>

余談が長くて申し訳ないです。
こちらもフェイスブック繋がりで来た情報。

英文なんですが、前に癌について検索魔になった事があり、
その時にスエーデンだかフランスだかの医者が発表した論文で癌は酸性体質を嫌うので体をアルカリ性にすればいいみたいなのを読んだ事があるのです。

でも分かりませんが、体が酸性とかアルカリ性とかってどの程度までなんでしょうね。
極端にバランスが崩れると体の機能に問題が生じそうです。

もっとも彼がベーキングソーダを使ったのは短期間だとブログにも書いてあり
食事(彼が勧めるのはレモンやスイカ)からアルカリ性体質に持っていく事、不快呼吸や瞑想などお役立ち情報満載な感じです。

英文なのがちょっと残念ですが、今はグーグルでも翻訳機能があり、正確ではなくても大まかな意味が分かりますよね。
と言うわけでリンクを貼っておきます。

ベーキングソーダで癌を克服(英文)



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先週の日曜日、桃ちゃんを近所の救急センターに連れて行きました。
土曜日、頭痛がすると言っていたのでデング熱だったら・・と心配だったのと
日曜日の朝、首が痛いと言い始めたのです。

フィリピンでは個人の医者が日曜日にクリニックを開けていることは殆どありません。
具合が悪くなったら「救急外来(ER)」へ行って下さい、と小児科医にも言われています。

しかしフィリピンの救急外来に行くのはあまりお勧めしません。
先ず研修医が多いので誤診がたまにあるし、
人が多いので凄く待たされるし、
公立は無料ですが、私立は受付を済ませた時点で診察してもらわなくても支払いが生じてしまいます。
救急外来使用料・・みたいな。

日本円にしたら高くない金額ですが1000ペソ~2000ペソ(2300~4600円)は軽く出費。

公立の病院は無料で、しかも診断技術も高いし、
桃ちゃんの小児科医のいる国立小児病院などは救急外来の医師を指導する医師が常に居て必ずお伺いを立ててるので私は信頼出来るんですが
ただの風邪で行くとかなり待たされます。
虎次郎がガラスで足を切って縫ってもらった時などは直ぐに対応してくれましたが。

(余談ですが公立の救急外来が無料と言うのは凄いな~と思います。
しかも身分証明書など見せる必要もありません。)




この左の建物









入り口









似た様な建物ですが別棟で洗濯屋さん、お菓子屋さん、美容院が入っている。











24時間看護師が勤務してるそうです。











誰も患者さんがおらずこの看護師さんが問診中。







手でバイタルなど取って記録。








この可愛い女医先生が診察してくれました。
中国人でポア先生って名前。






蚊除けを見つけ





支払いは275ペソ(630円くらい)。
私立の救急外来で何時間も待たされ、下手するとあまり必要のない血液検査などされてさらに出費になることを考えると
本当にストレスがありませんね。

最近このライフラインという会社、あちこちに支店を増やしているそうです。
私たちはこの値段ですがメイドさんや運転手さんはもっと安く診てくれるので私は気軽に医者にかからせています。
(205ペソ=470円くらい)

年会費を払うんですが1世帯(メイドや運転手さんも込みで)700ペソ=1600円くらいです。
これを払っておくとメトロマニラ市の何処に居ても無料で救急車を頼めると言うのが売り。
フィリピンの救急車は有料で何処から来たかによって値段も違うようなので安心です。







閑静な住宅街にあり、ここが駐車場。








家から歩いても多分20分くらいですが、
遠くに小高い丘が見えるでしょうか。あれが私の住んでいる住宅街がある場所。

近所に24時間診療のクリニックが出来て、
しかもお支払いも良心的で大助かりです。
メイドさんや運転手さんがちょっと風邪引いてもこちらに送っています。



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<どうでもいい菜の花家の食卓>



韓国人が増えてこういう太くて短い大根が多く売られるようになったので
大根煮を作ってみました。

中に入っている練り物は韓国食材屋さんで買った物。
やっぱり日本の練り物の方が私好み。
(もしかしたら使い方を間違えてるので美味しくないのかも・・汗)



乳がんで働きに来たメイドさん

2013年03月25日 03時57分51秒 | フィリピン人使用人関係


いよいよホーリーウィーク(聖週間)になりました。
桃ちゃんが試験前から毎日練習してきた器械体操大会も終わって
その記事も書きたいのですが、写真の整理がまだ出来ておらず・・(汗)。

また使用人のお話しです。



これは紹介所で面接中に撮ったもの。
彼女、面接の時には病気のことを一言も言いませんでした。

年齢は40才。
19才~8才の4人の子どもがいて、ご主人は別の女性が出来て別れたよう。
彼女の母親がブラカンというマニラ近郊で子ども達の面倒を見てくれてます。

彼女が言った言葉は

「私を雇って絶対に後悔させません。」
「何の仕事でも出来ます!」
「料理はフィリピン料理は作れますがそうじゃない料理でも教えてくれれば覚えます。」

明るく感じが良い雰囲気だったのですが面接中、給料でちょっと揉めました。

私は今回、お料理を覚えないうちは月給4000ペソ(9200円位)、お料理を覚えたら5000ペソ(11,500円位)に昇給したい、と言ったんですが、彼女は料理でも、掃除でも、子ども相手でも何でもするので5000ペソは譲れないと言ったのです。

忙しいのに彼女と3時間ほど話し、最後には私が折れて
こんなにやる気満々、自信満々なら使えるだろう、と思って5000ペソで雇ったのですが、
一緒に来るのかと思ったら

「実は昨日まで働いていた家でお年寄りの介護をして夜勤だったので寝不足なんです。
明日からの仕事にして下さい。」

と言われたのです。

仕方ない・・とその日は帰ったのですが
実際彼女を迎えに行くのも方向違いで一苦労。

お昼過ぎに当時はまだ働いていたカモメちゃんと学校が終わったばかりの桃ちゃんを連れて彼女を無事お迎え。
家に着いたのは午後4時頃。

初日で彼女も仕事について殆ど何も知らないにしても
メイドの部屋に入ったきり殆ど出て来ない。

あれ、おかしい・・と思い始めたのですが
まだ夜勤の後遺症なのか、まあ翌日働いてくれればいいか、と思ってその日はそのまま。

翌日、料理を教え始めるのですが要領が悪くて覚えられるのか不安になってきました。
やる気はあるのだけど。

すると夕方6時頃、突然、

「あの、話しがあるんです。
実は私、乳がんのサバイバー(survivor)なんです。
でも夜勤で働いていた家で食事もろくに食べさせて貰えなくて、
多分そのせいで足が腫れてるみたいなんです。
私の担当医に携帯テキストで聞いたら直ぐに診てくれると言うので行ってもいいですか?」

と言われました。

見ると本当に足首が2倍くらいの大きさ。
感染症で抗生物質を7日飲んだけど良くならないと。

サバイバーという言葉はかつて癌だったのが完治した時に使うのではないかと思うので私はこの時、そう解釈し、
足の感染はまた別のことと思いました。

ところが4日後に戻って来た彼女から話しを聞いてみると、
私の家を去ってから2日間、入院していたよう。

PGH(国立フィリピン総合病院でフィリピン大学医学部と直結している)の白カードを持っているので医療費も薬も無料なのですが、白カードを持っている人は多いので朝5時から並ばなくてはならず、ブラカンからPGHまでは遠いので携帯テキストで診ると言った医者が手配した救急車で行ったらしいです。

どうやらその医師はブラカンの政府系病院の医者らしく、PGHに行く場合はノータッチのよう。

癌病棟に行くと医者が直ぐに入院しろ、と言ったらしいけど
同行した長男も彼女も入院を断って自宅に戻り、その翌日、家に戻って来たのです。

その時に初めて彼女が医者が乳がんがあちこちに転移してると言ってると話しました。
体のあちこちが痛いらしく
長時間立っているのも辛く、料理などガスの熱なども良くないとかで料理も出来ません。

本当は仕事なんて出来ません・・。

それで家に戻って来た翌々日、お昼頃に彼女に辞めて欲しいと話しました。

桃ちゃんと同い年(8才)の息子さん、まだまだお母さんが恋しい年。
一緒に居てあげたらどうなのかな・・と言うと泣き出しました。

彼女、姉だか妹だかが日本人と結婚しており
そのご主人がお金を送ってくれるそうで、全く困ってるわけではないんです。

もちろんお金がある方がいいし、長男君が今、大学で職業実習に行っていて、後半年すれば働いてくれそうなので、それまで頑張りたいようなんですが、
一応、白カードを持っているので医療費の心配もないですし。

薬は入院中は無料でも外来だとくれるのは7日分でまた並ばなくてはならず自費で足したりもあるようですが
医療費が高いフィリピンで恵まれている方だと思うのです。

どうして仕事しているの?

と聞くと

「病気のことを忘れていたいから」

と答えました。

それはそうなんでしょうね・・・(涙)。

入院したくなかった理由を聞くと、入院すると痛い検査が多いし、
15才以下の面会謝絶というのがPGH癌病棟の規則なので8才の息子と14才の娘に会えなくなるからと言ってましたが、
だったら尚更、家に働きに戻るのではなく、子ども達と過ごすべきですよね。

足の腫れは引いていたんですが、彼女の医者はそれも癌のせいだと言ったとか。
尿酸が高いから腫れたとも言うのですが全く分かりません。
もう1つ、首にも転移したものがあるのですが医者が手術出来ない場所だ、手術すると脳腫瘍になるから、と言ったそう。

無料で治療を受けているのでそれがベストの治療ではないかもしれないですし。

ただ彼女、癌が転移するという解釈を全く違った捉え方をしていて
癌は体のあちこちを移動して歩く、今はここだけど、次はそこを離れて別の場所・・のように思ってるようです。
大きくなったら医者が柔らかくなる薬を入れて注射器で吸い出すと消える・・と言ってました。






これは桃ちゃんが撮ったらしくて私の携帯に入ってました。

桃ちゃんには本当に数日だけど優しくしてくれて桃ちゃんも喜んでいたんですが、
ただね・・

私はメイドさんが辞めると親しくなくてもやっぱり子どもは精神的な別れがあるので
必ずメイドさんには桃ちゃんに「さようなら」と理由を言ってもらっているので
彼女にも「桃ちゃんにさようなら言ってね」と言ってあったのです。

そして彼女がいよいよ出て行く時、

「さようなら言ってくれた?」

と聞くと

「ええ、キスしてくれたわ。」

と言うので驚いてしまいました。

桃ちゃんは8才なのでまだその辺は分かってないですし、
済んでしまったことは仕方ないので、そのメイドさんはもう辞めるので何も言いませんでした。

夜お風呂の時に桃ちゃんに聞くとやはりメイドさんが

「さよならのキスして」と言ったそう。

ほっぺたにキスしたそうなので口じゃなかっただけ良かったです。
桃ちゃんにはどんなメイドさんにも絶対にキスしたら駄目と言いました。

家には5日間居たんですが、その5日の最初の日は午後4時からですし、最後の3日は午後1時頃に戻って来て、翌々日のお昼過ぎに辞めてもらったので、実際には3日ちょっと家に居ただけです。

最後までやる気は満々だったんですが体がついていかない感じ。
お料理に関しては味の素や化学調味料を料理に入れるのが好きだって言ってたので
最後まで彼女には料理してもらいませんでした。

健康の大事さ、有り難さを彼女を通してひしひしと感じました。



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<どうでもいい菜の花家の食卓>



フランスの家庭料理の本で見たズッキーニのスフレ。
ズッキーニを茹でて、
予め作っておいたホワイトソースと一緒にフードプロセッサーにかけ、







卵黄を入れてさらに混ぜ、







卵白を泡立ててふっくら混ぜるだけ。







お好みのチーズを混ぜておきます。







ブルーチーズなどでも出来るようです。
大人気でした。お勧めです。









炊飯器のような形の電気揚げもの器で作るとたった12分で中はジューシー、外はパリっとしたフライドチキンが出来上がります1










烏賊が硬く仕上がってちょっと失敗。
でもパセリは美味しく頂きました。最近パセリにはまっています。



長年勤めたメイドさんの解雇(長文)

2013年03月23日 01時16分54秒 | フィリピン人使用人関係


この記事、実は、前回投稿した記事の後ろに載せたのですが、
長くなったのと状況が変わりそうだったので別の記事にしました。

結果的には長年勤めてくれたカモメさんを解雇すると決めました。

彼女は長年勤めたと言ってもずっと長期に勤めたわけではなく、
最初は長女が1才の時~2才くらいまで。

この時、たまたま出産で日本に帰国している間にカモメさんは義姉のメイドから結核をもらい、
それが桜にうつってしまい、小児科医にメイドさんを調べるように言われるとカモメさんが結核でした。

当時の私は結核の治療薬が無料だと知らず
(医者も教えてくれなかった)
4ヶ月分の薬を買って持たせ田舎に帰しました。

カモメさん(当時21才くらい)は実は一ヶ月後にはマニラにまた戻って来てメイドの仕事をしていたのですが
私には連絡もしてきませんでした。

カモメさんのいとこが2人、主人の親戚の家でメイドをしていたので状況が耳に入るだけ。
(当時は携帯もなかった)

2度目は息子が小学校低学年の頃から3、4年働いたでしょうか。

3度目は桃ちゃんが2才くらいから2年ほど。
1人目の息子とは別の男性(また妻子持ち)の子どもを妊娠し、出産が間近で退職。

そして4度目、もう直ぐ5才の彼女の次男君が6ヶ月から働いているので4年ちょっと働いたのでしょうか。

慣れ親しんだメイドさんで、信頼も出来ると思っていたので
辞めさせるのには勇気がいりました。

先週の土曜日、カモメさんの長男君の幼稚園の卒業式だからと田舎に帰ったのですが
居なくなっても誰も困らないどころか、

桃ちゃんは

「もうカモメさんが田舎から戻って来ないように言って~」

と言うんですよね。

学校のお迎えを頼んだ時にグズグズしてたら怒って腕を痛くつかんだとか、
桃ちゃんが「痛い!(アウチ!)」と叫んだら警備員も居たのでヤバいと思ったのか手を離したんですって。

別の日には桃ちゃんが鞄に何か入れようとして待ってと言ったけど待ってくれないでさっさと車の方に歩いて行ってしまった(校門の外)、と桃ちゃん。

桃ちゃんはトットちゃんタイプで凄くおしゃべりなのだけど
学校のお迎えに来た時に

「携帯電話はキンダーの入り口( kinder gate )でしか使っちゃいけない校則なの。」

と桃ちゃんが言ったら、カモメさんがタガログ語で

「kinder gate ka dyan」(何がキンダーの入り口よ)

と怒鳴ったそう。

なんか自分のイライラを他人に八つ当たりしてるって感じなのかな。

カモメさんは最近、物忘れが酷くなってきた人なんですが
昔から彼女のせいでメイドさんが長続きしない・・という事が多かったのです。

彼女のやり方は、先ずは「無視」。
話しかけてもシカとするのです。

あとは私が古着とか何か他のメイドさんにあげたりするとその人に

「新入りの癖に媚びるの上手いわね。」

と言ったりするみたいです(とそのメイドがだから要りませんと言って来た)。

じゃなかったら

「Aking na lang(私にちょうだいね)」

と相手に何も言わせずに自分の物にしてしまう。

こういう事は前からしていたかもしれませんが、私が気づくようになったのはつい最近。
自分で自分のしてること、分かってるのか
前に思いあまって辞めさせようと個別に話しをしたら

「私の態度が悪いからでしょ」

と言い、態度が突然良くなった事がありました。

最近は私が桃ちゃんの送り迎えしてたので
カモメさんの仕事は虎次郎の部屋の掃除と、虎次郎や桃ちゃんの食事、虎次郎の洗濯物を洗うことだけ(たたむのやアイロンは別のメイドがしてる)。

いや、でも最近、桃ちゃんに食事を食べさせないことが多かったので
私は何度も何度も注意していました。

もうしまいには桃ちゃんを連れて買い物に行ってファーストフードでもいいからと食べさせるようになってました。

虎次郎の食事も作ってくれなくなってたので
ファーストフードの配達など活用しました。

これで月給7000ペソ(1万7千円くらい)は高過ぎでした。

今はカモメさんが居ないので別のメイドさんがカモメさんの仕事をしているんですが
全く普段通りで大変そうな様子もないのです。

義姉に給料について聞いたら
彼女の家には今、住み込みが2人いて、一人は3500ペソ(8400円)で掃除のみ。1人は掃除とお料理で4000ペソ(9600円)。
そして週に2度通いのメイドさんが来て洗濯とアイロンを全部やっているそうです。

うちはカモメを除いても給料は4000ペソ(9600円)が2人、5000ペソ(1万2千円)が一人、これにカモメさんの7000ペソ(1万7千円くらい)を加えると合計2万ペソ(4万8千円)。
カモメさんの給料を5000ペソに下げたとしても18000ペソ(約4万3千円)。

彼らの食事は支給し、洗濯石けんも支給、シャワーも毎日浴びますし、
日本と比べたら安いのですがフィリピンでは決して悪い金額じゃないと思うのです。

カモメさんに関しては、彼女はきっと元々情緒不安定なのでしょうね。
私が出会ったまだ21才くらいの頃は両親を恨んでるとよく言ってたので育った環境が関係してるかもしれません。

去年、お兄さんが交通事故で借りた1万5000ペソ(3万6千円)の借金がまだ殆ど残っていて
休暇までに返すという約束だったのがまだまだ返し終えてません。

なので今辞めさせるとその借金は帳消し。

まあお金の話しじゃないですが。

シングルマザーで4才と6才の息子2人がいるカモメさんを突然辞めさせる・・というのもちょっと良心の呵責でした。
ただ・・カモメさんは掃除もしたくない、アイロンも背中が痛くなるから無理、料理も好きじゃないと言い続けて最近は料理も段々しなくなってきてたのです。

そして極めつけは、彼女のこのテキストメッセージ。

田舎にいる彼女に

「私、あなたち毎日毎日怒ってばかりでしょう? あなたも怒られるのは嫌でしょうし、私も怒りたくない。
一体どうしたら良いと思いますか?」

とテキストしたのです。
すると彼女の返事はこちら。




白がカモメで、緑が私です。

カモメ「私のこと、嫌なの?」
私  「だって私、あなたにいつも怒ってるでしょう?」

カモメ「だって私、あなたがいつも怒ってるのに慣れてるじゃない。」

この返事を見て私は彼女の解雇を決意しました。

私は怒りたくて怒ってたわけじゃなく、彼女が言われたことをしないので注意していたのです。
目の前で「これ、冷蔵庫に入れて」と言って渡しても冷蔵庫に入れないで人が普段見ないような場所に置きっぱなしとか、
(見つけた時には腐っている)
自分が怠けているので自分の地位が危ういと思ったのか他のメイドさんに全く仕事を教えず、
かと言って自分ではなかなかやらない。

外の犬にフロントラインという害虫駆除の薬を運転手さんに教えながらつけてあげて、と言ったのもとうとう1週間過ぎてもやらないので
運転手さんにクマで実演の真似して見せて自分一人でやってもらったり。

私には「教えました」と言い、メイドさんに聞くと全く教えて貰ってない・・と、
注意すると私も無視。

当然、正直に私に「カモメに仕事を教えて貰ってない」と言ったメイドさんにはもっと意地悪するわけです。

あと新しいメイドさんが気をきかせて

「おやつ用のジャムとか出した方が良いですか?」

など聞くと

「Hayaan mo sila(勝手に取るから放っておきな)」

みたいな言い方をするから戸惑った・・と言う声もよく耳に入って来ました。

高い給料を払っても長くいる信頼出来るメイドさんだから・・と今までキープしていたと思うのですが
彼女の柄の悪さ、情緒不安定さに振り回され、周りのメイドさんも私を恐れないでカモメさんを恐れてびくびく。

40才になったばかりの彼女、今ならきっと別の就職先を見つける事も可能かもしれないし、
もっと厳しい雇い主の元で普通になる可能性もあるかもしれません。

こうなってしまったのは私の対応のせいでもあるわけです。
彼女は押しが強くて、私はそれに押されてしまって彼女の言いなりになっていて。

こう書いて見るとちょっと気持ちの整理が出来ました。

他にも最近のカモメさんは
私が余り物の食事をメイドさん全員にあげたりするとカモメさんが一人で食べてしまうとか、

スーパーで私はカモメさんに何でも好きなお菓子を買っていいよ~と安いフィリピンのお菓子を買ってあげるのだけど
他のメイドさんが欲しいお菓子は買わないとか、

あと私が桃ちゃんの古着を4才の娘が居るメイドさんにあげようとしたら
また得意の

「私のにしてよ(aking na lang)」

と言い(そういう時だけ笑顔)、理由を聞いたら、お休みの時に泊めてくれる叔母の家に小さい女の子がいるからその子にあげたい・・と。
それで桃ちゃんの古着はカモメさんが殆ど持って行った感じ。

カモメさんが失敗しても私は

「次回から気を付けてね。」

と言うだけなのに、他のメイドさんが失敗すると怒鳴りつける。
自分には甘く、相手には厳しかったです。

それから、今回田舎に帰る時に荷物をチェックしないで私が寝ている間に(いつも私が寝てても起こしに来るのに今回は起こしに来ず)
しかも家の運転手さんと家の車を勝手に使ってバス停まで送らせたのもちょっと許せません。

去年、帰省する時に荷物をチェックしていたらあげてないのに入ってる物があって

「え、これあげたっけ?」

と聞いたら

「iwan na lang (置いていってもいいですよ)」

と何とも曖昧な返事。置いて行ってもらいましたが、今回はチェックしてないのですが大量荷物だったそうで(他のメイドさん談)、何を持っていたのか全く分かりません。

カモメさんが休暇で出て行ったその瞬間、
私は家事の大変さよりも、毎日毎日カモメに怒ってたのが全くなくなり
もの凄く平和な気持ちです。



最近、日中の暑さがどんどんあがってます。
そうかと思うと雨が降ったり蒸し暑かったり。
日本も季節の変わり目で気温の変化が激しいですね。
お体に気を付けてお過ごし下さい。



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<どうでもいい菜の花家の食卓>



セロリを含む冷蔵庫の余り物野菜を集めてきました。









パンケーキを薄めに作り
(一応四角いフライパンなので形が不揃い)・・。







生地を2つに折るだけ。








さっきの料理にグリーク(ギリシア風)ヨーグルトとオーガニックきゅうりの下ろした物を
合えたもので頂きました。









フロリダの思い出

2013年03月20日 00時44分48秒 | 日記



たった今、電話会社に電話してネットが繋がるようになりました!
電話しなかったらきっと夕べ、電話会社のおばさんが言ったように3日ほどかかっていたことでしょう。
フィリピンでは催促って大事ですね。
そして催促する時は腹を立てずに「泣き落とし」が効果的です。
それから決して期待しないこと。
駄目ならまた数時間後にかけ直そう、くらいのゆとりの気持ちで。


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と言うわけで台所にある私のパソコンにはWi-Fiが届かないので
写真のアップロードが出来ないでいました。
今から洗濯、料理などしなくてはいけないので今日は簡単に。






桜がフェイスブックに古い写真をスキャンして載せてくれたので一部拝借。

桜が小学校4年生、虎次郎が小学校1年生の時なので
すご~い昔の話しです。

なので私もまだまだ若い感じ・・・。

911があった翌年なんですよね。

ちなみに、アリゲーターは口先が尖っているそうなんですが、フロリダにはクロコダイルも生息してるらしいです。
うちの玄関前でひなたぼっこしてたのはアリゲーターだったと思いますが。











主人は今よりずっと太ってました~。















車がなかったので学校入学の為の健康診断をしてくれるクリニックまで2時間半歩いて行きました。
途中でタンポポが咲いていて2人とも楽しそうでしたが、
帰りはさすがにまた歩いて帰るのは疲れてしまって
(そもそもクリニックに1人しか患者がいないのに2時間待たされ、やっと自分たちの番になっても若い白人でハンサムの医者は子ども達とジョークを言い合ってちっとも仕事せず検診に時間がかかった)

その日は結構暑くてぐったりして子ども達と歩いてたら偶然バス停を発見!
運転手さんに自分の住んでいる場所を通るか聞いたら通ると言うので万歳~と乗り込みました。

クリニックの受付のおばさんなんて

「バス停の場所?全く知らないわ。路線も知らない。車で通ってるもの。」

と冷た~い視線。しかも彼女が会計間違えたので後日、こちら負担で郵送してくれとか言われて散々。













一番後ろの2人がうちの子達。

アメリカではスクールバスが停まる時は道路に走ってる車は反対車線でも全部停止しないといけないんですよね~。
最初見た時は驚きました。

この子達ももう家の子くらい大きくなってるんですよね。
昔はフェイスブックもないし、今ではどうなったか知りようもないです。

隣に住んでいたユーゴスラビア人の生物学者の奥さんと子ども達とはとても親しくしてもらったのですが
こちらもあれっきり連絡先すら分かりません。



私がアメリカで一番感動だったのは

「話しが通じる」

ってことでした。

「言葉が通じる」ではなくて「話しが通じる」です。

言葉はね、発音も下手なネイティブじゃない私はちょっと大変なこともありましたが、
フィリピンでは話しても理解してもらえない事が多いのに
アメリカの人は何でも直ぐに理解出来る。

あ~やっぱり教育なんだな~とつくづく思いました。





未払いでネット切られる

2013年03月19日 03時04分40秒 | フィリピン生活事情



風邪気味だった桃ちゃん、御陰さまですっかり元気です。
ご心配下さった方々、本当に有り難う御座いました。


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二週間くらい前だったか、こちらの電話局「PLDT」という会社から電話で
今月の支払いがまだですと教えてくれました。

お礼を言って電話を切るとさっそく請求書を探しますがありません。

それでまた電話局に電話して

「実は未払いと電話があったのですが請求書がないのでアカウント番号と金額だけ教えて頂けますか。」

と聞きました。

ところが電話に出た女性、期日通りきちんと払ってありますよ~って。

何度も確認しましたが払ってあると聞いて主人が払ってくれたのか?
と思いましたが忙しい主人に確認はしませんでした。

そして今日、突然、ネットが切られたのです。

日中は桃ちゃんの送り迎えで殆ど落ち着いた時間が取れなかったので
夜モールの中にある電話局で急いで支払い。

再度の接続にはまた全部の支払いさせられるのかしら~。

何はともあれ超スローなんです。

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<どうでもいい菜の花の食卓>



茄子を一度湯通しし、余り物のパスタソースで召し上がってる方が多かったんですが
大丈夫かしら。








焼き上がりはこんな感じ。






新しい交通違反切符

2013年03月17日 01時01分52秒 | フィリピン生活事情


今日は桃ちゃん、具合悪いんです・・。頭痛がするだけで熱はないけど、デング熱も頭痛の症状があるので心配。
4日ほど前だったか、桃ちゃん、足20カ所くらい蚊に食われたのです。

何と家の工事してる大工さんが古い屋根だけじゃなくて天井も外したので蚊が家に入りたい放題になってたのだけど
その天井は居間の普段は誰も行かない場所だったので

「なんか蚊が増えたけどドアの開け閉め気を付けて!」

とメイドさんに注意したり蚊取り線香焚いたりして、実は天井が開いたままとは夢にも思わなかったのです。

蚊除けローションは外に行く時は必ずつけてるんですが
室内では蚊が殆ど居ないのでよっぽどじゃないとつけておらず
桃ちゃんが蚊に食われて初めて気づき、本当にショック。

昨夜は桃ちゃん、夜泣きしなかったけど、水曜日と木曜日の夜は具合悪そうに夜泣きして大変でした。
それで私も2日連続、睡眠時間3時間。

日中は桃ちゃんの送り迎えや(学年末試験だったので熱もないし学校に行かせた)
新しいメイドさんを面接したり、犬の予防注射(3ヶ月に一度)に連れて行ったり、と寝る時間もなくて、
(まあ私は大人なので無理がきくんですが)
でも私が忙しいので一度だけ古くからいるカモメちゃん(メイドさん)に桃ちゃんのシャワーを頼んだのです。

夜泣きして世話してたら髪の根元が濡れたまま。
表側は乾いてたんですが根元は濡れたままだったんですね。

フィリピンでは夜の洗髪はお年寄りの方が盲目になるから絶対にするなと言うんですが
私も髪が濡れたまま寝ると朝まで体が苦しくて辛いのです。
と言うのは濡れた髪が一向に乾かないから。

つまりお風呂からあがって髪が濡れてるような状態が何時間も続くわけなんです。

最近は湿度が85~95%で、気温も30度前後。
男性など短い人は乾くかもしれませんが、女性は夜シャワーしたら必ずヘアドライアーでしっかり根元まで乾かしてから寝るといいと思います。

桃ちゃんは試験の勉強も毎日3~4時間はやってたので
疲れが出ただけならいいんですが。

古くからいるメイドさん(カモメちゃん)はシャワーの後、ドライアーするって分かってるのにやってくれなかったのかな。

そのカモメちゃん、今朝田舎に向かって旅立ったので聞けないのですが、
オーガニックのキュウリが半分使いかけで残っていたのをメイドさんの食事に出してあげて、とカモメに渡したキュウリもさっき見たら腐ってメイドさんの食事のテーブルに置いてあったし、
桃ちゃんが昨日喜んで食べてた茹でたうずらの卵、3つだけ残ってたのもテーブルに出しっぱなしだった。
カモメちゃんはまだ40才なのだけど最近、物忘れが酷いんですよね。
若年性認知症みたいな病気だったらどうしましょう~。
それとも田舎に帰ることで頭がいっぱいで仕事に身が入らなかったのか・・。

最近給料を減らしたのでストレスとか。
でも彼女、最近本当に仕事しないのです。
口で伝えて、ホワイトボードにも書いて、それでも忘れる。
元々の性格が無口であまり本音を言わない人なのですが
他のメイドに八つ当たりしてるのを陰で聞いたことは何度かあるのです。

そうしたら桃ちゃんが最近、

「カモメさんが直ぐに怒鳴るから一緒に居たくない」

って。

多分桃ちゃんがグズグズしてるからイライラして怒鳴ってるんだと思うんですけどね。
本当に桃ちゃんってトットちゃんなので忍耐を試されますし。





以下の記事は前に書いたのですが投稿するのを忘れていたものです。
せっかく書いたので載せますね。

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<新しい交通違反切符>

先週末の出来事なんですが、
土曜日、どうしてもスーパーに買いに行きたいものがあって一人で運転して出かけると





この日はあまり渋滞じゃなかったのですが、
エドサ通りに出て暫くして交通整理のお兄さんに捕まりそうになりました。

ギョギョ、また新しく捕まえる方法を考えたわ。

車を停めるように合図されたけど前方に車が走ってなかったのでそのまま逃げ切りました。








ちょっと見にくいのですが、ここがエドサ通り。
エドサ通りと言ってもカロオカン市に向かう方面。

彼らが考えた新しい捕獲作戦とは:

エドサ通りでは、交差点ではない場所に何カ所か「Uターン」出来る場所が設けてあるのですが、
ご覧の通り、5車線くらいの道。

でも右側の2車線はバス専用なので一般の車は進入するだけで違反切符を取られます。
しかもその2車線に入りきれないバスが3車線目にはみ出して来る停留所付近はどうしても一般車は押されて左に寄ってしまいます。

左に寄らないと走行出来ないので・・。

そんな停留所付近を少し通り過ぎた辺りに「Uターン」があるのです。

その「Uターン」専用に左側2車線は直進車は入ってはいけない、と彼らは決めたのです。
決めたって言っても道路にペンキで「Uターン」の矢印が書いてあるだけ。
渋滞していたらそれすら見えません。

ここはハイウェイなので前は2車線分「Uターン」と描かれていても
左1車線だけ使って「Uターン」していました。

なので左から2車線目の車で直進する車もいれば、「Uターン」する車もいたんです。
もっとも道路がガラガラだったら皆、1車線目で「Uターン」しますよね。

フィリピンでは「Uターン」しないけど一番左を走ってる遅い車などもいるので
(右2車線はバス専用なので遅い車が中央分離帯付近に追いやられることが多く)

自分が「Uターン」するからって左から2車線目を走って遅い車を追い越して「Uターン」しようとしたら
遅い車が直進することだってあります。

中央分離帯付近が速い車専用、遅い車は2車線目と言うのはフィリピンも同じなんですが、
遅い車が真ん中に走ってるのも私たちからしたら迷惑なのです。

なのでここでは誰もが、遅い車は中央分離帯辺りを走っても仕方ないって納得してるんじゃないかな。

それなのに左2車線を「Uターン」専用にし、右2車線はいつも通りのバス専用。
遅い車、普通の車など直進車は全部、真ん中の車線に追いやられ、
バス専用道路からはみ出したバス達も真ん中の車線に飛び出して、
今、その場所は大渋滞になってます。

私が捕まりそうになったのはそんな状況で左から2車線目を使って直進しようとしたから。

真ん中の3番目の車線はバスやら遅い車などで通れなかったのです。
もちろん待ってればいつかは通れたと思いますが、
「Uターン」車線がガラガラだったんですよ。

そのガラガラの「Uターン」車線を通り過ぎた場所にマニラ首都圏開発庁(MMDA)のおじさん達が立って直進車を捕まえてたのです。

スーパーの帰り、それで捕まえてると分かってたので
3車線目に飛び出したバスのお尻にくっついてひたすら渋滞の中でじりじり運転をしてました。

「Uターン」車線がガラガラでも、スムーズに流れてても絶対に入らずに。

そしたら案の定、今度は道路の真ん中の中央分離帯から2車線目に10人ほどのおじさんが立って
直進車が絶対に逃れられないように人間バリケード作ってました。

その場所はバスがだんごになって大きく一般車線にはみ出してるので
前方が見えにくくて、そのおじさん達を死角にしてるんですよね。

こういうので捕まえるってどうなの?

と言うか、そもそも「Uターン」に2車線も使うのが変でしょう~。
ハイウェイなんだから、直進車が1車線しか使えなかったら大渋滞になるのは分かるでしょう。

大渋滞になればガソリンも無駄に消費するし、
空気も汚染されます。

最近は交通違反する車なんて滅多に居ないので何か新しい捕獲案を考えないと副収入が減るからなんでしょうけど
こういうのはやめて頂きたいです。

もっとも・・政府職員の給料が低過ぎるんですよね。
税金払ってない人が多過ぎなのです。

払ってない人が多いから税金も凄く高いですし。
うちみたいなサラリーマンが一番取られるのは日本も同じかもしれません。

デパートの売り子さんのように月に1万ペソ(2万3千円)以下の収入でも所得税はきっちり3割りほど引かれますし、
うちの運転手のように手取りが1万6千ペソ(3万7千円)くらいあっても税金は一切払わなくていい仕組みなのです。
(ファミリードライバーは会社登録されてない場所で働いているから)
ただし会社で働いていると適応される退職金(勤続年数×一ヶ月分の給料)などはファミリードライバーの場合は出す義務はないです。





桜に抱かれたまま寝てるフジ。
フジはネットの動画で見たあることをしたら噛まなくなりました。
今度紹介しますね。




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<どうでもいい菜の花家の食卓>



主人がお昼に居ない間の息抜き食事・・・。きつねうどん+海藻サラダ












レモンタルトを作ろうと思ってレモンを絞りました。






練りパイ生地は冷蔵庫で寝かせます。







レモン汁+レモンの皮+卵+生クリーム+牛乳でタルトのフィリングを作り・・





空焼きしたパイ生地にレモンフィリング液を流したんですが・・
右のパイ生地を伸ばしたのはうちの新しいメイドさん。

彼女、テスダと言う政府のお菓子養成コースを数ヶ月だか1年だか分からないけど終了したそうで
お菓子作りが得意って感じではないにしても
パイ生地を伸ばして~とお願いしたら綺麗に伸ばしてくれました。








焼き上がり。いつもiPhoneで写真撮ってるんですが今回は光っちゃいました。
綺麗なパイ生地が彼女の作品。








レモンフィリングは改善の余地がありそうですが
練りパイ生地は美味しく出来ました。卵黄を結構沢山入れてあるせいかしら。





夜の自転車乗り

2013年03月15日 01時53分26秒 | 末っ子桃ちゃん


イースターが近づくと暑くなるフィリピン。
昨日は最高気温35℃(私の家は33℃くらい)、湿度95%でした。

そのせいか桃ちゃんが夜泣き。
すっかり寝不足な私です。

風邪をひいたのかも。主人もくしゃみしまくっているので。




先週末の出来事です。
最近になって補助輪なしの自転車に乗れるようになった桃ちゃん。
一緒に自転車に乗って~とお願いされて出かけたんですが、








何故かこの渋滞。








大学の屋外バスケットボールコートで練習してる人、多数発見。









普段なら車があまり通らない時間なのに車が多いのでロヨラハウスというイエズス会司祭の家の方に行きました。
ここからマリキナ市のバランカ町に下りれるんですよ。

アテネオ大学は高台にあるのです。











真っ暗ですね・・。でも警備がしっかりしてるので安全地域。










こちらがロヨラハウスの玄関。









ロヨラハウスの前に庭スポットがあって電灯が付いてますがちょっと不気味。









途中の道を下ると「サンホセ神学院」という神学校があり
そこにもバスケットボール場がありました。








こちらがサンホセ神学院。










神学院の前に像があって
私は最初、子ども時代のイエスと大工をしてたイエスのお父さん(ヨゼフ)かな~と思ったのだけど
手に斧を持っているのを見て桃ちゃんが

「この人の名前ってアブラハムじゃないの?」

って。

アブラハムは神に言われて自分の息子を生け贄として殺すように言われたんですよね。
(聖書の中では神話に近い話しの部分です)

実際には何の像か分かりませんが。







ここを下りて来たのです。






なのでここをまた上ります。
車が入れないので安心。









大学の入り口。途中で何人もの警備員が挨拶してくれました。









アテネオ高校がライトアップされていた理由は・・・








何かの歓迎会??









と思ったら「卒業プロム」でした。
男子校なので女性のデートを誘って連れて来て着席で食事するんです。

そう言えば去年、自分の娘が誘われて中に居るから一緒に見に行こう、
とあるお母さんと学校の裏から子ども達を盗み見したんでした。

多くの女子生徒は親がお膳立てして知り合いに頼むなどするらしい。

車がまだ多くて危ないので8時半頃、帰宅しました。
日中、車が少ない日曜日などに今度は行きたいです。



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<どうでもいい菜の花家の食卓>



完熟トマトと赤パプリカのオムレツ。
オムレツは残り野菜のリサイクル法。




最近体が要求しているパセリ。





オムレツにしました。





2つに折るので出来上がりはパセリっぽくないですが







切って見るとこんな感じ。




私流の韓国冷麺。



フィリピンの異常な物価と犯罪

2013年03月13日 07時42分05秒 | フィリピン社会


昨日、主人が突然

「新しい車を買うからね。」

と電話してきた。

「え~何でまた車買うの? この間買ったばかりじゃない。それに5月に日本に行きたいから今、節約してるのに~。」

と私は反対。

しかし主人にはそれなりの理由があったのです。
その理由とは主人の友人が自転車の盗難にあったこと。

主人は週末に遠乗りに行くのが楽しみなのですが
メトロマニラ(私が住んでいるケソン市もメトロマニラの一部)の中で自転車を走らせるのはちょっと危険なので
地方まで自転車を車で運んで、車があまり通らない道路で自転車乗りをしていたんです。

その友人も主人と同じように車の後ろに自転車を乗せる台を取り付け、
そこに自転車を固定し、もちろん外れないようにロックして運んでいたのですが
地方で自転車に乗る為に自転車を積んで
アンテポロというマニラ郊外の町で信号待ちをしている時に猛ダッシュで走って来た子ども達に自転車のハンドルをあっという間に盗まれ、
その子ども達はまたダダ~っと走って消えてしまったそう。

子どもですが多分、大人が自転車のハンドルを外す訓練をさせてるんでしょう。
あまりのスピード作業になす術もなかったとか。

自転車って1台100万円近くするじゃないですか。
ハンドルだけだって結構なお値段。盗られてしまったらまた買うのは大変です。
フィリピンはそれでなくてもなかなか輸入されないので在庫切れなど多いし。

やっぱり何度か事故に遭ってから良い自転車への投資って大事だと気づいた主人なので
私も今まで何度も事故で主人の痛みと医療費で大変だったので
これには目をつむってるんです。
(うちは政府以外の医療保険に加入してない)

別に主人って女好きとかタバコやお酒をするとか一切ない人ですし。

と言うわけで、盗難が流行っていると聞いて
主人は自転車を車の中にそのまま入れることが出来る大きめの車を買いたくなったわけ。

まあ予算もあるので日本車は無理。
候補に上がったのは韓国製のヒュンダイ社、スターレックスという車。

ところが色々調べるとスターレックスのエンジンって壊れやすいとか
色々な悪い評判。

そしたら主人の友人が

「ヒュンダイ社はフィリピンで販売してるスターレックスには古いエンジンを使ってるんだって。」

と韓国から直輸入してる会社を教えてくれたそうなんだけど

「え~フィリピンの代理店から買わないって、それ本当に大丈夫なの?
もしかしたら騙されてるんじゃないの?」

私はもの凄く不安。

銀行にお金を借りることになったけど
銀行は代理店から買わないと知って

「こちらで車の信憑性を確かめるので査定代1500ペソ(3000円弱)払って下さい。」

と言って来た。

それは全然構わないし、むしろ嬉しいんですが
銀行ってちゃんと信憑性を確かめられるのかしら。
銀行がたとえ太鼓判を押しても私は不安。

それにしても最近の物価には本当に驚きます。

フィリピンは人件費が安いじゃないですか。
その辺の売り子さんなら月に2、3万円程度の給料で雇えるのです。

それなのにスターバックスでコーヒーを飲むと一番安くても150円くらい。
ケーキもそんなに美味しくないのに1つ230円ほど。

桜がバレエのトウシューズやレオタードをこちらで買おうとすると
彼女が欲しいゲイナーのトウシューズなど5200ペソ(14000円)くらいし、
質と持ちを考えると日本でチャコットを買った方が安かったりも。
(日本語でも「安かろう悪かろう」と言いますし)

トウシューズに付けるリボンもこちらで買うよりチャコットで買う方が安い。
中国製かもしれない質の悪いリボンがチャコットより高いっておかしいですよね。

他にも上げたら切りがないけど
物によってですが、本当に物価が高くなってます。

私が好きな象印やタイガーの水筒も日本で買った方が安いので日本で買って来ます。
関税があるからある程度は仕方ないとは思いますが、
ユニクロも、無印良品も日本の方が安い。

人件費が安い分、もう少し何とかならないのかしら、と思います。

株価は今、最高に高いみたいですよ。
株には主人も私も縁がないんですが、
主人のお兄さんは以前、株式市場に席を持っていて今でも株で遊んでるんです。

そのお兄さん達が今は高過ぎて株の投資は良くない・・と大きな株買いはしないと言ってるようです。

2014年まで今の状態が続くと言われてるとか何とか。
でもフィリピンの経済ニュースは半信半疑で鵜呑みにしないのが正解なので
話しは半分だけ聞いてます。

一見金回りが良く、ホクホクして使いまくるので経済が活性化されてるように見えるんですが
上辺の浮いたお金が動いてるだけの状態って危ない感じがします
(あくまで私の感覚なので違ってるかもしれません)

友達も今株が高いから投資して~と誘ってきますが
主人に言わせると今、凄い高値だから
きっと銀行も投資しようと思っても高過ぎて困ってるんじゃないか・・って。

それに友達が誘って来る投資って貯蓄付き生命保険なのです。
保険会社は投資ファンドのみの販売は禁止されてるので
生命保険とくっつけて売ってるんですが、
これには落とし穴があって、投資した金額が保障されていません。

つまり投資額が全く戻ってこない可能性もあるのです。

どうしてそうなるかと言うと
保険会社は「投資額はゼロになったけど生命保険が残ってるんだから恩の字だろう?」って考え方のよう。

株投資してる主人のお兄さんなんかも今は100万ペソ投資して
1週間で1万ペソの収入になれば良い方だと言ってるそうなので
生命保険の投資で年利20%なんて言うのはちょっと勿論不可能ではないですが
大金を預かっていればかなり大変な筈ですよね。

もっとも保障しなくて良いので出来るのでしょうか。
私には縁のない話しなんですけど、どうせ。

*今朝、家の運転手にヒュンダイだけど正規の店から買わない話しをしたら「あ、僕そこに行ったことあります!前に勤めてた所で買うので運転して一緒に見たんです。ヒュンダイの正規の店に卸してる輸入元が正規の店に入れない違う型の車を取り扱ってるから性能も悪くないし値段もちょっと安いそうですよ。」とか何とか。知る人ぞ知るなのかしら。主人の友人でこれを紹介した人は元マルコス大統領の主治医だった人の息子さん、つまり超金持ちのお坊ちゃん。口コミだけで車を売ってるってフィリピンならでは現象ですよね。本当に大丈夫なのかしら。


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<どうでもいい菜の花家の食卓>



スーパーでカリフォルニア産の冷凍苺を買って来ました。






こちらがその中身で、冷凍とは思えない、
そのまま食べても美味しい苺に感動~。









ジャムを作ろうと思ったのですが砂糖は使いたくなく、
ハチミツと・・
(手作りジャムはこちらによく遊びに来て下さる「フロリダで怪獣2匹と、時々ワニ?」のreeさんからのアイデア)







サボテンシロップのみ使用。







ペクチンの粉がないのでリンゴ煮を投入。
(本当はリンゴ煮じゃなくてリンゴ煮をガーゼで濾したものがペクチンらしいけど・・)









ハチミツもサボテンシロップも液体なので水っぽくてなかなかジャムにならず大変でしたが、







5時間ほど煮込んでやっと完成。
(今回は南国なので甘さ控えめは止めました。前に何度か甘さ控えめで作って1週間くらいで腐敗したので。)







瓶は煮沸して使用。








私にはとっても美味しく出来たんですが、何故か人気がない。
自家製のイチゴジャムって美味しいですね~、と一人で太ってしまってる私・・。
一体なんなの、家の家族って。

そりゃ、フランス製のボンヌママとか、他にもヨーロッパの有名な会社の苺ジャムの中には
サボテンシロップのみ使用っていうのもあり、味だって私が作ったのより美味しい気はするけど、
(あちらは商売だから美味しくて当然でしょ)
だからってね・・出しても食べないなんて酷いわ。

1.7kg分の苺、次回からはそのまま食べよう、と思ったのですが
とりあえず作った分、カビる前に冷凍するなり人にあげるなりしてしまわなきゃ。

切ないわ~。
(くどいようですが私には市販のイチゴジャムよりずっと美味しく感じられたんです。)





変な間違い電話

2013年03月12日 11時09分40秒 | フィリピン人の住む世界


東日本大震災から2年・・を挟んで震災のその後など様々なテレビ番組がNHKワールドで放送されていたのですが
涙もろい私、あまりにも大きな悲しみに押しつぶされそうでした。

死者何人、行方不明者何人・・という数字の向こうには本物の人間が居るわけなので
そのあまりにも大きな数字を数字で表しているという事に違和感さえ感じてしまいました。

テレビで取材されたあるお母さんが息子が死んだことをずっと悲しんでもいいんだと思えて楽になった・・と話していたのですが
本当にそうだなと思いました。

私も17才の時に交通事故で亡くなった弟がいるのですが
やっぱりずっと悲しいと思います。

こういう話しをすると切りがないのでこの辺にしておきますが
今年日本に帰ったら福島か東北方面に行きたいです。
実現するといいなあ。


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<フィリピンの間違い電話>

間違い電話って日本でもあるとは思うのですが
フィリピンの間違い電話で多いのは数字の押し間違いよりは数字の読み間違いのように思います。

押し間違いと言うのは
例えば声に出して 「123 4567」と言ってるのに
指が勝手に「122 4567」と押してしまうことです。

数字の読み違いと言うのは
電話番号を読んだその瞬間に違う数字を言葉に出していることです。

しかも、こちらの電話機には「リダイヤル機能」があり(日本にもありますよね、きっと)
ボタン1つで同じ番号にかけられるので、
間違い電話した方がリダイヤルを押してまた家にかけてくる事が本当に多いのです。

だから間違い電話を受けた時は

「何番におかけになりましたか?」

と聞く事にしています。

ところが先日の間違い電話のおばさんはこのやり方では駄目でした。

家の番号が例えば 「123 4567」だとします。

そのおばさんに何番にかけたか聞くと

「132 4567」

と答えました。

フィリピンの方はよく2つの番号をひっくり返して電話するんです。
これは何番にかけたか聞いていくうちに発見したんですが。

なので私は

「2と3が反対になってますよ。うちの番号は 123で始まるんですから。」

と教えてあげました。

間違い電話であっても最後の4桁を教えたくなかったので最初の3桁の間違いだけ指摘しました。

するとおばさんは、

「え、132 4567?? そこにかけたのよ。あってるじゃないの。」

と言うのです。

とにかくこの会話の繰り返しを6~7回くらいしたんですが
最後の方ではおばさんは混乱して

「え、132 1234?」

とか、もう分けが分からなくなってきました。

この人に限っては犯罪とかではなく、単にとろいおばさんという感じでした。

なので私もイライラしてきて
(と言うかさっさと切ればいいんですが、リダイヤルを押してまたかけて来るのが嫌だったのです)

「家の番号は 123 4567です。あなたのかけたかった番号は132 4567でしょう? 違いますよ。」

と自分の家の番号を全部言ってしまいました。

するとそのおばさん、

「あ、待って、今紙とボールペンを探すから。えっと、何? 番号は123の・・えっとそれから何?」

何と私の家の番号を書き留めようとしているのです。

フィリピンに長くお住まいの方はこういう経験は多くされておられるので
多分珍しくもないお話しですよね。

あ~またか、みたいな感じです。

書き留めようとしていたので

「とにかく間違い電話なのでリダイヤル押さないで下さいね。」

とさっさと電話を切りました。

でも案の定、リダイヤルを押してまたかけてきたので
メイドさんに出てもらい

「間違い電話です」

って言ってもらいました。

その後はかかって来なかったので
最初からそれだけ言った方が良かったのかもしれません。

さっきもまた間違い電話だったので何番にかけたか聞くと今度は

「232 4545」みたいな最初の3桁の2番目と3番目の数字が入れ替わったみたいな全然違う番号でした。

これが「押し間違い」じゃなくて「読み違い」という意味です。





ついでにお見苦しいけど、これは家のメイドさんが作ったハンバーグ。

一昨日、私はハンバーグを作ったんですが
ハンバーグの写真なんてありきたりなので自分で作った分は写真にも撮りませんでした。

ハンバーグの生地は私はオーガニックのパンの耳の部分やオーガニックの卵をつなぎに作るんですが
多めに作ったので生地が余ってしまい、
冷凍すると水っぽくなるし、メイドさんに自分たちで料理してと生の状態であげました。

それがこんな悲惨なハンバーグに・・。

野菜は私が買ってるオーガニックの野菜はこれからは使わないで、と古くから居るカモメちゃんには言ったけど
別のメイドさんがカモメが出かけている間に勝手に冷蔵庫からオーガニックの茄子を出してきて自分たちのお昼用に揚げちゃったみたいです。
(しかもいつものように焦がしてますね~。これが好きみたいなのでいいんですが)

買い物に行くのが面倒なんですよね。

なんかメイドさんって誰かにやってもらうのを待ってる感じで
指事してお金を渡せば行くけど
放っておいたら面倒だから行かないです。

何もなければインスタント食品とか缶詰開けてますし。

ハンバーグの横にあるベーコンは朝食の残り物だと思うんですが
フィリピンのメイドさんはこうやって残り物を揚げ物も、煮物も、炒め物も関係なく1つのお皿に入れるのが好きです。
(自分のお皿に一緒に入れるのではなく、皆がこれから取る大皿にこうやって入れる)

これもお皿を取りにいくのが面倒だからだと思います。
今回は茄子が別皿だっただけましです。

中にはさらにマンゴを半分に切ったのを乗せたりしてる場合も。
フィリピンの人でこういうのを

「バボイ(baboy)=豚という意味」

と言って嫌う人は嫌うのでフィリピン人が全員こういう食べ方するわけではありません。
実際「バボイ」みたいにしちゃ駄目よと言う言い方もあるので
下品な行動とたしなめる人は多く居ますし。

バボイ・・つまり豚のご飯みたいになっちゃうからだと思いますが、
子どもの頃からの習慣だとなかなか直らないみたいです。

中にはバボイと言われて怒る人もいるのでうっかり言えませんし。
メイドさんの食事なのでメイドさん同士で言い合っているようで
私は口出ししないようにしています。
(が、見えてはしまいます・・。)


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<どうでもいい菜の花家の食卓>



息子の高校で昔の役員が食べ物持ち寄りで集まるからいらして下さいと誘われ
冷凍庫に冷凍芽キャベツが沢山あったのを思い出して簡単料理にするつもりだったのが
その前にグラノーラをオーブンで作っていたら思いがけずグラノーラがなかなか焼けず
(オレンジジュースを入れ過ぎたせい)
結局、間に合わず・・・。









最近はまってる同じ味付け、生クリーム、卵、牛乳、昆布茶、
それに今回は4種類のチーズ。

間に合わなかったのですが息子がお世話になった神父様にお会い出来て
ちょうど彼は実家に帰る所だったので
(その実家にはお年を召した彼のお父様がおられ、息子もお邪魔してお世話になった事がある)
このままお持ち帰り頂きました。




かけ算の次は割り算(小2)

2013年03月10日 03時35分52秒 | 子ども達とフィリピンの学校



光ファイバーなのに突然ネットが遅くなり閉口しています。
フィリピンでは普通にこういう事が起こりますが慣れないものです。

さて、毎日午後6時過ぎまであった桃ちゃんの体操クラブの練習、今日で一先ず試験の為、お休み。
桃ちゃんは朝6時起床なので午後6時過ぎまで学校に居ると(帰宅は午後7時半近く)疲れて宿題も予習も復習もなかなか出来ません。

そんな状況で・・もう割り算を習ってきたのです。
(かけ算を5の段までしか教えてないので5の段までの割り算)

つい先週だか、かけ算を初めて習ったばかりだったのに
さっさと5の段までのかけ算の小テストをして、
今度は割り算。

そんなことするなら6の段~9の段のかけ算を教えたらいいのに・・と思うのは私だけなのかしら。








しかも・・この教え方です。
割り算の意味が理解出来ていいんですが、ここから先に進まない感じ。

そもそも小2って言っても去年は年長さんで
足し算、引き算は一切教えてもらってないわけですし、
6月の新学期で6才半~7才半の年齢の子ども達。








突然、文章題の宿題が出て、
絵を描いて上のプリントのようにしなさい、と言われたそうだけど、
桃ちゃんはちょっと混乱。










それで割り算はかけ算だから・・とやり方を教えてあげたら
桃ちゃん、び~~っくり!

「え!!? そうなってたの? ママ凄い!」

と思い切り感動してた。

割り算の意味を教えるのもいいけれど、
やっぱり子どもが分かりやすいやり方を教えて欲しい。








最初に桃ちゃんは

「割る数を何度も引いて何度引いたか数えればいいって先生が言った。」

なんて言ってたし。

つまり8÷2だったら8-2-2-2-2だから「2」が4つで答えは「4」。

頭の体操には良さそうだけど、
じゃあ7の段みたいな引きにくい数だったらどうするのか。

ま、でも私は桃ちゃんに今、足し算をしっかり教えている最中で
学校で習う九九や割り算は落第さえしなきゃいいわ、と思ってます。

一桁のどんな足し算も瞬時に答えられるようにしておかないと後で大変なんですよね。

目安は100マス計算(足し算)を2分くらいでしょうか。

しかも、計算の厄介なところは練習を止めると子どもの場合忘れること。
なので計算の練習だけは学校で習ってる内容が計算じゃない間も常に毎日やらせる事が大事だと思ってます。

桜なんて小学校5年くらいでバレエが忙しくて計算の練習を止めてしまったら
大学受験の為に9年生頃、試しにどのくらい出来るかやってみたら小1の算数の足し算、引き算でさえ忘れてしまっていて
超スローでミスまであったので驚き。

でも桜はそれからバレエしながら自習だけで高校数学まで全部合格点になるまで1日1時間みっちり数学の勉強して
入学こそしなかったけどサントトマス大学のインダストリアル・エンジニア科やフィリピン大学の生物学科にも合格したのです。
結局自分が勉強したかったラサール大学の国際学部日本学科に入ったけど。







ついでに桃ちゃんがリサイクル用品で作って来た筆立て。








理科、先々週だかは太陽系の星の暗記をしてたので
それで学校のプロジェクトで作ったよう。










今の理科は「matter」について。

虎次郎に「matter って何?」と聞いたら「object」だって。

桃ちゃんの学校では太字や棒線付きで書かれている所が
試験では空白になってて子どもに答えさせる問題が多いので
家で模擬試験を作って太字の部分を見なくても書けるように特訓します。








「固体」









「液体」








「気体」

これも棒線付き単語を聞かれたら書けるように暗記。
フィリピンの学校は暗記問題、とっても多いです。








そして親も子も学年末試験で気ぜわしい中、役員さんからこんなテキストメッセージが届きました。

試験最終日にアイスクリームを子ども達に振る舞うので午前11時にお迎えして下さい、って。

虎次郎が国立の学校に行ってる時はこういう時の予算をクラスの予算から捻出したり
特別に集金したり、寄付を募ったり大変だったけど
桃ちゃんの学校では役員の人達が自腹切る事が多いです。

昔は払いましょうか、と聞いてましたが
必ず断られるので聞かなくなりました。



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<どうでもいい菜の花家の食卓>



クリスマスに煮て冷凍しておいたリンゴをやっと使いました。
冷凍パイシートに感謝です。








残ったパイシートにチョコバターを塗って
桃ちゃんがブラックキャラントを入れクルクル巻いてくれました。







砂糖のせいで少し焦げたのでナイフで削る手間が出てしまいました。










最近、こういう簡単料理を作る事が多くなりました。
タルト生地のないキッシュのような感じ。
(トマト、チーズ、生クリーム、卵、昆布茶)






私は塩なしで作るんですが
チーズと昆布茶に塩分がありちょうど良く出来ます。









これはさっきのトマトと同じですが
もっとトマトを多くして椎茸など足したもの。




週末メガモールでショッピング

2013年03月07日 07時49分11秒 | 日記


桜が「フォーエバー24でセールなんだって!」

と言うので久々にシューマート・メガモールに桜と桃ちゃんと私でお出かけ。




週末はいつも駐車場が満車なので

「私が運転して空きを待つから先に降りていいよ~。」

なんて言ってたらメガモールはまだ工事中とは言え、









新しい地下駐車場が完成していたのでした!
(ここを人が歩いてモールに向かう)










トンネルを出るとモール入り口が見えるんですが
ここは本来は車道。










工事が完成したらまた車道に戻るんでしょうか。
何はともあれ簡単に駐車出来たし、まだまだ空きスペースありました。








先ずは主人に頼まれたカメラの電池。
他のソニーの店では売り切れでしたがここでは在庫2個残ってたので2個買いました。
1個2000ペソ(5千円ほど)で日本で買うよりきっとちょっと高いんでしょうね。








「フォーエバー24」ってちょっと高めの市場って感じです。
桜は仕事に着て行く服を3着、桃ちゃんは体操教室の後にレオタードの上から羽織れるドレスを買いました。









桃ちゃんはやっぱり女の子で服を見たり当ててみたり、色を選んだりが大好き。



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もう直ぐ学期末で1年間日本語を高校の選択科目で教えた桜の授業もとうとう最終授業を終えたら、
生徒達が大きな寄せ書きのカードに皆で撮った写真をど~んと貼って渡してくれたんですって。

そしてケーキをくれたんですが
箱にも生徒の書いた日本語が・・。
ちょっと間違ってるけどご愛嬌。
(このクラスは8年生)







こちらがそのケーキ。
美味しそうだけど誰も手を付けてないまま2日経ちました。

うちって甘いものが本当に減らない。
最後は冷凍庫に入れるか、メイド達に食べてもらうか。

誰か食べにいらして下さい~。



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私の作ったグラノーラ、直ぐになくなってしまうので
2度目をまた作ったんですが、








これも既に2日で完食されてました。










今夜また作る予定。
足りない材料をヘルシーオプションで買って来ました。









桃ちゃんと一緒に帰宅すると午後7時半で夕飯を作る時間が取れないので
パーティーの残り物をメイドさんが出してくれました。









たまに作る桃ちゃんと虎次郎が好きなクレープには
最近、チョコクリームを入れるだけ。





フィリピン小2理科学年末

2013年03月06日 03時02分53秒 | 子ども達とフィリピンの学校



今日、期末試験(3月11日~15日)の試験範囲と試験教科日のプリントをもらってきました。
いよいよ学年末試験で、これが終わると長~い(3ヶ月の)夏休み。


今日は理科についてご紹介します。





今、桃ちゃんが習っているのがこれ。

どうして昼があるか、どうして夜があるか。








桃ちゃんがここで覚えなくてはいけないキーワードは、

Rotation(回転):地球は24時間かけて1周する。
Revolution(公転周期):地球は365日と1/4日かけて太陽の周りを一周する。
Axis(軸):地球は軸を中心に回転している。





フィリピンの小学校の先生のやり方はこうやって一定期間、ある課題を決めて
その間は子ども達にその事を何度も教えて、最後にクイズと呼ばれる小テスト。

まだ学年も低いのでたったこれだけの内容。
そんなに勉強も必要ないです。

この小テストの結果、何%か最終成績に組み込まれます。

そして最終テスト(期末テスト)では今まで習った事が全部盛り込まれる仕組み。



息子の虎次郎がラサール小学校グリーンヒルズ分校に通ってた時に
これが何とも詰まらなくて、
(同じ課題を何度も繰り返すので)
7年生からフィリピンサイエンス高校に入ったら一回授業で教えた事は二度と教えなかったそうで、
そのやり方に救われたって言ってました。

(いや、でも桜みたいに高校時代、毎日バレエの稽古で夜11時帰宅、土日は朝8時~夜10時半までバレエだと毎日違う課題なんて絶対に無理。桃ちゃんも体操競技が近くて今毎日練習なので毎日新しい事習って来たらついていけません~。)

それはともかく、最終成績で合格点になる為に
フィリピンの学生は小テストで何点取ればいいか、何度手を挙げて正解を答えたら良いか、
今の自分の点数だと期末試験で何点取れば落第しないか・・
と計算するのが習慣になる子が多くなります。

虎次郎は点数の計算はしないし興味もないけど
(それってちょっと問題な気が・・)
桜なんかは得意で、高校時代にテストが苦手な教科は挙手を多くして点数を稼いだそうです。


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<どうでもいい菜の花家の食卓>



ここで牛肉を買うと高いけど柔らかいお肉が買えます。






今までフィリピンの固いステーキ肉を使って料理してたので
息子にステーキを出すと手を付けずスパゲティのみ食べたんです。涙

それで「この肉は柔らかいから1つだけでも食べてみて~」とお願いして1つだけ食べてもらったら
美味しかったみたいで完食。

たったこれだけで1人分300ペソ(600円)ですが
買う価値ありますよね。

フィリピンのステーキ肉は煮込みや圧力鍋料理に適してると思います。