狭いトイレ小屋に素っ裸のまま監禁されて、二日目の朝を迎えた。
四面の板は、天井近くの部分だけ格子になっている。Y美はそこからホースを差し入れようとして伸ばしたものの、ホースの先端を格子に届かせるのが精一杯だった。「この役立たずのホース」Y美は力任せにホースを引っ張りながら、罵った。
「よく見なよ、チャコ。このホース、あんたのおちんちんに似ていない?」
脚立に乗って格子から覗いているY美は、彼女 . . . 本文を読む
狭い空間の中で目をあけた。相変わらず素っ裸のままだった。
トイレ小屋に閉じ込められた僕は、体をくの字に曲げて横になっていた。中央の和式便器に背中があたる。竹刀で滅多打ちされた体のあちこちが痛い。赤く腫れあがったお尻は絶えずひりひりして、無造作に仰向けになることができない。
便器の向こうに洗面器があった。2リットルほど水の入った小さな水瓶から水を汲んで、ハンドタオルを浸すと、それをお尻に当て、う . . . 本文を読む
畑の土の上に、僕は全裸のまま正座させられている。
昨夜までの雨を含んで、土が柔らかい。足の裏が真っ黒に汚れていることを後ろのフェンスに寄りかかっているおば様が指摘して、くすくす笑った。東の上空から照りつける光が粘々として頭や胸、腹部をなぶり、今日一日の真夏日の暑さを予告していた。
ヘルパーのIさんは僕に正座をさせると、肩から腕にかけてのところと、乳首の辺り、脇腹などが紫に変色しているのを時折 . . . 本文を読む