私は新宿区民なので他の自治体の対応とはまた違うかもしれませんのでご了承下さい。
これはあくまで新宿区役所の子どもの教育の窓口で今日聞いて来た内容です。
新宿区のホームページにも書かれていますが、
一時帰国した時の受け入れは原則していないと言う事でした。
もちろん、海外から一時帰国してたった1ヶ月だとしても住民票を入れた場合、
自動的に子どもを学校に入れて下さいと言う案内が行くらしいのです。
ただし、今日の説明では
「夏休みの間だけ1、2ヶ月帰国したから入れて下さいと言うのはやってません。」
との説明でした。
そもそも一時帰国で生徒を受け入れる制度はないそう。
それでも住民票を入れれば学校の案内は来るわけですし、
それで学校に入れれば学校に入れる可能性はあるらしいです。
わざわざ一時帰国だと説明しなければ・・・ということなのかしら。
私の場合、住民票があり、日本の中で私立に入れている子と同じで通っている学校の名前を区役所に届けてあるので、それを取り消す手続きが必要になり、出て行く時にはまたそれを提出となるようですが、家から一番近い小学校の校長先生に断られたわけですし、元々嘘が言えない性格なので多分今後、小学校に入れる努力はしないと思います。
上手くやっている人は多分、問い合わせなどせずに堂々と権利を主張して
住民票を入れ、また抜いて転出しているのかもしれません。
むしろ私のように律儀に問い合わせしたり
相手を気遣うなどしてしまうと断られるのかもしれません。
(通りを通ったこんな車発見)
新宿区では外国人のお子さんが本当に多いそうです。
そしてどんな国籍の子どもでも学校に入れない環境であれば拒否はしていないそうです。
ただ学校に行ってない、行く学校がないなど正当な理由があるならともかく、
休みだから日本の学校に行くと言う制度はありません、
教科書なども短期間でも1人分そろえなくてはならないし、
必要備品も一式揃えなくてはならないですし、とおっしゃっており、
ごもっともだと思います。
日本の血税を使っているわけですし、
ご迷惑なことをするつもりはありません。
桃ちゃんは風邪で熱があったので一人で家に置いていき、さっさと帰ってきましたが、
(アメリカだったら親が逮捕されますね)
一緒に行った母が「何泣いてるの?」と私に聞いたんですが、
冷静には受け止めてたつもりだったけど
やっぱりちょっと悲しかったかな。
区役所によると海外転勤になった方のお子さんなどで一時帰国したから元の学校にお世話になるとか、
そこに元々友達がいたり、基盤があって、許可したり、
海外から初めてでも校長先生の判断で受け入れる学校はあるかもしれないが、
それは正式の手続きを踏んでやっているわけではなく
役所には届けてないだろうと言ってました。
ただ事故があった時などは責任問題になるので難しいと。
そう言えば放課後からの学童保育を以前ブログのお友達が紹介して下さって問い合わせしたところ、
そちらは見学にいつでもいらして下さいとおっしゃって下さったのでした。
桃ちゃんが風邪引いたりですっかり忘れていましたが
フィリピン帰国前に時間があれば一度見学に行ってみたいです。
そこは短期の受け入れもあるようでしたが
お値段は月に6、7万円くらいで、値段だけでなく家からだとちょっと遠い感じでした。
その区役所の方、とても丁寧に説明して下さったし
正当な事をおっしゃっていて別に悪い感じでは全くなかったです。
ただその方達のせいではありませんが、
だってお役所ですから、国の決めた制度の通りにしているだけでしょうし、
私の視点と彼らの視点が違うんだと思います。
私は日本語を学ばせたいと言う以前に日本文化、日本の普通の小学校の生徒さんの生活を体験させてあげたい。
日本人であると思って欲しいのです。
もちろん日本語を書いたり話せるようにはなって欲しいのですが、
それが一番大事なことだと思っているわけではありません。
日本文化を全く知らずに日本人として将来も生きて行くことに不安を覚えているのです。
日本政府は私の子ども達の日本国籍を奪うことは出来ません。
なので例え日本の友達が全くいなくても、
日本文化に全く触れなくても
この子達や多くの国際結婚したハーフの子ども達は日本人として生きて行きます。
日本人として、と言うか日本国籍を持って生きて行くと言った方がいいでしょう。
本人は日本人としての自覚を持つ様になるか分からないし
日本に愛着を持つかすらわかりません。
私はそれに歯止めをかけたいという感じです。
ただ便利だからパスポートだけ日本、なんて寂しすぎます。
アメリカやヨーロッパの先進国との間に生まれたハーフの子達は日本国籍を選択しない場合もあるでしょうけど、
これからは東南アジア、中東、南アメリカとのハーフのお子さん達も多くなり
その子ども達の殆どが日本国籍を選択すると思うのです。
その理由は自国のパスポートでは海外旅行もままならないから。
そして発展途上国の多くの国では外国籍を持っていても元々その国とのハーフである場合にヴィサなどの手続きなしで居住出来る優遇措置があります。フィリピンもそうです。
なので今、フィリピンの日本大使館では奇妙な現象が起きています。
大使館に来る人たちが一見フィリピン人なのです。
でも日本人です。
対応する職員の多くは日本語が出来るフィリピン人。
会話もフィリピン語。
でも国籍は日本。
諸々の事情で帰国出来ない人は大勢います。
だからそういうお子さん達は日本語を学びたいと思っても無理なのです。
マニラには補習校がありませんし。
うちも昔はそんなに余裕がなかったので長期に帰るなど出来ませんでした。
今回は初めてこんなに長く、
しかも学校を考慮してでした。
まあ、色々言ったところで状況が変えられるわけではありませんね。
そうそう、春休みの親子キャンプなども以前コメント下さった方に教えて頂きましたので、
次回からはそちらの方も探してみます。
桜などもそうですが、
日本に交換留学応募するのも日本国籍があると駄目なのです。
日本人は自費留学しか手がありません。
外国人だと良いのですが。
実は私はアメリカでは本当に良くしてもらったので、
短期でしかも観光ヴィサだったのに学校にも入れてもらえて
先生やお友達にも仲良くしてもらいました。
だから日本は全く違うんだとボケていて気づかなかったんですね。
思い起こせばアメリカでは子ども達も私も本当に多くのことを学ばせてもらいました。
先ず法律です。州によって違うんらしいんですが
私達が居た場所では子どもが自転車に乗る時にはヘルメットの着用が義務でした。
その他にも近所のお母さんが色々教えてくれて、
とにかく規則の多いこと!
アメリカのやり方は常識ではなく規則。
個人がどう思っているかではなく、規則だからこうしなきゃいけません、
と言って人々に規律ある行動を実行させていると言う印象でした。
子ども達同士もスクールバス内でトラブルがあった時など色々助け合っていたようです。
話しが脱線してしまいましたが、
今私がこうしてこんなに長い間、日本に居られるのは桜のお陰。
桜は毎日バレエの稽古に通いながらも家の仕事をしてくれています。
メイドさんや運転手の仕事の管理、お金の管理なども彼女がやっています。
メイドさんは出来るだけ怠けたいのでそれを見つけ出して仕事をさせるのは一苦労。
桜は本当に良くやってくれています。
その桜は日本や日本語が大好き。
私が日本のことで愚痴ると
「ママは日本や日本人に厳しすぎる。フィリピン人なんて自分の国を愛してない人が多いから海外に出たら戻って来ないじゃない。」
って。
でもどうなんでしょうね。
フィリピン人も色々な人が居ますし。
最近はフィリピンに韓国人が10万人も英語留学しているせいか
景気も上向きですし、外国人の対応なども変わってきました。
私は東京に居るので東京のことしか分かりませんが
混雑した中で人とぶつかってあやまっても無視されることが多いんです。
今日も車いすのおばあさんが手動で苦労して坂を進んでいても誰も助けません。
何か気づいたら私一人でお礼言ったり、あやまったり。
皆無視なのにね。
桃ちゃんが水泳教室で待ってる間もお母さん達が授業に英語が取り入れられた話しをしていて
今日のニュースでも小学校の英語授業は担任が受け持つ、と言ってました。
そして新聞の見出しにはハーグ条約が通ったとか何とか。
ハーグ条約とは外国人の配偶者と外国(アメリカなどが加盟国)で子どもと暮らしていたけれど何らかの事情(夫婦喧嘩やドメスティックバイオレンスなど)で日本国籍の親が相手に黙って子どもを連れて日本に帰国した場合などに、子どもを元居た場所に強制的に戻す法律だったと思います。詳しくないので興味がある方は調べて下さい。
日本は今まで加盟してなかったのでアメリカからブラックホールと呼ばれていたんですよね。
で、アメリカは日本に加盟するように迫っていたのです。
その子どもは当然二重国籍ではありますが、
元居た場所がアメリカだとアメリカに強制的に戻されてしまいます。
フィリピンは加盟してません。
フィリピン人って外国人との結婚が多いじゃないですか。
でも必ずしも上手くいくとは限らない。
そんな時にフィリピンに逃げ帰ってくれば相手から完全に隠れることが出来ます。
だからフィリピンは将来的にも自国民を守る為に加盟しないと思います。
日本はアメリカから入れ、入れと迫られていたんですよね。
それで入っちゃったのかしら。
あとフィリピンには半年雇用したら自動的に正社員になる法律があります。
そのせいで工場などは半年毎に解雇しています。
でも見込みのある人は残します。
日本は正社員と同じ仕事でもパートだったりあるみたいで、
フリーターなんて言葉すらあります。
そのせいか若い方達で人生夢も希望もないって表情の人が多い気がしました。
それと驚いたのが案外英語表示がないこと。
観光客を呼びたいならもっと英語表記を増やすべき。
私なんて日本人なのに何度も迷子。
危うく急行に乗りそうにもなりましたが、それも日本語放送のみ。
ホームと電車には英語で急行って書いてあったんですが、
日本語と交互に出てくるし、
次にどの駅などはそこには書いてないのです。
駅名を言ってたのは日本語放送だけ。
しかも何でか知りませんが駅名や止まる駅を書いた物がホームに一つもなかったです。
剥がした後があったので修正中かもしれません。