昨夜は、フェスティバルホールで
英国ロイヤルバレエ団の〈ロミオとジュリエット〉を見てきました。
ロミオとジュリエットと言えば
あのあまりにも有名なシェークスピアの美しくも悲しい物語
ロミオとジュリエットが出会うシーン
バルコニーで愛を確かめ合うシーン
親友を殺され殺人を犯すロミオが
ジュリエットとの別れを嘆くシーンなどでは
甘やかでロマンティックなパ・ド・ドゥが繰り広げられます。
流石の英国ロイヤルバレエ団
主役のお二人の踊りが繊細で美しく考えられないくらいの高いテクニック!魅了されました。
ジュリエット役の金子ふみさんの儚く可憐で初々しい踊り
(手足がとっても長くそしてしなやか)
ロミオ役のワディム・ムンタギロフさんは王子さま感がすごかったです、辺りにオーラを撒き散らしていらっしゃいました。
お話がお話なので最後の墓場でのシーンはほとんどセリフのない演劇のようでしたが
お二人とも圧倒的な演技力でした。
主役の方達ばかりではなく
どんな端役のダンサーの踊りも格調高く美しさがこぼれ落ちるよう
普段の血の滲むような努力を思わず想像してしまいました。
とにかく心地良い一夜となりました。
ロミオ:ワディム・ムンタギロフ
マキューシオ:アクリ瑠嘉
ティボルト:平野亮一
ベンヴォーリオ:ジョセフ・シセンズ
パリス:ルーカス・ビヨルンボー・ブレンツロッド
演奏は大阪フィルハーモニー
生の演奏と素晴らしいバレエ、贅沢な時間をありがとうございました。