2011年07月11日(月) NHKニュース7
- 福島南相馬市の11頭汚染牛、餌のわらから7万5千ベクレル/kgの放射性セシウム検出
- 水分を含んだ状態に換算すると国の目安の約56倍(含まなければ250倍)
- 事故後4月まで外に置かれていた。
- 他の農家も立ち入り調査
- すでに流通している同じ業者からの6頭の肉は5都県に~
- 静岡の飲食店にあった肉からは基準値の4倍近く検出 やっぱりか!ってか当たり前に全部だめだろ。
- すでに消費されている肉も~
- 出荷前の検査体制に問題、スクリーニング検査は外部の放射性物質が対象であり、『内部被曝』は測定できない。 (想定・予測はできるはず)
- 食肉処理場でのモニタリング検査はサンプル検査(全体の数%)
- 枝野官房長官「地域を限定して全頭調査検討」
- 水分を含んだ状態に換算すると国の目安の約56倍(含まなければ250倍)
- 東日本大震災4ヶ月
- 仮設住宅孤独死相次ぐ
- 避難所11万人あまり
- 原発再稼動政府統一見解発表「2段階の安全評価」
- 電力会社が評価し、保安院が確認、安全委員会が妥当性をチェック 安全委員会も実質的に原子力村の推進側なので意味がないよ
- 時期なども不明なまま
- NHK世論調査 7月8日~10日 1102人/1689人
- 内閣支持率16%(-9) 不支持68%(+11)
- 原発 増やせ2%現状維持25% 減らせ42%廃止21%
- 政党支持率
- 特になし 46.2%
- 自民党 23.4%
- 民主党 13.6%
- 公明党 3.4%
- みんなの党 2.8%
- 共産党 2.2%
- 社民党 1.0%
- 義援金配分全体の23%
- 津波規模海岸ごとに細かく決める方針~国土交通省、農林水産省
- 東電の電力需要ピーク(午後2時ごろ)4599万キロワット
- 千葉柏市第二清掃工場、焼却灰から埋め立て基準(国土に汚染を拡散固定する高すぎる酷い基準)の9倍7万800ベクレル/kgの放射性セシウム検出
- 福島第一原発 収束に向けどこからどれだけの放射性物質が出ているかを本格調査開始 さらっと流していますが、これって酷い話だよね。つまり、それすらもこれまでは行われてきていなかったわけで、そんな状態で「大丈夫」と言い続けていたってことですよ。
- 大相撲名古屋場所2日目
スクリーニングで『内部被曝は測定できない』というが、<想定>はできていたはずだ。13000cpmでヨウ素剤投与基準の汚染があると想定され、事故直後には6000cpmが除染の基準とされていた。その基準で考えていたならば、肉の汚染『内部被曝』は想定できていたはずだ。それを3月19日以降100000cpmまでいっきに16倍も上げたことに問題があったことは明らかだ。こんなことで食品の安全が保たれるはずがないではないか。食品(家畜)にもそれを適用していたのでは安全が確保できるはずがない。
食肉のモニタリングがサンプル検査だというが、スクリーニングの数値が高いものを選ぶようにして検査をするだけでもかなり早い段階で見つけることが出来ていただろう。そうすれば今回の肉が流通することもなかったかもしれない。
素人でもわかる話だ。
つまり、こういうことは想定できていた話であり、わざとやっているとしか思えない。だって、これがわからないようなバカが官僚や政治家をやっているはずがないじゃないか。なぜわざとやるのか。それはどんどん汚染に国民の意識を慣らしていくためだろう。そうして基準値以内なら安全だと思わせたいのだ。放射線汚染の危険に対する意識を鈍らせようとしているのだ。もう、官僚と政治家の人間性を疑うしかない。
根本的な解決となる検査方法を採らないことからも、国がこれからも汚染食材を流し続けるつもりだということがわかる。