砂のさらさらした粒の一つ一つが僕の全身の肌を撫でるように流れる。相変わらずパンツ一枚穿かせてもらえない真っ裸だった。朝の光が丘の上の雑木林を透かして、斜面を下った平地にある家庭菜園を薄暗がりに置いたまま、その先のなだらかな斜面の上にある芝生の短く刈られた緑を鮮やかにする。
ここがルコの家の敷地であることを思い出す。昨夜、四つん這いのまま長い農道を歩かされて、ここまで来たのだった。お尻を高く上げ . . . 本文を読む
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