今年の4月は後半から例年以上に暖かい日が続き、積雪が多かった割には雪融けが進んでいる。
各地の冬季閉鎖されていた道路も、GWに合わせて24日(金)に開通したところが多い。
ここの国道405号線も同日開通し、和光原地区から野反湖まで入れるようになった。
GWが始まり何処へ行っても混むので、お出掛けは出来るだけ控えるようにしているが、
期間中の平日なので、多少は少ないだろうと見込み、昨秋のリベンジがてら行くことに。
前回登ったのは2006年秋なので8年半ぶりぐらい、春山は初めてである。
5時15分自宅出発。パノラマライン~草津温泉~六合~野反湖(富士見峠)と、約76km。
湖はまだ結氷、車が3台停まっているが人はいない。 何処かへ散策にでも行っているのだろうか。
更に最奥のダム上の駐車場まで移動、約81km。再び少し上の空き地へ駐車、現地7時15分。
朝食と準備を済ませ7時45分スタート。 最初からアイゼンを装着、フットスキーを背負う。
僅かに残る足跡を頼りに先へ進むが、途中で足跡が何方向へも散らばっている。
夏道は雪に覆われ目印のリボンも無く、前回の記憶は定かではないので充てにはならず感が頼り。
ハンノキ沢の渡渉が心配だったが、何とか無事に渡し板に辿り着き、川を越える。
再び足跡と感を頼りに、堂岩山に着いたのは10時20分過ぎ。長かった~。
ここまで来るとやっと白砂山が見え、後1時間ぐらいで行けるだろう。
一旦下り再び登り返しを何度か繰り返し、最後の急登に息が喘ぐ。
久しぶりの山歩きのせいか、歳のせいか、息継ぎの為に何度か小休止をしなければならない。
直下30mぐらい前になると、頂上に先行者1名が見え、やはり登っている人がいたなぁと思う。
11時50分過ぎ、4時間以上も掛かり、白砂山登頂。 意外と時間が掛かってしまった。
360°の眺望を楽しみ、昼食。 頂上で50分強休憩し下山へ、再び来た道を戻る。
堂岩山まではアイゼンのまま歩き、ここでフットスキーに履き替える。
約60cmのフットスキーを実践で使うのは初めて。狭い木間でもすり抜けが出来る。
ゲレンデでテストした時は堅いバーンでエッジが立たず、使えるか心配だったが、
春先のシャバシャバ雪なら、それなりに操作で出来るので、実践でも使えそう。
途中の登り返しの坂では脱ぎ、アイゼンは装着せず壺脚のまま歩き、再びスキーを装着。
朝の足跡は消えているところもあり、感を頼りに河原まで滑り降りる。
渡渉場所とは違うところへ下りてしまい、どうするか暫し迷う。
ここも感を頼りに上流側へ100mほど歩くと、渡渉板を発見ホッとする。
後は登りなのでスキーを背負い、壺脚で駐車場まで戻る。
16時、往復8時間15分ほどで無事下山。 帰り支度を済ませ17時50分過ぎ無事帰宅。
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