奈良散策 第855弾
6月29日早朝の散歩のときに撮った写真です。6時半ごろに家を出ているのですが、もうすでに暑くなっていて、家に戻ると汗びっしょになっています。その割に撮るものはあまりないですね。
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最初は田んぼの縁に咲いていた花です。「帰化&外来植物 950種」によると、果実の長さが果柄と同じか短いとイヌガラシやミチバタガラシ以外になります。果実の形から、おそらく、これは
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「猫広場」では耳の大きな黒猫がこちらを覗いていました。
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「猫広場」の裏ではいつもの「ヒゲ」がいました。
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撮るものがないなぁと思って歩いていたら、電線にツバメが止まっていました。
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金魚池の脇にはハス畑がありました。こんなところにもあったのですね。
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これはウシガエル。
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最後はコシアキトンボでした。
雑談)この間から「大和郡山の植物Ⅱ」という冊子を作ろうと思って、双子葉植物の冊子編集をしているのですが、その際、APG IVに基づいた「新維管束植物分類表」に従って、分類の見直をしています。今日はバラ科の整理をしていたのですが、私の作っていたデータベースの中で、サクラの学名が種類によってPrunus(スモモ属)になっていたり、Cerasus(サクラ属)になったりしていました。「新維管束植物分類表」では、サクラはCerasus、ウメはPrunusになっています。一方、APG IIに基づいた「植物分類表」では、サクラはCerasusですが、ウメはArmeniacaに入れられています。また、Catalogue of Lifeを見ると、サクラもウメもPrunusです。Wikipedia [サクラ]によると、サクラの少ない欧米ではPrunus属に入れられ、日本ではCerasus属にしていて、国によって学名が違うようです。また、ウメはPrunusでよさそうです。とりあえず、サクラはCerasusに統一することにしますが、ややこしいですね。