なわて仮説サークル

 仮説実験授業の話題を中心にいろいろなことが毎回話題に上がっています。ぜひ,参加してください。

なわてサークル2024.5.18例会

2024-05-19 13:33:22 | 例会

1.         井藤さん

油井さんの資料紹介 「自由進度学習ノススメ」3月に校内現職教員を少し応援するために書いた文。「令和の日本型学校教育」の学習スタイルの一つが自由進度学習。このテーマで,由井さんは,国語の時間に短い時間でやれる自由進度学習として,「漢字」「音読」をやりました。仮説実験授業は自由進度学習として実践するとき,全体の予想や意見を出し合うので,自由に個人が進めていくと集団としての授業のたのしさを味わえる機会がなくなるのではないか,というのが,水口の感想です。「束縛によって得られる自由もある」ということでないかと思います。

『たのしい授業』4月号の「若者たちの大ピンチ座談会」のサークルでの報告と参加者の感想等。若者たちは何に悩んでいるのか,この座談会を読んでよくわかりました。「みんな悩んで大きくなった」というCMを連想しました。板倉さんは「悩んでも仕方ない」と言います。

2.笠井さん

   神戸常盤大学で「現代社会と化学」「化学概論」を教えることになりました。「食べ物とイオン」「爆発の条件」「原子とその分類」「自由電子 が見えたなら」をやる予定です。


  教員不足? 大阪の電車のつり広告で「東京の教員の募集」

 

3.木村さん

   初任者担当教員として,いろいろ感じることがあります。今の学校は初任者にとって魅力的なところではないと感じています。その理由の一つとして,仕事量が多すぎるということです。いま新任さんは真面目でいい子が多い。適当にやればいいところをまじめにやりすぎているので,中途退職するのではないかと心配です。昔はいい加減でしたが,「いい加減がよい加減」が許された。指を使った計算に対して,タルイを使った計算の仕方をタイルの実物を使って教えてもらいました。水道方式に対する反対意見は,現場では,依然としてあるようです。

4.水口

  「大陸移動説とプレートテクトニクス」

  竹内徹也さんのプランを紹介しました。「大陸移動説」については,西村先生の『地球の発見物語』にくわしく書かれています。

西村先生の書かれた『ウェゲナーの大陸移動説は仮説実験の勝利』も紹介しました。次回は,プレートテクトニクス理論の確立に多大な貢献をした都城秋穂さんのことを資料にして持っていきます。

5.西村先生

  手塚治虫の『ジャングル大帝』に大陸移動のことが取り上げられています。『手塚治虫講演集』にそのことが書かれています。

  加古里子さんの『地球』の絵本。これを生み出す遠因となったのは,加古さんが中学2年の時に地理の時間に「大陸移動説」の話を聞いて,科学の すばらしさを知ったからだそうです。仮説実験授業を体験した子どもの中から,将来,すばらしい仕事をする人物が現れる可能性は大きいです。

6.中嶋さん

  「大津地球温暖化防止すごろく」の紹介。すごろくはいいですね。原子すごろくはありますが,電子版を作ると,子どもたちは,タブレットで体験できますね。若者仮説の旗手=小川航さんの資料紹介。

今日は,人数が少なかったので,5時には終わって,大東飯店で,西村先生・笠井さん・水口の3人で餃子・豚の天ぷら・チャーハン・焼きそば・パイナップルを食べて帰りました。

6月6日(木曜日)は「プラン研究会」が,午前10時から「ミオ」で行われます。

 


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