奈良散策 第136弾
6月25日朝の散歩のときの写真です。
歩き始めてすぐにルリシジミがコンクリの壁に止まってくれました。
これはいつも見ている湿地で咲いていたセリの花です。
そして、これはランタナ Lantana camara。和名はシチヘンゲです。可愛い花なのですが、世界の侵略的外来種ワースト100に入っていて、環境省が出している「我が国の生態系に被害を及ぼすおそれのある外来種リスト」にも載っています。それによると、現在は分布拡大期~まん延期に当たるそうです。もともと熱帯アメリカ原産で熱帯~亜熱帯で育つ植物らしく、「日本帰化植物写真図鑑」(2002)では、沖縄県などでは野生化していると書かれていました。ところが、2021年に出された「帰化&外来植物950種」では、「20年ほど前なら、埼玉では越冬させることはまず無理であったが、10年ほど前から住宅地や畑の露地で越冬するランタナが出てきた」とのことです。温暖化の影響か、耐寒性を獲得したのか。おそらく両方だろうとのことです。
用水路にはハグロトンボがいました。
この日はヒバリも撮りました。
そして、モズ。何か変な鳴き声をしていたので、撮ったのですが、肝心の鳴き声を忘れてしまいました。
これは一見アミガサハゴロモみたいなのですが、前翅前縁の模様の形が違うので以前調べたことがありました。その時は、おそらく、Pochazia shantungensisだろうということにしていました。
ナワシロイチゴの実ができていました。
今頃、こういう巣を張るクモがいっぱいいます。調べてみると、ナガコガネグモの幼体のようです。
これはショウジョウトンボ。
それにガマ(上)とヒメガマ(下)です。
赤い雄のショウジョウトンボ。
それに最後はコフキトンボでした。
雑談)今日はアミメアリの顕微鏡写真を撮りました。これで、これまでに調べたアリも全部で7種になりました。そのうち、20種くらいは行くかなぁ。以前、住んでいたマンションは山から平地に出るところに建っていたので、今頃になると羽蟻がいっぱい来ていました。働きアリは検索表がしっかりしているのですが、有翅アリになると途端に難しくなります。以前はそれでずいぶん悩みました。こちらでは羽蟻はほとんど見かけません。
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