なわて仮説サークル

 仮説実験授業の話題を中心にいろいろなことが毎回話題に上がっています。ぜひ,参加してください。

(無題)

2012-09-19 21:23:00 | ノンジャンル
2012年9月号

 <9月15日(土)14:00~18:00四条畷学園小・科学準備室>

【参加者】
渡辺慶二・音田輝元・西村寿雄・雁金美佐枝・雁金隆・水口民夫・
佐藤和次・笠井亮・岡部智子・中嶋典子・永岡修・岡田和成・中岡利晃・宮本なつ江・木村久男・畑中真一             16名

◇ 岡田和成 学級通信「いちばん星」
クラスに切れる子が4人いて大変そうです。ただ2学期が始まってからは,まだ大きな荒れはなく,《もしも原子が見えたなら》や「日本の水産業」をして楽しく過ごせているようです。理科の時間がないので,空いた時間を見つけては読み聞かせや楽しいプランをしています。

◇ 水口民夫 『仮説対話』 「〈授業漢字〉という漢字」(たの授)
      「〈実体積原子模型〉を使えば子どもは大歓迎」『理科教室』
板倉先生の講演で,漢字の指導についての話があり,トメ,ハネ,ハライに気を付けて○をつけている仮説の教師が多いことにビックリされていたということで,サークルでもこの話題で盛り上がりました。本当はこだわらなくても良いのですが,受験や漢検のために世渡り的に教えているといった感じです。
『仮説対話』は50ページのガリ本。毎月なのですごいです。資料はたくさんあるのですが,特に「健康」についての話は思い入れがあります。愛知の松崎さんのことがあって以来,いつも気にかかっているそうです。
『理科教室』の2012年9月号に板倉先生の記事が載っていました。分子模型を使えば低学年でも原子・分子が好きになるという話です。

◇ 笠井亮  「《力と運動》通信」「霧箱の原理」「電撃イライラ棒」
       「コイン飛ばしの実験」「電気ハンドの実験」
「《力と運動》通信」は中学3年生の授業通信。生活指導で大変な学校ですが,《力と運動》はとても受け入れられている様子。
「予想とは違った答えだったのでかなり驚いた。また1つ新しいことが分かったのでよかった」
「前から疑問に思っていたことが分かってよかった!地球の場合も同じですか?ヘリで上空に行って着陸すると?」
「実験楽しいわ。授業楽しいわ。理科Loveやわ。私から心を込めて」
 その他にも素晴らしい感想文がたくさんありました。

 「電撃イライラ棒」と「コイン飛ばしの実験」は湯沢さんのプランです。使い捨てカメラを使うと300~400Vの高電圧がだせるのでいろいろな実験が出来るそうです。「電撃イライラ棒」はバチッと激しい音と火花でビックリしました。「電気ハンドの実験」の授業プランはぼくには少し難しかったです・・・。

◇ 渡辺慶二  紙上討論会「あなたはどう考える」№406~410
施設の職員も愛読していますが,橋下市長の話は関心がないそうです。公務員にとっては本当にどうにかして欲しいのですが・・・。
◇ 岡部智子  ものづくり「びっくりへび」
牛乳パック2本とゴムがあれば出来る簡単ものづくりです。びっくり箱のようにビヨーンととびだすのが面白いです。

◇ 中嶋典子  《にている親子・にてない親子》感想文
    栄養士仲間をたのしい授業フェスティバルに誘ってみました
   2年生に《にている親子・にてない親子》の授業をしました。子どもたちはほとんどの子がとても楽しかったと評価してくれています。栄養教諭にこんなたのしい授業をしてもらえると嬉しいですね。間にチリメンモンスターと海の生き物の話も入れています。
   栄養士仲間や同僚にも声をかけているそうです。理科専科の人は授業は見に来てくれるが,仮説実験授業の良さはなかなか分かってもらえないみたいです・・・。

◇ 佐藤和次  「すっ飛びストローの作り方」
   高齢者大学校・子ども教室研究科の佐藤さん。すっかりなわて仮説サークルの常連になってくれました。夏休みはわくわく科学教室でたくさんのものづくりをしましたが,その中でも「すっ飛びストロー」をたくさんしてくれました。今回はその作り方の資料です。とても見やすく分かりやすい資料です。スーパーボールに穴を空ける作業が難しいのですが,佐藤さんに頼めば良さそうです。

◇ 音田輝元  教室日記「こころの天気図」 「学校を救うのはたのしい授業しかない」板倉聖宣 「予想変更のすばらしさ」荒井浩明
〈NPO法人・関西たのしい教育研究所〉設立構想
音田さんはこの夏休み,「わくわく科学教室」「院内学級での出前授業」「校内研修」「地域の科学教室」など,18回もの夏休みイベント
をしました。現職の時よりも確実に忙しいと思います。音田さん倒れないかなぁと見ている方が心配するほどでした。
 今は高齢者大学校・子ども教室研究科として活動していることが多い音田さんですが,いよいよ「NPO法人・関西たのしい教育研究所」を設立して活動したいという思いで溢れています。第二の人生を歩み始めた「仮説実験授業研究会の仲間」が中心になって集まれば大きなこと!たのしいこと!が出来るに違いない。その組織を作りたいという夢を実現させたい!

◇ 畑中真一  たのしい支援学級日記「こんなにも意欲的になるなん  
て」「ぼちぼちと2学期スタート」
「たのしい音楽」講座資料(荒井浩明)
支援学級で子どもたちに喜んでもらえたらいいなぁと思って始めた「ステンドおりぞめ」。いつの間にかぼくが思っていた以上に意欲的になり,どんどん作品が増えていっています。《もしも原子が見えたなら》も大喜び。お気に入りはバケツ一杯の水分子を頭からかぶることです。
2学期の始業式,全然動かない子ども相手に「スライム時計」が大ヒット。スライム時計のおかげで活動できるようになりました。

【あとがき】
今月は初参加の人や久しぶりの人が来てくれました。うれしいですね。僕にとってなわて仮説サークルは元気の源。もっとたくさんの人に来てもらいたいなぁと思っています。興味のある方,ぜひ参加して下さい。
<畑中 真一>
【次回のサークル】
10月20日(土)14:00~18:00 四条畷学園小・科学準備室