奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

早朝の散歩+新木山古墳

2022-09-26 20:38:09 | 神社・寺・古墳など
奈良散策 第581弾


奈良に来てからあちこちの神社仏閣、古墳などに行って、その様子をブログに出してきたので、それらをまとめて小冊子を作ろうと思っています。それで、9月24日早朝の散歩のときに、新木山古墳にも行って写真を撮ってきました。

まずは古墳以外の写真から。







「猫広場」にはこの日は「ヒゲ」だけがいました。



広告塔の上にアオサギが2羽止まっていました。



この猫はいつもこの場所で寝ています。





用水路の壁に止まっていたマダラバッタです。



これはヤマトシジミ





それからフヨウの花。





こういう海藻のようなものをよく見かけます。それで、この日は写真に撮って調べてみることにしました。ネットで調べると、これは陸生藻類のラン藻類の仲間のようです。分類学的にはネンジュモ目ネンジュモ科に属し、イシクラゲ Nestoc communeと呼ばれているようです。





これは用水路に生えているエビモ





最後はウラナミシジミです。この辺り、マメ科のヤブツルアズキがいっぱい生えているのですが、これが食草なのかな。




金魚池がちょっと外れたあたりにこんもりと茂った森のようなものが見えます。これが新木山古墳です。



近くにいってもこんもりと木が茂っているだけで何だか分かりません。





森の隙間から入れそうなのですが、柵があって入れないようになっています。宮内庁の管理になっているようです。





北側に行くと、大和郡山市の立てた説明がありました。この古墳については情報が少ないのですが、第4回こおりやま歴史フォーラムの「矢田丘陵周辺の古墳文化」にちょっとだけ載っています。墳丘部の全長は122.5mの前方後円墳で、横穴式石室と思われるが、埋葬施設、出土遺物に関する情報はまったく得られていないということです。



池越しに見た新木山古墳です。






最後はいつも通っている道の横にある用水路についてです。これは実は天井環濠集落のお濠の跡だったようです。大和郡山市教育委員会が1992年3月に出版した「稗田環濠」という冊子に載っていました。奈良県遺跡地図Webというサイトに、奈良県の遺跡地図が載っているのですが、金魚池周辺の集落はほとんどが環濠集落だったようです。ちょっと驚きです。


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