奈良散策 第1358弾
11月13日、平城宮跡公園にある「おぎの美術館」に行きました。一昨年に行ったときは一か所だけだったのですが、今年行ってみると、以前の美術館が本館になっていて、そのほかに秋風館、ささらをぎ館の2館が新たに加わっていました。パンフレットによると、おぎの美術館の目的は、①おぎ原に外来種が侵略し、やがて多様な植生に変化していくというおぎ原の推移を体感すること、②様々な角度からおぎを体感することの2点だそうです。昨日は本館を紹介したので、今日はその続きです。


本館とそのほかの館とは少し離れています。移動する途中に、タデがいっぱい咲いていました。托葉梢に長い縁毛が生えているので、たぶん、シロバナイヌタデというイヌタデの一品種だと思われます。


こちらが秋風館の入り口です。

中を見たところです。

こんなフレームがありました。「混沌とした自然の世界へ」という題がついています。

サデクサと書かれた箱がありました。中を見たのですが、よく分かりません。

その周囲にあった、この植物には茎に棘が生えているので、サデクサのようです。


こちらはささらをぎ館の入り口です。

また、フレームがあったので、南門と工事中の廻廊を入れてみました。

これはサクラタデです。

これには「カヤネズミと共に」という題がついていました。


本館と同様に、「空を切り取る」という場所がありました。寝っ転がって空を撮ってみました。

フレームがありました。今回はおぎの穂が絵画のように見えます。


「見つけてみよう」と題する場所です。おぎ原で探してみようということのようです。セイタカアワダチソウは難度が☆1、ナンバンギセルは☆3、カヤネズミは☆5、カヤネズミの巣は☆4になっています。セイタカアワダチソウ以外はどれも見つかりません。また、おぎのトンネルはカヤネズミの通り道だそうです。

そして、おぎのトンネルです。

「+1.5 mのおぎの世界」という題のついた高台がありました。


登ってみました。わずか1.5 mなのですが、広く見渡せます。おぎのトンネルがずいぶん下の方に見えました。

これはツマグロヒョウモンです。

そして、出口になりました。

ここから、平城宮跡資料館に向かいました。途中でアサガオがありました。アメリカアサガオとマルバアメリカアサガオの中間的な感じです。



これはトウネズミモチ。


それから、エノキ。

最後はメリケンガヤツリだと思います。