奈良散策 第609弾
10月15日、郡山八幡神社の秋の大祭である御例祭があるというので行ってみました。郡山八幡神社は東大寺大仏が完成したときに、その守護のために大分の宇佐八幡神を勧請したときにまで遡る由緒ある神社です。
お祭りなので、入り口は綺麗に飾られてきました。金魚飾りもいっぱいです。11時開始なので、ちょっと前の10時半ごろ着いたのですが、どうも人気がありません。
昨夜、宵宮があったからか、金魚すくい用の金魚も残っていました。
こちらは拝殿です。破れていた提灯も綺麗になっていました。それにしても人がいない。
11時になると武者姿の少年が二人出てきて、拝殿の前で記念撮影をし始めました。てっきり七五三に来た子供たちかなと思っていたのですが、実はこの二人が左大臣と右大臣だったのです。関係者と思われる人たちに付き添われて二人は拝殿の中に入っていき、奥に腰掛けました。
その後、神主さんと関係者たちは拝殿の横にある御祓い所に行き、御祓いを始めました。そして、それが終わると、神主さんを先頭に出てきました。
その後ろには可愛い巫女さん4人が続いています。
向かって右側に巫女さんたちが、左側には関係者10数名が座り、奥に座った左大臣と右大臣の前で神主さんが御祈祷を始めました。この二人は守り神の役だったのです。
それが終わると、雅楽が奏でられ、巫女さんたちが立ち上がりました。
そして、拝殿の中央で巫女舞の奉納が始まりました。
巫女舞は10分ほど続きました。踊る姿が可愛いので、左手でスマホを持ち動画撮影、右手でコンデジを持って写真を撮りました。巫女舞が終わると、関係者が一人ずつ参拝をして、神主さんの御祈祷などがあって、1時間ほどで御例祭は終わりました。パンフレットによると、巫女さんは小学校~高校生で8月から1年間、月に1回練習をしているようです。こんな面白い行事なのに、関係者以外の見物客は私どもを含め5名程度。本当にもったいない感じです。
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