生まれたままの格好で階段に手を着け、お尻を前に突き出している僕は、N川さんのお母さんから受けるお尻叩きを前にして、すでに充分叩かれたお尻の痛みに嗚咽していた。
「一つお願いがあるんですが」
N川さんのお母さんがヌケ子さんに言った。
「この子を私の膝の上を覆わせるような格好にしてお尻を叩きたいのですが、よろしいかしら?」
にっこりと笑ってヌケ子さんが頷く。
「ありがとうございます。昔から娘をし . . . 本文を読む
車道沿いに真っ裸で立つ僕は、取り残された気分だった。長い時間、激しく降る雨に打たれているのに、体が火照っている。僕のおちんちんを弄び、このように大きくさせるだけさせておいて、アベックの二人は車を発進させてしまった。
しばらく手を振りながら追いかけて、停まるように呼びかけたのだが、女の人と男の人のアベックは、無視して走り去った。恐らく、僕がおちんちんをもっといじってもらいたくて呼び止めているのだ . . . 本文を読む
「酷いよね。ナオス君。いつもパンツいっちょうで家の手伝いとかさせられているんだ」
ほんとは素っ裸に剥かれていることの方が多いのだが、黙って頷いた。
「でも、いいなあY美さん。なんとなく、羨ましくもあるんだよね」
視線を僕の体から窓の外の豪雨、空一面の黒い雲へ逸らしたN川さんが、独り言のように呟く。その真意を測りかねていると、廊下からヌケ子さんの声が聞こえた。
荷物を運ぶから手伝いに来て、と甲 . . . 本文を読む