渡辺さん家

スイーツ大好き渡辺さんの時々日記

子宮頸がん手術を勧められるまでの快適な8年間

2018-08-11 12:54:20 | 健康・病気

かかりつけの婦人科から

多治見県病院に移り

少々不快な思いをしながら検査を終え

私は3つ問題を抱えている事が判明しました

・右の卵巣 チョコレート嚢胞

子宮内膜症が原因なのですが

卵巣にも子宮内膜症の出血が起こってしまい

血がたまっている状態です

放っておくと血の塊がどんどん大きくなり

破裂してとてつもない痛みに襲われる人もいます

チョコレート嚢胞というネーミングは古い血がチョコレート色だからという理由で命名されました

この時の私の古い血液を溜めた卵巣の大きさは5センチだったそうです

ちょっと大きめ

・子宮内膜症

子宮の中以外のところに子宮内膜ができては剥がれる事をいいます

どういう事かと言うと

毎月生理のたびに子宮以外の場所で出血が起こるのですが

その血液の排出場所が無いため

血液はお腹のどこかにとどまり、そのまま内臓が癒着してしまっているのです

生理痛がひどいのはその為で、子宮と直腸が癒着して引っ張り合っているらしい

私の子宮と子宮周辺はこんな状態という事になる

・子宮頸がんになる前の異形細胞

説明が難しかったので私の解釈で言いますと

子宮の入り口の組織がガンになる前の状態で「異形細胞」と呼ぶそうです

下の表で言うと0期にあたります

月日が経過して、この異形細胞が正常になる人もいるし

一生この状態のままの人もいるし

これが本格的にガン化して手術が必要になる人もいます

子宮がんにも種類があって、薬で対処できる場合と

ガン化したら即 子宮全摘出の手術

私の場合は後者のタイプだと説明されました

表のブルーの部分に進行する可能性があるとの事です

こうして治療と経過観察が始まりました

まず「子宮内膜症の痛みによる苦しみをどうにかしましょう」という事で

ピルを試してみました

ピルを飲んでいても生理はあるのですが

体に妊娠したと思わせる為に

つわりの症状が出てしまい

めちゃくちゃキモチワルイ(;´Д`)

別の種類のピルも試しましたが

同じく気持ち悪くてダメでした( ノД`)シクシク…

つわりがイヤで「もう子供は産まない」と言い切った私が

治療でこんなに気持ち悪い思いをするとは。心が折れます

ダメモトで座薬も使ってみましたが

腰回りに気持ち悪さを感じてしまって、しんどいだけでした

それならば「ディナゲスト」という薬を使ってみましょう

と、あれ?生理が止まりました

あれだけ嫌だった生理がなくなったのです

なんて快適なんでしょう('ω')ノ

多くの人はディナゲストを使うと

少量の出血がダラダラと続いてしまって

その煩わしさで使用を断念するそうです

私にはディナゲストが合ったんですね

生理の辛さ、痛さがどうにかなるならと

布ナプキンも使用していましたが

全て必要なくなりました

 

余談ですが、布ナプキンで生理痛は軽減できませんでしたが

使い捨てナプキンより肌当たりが格段に良くて

使い心地は快適でした

赤ちゃんのオムツも、可能ならば布にしてあげると

おむつかぶれなどトラブルが少なくなると確信しました

 

 

ディナゲストの使用によってチョコレート嚢胞も2.5センチから3センチの大きさをキープできるようになり

3か月に1回の経過観察となりました

そしてメインの子宮頸がんの前の状態「異形細胞」についても

3か月に1回の経過観察になりました

「症状が進行したら手術です」と念を押されておりましたが

何事もなく8年ほど

生理とは無縁の 実に、実に快適な日々を送る事ができました

県病院は主治医がコロコロ変わります

胸糞の悪い医者もいるものです

つづく

 

 

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