長い面接が終わって、スクール水着を着たメライちゃんと生まれたままの姿である僕は、一礼して面接室を出た。ドアが閉まったのを確かめてから、メライちゃんが「良かったね」と僕を振り向いて言った。もう廊下は暗く、人の気配がなかった。ホッとした顔をするメライちゃんが恨めしく、つい「全然良くない」と語気を荒げてしまった。
「なんでよ。何をそんなにムキになってんのよ」
「だってさ、あんまり酷過ぎるし」
裸足で . . . 本文を読む
最新記事
カテゴリー
- 1.一週間目の夜(3)
- 2.身体検査の恥かしい思い出(5)
- 3.この家の決まり(7)
- 4.とんだ災難(11)
- 5.男の子の体(12)
- 6.女子はたくらむ(18)
- 7.夏は恥辱の季節(27)
- 8.夏休み恥辱編(30)
- 9.いじめられる僕(16)
- 10.いじめられっ子のための幸福論(4)
- 11.愛と冒険のマジックショー(11)
- 【外伝】僕がY美にため口だった頃(3)
- 小話(4)
- ご連絡(10)
- 雑記(3)
最新コメント
- トクメイキボウ/【その1】消えた洋服
- M.B.O/【その3】消えた洋服
- naosu/【その3】消えた洋服
- Gio/【その3】消えた洋服
- M.B.O/【その3】消えた洋服