桃ちゃんは赤ちゃんの頃から歌が好きで
とにかく朝から晩まで歌ってる子なのです。
それで学校で「voice lesson」という放課後に別払いで習い事が出来るのがあったので数ヶ月入れた事もあったのですが、その先生は昔合唱をやっていただけで音楽大学を出たとか、専門に勉強した方ではなく、楽譜を読ませるなどもなくて、ディズニーの歌などの歌詞の紙を見て歌う・・というカラオケみたいなレッスンだったのです。
それなら自分の家でいつも歌ってるのと全く同じなのでやめさせました。
たまたま、友人がクバオのカテドラル教会に子ども聖歌隊があると言うので
連れてきました。
この聖歌隊、誰でも入れるのですが
(オーディションなどなく)
演奏会などに出るメンバーは週に3回練習、
桃ちゃんのような初心者はこうやって別の場所で教会で歌うだけの練習を週1回だけします。
先生はご夫婦2人なんですが、
ご主人はピアノ科を出た後に指揮科の修士を取り、
奥様は声楽科を出られた後にやはり指揮科で修士を取ったそうです。
この聖歌隊を始めた時はお二人とも独身だったのですが
結婚されて今は3才と5才のお子さんのいるご夫婦。
普段は音大や私立の小中学校の音楽の先生などをして生活しておられます。
ご主人は聖歌も自分で作曲して子ども達に歌わせたりしています。
これは去年、イギリスのウェールズで行われた
「Children's Choir of the World 2013」の
「Children's Folk Choir Category(子どもの民族聖歌部門)」で1位になった時の動画です。
他にも色々な世界のコンクールで賞をもらっているそうなんですが
ここの先生達はとにかく練習にさえ来てくれれば私たちが責任持って教えますから、
という方達。
こんな風に専門的にやってる聖歌隊だとは全然知らなかったので
少し驚きましたが、
初回から桃ちゃんはものすごく好きになって、
とにかく練習に行くのが楽しみ。
同時に実は桃ちゃん、ピアノも習い始めました。
この先生、去年桃ちゃんと私がコンサートに行った時にバイオリンの伴奏をしていた方で
警備員さんに聞いて私のピアノの先生として最初に習ったのです。
そしてあまりにも教え方が上手だったので
早速桃ちゃんにも教えて下さいとお願いしました。
日本でスズキメソードを習ってきた方なんですが
前は桃ちゃんって何度言っても指の腹で鍵盤を押す癖が直らなかったのに
彼女が教えたら一度で直ったんですよ~。
そしてピアノの宿題はノートに書いてくれるので、親も子もとてもわかりやすいんです。
例えば(1)手を握って腕を伸ばしてピアノの蓋にあてて(体と鍵盤の位置の確認も兼ねる)10数える間、じっとしている。
(集中力の練習)
(2)真ん中のドを音を出さないで押して10数える。
(これも集中力)
(3)指の番号をお母さんと目をつぶって触られた時に言えるようにやってもらう。
(4)音を指1本ずつ鳴らして全く音が聞こえなくなったら指を離す。音が聞こえるのに指を離したら音で長い魚を作ってるのに魚のしっぽが切れた~と子どもを笑わせてくれる。
(聴く練習)
(5)ミとファの鍵盤で2本指で歩く練習を指23、34、45でやる。
(レガートの練習)
という感じで宿題はまだまだ続きますが、
1日に1回、ピアノの前に座ってこのノートの通りに練習すればいいのです。
まだ2回しかレッスンに行ってないんですが
指の形もいい感じで
毎日ピアノの練習をするのが楽しみな桃ちゃんです。
日本のピアノの本なので「ぶんぶんぶん」とか「ちょうちょう」などの簡単な曲が多くて
私が左手で伴奏を弾いて、桃ちゃんが右手で主旋律を弾くのが楽しくて
「ママ、一緒にやって~」
と呼びに来ます。
習ってない次の曲なんかも勝手に練習していて
ギターはちょっとさぼり気味な桃ちゃんだったのでちょっと意外でした。
もっともギターの先生の教え方が殆どコード進行だけなので
面白くないのかも。
ただ、クラシックギターはコード進行でなけれが右手の爪が伸びてないと弾けず
ピアノは爪があると弾けないので
ピアノが好きならギターはコードでいいんじゃないかと今は思ってます。
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<どうでもいい菜の花家の食卓>
ぬか漬け。やっぱりきゅうりが一番好きです。
大根は小さく切ったのではなく元々こういう小ささです。
滅多に買えないんですが美味しいアサリが買えたので
さっそく砂抜きしてみそ汁に。
もう大分前に炊いたんですが玄米のお赤飯。
餅米半分、普通の玄米が半分。
やっぱりプロテスタントだとゴスペル系は混ざらない方が無難かもしれませんよね。私はあまり気にならない方ではあるんですが、やはり子ども達にはエキュメニカルな会(カトリックやプロテスタントが合同で行う活動)なら別ですが、やはり特定の違う教会には行かせないです。
前にバレエをしてた曜日にピアノを入れたんですよ。バレエはあまりにも遠くて帰宅が10時半とかだったので(往復4時間)むしろ楽になりました。それに桃ちゃんはピアノが好きなので放っておいても勝手に練習してるし。むしろピアノばっかり弾いてないで勉強しなさい~というタイプの子です。上の子達とは全くその辺が違います。うちは3人3様で良かったです。お宅も2人とも全然違いますよね。
と言うか、何故そんな風に突然言ったかと言うと、うちに下宿してるMちゃん(5人兄弟の次女)、1才か2才違いのお姉さんが居て、彼女(5人兄弟の長女)は最初から大学の音楽教育科に入ったのだけど、昔は親しかったらしいけど、お母さんが言うには最近はMちゃんが距離を置いてしまって親しく話さないそうなんです。これもお母さんが言ってるのだけどお姉ちゃんは彼氏も出来て色々な賞も貰ってるから・・・って。でも何かそういう風に言うってお母さんもそう思ってるのかなと残念に思っちゃいました。食事を出すのはかまわないのだけどMちゃんは遠慮して出てこないんですよ。犬が恐いせいもあるけど。それをお母さんにメールで言ったら「食べるように言っておきます」って。Mちゃんが家に置かれてる状況とかどんなに遠慮してるかとか全く知らないくせに命令口調なわけなの~と呆れました。さっきも洗濯する洋服を取りに来たらしいけど私が居たのに挨拶もなしなお母さん(メイドが知らせなかったので私は知らなかった)。MちゃんはMちゃんで家の鍵をなくしてくるし、謝っては来たけど、何て言うかまだまだ幼い、でもプライドだけはあるって感じで扱いにくい年齢と言うか性格(今19才)。親とじっくり話したいけど(家に帰らせる方向で検討したいから)、食事に好き嫌いが多いからファーストフードでも買ってこようか?何が好きかしらって時は返事くれるけど、聞きたくない事は手短かに返事が来るだけ。やっぱり子どもの気持ちを聞く習慣とか、聞いたせいで責めたり怒ったりしない親で居ることって大事ですね。こんな思春期でこじれてからだと手が届かない。
そんなMちゃんなのでお姉さんが賞をもらってるとか、同じ音楽の世界で活躍してるとかライバルとして見てしまうのかしら。それとも本当はMちゃんはそんなつもりは全くないか。兄弟って同じ道に進もうとするとぶつかるんでしょうかね。
誤字脱字なんてあったかしら~と思うんですが、実は私もブログを読み返すと誤字やてにをはが間違っているものが多くて、人のは見えてない(気にせずに読んでいる)のに自分のは本当に気になりますよね。でもご心配なさらないで下さいね。私も同じなので。
聖歌隊の先生も、ピアノの先生も本当に良い方が見つかりました。実はあまり期待していなかったので尚更嬉しいです。
年内にこちらにいらっしゃるんですね。お忙しくされていることでしょう。食材はマニラに住んでいる限りは多少遠くても買えるところはあるので少し高めとは言ってもヨーロッパほどではないと思いますし全く問題ないと思います。もちろん肉が固めとか、魚が泥臭いとか、日本と違うところはあるとは思うんですが。日本人の方もおられますし。フィリピカの会というのは会員制ではありますが駐在員だけでなく現地で暮らす日本人も入会出来て様々な活動があるようです。日本人会にも色々なクラブがあるようなので(こちらも会員制なので会費がかかりますが)落ち着いたら覗かれてみるとお友達など出来ていいかもしれませんね。いつもありがとう御座います!
すごく楽しみじゃないですか!!
私もゴスペルに興味があったんですが(近くで教えているところがあるんです)我が家ってプロテスタントなんで基本的に駄目でしょう、って父ちゃんと義母に反対されて(苦笑)。
ピアノも初めて桃ちゃんも忙しくなって来ましたね。
って事は菜の花さんも忙しくなる訳で・・・健康管理にお気をつけくださいね。
聖歌隊の先生いい方ですね~レッスンも楽しそうですね♪そしてピアノも…とても丁寧に宿題も出してくれてイイですね!
年内渡比の準備のため、ようやくマンションから実家に越してきたところです~
菜の花さんの食卓を見させていただくと日本食も変わらず食べられそうで安心します。といっても食材の工夫や代用なんて私できないので…ブログ参考にさせていただきます☆
そうなんです。子ども達、本当に楽しそうですよね。そして先生達がまた素晴らしいんです。この指揮の先生はアテネオ中学(今アテネオは中学と高校に分かれました)でも音楽を教えているみたいなんですが、無料奉仕のこの聖歌隊にとても力を入れてくれていてこんな方がいるんだと驚きました。聖歌隊と言うと学校(殆ど大学か社会人)のクラブ活動とか、好きな人が集まって適当に歌う・・・という感じですよね。学校のクラブでもきちんとした指導者が居ない場合は学生が自分たちで指揮や編曲など担当していて素人っぽい感じですし。
練習が週に1度だけで桃ちゃんはちょっと物足りなさそうです。今日も練習に行ったら初心者に合唱を教えるのに9人居たので1人対8人で歌わせてたようです。それだとその1人は周りに合わせてが出来ないのでしっかり歌わないといけないですよね。桃ちゃんはディズニーやミュージカルでも2重唱があると両方のパートを覚えるのが好きだったので大喜びでした。来週末は去年飛行機がキャンセルになって行けなかったバタンネス、そして3月末からはスペインに5週間行くので聖歌隊の練習にその間出れないのと桃ちゃんは凄く残念がってます。
そして勉強があまり得意じゃない桃ちゃんですが、こうやって好きなことをやるようになると忙しくなるのに何故か勉強もきちんとしようとするんですよね。昔、公文教室をしていた時に初代会長の言葉で好きなものから伸ばすと言うのがあって生徒さんは苦手な教科の為に来る場合が多いんですが、何故か好きな教科を同時に入会してもらうと苦手な教科も伸びたものでした。教科じゃなくても何か好きなことを子どもがするって大事なんだな~とつくづく思いました。
先生の笑顔も自然でいいですね。
桃ちゃんのために良いところを見つけてあげられてよかったですね。