木工デザイナー三谷龍二の、木工や住まいやその他についてのエッセイ集。写真で作品が見れます。
僕の気になるセンス人(扇子じゃなくセンスのいい人の勝手な略)には、中村好文や大橋歩やこの三谷龍二氏がいます。好きというわけではないけれど、センスいいなぁと思うし、いい仕事(や生活)してるなぁと思うし、その作品群は好きです。
この本の中に、仕事ではない木工(ここでは彫像づくり)を何と言ったらいいかという箇所がある。「趣味」と聞かれても「そうではない」し、「副業」と聞かれても「違う」し。僕もそういうことがたまにある。僕の場合はものつくりを仕事とはしていないのでなおさらかもしれない。「趣味」と人に言われると、本当は違うのだけれど、めんどくさいからつい「そのようなものです」と答えてしまう。じゃあ「それで食っていきたいのか」と言われても、それもちょっと違うのだけれど、めんどくさいからつい「そうなるといいですけどねぇ」と言ってしまう。三谷龍二氏は「自分自身のためにやっているものづくり……としか答えることができない」と書いているが、僕もそれに近いところだと思う。本当はそんなこと考えずにただつくりたいものをつくっていたいのだけれど、人に聞かれると考えてしまう。
一つ言えるのは、生命力の大部分をものづくりに費やして生きていきたいということです。
僕の気になるセンス人(扇子じゃなくセンスのいい人の勝手な略)には、中村好文や大橋歩やこの三谷龍二氏がいます。好きというわけではないけれど、センスいいなぁと思うし、いい仕事(や生活)してるなぁと思うし、その作品群は好きです。
この本の中に、仕事ではない木工(ここでは彫像づくり)を何と言ったらいいかという箇所がある。「趣味」と聞かれても「そうではない」し、「副業」と聞かれても「違う」し。僕もそういうことがたまにある。僕の場合はものつくりを仕事とはしていないのでなおさらかもしれない。「趣味」と人に言われると、本当は違うのだけれど、めんどくさいからつい「そのようなものです」と答えてしまう。じゃあ「それで食っていきたいのか」と言われても、それもちょっと違うのだけれど、めんどくさいからつい「そうなるといいですけどねぇ」と言ってしまう。三谷龍二氏は「自分自身のためにやっているものづくり……としか答えることができない」と書いているが、僕もそれに近いところだと思う。本当はそんなこと考えずにただつくりたいものをつくっていたいのだけれど、人に聞かれると考えてしまう。
一つ言えるのは、生命力の大部分をものづくりに費やして生きていきたいということです。
自転車を
手放し運転していたら
あ
自転車のかご
まがってる
ように
僕のちんこもまがってる
僕の脳みそまがってる
ついでにせかいもまがってる
なおすかなあ
まっすぐなのはすっきりするけど
あいにくぼくは
まがったちんこをなおせない
飢えてる子どもを助けられない
自転車のかごなおしていたら
いつの間にか道路の真ん中
ひょう
危険極まりないけれど
もともとがない命
運がよければ轢かれまい
運がなければ轢かれるばい
まあどちらにしても
たいした違いはありますまい
手放し運転していたら
あ
自転車のかご
まがってる
ように
僕のちんこもまがってる
僕の脳みそまがってる
ついでにせかいもまがってる
なおすかなあ
まっすぐなのはすっきりするけど
あいにくぼくは
まがったちんこをなおせない
飢えてる子どもを助けられない
自転車のかごなおしていたら
いつの間にか道路の真ん中
ひょう
危険極まりないけれど
もともとがない命
運がよければ轢かれまい
運がなければ轢かれるばい
まあどちらにしても
たいした違いはありますまい