針と糸は全くダメですが
物作りと対決という観点から、BSプレミアムで放送していた〈ミシン男子 夢みる服を仕立てます〉を録画して見ました。
番組内容は↓
《ファストファッション全盛の今、「ミシン男子」と呼ばれる洋裁好きの男性が増えているという。
番組ではミシン男子がユニークな依頼を受け、「一点もの」の服作りに挑戦。 舞台は、俳優・滝藤賢一さんが店長を演じる“テーラー滝藤“。
ここは、個性豊かなミシン男子たちが、客のどんな難しい注文にも応える。
今回の依頼人は、日本で生まれ育ったイスラム教徒の女性。「肌の露出が少なく、体形が目立たない学校制服を作ってほしい」という。
依頼人の夢を叶えるため、ユニークな発想で奮闘するミシン男子たち。どんな服が生まれるのか。“新感覚・服飾エンターテインメント番組”。》
ズルしてコピペです、スミマセン
全国でミシン男子が増えているなんて、全く知りませんでしたが
むかーし昔、子育てをしていた頃、友達がご主人が縫った服を着ていてビックリしたことがありました。
ご主人は、鉄道の車輪の木型を作るのがお仕事で、その関係からなのかミシンなんてちょちょいのちょいで
それは夏服ではありましたが、襟ぐりのミシン掛けのきれいな事!さすが~、と感心した記憶があります。
今回、イスラム教徒の女性に肌の露出が少ない体型が目立たない制服を作るのは
50歳代の大学のデザイン学科の教授と服装文化学院のファッション高度専門士科で学ぶ22歳の男の子
年齢差がある二人の対決、面白そうです。
洋裁を学んでいる男の子は、縫えるのは当たり前ですが
教授が、お姉さまやおばさまに交じって洋裁教室で先生について学んでいる姿が可愛かったです。
洋裁にはまったのは6年前だそうで、それはそれは熱心にミシンを踏んでいらっしゃいました。
教授のデザインは、パンツスタイル
男の子は、ロングスカート
男の子がどうしてもスカートの部分に花柄を入れたくて奮闘している姿に興味津々。
シルクスクリーンで地味めなチェックに同じような色合いの花柄を
いや~ぞくぞくするくらい素敵
これは私もやってみたいと思いました。
さて、もちろん二人とも試行錯誤して長い時間を掛けて作ったのでしょうが
短い番組なのであっという間に出来上がり
教授は、裾の短いワンピース(プリーツが入っています)にパンツ、そしてその上に丈が短いボレロ
男の子の方は、ブラウスにロングスカートそしてやっぱりボレロ
そして、ロングスカートの右裾だけに花柄が入っています。
歩くとそれがちらっと見えてステキそうです♪
お二人ともすべての力を出し切って作ったんでしょうが
対決ですからね。
さて、イスラム教徒の女の子が選んだのはどっちだったのでしょうか?
彼女が選んだのは、パンツスタイルの教授の方でした!
そうかぁ、私は男の子のほうの制服が着たかったけどね。
「は?あなたは論外」(~_~;)そうですよね、そうでした。
と言う事でとても面白い番組でした。
詳しく知りたい方はこちら
さて、毎週放送するのかと思いきや、サブタイトルに〈レギュラー番組への道〉
とあって、全国のテレビ番組の制作者たちが〈レギュラー番組放送化〉を目指して腕を競う、と言った内容の番組だそうで
これから当分の間色々な内容の番組が放送されるみたいでした。
私はこれ気に入りましたけどね。
最後に、ファッション高度専門士科、というものがあるなんて初めて知りました。
どんな事を学ぶんでしょうか、興味がありますね。