2014年04月24日(木) NHKニュース7
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- 日米首脳会談
- TPP閣僚級協議
- 拉致被害者家族、オバマ大統領と面談
- ipod賠償裁判 2審もアップルに賠償命令
- みんなの党 渡辺前代表、調査結果発表「公職選挙法に違反しない」 ふっ
- 商船三井運搬船差押え 供託金払った~
- プロ野球3試合
- 宮城蔵王鯉のぼり
2014年04月24日(木) NHKニュース7
2014年04月23日(水) NHKニュース7
2014年04月22日(火) NHKニュース7
2014年04月21日(月) NHKニュース7
「ジェニーの中の400人 SUFFER THE CHILD」ジュディス・スペンサー(1989)/訳:小林宏明 1993早川書房
何人いたのは定かではない。統合は終わっていない。
ビリー・ミリガンが嫌なことを押し付けあっているのに対して、ジェニーの中の人格たちは役割を引き受けているように(はじめは)見えた。それは分裂が容易だったからそう見えるだけのことか。やはり、結局は嫌なことからは逃げていた。
時代に遅れている宗教が全ての元凶だとも考えられるわけです。
宗教と言うのはその時代の苦しみから人々を救済するのが目的なんだと思うが、社会の急激な変化がある時代には修正が追いつかないんだろう。(教義と社会に酷く解離があると思われ、それが弱者を傷つけるのだろう)
2014年04月20日(日) NHKニュース7
「ビリー・ミリガンと23の棺(上下)」ダニエル・キイス 1994早川書房
「THE MILLIGAN WARS」1994 アメリカに先駆けて出版
ちょっと、これは客観的に見たらどうよ。
下巻の訳者あとがきにもあるけど、ダニエル・キイスはビリー・ミリガンに肩入れしすぎ!
ここまで一方的な書き方をされてしまうと、いちいち訝しんだり怪しんだりしてしまうんだな。
(まあ、ダニエル・キイスも母親から受けたトラウマがあったりして、同輩として感情移入したのではないか)
制度的な落ち度とか、政治利用とかはあると思う。
日本のこれからだって、介護施設での暴行がどんどん問題になってくるだろう。病院での患者への暴行もあるようだし、暴行まではいかなくても扱いの酷いものはわたしも目撃している。おそらくはそういった形の人材(予算)不足による歪みはどこにもあって、外から見えない閉鎖空間では、弱い者に対してはさらにそれが起こりやすくなるわけだ。
・・・ビリー・ミリガン(と作者)は、それを利用したのではないか。
やっぱりね、25人目がいたんじゃないかと疑うね。
語らない部分ね。
作者(かなり作っていると思うからそう呼ぶ)も何か気付いている、または知っているのではないか。
なぜ、彼は患者(囚人)や介護人たちから慕われたのか。(下巻P113みたいなことをこつこつと?)
なぜ、長い間殺されなかったのか。
闇社会とつながる25人目が、裏から手を回してもらっていたのではないか。
作者が事実確認をしていない表面に見えるところでも。(P229ボーデンは本当に生きているのか)
また、彼は操りやすい人間を嗅ぎ取る能力も高かったのだろう。
結婚は騙されたことになっているが、実は財産保全のために隠させたのではないか。
批判的な人間の溜飲を下げ、社会の同情を買う計算だったのかもしれないじゃないか。
作中で悪者にされていた人物や事柄が、その表現に見合っただけの捜査と罰を受けただろうか。
結局、統合は治療によるものではなく、死のうとした(絶食)ことで達成されたことになる。
この絶食だって、死なないような措置が取られるという計算ずくだったと疑う。最高のタイミングで要求を繰り出しているしね。
ラストが美しすぎる。『考えた』感が漏れ出ている。(まあ、作品だから…)
自分の犯した罪(強姦)の被害者への悔恨と祈り、分裂の原因を作った義父への許し。
この義父の死も、怪しいと言えばあやしいんだよね。
エピローグのタイトルが「悪魔は手を伸ばした……」だから、作者もそれを疑っていたのかもしれない。でも、それを書くわけにはいかなかったんだろうね。依頼者の利益を守る肩入れする立場から、それは墓までもっていかなければならないのだろう。
「ある多重人格者の記録 24人のビリー・ミリガン(上下)」ダニエル・キイス(1981) 1992早川書房
ノンフィクション小説なのだけれど、フィクションのように読ませるよ。
ビリー・ミリガンの立場からの聞き取りによる記述になるわけで、弁護調になるのも仕方ない。
続編でその後のことも書かれているそうだ。
さて、本当に24人だけなのだろうか。
もっと恐ろしい人格が潜んでいたとしたら、
そして、24人よりもずっと頭の切れる存在だったなら。
(下)の巻末の「内面の分裂と外側の統一(香山リカ)」でも触れているように、周囲(社会)のビリーへの対応は『そこに至った経緯は了解の範囲を超えていない』のは、ビリーの存在とその行動からすれば当然であり、ビリーの側から見れば理不尽と思えたとしても、他の人間からすれば当然の動きだったと私も思う。
この作品を読むことでビリーの立場に立ってみて、初めて理不尽かもしれないと感じる。しかし、そのビリーは少しも反省をしていない。反省をできる治療がなされない不幸はあるが。
多重人格者を裁く方法と、社会的安心のために必要な措置は何か。そこには社会的な負担も絡んでくる。ビリーの場合はその才能により、充分な資金を手にしていたようだが。
この作品(上下巻)では『統合』が完成することなく後退してしまうのだが、『統合』が才能の低下を招くような記述から、「アルジャーノン」を連想したのはわたしだけではないだろう。そして、ビリーの場合は、それにより罪を償う責任を負うことにもなるのだ。そこには、やるせなさも感じる。治療するよりも生涯閉じ込めておいた方が、ビリーにも社会のためにもなるような気がしてしまう。(本人は自由を望むが
2014年04月19日(土) NHKニュース7
「タッチ」ダニエル・キイス 2005早川書房(1968,1996,2003)
触ったところにガイガーカウンターの反応。
町中を検査し、除染していく。
やっと宿した赤ん坊は。
まあね、ガイガーカウンターで反応するほどのひどい汚染では、確実に健康被害が出てしまうわけで。
まあ、フクシマでは全国がそういった状態になってしまったわけで。
550人で3カ月かかった作中の事故処理。
フクシマならば、550万人がかかりきりで300カ月でも片付かないだろう。
被害者の数は夫婦とかかわった人々だけでなく、町中が被害妄想。(実際、汚染はそれ以外にも感知できないレベルで広がっていると思われ、被害妄想とは言い切れないのだけれど)
フクシマでは・・・
もうね、フクシマ抜きでは読めない。
P55 そして、いちばんショックだったのは、そういう危険な物質がこれまでずっと自分の身近にあり、自分がそれを知ってさえいなかったことだ。
あなたはわたしたちになにをしたの?
核兵器の実験や死の灰・・・すべて遠い世界のことだった。
パニックを最小限に抑えるには、情報を隠すのではなく普段からの啓発、啓蒙運動による情報共有が必要だと事故を体験した頭では思うのだが、それでも市民をバカにした為政者たちの意識では、その切り替えはまだまだ難しいのだろう。46年も前の作品の中に福島第一原発事故後の社会の動きを見てしまう。
「絶望の裁判所」瀬木比呂志 2014講談社現代新書2250
この門をくぐる者は、一切の希望を捨てよ。
ダンテ『神曲』
裁判官にとって事件も被告も「記号」に過ぎない。
「事件」をそつなく「処理」するだけ。
「裁判をする官僚、法服を着た役人」
細かなヒエラルキー・・・相撲のような番付表を毎年発表すればいいのに。
庶民からすると、裁判官になったらもう出世にこだわらず、自らの良心と能力によって判決を下せばいいと思うよね。でも、言われてみれば、ずっとトップを走ってきた人たちだから、その性質が変わるはずもないのはもっともだ。そうなれば、出世のために事なかれ主義になるのも当たり前か。
人事評価の非公開、二重帳簿(?)
基本的人権を剥奪された人々(裁判官)が、国民・市民の人権を守ることができるのか。
現在の裁判官の置かれた立場は「憲法違反」に違いない。
徹底的な『異分子排除システム』
法理論は『始めに結論ありき』の結論正当化のための理屈(という性格も含む)
杜撰な拘留審査
三権分立の要として行政や立法を適切にチェックする機能は…
自浄能力は無し
2014年04月18日(金) NHKニュース7
2014年04月17日(木) NHKニュース7
朝起きると左足の小指が痛い。ちょっと赤い。
夕方になるともう痛みはないが、赤く腫れている。(意識するとしびれている感じ
中学時代から靴に締め付けられていちばん爪がおかしくなっていた指ではある。
高校を卒業するころには、爪が長さ1㎜くらいで2つに割れていた。(今もほとんど変わらないが、わずかに回復
たぶん脱臼だろうとは思うが、糖尿や痛風だったら嫌だな。
とりあえず、形成外科へ行っておくか…
五十肩に神経痛、背中の痛み、口内炎、そして小指。
コンドロイチンを飲んだ(3月21日から)ことでおかしな影響が出ていたりして・・・(はっ!躁鬱も…)
(医薬品なのに)
※ 小指は捻挫だったらしい。歩き過ぎ?