たった一枚身に着けることを許されていたパンツだが、それすらも皆の前で脱ぐことを強制された僕は、素っ裸になって、教壇の羽目板に両膝を揃え土下座を繰り返した。何度も何度もお詫びの言葉を復唱した。「もっと大きな声で」と先生に叱咤される度に声量を上げるのだが、それと同時に胸の中の屈辱感も増してくる。
ようやく許された。と言っても、パンツを穿かせてもらえる訳ではない。これからは講習の終わりまで、ずっと全 . . . 本文を読む
階段の途中で、再びパンツを脱がされ、一糸まとわぬ裸になった僕は、周囲の冷たい視線に射すくめられながら、抱えた段ボールでおちんちんを隠した。パンツの返却を求めたが、ヌケ子さんは首を横に振るばかりだった。
「パンツを穿いたって、どうせ又あの男の人に脱がされると思います。これ以上遅れると、私ひどく叱られてしまう。初めからパンツを脱いでいれば邪魔されないでしょ」
なおも納得できないで愚図愚図していると . . . 本文を読む
ようやくパンツ一枚、身に着けることができた僕は、先生に導かれて、教室に入った。そこには、10名の受講生が机を並べていた。
「みなさん、パンツ一枚の裸の男の子が出てきて、びっくりしてるかもしれませんが、この子が今日のモデルで、名前はナオス君です」
白衣を翻して先生がそう紹介すると、拍手が沸いた。先生が目配せしたので、僕は急いで受講生たちに頭を下げた。受講生は、ほとんどが中年の女性で、男性は2人し . . . 本文を読む
表札に引っ掛かったパンツを取ろうと苦闘する僕は、素っ裸の身を幼児とその母親たちに晒しているばかりか、悪戯盛りの子どもにおちんちんをぐるぐる回されて、母親たちが憚りもなく笑う中、何度も手で払うのだが、すぐに別の子どもがおちんちんに手を出すので、背伸びして表札に上げた腕を頻繁に下ろしながら、泣き喚きたくなるような気持ちに苛まれ続けるのだった。
口では「やめなさいよ、ねえ」と注意する母親たちの真意が . . . 本文を読む