「イラハイ」佐藤哲也 1993新潮社
第5回日本ファンタジー大賞
これが大賞作品ですか。
ああ、私がこの作品を読むレベルにはまだ達していないと思い知らされる。
だって、最初の1ページで止めておけばよかったと思ったもの。
面白いのは「マタグリガエル」くらいだし。
屁理屈による論法の捻じ曲げ誘導は、結果が面白くなければ作家の一人よがりだと思う。
まさか・・・
愚かしさをテーマにしているということだから、作品自体を面白くない愚かしい物にするため、わざと面白くならないようにひねってあるのか。それが評価されたと言う事なのか。
もしかして、奥さんが大賞を受賞(第3回)しているからか・・・
ああ、我慢して読んだら、胃が痛くなってきた。