奈良散策 第130弾
6月17日は晴れていたので午前中にまたまた大和民俗公園に行ってみました。いつも虚しく帰ってくるのですが、この日は珍しく収穫がありました。いろいろと見たので、2回に分けて出すことにします。
最初はキマダラカメムシです。思えば、2013年11月に初めてキマダラカメムシを見たのが奈良でした。それ以降は嫌というほど見ています。
この花が咲いている木はマサキです。
菖蒲園には花はまったくなくなっていました。
いつものひょうたん池に行きました。スイレンが咲いています。
しばらくスイレンを見ていたら、ギンヤンマが産卵に来ているのが見つかりました。これはラッキー。飛んでいるところはなかなか撮れないのですが、産卵しているところだと楽ちんです。
ついでにオオシオカラトンボも撮りました。
近くの木の幹に虫がいないかなと思って探していたら、ちょろちょろと動く姿が。撮ってみると、こんな小さなカメムシでした。頭頂部に一対の単眼があり、分布から、ダルマカメムシか、ヒメダルマカメムシかというところです。この間やったように、写真のEXIFデータに載っている"focus distance"を使って大きさを推定してみると、2.99 ± 0.15 mmになりました。「日本原色カメムシ図鑑第2巻」によると、ダルマカメムシは体長3 mm前後、ヒメダルマカメムシは体長1.8-2.0 mmなのでダルマカメムシの方かなと思ったのですが、この大きさの推定法が本当にあっているかどうか、まだ自信がありません。
これはルリマルノミハムシではないかと思うのですが、EXIFデータから大きさを推定してみると、4.85 ± 0.24 mm。図鑑には3~4mmとなっているので、やや大きくなりました。この推定法、本当にあっているのかますます自信が無くなりました。
モンシロチョウ、1匹の♀を2匹の♂が追いかけています。
地面を這っているシジミチョウが見つかりました。たぶん、ミズイロオナガシジミ。昔もこんな風に地面に近いところにいたところを見たことがあります。こんなものに産卵するのかなと思って、「日本のチョウ」を見ると、食草はクヌギ、カシワなどのブナ科です。いったい何をしているのでしょう。
これはハラビロトンボ。
そして、エビイロカメムシでした。
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