みなみ川の水は、僕の肩の少し上を流れていた。川底に近いところほど水が濁っているので、岸からは僕が完全な裸であることは分からない筈だった。せいぜい乳首か、見えたとしてもお臍くらいまでだろうと思う。岸の上の女の人たちは、ピクニックシートに腰を下してお喋りの折々、川の中に素っ裸のまま繋がれた僕へ目を向け、僕の汚物に汚れた体が川の流れによって洗われる様子を確かめた。
足元が岩でぬるぬるしていた。滑っ . . . 本文を読む
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