「青猫屋」城戸光子(‐2005) 1996新潮社
第8回日本ファンタジーノベル大賞(優秀賞)
いつでもどこでも誰でもが、歌いだすという面倒くさいけどちょっと羨ましい町。
歌の瘤
憂鬱虫、灰色蟻、蝙蝠魚、ヤギ、花折介、紋平(白い母、黒い妹)、巡る旅団
歌を捨てるとか拾うとか、干して乾かすとか、もしかして宮沢賢治的な世界ってやつでしょうか。(宮沢賢治は興味が無くてきちんと読んでないので、よくわからない)
歌を出版物に置き換えると、瘤の正体が見えやすくなる気がする。
変な世界なのに、違和感無く読めてしまいます。
巡る旅団による略奪はどきどきしましたね。
しばらく、呆然としてしまいます。
これは、ありだな・・・