旅行の楽しみ方は人それぞれだと思うのですが、
自分がどんな旅が好きか・・
知っておくのは大事ですよね。
今まで旅行にあまり縁がなかったので私自身、分かってなかったんですが
私は家に居るのが好きで、
お金がかかると楽しめない気がします。
食材を買うのは好きなのですが、
外でサンドイッチとか売っていて、
これ自分で作ったらいくらで出来る・・と直ぐに考えてしまう。
バルセローナの動物園も入園料が私にしたら高くて
もう少しで「止めて別の所に行こう・・・」って言いそうになりました。
いくらか覚えてなかったのでネットで調べたら
大人15.40€ :=2135円:21米ドル
子ども(3~12才) 9.30€ := 1289円:12.7米ドル
って書いてありました。
予め調べておかなかった私が悪いんでが・・・
主人はとにかく自転車でツーリングして山に登るのが好き。
(アパートの前の道が登山道になっているオータカム山の途中からアルジェレス・ガゾストの町を見下ろした風景)
今回、フランス旅行は予定に入っていず、
ここのアパートも数日前に予約したし、
その後も雨降り続きの天気予報でこのまま滞在するか迷ったのですが、
到着して直ぐ、
「雨降りでもここに居たい。」
と思えた町でした。
主人は着いて直ぐ、オータカム山の山頂まで自転車で行って来て、
夕方、今度は車で私と桃ちゃんをオータカム山に連れて行ってくれたんです。
雪解け水が勢いよく流れていたり、
結構、山の上の方なのに畑があったりで、
裾野が緩やかな傾斜なんですね。
こんな高い所にと思う場所にも住んでいる人がいます。
多分、この農家の家なのでしょう。
でも夕方だったので突然、霧が発生して・・・
それでも主人は霧の中を運転して山頂まで連れて行ってくれようとしてくれたのですが、
危ないので途中で断念しました。
こういう納屋はスペインのバスク地方にも似ています。
バスク語を話す人はスペイン側とフランス側の両方にいるし、
方言も5、6つある筈なので
ここもバスクの一部なんじゃないかと思います。
バスクのお菓子はケーキ屋さんには必ずあったし。
山の中ですが村と言うか、家はぽつぽつあるのではなく
固まって建ってることがフランスでは多かったです。
スペインのバスク地方では山の中だと一軒一軒は離れて建ててあったんですが。
こんな高い所にも集落が・・・。
冬、雪が深いので、まとまって家がある方が道路の雪かきなど便利だからでしょうか。
この日、主人はスペインの山でブレーキを使い過ぎたからブレーキパッドが薄くなって金属音がすると気にして
ルルドの自転車店に行きました。
若い頃、ツールドフランスで活躍した選手だった彼が開いたお店で、
自転車の修理などもやっています。
2年前にもこの町に来た主人は自転車ロッジに泊まったんですが
そこのご主人にこの店のことを教えてもらったのです。
その元選手だった店のご主人が主人の自転車に乗ってみて
金属音なんて普通だよ~、まだまだ大丈夫!
って。
ま、うちの主人は慎重派なので
壊れるのを待たずに交換したかったんですが。
私は自転車店の隣に自然食品店を発見。
ここで桃ちゃんが好きないくらに似たもの発見。
スペインでは見かけなかったので大喜び。
(もしかしたらスペインにもあるかもしれませんが私は見つけられなかった)
夕飯はいくらもどきのお寿司になりました。
お米はスペインではナバラ米、フランスではデザート米が寿司に向いていて
値段もそんなに高くなく (1kgで200円くらい)
フランスでは寿司米も売っていたんですが1kg 4ユーロ近くて
しかも高いから買う人が少なくて
古米状態になっていたので
絶対に美味しいお寿司出来ない筈。
すし酢は白ワイン酢で適当に作りました。
フランス語はわからなくて困りましたが
大家さんはイギリス人でお話しするだけで楽しいし、
桃ちゃんは大家さんの1才の犬と庭で転げ回ってるだけで嬉しいし
お家も素敵で、楽しい10日間になりそうな予感。
そして本当に楽しい10日間でした!
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