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2019n7tn.docx
●定例会=2019年7月20日(土) 午後2時~6時
●会 場=四條畷学園小学校科学準備室
●参加者(16名)
西村寿雄(科学読み物・地学研究)
音田輝元(大阪府高齢者大学校理事・大阪科学の授業をたのしむ会代表)
岡部智子(高槻市小学校3年)
室元昭雄(四條畷学園高校理科教諭)2次会より参加
中嶋典子(枚方市小学校栄養教諭)
雁金 隆(四條畷学園小学校科学専科)
雁金美佐枝(交野市「元気生活」活動家)
木村直子(大東市小学校6年)
北村 修(枚方市小学校2年)
笠井 亮(大阪電気通信大学・ルネサンス大阪高校非常勤講師)
永岡 修(四條畷学園小学校3年)
宮本なつ江(八幡市・「英語で科学教室」主宰)
外山禎彦(河内長野市・科学教育研究家)
大黒陽子(大東市小学校・特別支援)
岡田准子(サイエンスコミュニケーター)
水口民夫(ルネサンス大阪高校理科非常勤講師)
<資料発表>
★西村寿雄(科学読み物・地学研究)
「リング占い」(井藤伸比古作・米津敬信原案)の紹介。ホームセンターで売っているアルミサッシの網戸の固定チューブとモールを使ってチューブを3本作り,リング占いをしました。これは,だれの発明なのかわからないそうです。できあがるリングのかたちによって相性を占います。ぼくの横に座ったMさんとの相性は「気持ちが通じてる輪」になりました。「わがままな人だ輪」とか「どうしようもない輪」とか「こまったもんだ輪」とかいろいろあって面白いゲームです。また,「私好みの新刊」として『ようこそ!葉っぱ科学館』『身近なアリ けんさくブック』の書評を紹介していただきました。
★音田輝元(大阪府高齢者大学校理事・大阪科学の授業をたのしむ会代表)
「教室日記<こころの天気図>」には<法円坂子どもプラザ>の講座などのようすがのせられてあります。「ダーウィンさんはスゴイ!≪生物と種」の研究」では,子どもたちの評価はとても高く,学校外での子ども科学教室でも≪生物と種≫の授業書のすばらしさがわかります。8月4日(日)に天王寺区民センターでおこなわれる「子ども科学フェスティバル」も計画されています。毎年大盛況のイベントです。
★中嶋典子(枚方市小学校栄養教諭)
岩国仮説サークルの池田さんが作られた≪アーチの力学≫授業プラン(案)の紹介と実験をしてもらいました。このプランを使って,ぼくは,ルネサンス大阪高校の通学コースの仮説実験授業でやりました。アーチ構造は橋や建築物で多く使われていますが,その源流は古代ローマです。堺・南河内仮説サークルの上村さんが作られた「あなたの夢はなんですか?」という道徳の授業プランの紹介もしてもらいました。このプランのもとになっている本のデータが古いので,改訂する必要があるのでは,という意見が出されました。
★木村直子(大東市小学校6年)
4月に転勤していきなり6年の担任になった木村さんですが,1学期のふりかえりの資料発表がありました。9年前の異動とくらべて精神的につかれたそうです。資料に「若い時の異動は対応できるけど,年齢を重ねていくとそれがだんだんとしんどくなってくる」,という再任用された先生の言葉が書かれていました。精神的に疲れたといっても,子どもたちは前任校とくらべても違う意味で個性豊かで楽しくすごしています。2学期最初には,≪宇宙への道≫をやりたいなあと思っています。
★雁金美佐枝(「元気生活」活動家)
「すりすりプロペラ」(前崎彰宏さん考案)の紹介がありました。割りばしにモールをまくだけの簡単に作れる振動エネルギーを回転エネルギーに変換する科学おもちゃです。「ガリガリプロペラ」の「変種」という感じです。「元気生活」活動家として,ヨガ,料理作りと多方面にわたって活動中です。
★北村 修(枚方市小学校2年)
転勤して4か月すぎました。前任校では副担任という立場でしたが,いまの担任生活はやはり充実しています。お楽しみ会では「マジックショー」を子どもたちの前で披露してとても喜ばれたそうです。
★笠井 亮(大阪電気通信大学・ルネサンス大阪高校 非常勤講師)
「教師のための電気学入門」の「CdS」の実験をやってもらいました。これは板倉先生が40年ほどまえにつくられたもので,サークルでやるのは3回目ですが,回路図に対する抵抗のある人が少なからずいるので,「しろうと」にでもわかるプラン作りをめざして改訂していきたいと考えています。
★雁金 隆(四條畷学園小学校科学専科)
科学専科として≪せぼねのある動物たち≫≪花と実≫の授業をしています。以前作った自作の漢字学習プリントは国語の教科書改訂で内容を変更する必要が出てきました。国語のプランとして「早口ことばのうた」「詩のリズムあそび」「詩の題名当てと作詩」のプランを紹介してもらいました。どれも楽しそうなものばかりです。
★岡部智子(高槻市小学校3年)
「仮説実験授業で変わっていく子どもたち」という資料。仮説実験授業の≪空気と水≫や「朝の連続小説」「毎朝の漢字マッキーノ」「地図記号かるた」「漢字の部首かるた」「九九かるた」「体育の準備体操でピアノに合わせてリトミック」などをやることで,叱ることも少なくなり教室の雰囲気がとてもよくなってきたそうです。不登校だった子どももいなくなりました。仮説の時間は身を乗り出して話を聞いています。来年2月の「中・中村文さんの会」では,古川真司くんとともにミニ講演をしてもらう予定です。
★室元昭雄(四條畷学園高校理科教諭) 二次会より参加
無事,担任としての1学期を終えました。プラン研究会では〈広島の戦争と平和〉というプランをみせてもらいました。第50回全私研では「30歳からの担任・教科指導奮闘記」を発表します。仮説の全国大会の帰りは震災遺構の見学と調査に行きます。今年の夏休みも研究活動をします。
★永岡 修(四條畷学園小学校3年)
1学期は≪ものとその重さ≫≪溶解≫などの授業書をしました。≪ものとその重さ≫は20時間ほどかけて授業をします。それだけ討論が活発に行われています。学園の卒業生で永岡さんの1年のときの教え子さんが通信で教員免許をとって学園の先生になろうかなあ,という話を聞いて永岡さんの跡継ぎができればうれしいなあと思いました。
★宮本なつ江(八幡市・「英語で科学教室」主宰)
オーストラリアでの夏季仮説授業も終わり,いまは,「たのしい小学校英語教育」の実践に取り組んでいます。そのために通信教育で中学校・高校の英語の免許をとりました。7月21日(日)に英語で科学教室「lift」を開催します。宮本さんの実践が,たのしい英語教育創造のための「起爆剤」になってほしいです。
★外山禎彦(河内長野市・科学教育研究家)
「丸亀製麺」の天ぷらなどの持ち帰り用紙箱9個を利用して,大きなアーチ橋を作りました。上に実験道具をいれるケースを4個のせてもつぶれませんでした。ただし,この台形の箱は,いまはお店で使われていないそうです。「丸亀製麺」の本社に連絡してなんとかこの台形の箱を手に入れたいということです。
★大黒陽子(大東市小学校・特別支援)
『ものづくりハンドブック』を利用して,支援学級でものづくりの実践をしています。『たのしい授業』は以前から購読していて,サークルの案内を見て初参加されました。
★岡田准子(サイエンスコミュニケーター)
「理系女」の本領発揮で,アーチ橋の力学的説明をしてもらいました。専門は天体らしいですが,これからもサークルに参加して,科学のわからないことを解説してもらいたいと思います。
★水口民夫(ルネサンス大阪高校理科非常勤講師)
プラン<CdS>の実験を笠井さんとしました。「勝海舟」のプランをまとめるために,年図を作りました。勝海舟を援助した浜口梧陵のふるさと=和歌山県湯浅の「稲村の火」記念館を訪問しました。夏の全国大会の帰りに三陸鉄道に乗って震災遺構の見学をします。
2019n7tn.docx
●定例会=2019年7月20日(土) 午後2時~6時
●会 場=四條畷学園小学校科学準備室
●参加者(16名)
西村寿雄(科学読み物・地学研究)
音田輝元(大阪府高齢者大学校理事・大阪科学の授業をたのしむ会代表)
岡部智子(高槻市小学校3年)
室元昭雄(四條畷学園高校理科教諭)2次会より参加
中嶋典子(枚方市小学校栄養教諭)
雁金 隆(四條畷学園小学校科学専科)
雁金美佐枝(交野市「元気生活」活動家)
木村直子(大東市小学校6年)
北村 修(枚方市小学校2年)
笠井 亮(大阪電気通信大学・ルネサンス大阪高校非常勤講師)
永岡 修(四條畷学園小学校3年)
宮本なつ江(八幡市・「英語で科学教室」主宰)
外山禎彦(河内長野市・科学教育研究家)
大黒陽子(大東市小学校・特別支援)
岡田准子(サイエンスコミュニケーター)
水口民夫(ルネサンス大阪高校理科非常勤講師)
<資料発表>
★西村寿雄(科学読み物・地学研究)
「リング占い」(井藤伸比古作・米津敬信原案)の紹介。ホームセンターで売っているアルミサッシの網戸の固定チューブとモールを使ってチューブを3本作り,リング占いをしました。これは,だれの発明なのかわからないそうです。できあがるリングのかたちによって相性を占います。ぼくの横に座ったMさんとの相性は「気持ちが通じてる輪」になりました。「わがままな人だ輪」とか「どうしようもない輪」とか「こまったもんだ輪」とかいろいろあって面白いゲームです。また,「私好みの新刊」として『ようこそ!葉っぱ科学館』『身近なアリ けんさくブック』の書評を紹介していただきました。
★音田輝元(大阪府高齢者大学校理事・大阪科学の授業をたのしむ会代表)
「教室日記<こころの天気図>」には<法円坂子どもプラザ>の講座などのようすがのせられてあります。「ダーウィンさんはスゴイ!≪生物と種」の研究」では,子どもたちの評価はとても高く,学校外での子ども科学教室でも≪生物と種≫の授業書のすばらしさがわかります。8月4日(日)に天王寺区民センターでおこなわれる「子ども科学フェスティバル」も計画されています。毎年大盛況のイベントです。
★中嶋典子(枚方市小学校栄養教諭)
岩国仮説サークルの池田さんが作られた≪アーチの力学≫授業プラン(案)の紹介と実験をしてもらいました。このプランを使って,ぼくは,ルネサンス大阪高校の通学コースの仮説実験授業でやりました。アーチ構造は橋や建築物で多く使われていますが,その源流は古代ローマです。堺・南河内仮説サークルの上村さんが作られた「あなたの夢はなんですか?」という道徳の授業プランの紹介もしてもらいました。このプランのもとになっている本のデータが古いので,改訂する必要があるのでは,という意見が出されました。
★木村直子(大東市小学校6年)
4月に転勤していきなり6年の担任になった木村さんですが,1学期のふりかえりの資料発表がありました。9年前の異動とくらべて精神的につかれたそうです。資料に「若い時の異動は対応できるけど,年齢を重ねていくとそれがだんだんとしんどくなってくる」,という再任用された先生の言葉が書かれていました。精神的に疲れたといっても,子どもたちは前任校とくらべても違う意味で個性豊かで楽しくすごしています。2学期最初には,≪宇宙への道≫をやりたいなあと思っています。
★雁金美佐枝(「元気生活」活動家)
「すりすりプロペラ」(前崎彰宏さん考案)の紹介がありました。割りばしにモールをまくだけの簡単に作れる振動エネルギーを回転エネルギーに変換する科学おもちゃです。「ガリガリプロペラ」の「変種」という感じです。「元気生活」活動家として,ヨガ,料理作りと多方面にわたって活動中です。
★北村 修(枚方市小学校2年)
転勤して4か月すぎました。前任校では副担任という立場でしたが,いまの担任生活はやはり充実しています。お楽しみ会では「マジックショー」を子どもたちの前で披露してとても喜ばれたそうです。
★笠井 亮(大阪電気通信大学・ルネサンス大阪高校 非常勤講師)
「教師のための電気学入門」の「CdS」の実験をやってもらいました。これは板倉先生が40年ほどまえにつくられたもので,サークルでやるのは3回目ですが,回路図に対する抵抗のある人が少なからずいるので,「しろうと」にでもわかるプラン作りをめざして改訂していきたいと考えています。
★雁金 隆(四條畷学園小学校科学専科)
科学専科として≪せぼねのある動物たち≫≪花と実≫の授業をしています。以前作った自作の漢字学習プリントは国語の教科書改訂で内容を変更する必要が出てきました。国語のプランとして「早口ことばのうた」「詩のリズムあそび」「詩の題名当てと作詩」のプランを紹介してもらいました。どれも楽しそうなものばかりです。
★岡部智子(高槻市小学校3年)
「仮説実験授業で変わっていく子どもたち」という資料。仮説実験授業の≪空気と水≫や「朝の連続小説」「毎朝の漢字マッキーノ」「地図記号かるた」「漢字の部首かるた」「九九かるた」「体育の準備体操でピアノに合わせてリトミック」などをやることで,叱ることも少なくなり教室の雰囲気がとてもよくなってきたそうです。不登校だった子どももいなくなりました。仮説の時間は身を乗り出して話を聞いています。来年2月の「中・中村文さんの会」では,古川真司くんとともにミニ講演をしてもらう予定です。
★室元昭雄(四條畷学園高校理科教諭) 二次会より参加
無事,担任としての1学期を終えました。プラン研究会では〈広島の戦争と平和〉というプランをみせてもらいました。第50回全私研では「30歳からの担任・教科指導奮闘記」を発表します。仮説の全国大会の帰りは震災遺構の見学と調査に行きます。今年の夏休みも研究活動をします。
★永岡 修(四條畷学園小学校3年)
1学期は≪ものとその重さ≫≪溶解≫などの授業書をしました。≪ものとその重さ≫は20時間ほどかけて授業をします。それだけ討論が活発に行われています。学園の卒業生で永岡さんの1年のときの教え子さんが通信で教員免許をとって学園の先生になろうかなあ,という話を聞いて永岡さんの跡継ぎができればうれしいなあと思いました。
★宮本なつ江(八幡市・「英語で科学教室」主宰)
オーストラリアでの夏季仮説授業も終わり,いまは,「たのしい小学校英語教育」の実践に取り組んでいます。そのために通信教育で中学校・高校の英語の免許をとりました。7月21日(日)に英語で科学教室「lift」を開催します。宮本さんの実践が,たのしい英語教育創造のための「起爆剤」になってほしいです。
★外山禎彦(河内長野市・科学教育研究家)
「丸亀製麺」の天ぷらなどの持ち帰り用紙箱9個を利用して,大きなアーチ橋を作りました。上に実験道具をいれるケースを4個のせてもつぶれませんでした。ただし,この台形の箱は,いまはお店で使われていないそうです。「丸亀製麺」の本社に連絡してなんとかこの台形の箱を手に入れたいということです。
★大黒陽子(大東市小学校・特別支援)
『ものづくりハンドブック』を利用して,支援学級でものづくりの実践をしています。『たのしい授業』は以前から購読していて,サークルの案内を見て初参加されました。
★岡田准子(サイエンスコミュニケーター)
「理系女」の本領発揮で,アーチ橋の力学的説明をしてもらいました。専門は天体らしいですが,これからもサークルに参加して,科学のわからないことを解説してもらいたいと思います。
★水口民夫(ルネサンス大阪高校理科非常勤講師)
プラン<CdS>の実験を笠井さんとしました。「勝海舟」のプランをまとめるために,年図を作りました。勝海舟を援助した浜口梧陵のふるさと=和歌山県湯浅の「稲村の火」記念館を訪問しました。夏の全国大会の帰りに三陸鉄道に乗って震災遺構の見学をします。