なわて仮説サークル

 仮説実験授業の話題を中心にいろいろなことが毎回話題に上がっています。ぜひ,参加してください。

9月例会

2007-09-18 20:44:29 | ノンジャンル
2007年9月号

<9月15日(土)13:30~17:00 アピオ大阪>
畑中 真一
【参加者】
渡辺慶二・音田輝元・西村寿雄・雁金美佐枝・水口民夫・藪木智子
笠井亮・岡部智子・西田治・永岡修・岡田和成・中岡利晃・森下貴夫・
北大輔・畑中真一                    15名

◇ 岡田和成 学級通信「いちばん星」 授業記録《三態変化》
2学期は出会いの授業《分子は動く》でスタート。しかし,実験を5回も失敗してしまう。どうもビンが長いと失敗しやすいようです。諦めて帰る用意をした後,もう一度だけやってみたらなんと成功したそうです。良かったですね(^o^)
《三態変化》の授業記録は手書きで見やすく大好評でした。福嶋さんのイラストがまたいい感じでした。

◇ 水口民夫 「〈血液型と性格〉の社会史年図」「寺と神社の数」
       「二酸化炭素の毒性はどの程度か」左巻健男『RikaTan』
〈血液型と性格〉は1930年からブームが始まったそうです。そして何回かのブームがやってきて,今は日本人の意識の中に根付いてしまったようです。外国では血液型診断などは無いそうです。
板倉先生の「寺と学校の数は比例する」にヒントを得て,「寺と神社の数との関係」を調べました。興味深い内容でした。

◇ 雁金美佐枝 「傘ぶくロケット」の省エネ型紙
竹田美紀子さん作成の「傘ぶくロケット」の型紙を,省スペースのレイアウトで画用紙の節約が出来るようにしました。

◇ 笠井亮  「子どもたちの感想が元気の源!」
「正負の数」など,数学でしんどくなってきた子が増えてきたので,2学期の初めは《ドライアイスの実験》をして楽しみました。中学校なので1時間しか授業できず,《ドライアイスで遊ぼう》のプランは全部出来なかったが,それでも中学生から元気の出る感想をたくさんもらいました。
「シャーベット作るのが楽しかった。今度は違うジュースでやってみたい!あと一回はやりたいなぁ。めちゃ楽しかった」

◇ 西村寿雄 科学読み物「たくましく生きてきた人類」
「手軽に100%成功するリングキャッチャー」
サークルのメンバーみんながリングキャッチャーを楽しみました。「手軽に100%成功する」と言われながらも,なかなか成功しなかった僕は一体・・・。少し練習してコツを掴めば何とか出来るようになりました。




◇ 岡部智子 
2学期制の高槻市は夏休み明けも新学期ではないのですが,五味太郎さんの絵本を使って出会いの授業「アクロスティックで自己紹介」を楽しみました。
夏のなわてサークルの研究会で講演をされた岡部さんでしたが,その後,何人かの参加者から嬉しい手紙を頂いたそうです。

◇ 音田輝元 学級通信「こころの天気図」 授業書《水の表面》
仮説社から印刷・販売されていない授業書《水の表面》をすっきりと見やすく使いやすく編集してくれました。低学年以外に授業される場合には,この音田さんの《水の表面》がおすすめです。僕もこれで授業したいと思います。

◇ 畑中真一 「仮説実験授業と関わりたくて」「仮説実験授業は僕の  
エネルギー源」「職場で広がる仮説の風」
ものづくり「かんたんフリスビー」
夏休みの報告と職場の若い教師に仮説実験授業の体験講座をして少しずつ仮説実験授業が広まってきたという資料です。 「かんたんフリスビー」はチラシとレジ袋だけで作れるお手軽ものづくりです。

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【あとがき】
森ノ宮のアピオ大阪に本拠地を移してのなわて仮説サークル。だんだん軌道に乗ってきて,これからはここでやっていくぞと思っていた矢先,アピオ大阪は今年度で使用できないというショックな出来事が待っていました。
来年度からはまた別の会場でサークルを行わなければなりません。まさにジプシー状態のなわて仮説サークルですが,これもシメタ発想で,いつも新鮮な気持ちでサークルに臨めると思いながらやっていこうと思います。
今月は初参加の若い人も来てくれました。僕にとってなわて仮説サークルは元気の源。もっとたくさんの人に来てもらいたいなぁと思っています。興味のある方,ぜひ参加して下さい。
<畑中 真一>