ようやく家にたどり着いた時、僕はくたびれ果てていて、まだ庭を見渡せるぐらいの明るさだったのに、眠くて仕方がなかった。二日ぶりに会うおば様は、僕が素っ裸のまま外から戻ってきたことに驚いていた。しかも、全身の肌が汚れ、擦り傷だらけだった。早速Y美に説明を求めるのだけれど、Y美も疲れていたらしく、いい加減にやり過ごそうとして生返事を連発。とうとうおば様を怒らせてしまった。
Y美の横に素っ裸のまま立っ . . . 本文を読む
柄の悪い高校生が僕の腕を背中に回して、後部の二人掛け座席を占める女子高生たちに素っ裸の僕を見せつける。男の人のごつごつした手におちんちんをいじられ、僕は痛みと恐怖に耐えながら、小さな声で許しを乞い続けた。窓を流れる景色が先ほどからゆっくりになっている。工事か何かで渋滞し、バスはのろのろとしか前に進まない。
なぜ僕が素っ裸のままバスに乗せられているのか、その理由を女子高生から聞いた男の人たちは、 . . . 本文を読む
土砂降りの雨を避け、大きな楓の下にしゃがみ込む。アジサイの花が素っ裸の僕をとりあえず隠してくれた。公民館を出入りする人たちは皆足早だった。普段なら庭木や花の方を一通り眺めてからのんびりと公民館に入る老人や花好きのおばさんも、この強い雨のおかげでそんな余裕がないのは有難かった。
アジサイの間から見覚えのあるピンク色の傘が開くのが見えた。Y美だった。公民館にいる筈だったおば様がやむを得ない仕事上の . . . 本文を読む
玄関からどかどかと女の人たちが出てきて、庇の下で身を強張らせている素っ裸の僕を取り押さえた。大きな注射器を持ったアキ先輩が一番最後に出てきた。針の部分が取り外され、代りに黒いチューブが伸びている。注射器の中には白い液体、牛乳が入っていた。僕は四つん這いでお尻を高く上げさせられた。
悲鳴を上げて許しを乞う。誰かが僕のおちんちんの袋をぎゅっと掴み、これ以上声を上げるとこの袋の中の玉を潰すと脅かした . . . 本文を読む
おちんちんの袋がキーンと痛み、砂の中で身悶えした。このところ連続しておちんちんの袋を蹴られているので、時折鋭い痛みが走るようになった。おちんちんの根元を袋ごとロープで括られ、砂場から逃げることができない。僕は相変わらず素っ裸だった。一糸も纏わない格好のまま三回目の朝を迎えた。
昨夜の悪夢がまざまざと蘇り、口中に無理矢理飲まされた精液が湧き出てくる。思い出したくない、の一語に尽きる。全裸のFさん . . . 本文を読む
程なくしてみっくんが来た。出迎えたルコが夜遅くの呼び出しを詫びながら、居間へ案内する。僕はソファの陰に素っ裸の身を隠した。みっくんは、ルコの別荘に同級生の女子が七人も集まっていることに驚いたようだった。ルコに誘われて遊びに来たことはあるけど夜は初めてだ、とみっくんが自分のどぎまぎしている理由を釈明するかのように言って、軽く笑った。なぜ自分がこんな夜の十時過ぎに、しかも女子の集まりに呼ばれたのか、 . . . 本文を読む
氷の浮かぶ水風呂に漬けられた僕は、素っ裸の肌に一気に押し寄せる冷水に歯の根が合わず、全身の震えが止まらなかった。その上、湯混ぜ棒で冷水を掻き回されたから、もう悲鳴どころではなく、意識が遠のきかかって、体が異常に震えるのを他人事のようにぼんやりと感じていたような気がする。
「肩まで浸かって百まで数えたら出してあげる」
小さい子供に言い聞かすようにY美が約束し、エンコに言いつけて、僕の肩を水風呂の . . . 本文を読む
女の人たちの声高に話す声が聞こえて、僕はふっと意識を戻した。相変わらずパンツ一枚穿かせてもらえない真っ裸だった。手足を縛られ、押入れの中に監禁されている。午前中の長い散歩とその後の出来事のおかげて心身ともに疲れ切っていた僕は、押入れの中の暗さと静けさが幸いして、狭いところに手足を拘束されたまま閉じ込められるという苦痛をほとんど覚える間もないうちに眠り込んだのだった。
暗闇の中だから、時間は分か . . . 本文を読む
命令に従い、自分の体にたっぷり石鹸を付けた僕は、手を使わずにFさんの足を洗った。Fさんの足に自分の体をなすり付けるようにして洗う僕の滑稽な姿を短パンにキャミソール姿のルコが冷やかした。足の次は背中、背中の次は胸だった。Fさんのぷるんとした乳房に自分の体をくっ付けると、先程から硬くなっていたおちんちんがもう射精寸前を迎えた。ルコが僕をFさんから引き離さなければ、精液を放出したところだった。Fさんの . . . 本文を読む
さっきまでは素っ裸の僕を憐れんで自分の後ろに隠すようにして歩いてくれたFさんだったけど、Fさん自身が洋服を紛失し、ブラジャーとパンツだけの姿になってしまうと、僕を先に歩かせるようになった。自分はその後ろに回り、僕よりもうんと大きな体なのに、僕の背中に身を潜めるようにしてルコの家までを急ぐ。
蝉の鳴き声がわんわん響いて、悪い夢がいつまでも続くような気分にさせた。左側に山の崖が今にも倒れかかるよう . . . 本文を読む