「世界の果ての庭」西崎憲 2002新潮社
第14回日本ファンタジーノベル大賞
- 母の若返る病気
- さまざまな時間から人が訪れる、どこまでも続く駅と自分の列車
- 辻斬り
- 『18 庭の意味』 家と社会に接する決定不能性の場所
- 「まだ考えていない」
へ?
「世界の果ての庭」西崎憲 2002新潮社
第14回日本ファンタジーノベル大賞
へ?
「車掌だけが知っている JRの秘密」斎藤典雄(JR東日本社員) 1999アストラ
期待しているような”秘密”は書かれていなかったし、後半はもう日記風でなんのことやら。
まあ、雑誌の連載(雑記)だったらしく会社側からの批判と圧力があったんだろう。
でも、そこに会社の体質と業務の煩雑さ複雑さが見られ、痴漢問題が騒がれる中でもなかなか女性専用車両が普及しない原因もそこにあるように感じられる。問題があってもそれを改善していくという姿勢が窺われない。(警察の天下りのために、痴漢が減っては困るということか)
この本で問題にしているのはJRの国労の立場と、民営化の時の約束の反故であるらしい。(中曽根元総理の「一人たりとも路頭に迷わせない」発言に対し、実際には1047人が採用されなかった)※2010年06月28日和解
当事者としてはそれなりの想いがあるのだろうが、傍から見ればやっぱり「わがまま」を言っている奴らのように感じてしまう。(それが危険なのかもしれない。信じることを不利益を覚悟で続けていく姿勢は見習わないといけないのだろう)
「痴漢 冤罪裁判」池上正樹 2000小学館文庫
以下、きょくたんの私見も含めたまとめ
警察に連れて行かれればすでに犯罪者と決め付けられている。潔白を証明する(闘う)のであれば、雑談もしてはいけない。小さなことでも捏造とも言えるような解釈で調書を作られる。しゃべっていいのは「家族や会社への連絡をさせてくれ」と、「やっていない」だけ。
痴漢被害者詐欺
親告罪なので「罰金だと記録が残って5万円だよ。3万円出せば示談にしてあげる」
逆に居直り痴漢
本当の痴漢はよくわかっているのでまず捕まらないそうだ。なので、もしも捕まったら相手に”勘違い”だと思わせるように芝居をするかもしれない。それによって相手に訴えを取り下げてもらうのだ。被害者も裁判の面倒は嫌だし、勘違いだとしたら罪のない人間を責めていることになるから取り下げるかもしれない。※但し、二枚目(ハンサム)に限る。
都内取締件数(正式発表見ておらず)
94年271件
98年866件
05年~08年2200件
半分以上が「やってないけど金を払って済ませたほうが面倒ない」という人のような気がしてしまう。
ネズミ捕りや駐車監視員と同様の集金制度になっているのかもしれない。簡単に金を集められるもんね。
【痴漢などによる性犯罪撲滅キャンペーン】と言いながら、根本的な解決を図らず(?なんかやっていたらごめんなさい。女性専用車両くらいしかやってないよね)に取締件数ばかりを増やそうとしている事からも、金を集める事と実績を作り上げることによる警察自体と警察の天下り組織の安定が目的と疑われる。
裁判員裁判で強制わいせつが扱われ、求刑よりも重い刑を求めたそうだが、”高度の蓋然性が認められる”だけの証拠はあったのだろうか。
迷惑防止条例違反(衣類の上から触る)ではなく強制わいせつ(直に手を触れる)だったことから、おそらく被疑者の指に証拠が見つかったのだろう。(※自転車の女性を押し倒して下半身を触る。女性は肘に怪我。前歴4回)それであれば心情的にもこいつらを憎む気持ちは分かるので、思いっきり重い刑にしてもらいたい。でも、これまでの通りの”いい加減な”証言だけから罪を問うのであれば、裁判員裁判は非常に罪深いものとなる。
痴漢冤罪については、警察と検察と裁判所が痴漢以上に重い罪を犯している。
現在使われている建物の多くにアスベストが残っています。
その意識のない業者が多く、よほど大規模な建築物以外は危険な状況が続いている。
埃が外へ出ているような解体現場は危険です。
ほとんど全国民がアスベスト被害に遭っている可能性があります。
発症するのは明日かもしれません。
発症してアスベストが原因とわかってから裁判を始めると、判決が出る前に亡くなる場合が多いという。
また、国内で危険性が指摘されてから、生産と販売を発展途上国へ移していった経緯もあり、将来的な信用低下と補償が危惧されます。
2010年05月19日(水) NHKニュース7