奈良散策 第1032弾
年末の12月29日、奈良市にある漢國(かんごう)神社で獅子神楽奉納があるというので行ってみました。ホームページを見ても載っていなくて、午後1時に始まるということだけは分かっていたのですが、果たして本当にこの日にあるのかどうか不安でした。でも、とりあえず、ちょっと早めに行ってみました。
着いたのは12時半。鳥居の横に「大祓 獅子太神楽 本日午後一時より」という案内が出ていたので、間違いなくあるのでしょう。
鳥居を過ぎるとそれらしい人の姿が見え、また、門の前には屋台が出ていました。
漢國神社には門をくぐったところに舞台があります。その前に椅子が並べられていて、もうかなりの人が来ていました。
舞台の上には韓園獅子舞という幕が出ていました。
正面の席は人で埋まっていたので、最前列の横の席にしたのですが、左側の木の葉と竹であまりよい撮影場所ではなかったです。でも、始まったら、客席の後ろに回って撮ればよいなと考えていました。でも、甘かったです。始まる頃には人がいっぱいになり、客席の後ろにも何重かの人の列ができて、とても後ろに回れそうにありません。諦めてこの場所で撮ることにしました。
一時近くになると門の外が賑やかになってきました。何かやっているようですが、人が多くて見えません。そのうち、獅子を先頭に入場を始めました。
そして、舞台に上がって、いよいよ始まります。
最初の演目は「猿田彦舞」。剣と鉾を持って舞います。なかなか迫力があります。
次は「宮参り」という演目で、6人ほどが神社の入り口から拝殿前に進み、
本殿の後ろをぐるりと回って舞台に上りました。
これは「韓園」という演目です。漢國神社は韓神と園神を祀っているので、それに合わせた演目なのでしょう。一人が二つの獅子頭を持って舞います。
これは「剣」という演目です。人が出てきて、獅子に刀を渡します。
すると、獅子が刀を持って舞います。
これはその次の演目の「大黒」です。こんなお面をかぶって、大きな袋を持って出てきました。
いろいろ面白い話をすると、客席から次々とおひねりが投げられます。
すると、喜んで、今度は大きな袋から菓子を取り出して、観客席に向かって投げはじめました。私も一ついただきました。まだまだ、続きがあるのですが、長くなったので、次回に回します。
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