奈良散策 第864弾
7月2日、大神(おおみわ)神社の茅の輪くぐり、平等寺、志貴御縣坐(しきのみあがたにます)神社に行きました。ともかく暑かったので、とりあえず、JR三輪駅に向かうことにしました。
途中、鳥居マークのついた建物がありました。三輪素麺工業協同組合の建物でした。とりあえず、ホームページを見てみました。素麺の歴史について書いてあったのですが、この間から調べていた三輪氏と関係がありました。日本書紀の崇神紀に、疫病が流行ったとき、大神神社の祭神である大物主神が夢に現れ、我が子の大田々根子に祀らせればたちどころに収まるであろうとお告げがあったそうです。それで、大田々根子を探し出し、祭主として祀らせたところ収まったという話が出ています。この大田々根子の子孫に狭井久佐という氏上(うじのかみ)がいて、その子の穀主が神の啓示を受け、小麦を植え、素麺を作り、飢饉と疫病に苦しむ民の救済に用いたというのが素麺のはじめだとのことです。「姓氏家系大辞典」の三輪条を調べると、大田々根子の14代子孫に氏上の三支という人がいて、その子供が穀主になっていました。
しかし、この日はともかく暑くて、三輪駅に着いたら近くの店でお昼を食べることにしました。今回はこの「栄寿司」で三輪素麺を食べました。でも、脱水症状だったのか、冷たいお茶を立て続けに3杯も飲んでしまいました。
お昼を食べ、十分に涼んだので、少しは元気が出てきました。それで、近くにある三輪坐恵比須神社にも行ってみることにしました。ここには今年の2月に行ったばかりだったのですが、ひょっとして茅の輪があるかもと思って行ってみました。これは裏から入ったところです。
予想通り、茅の輪がありました。
正面側に回って撮ってみました。
茅の輪をくぐって拝殿の方にいきました。
拝殿の横に境内社の琴比羅神社があります。ここは7月9日が例祭だというのでついでに見てみました。これが正面です。
中の本殿を見てみました。
中央に鏡が見えたので、撮りました。
これは狛犬ですが、丸金のエプロンをしていました。
帰りにホシミスジを見つけました。この日の寺社めぐりはこれでやっと終わりました。