濱の与太郎

祭り!ベイスターズ!なにより、ヨコハマが大好きだぁ~

オイラ、怒ってるんだよ!

2014年04月10日 | 北海道

今日の苫小牧は昨夜からの冷たい雨が降り続き、外にでると一瞬にして冷気に包まれる
それでも、北海道は広いもんで、太平洋側は比較的“温暖”であるが、場所によっては、
現在も「雪」が降っている地域もあり、春はまだまだ遠い・・といった感がある

さて、オイラのホームグラウンドは横浜、自宅は中区内にある
中区には、山下公園、中華街、元町、そして、山手地区には、外国人墓地をはじめ、
港が見える丘公園など、横浜を代表する観光スポットでもある

また、区内には、JR根岸線関内駅・石川町駅、そして、山手駅などがあり、なかでも
石川町の「北口」は中華街と山下公園、また、「南口」は元町・山手界隈への玄関口だ
そのため。週末ともなれば電車が到着するたびに大勢の人が駅から溢れ出てくる

しかし、ついこの前まで、石川町駅の西側(中華街とは反対側)、通称「寿町地区」に
向かう人は殆どなく、東側の中華街方向は「陽」、そして、寿町方向は「陰」、と、
JRの高架橋を境にまったく両極端な世界が広がっていた

寿地区には、通称「アンコ(日雇労働者)」のための「ドヤ(簡易宿)」が100軒以上も
立ち並び、東京都の山谷、大阪市のあいりん地区(釜ヶ崎)と並ぶ三大「ドヤ街」だ

この界隈、米軍の接収が解除されて以降、大きく治安が乱れ、放火や乱闘騒ぎ、また、
麻薬売買、賭博、売春、売血事件など、なんでもありの無法地帯だった。オイラの場合、
仮に寿町を経由したほうが近道だったとしても“絶対に寿町を通らず”大回りしてでも
其処には関わりを持たないようにしてきた

ところが、どうしても通らざるを得ない状況があり、やむを得ず地区に足を踏み入れると、
其処での光景は信じられないものばかりだった・・・

地区には、金がなく、ドヤにも宿泊できない路上生活者が沢山いた
仕事にあぶれ、昼間っから、路上で酒を酌み交わしている連中
全身もんもん(刺青)の若い衆が裸で歩いていたり・・・

まだ路肩で寝ているのはいいけど、酔って道路のど真ん中で「大の字」で寝ている輩
もっと酷いのは、寒くなると、廃材を集め、それも道路のど真ん中で焚火をする連中

其処へ、普段見慣れない奴が入り込むと、まるで獲物でも狙っているかのような鋭い
視線が矢継ぎ早に次から次へと飛び込んでくる。また、「寿地区を車で通るな!なぜなら、
“当たり屋”がいて、大金を巻き上げられた」というような「都市伝説」も多く存在した

しかし、あの当時の喧騒がウソのように地区全体が変わりつつある
まずその始まりは不法占拠されていた空き地の「ルンペンハウス(掘立小屋)」の撤去

空き地(植込み)には、二度と人が立ち入らないよう金網で覆ったり、樹木を植えたりと、
市(区)が対策を講じている。さらに、こういった対策により、不法占拠はもとより、
街から不法投棄をはじめとするゴミの山も消えつつある

次に、日本人の「プータロウ(住民登録していない連中)」が徐々に姿を消したこと
高齢化が進み、さらに、昔ほど仕事(港湾・土建など)がなくなり、代わって安い賃金で
働く「出稼ぎ外国人労働者」が増えてきたこと

これにより、「寿地区」には、最低限の「安全」や「秩序」といった人が生活するうえで
最低限必要な環境が整備されつつある。とはいえ、他の地区とは比べものにもならない程、
まだまだ“ハマのダークな世界”が存在している・・・

さて、落語でいえば「まくら」、かっこよくいえば「序章」!?なんちゃって!!
いづれにしても「前書き(能書き)」が長くなったが、これからが「本題」だ
諦めず、最後までお付き合い願いたい・・・

昨日、テレビをつければ、
「不勉強、不注意、情けない」
といった“言い訳”を繰り返す女性研究者の映像ばかり

冗談じゃねエ~や、年齢や経験なんてものは関係ない
大袈裟に言えば、仮にも、人類の将来・未来に大きな影響を与える重要な研究なわけで、
なにがあろうと「不勉強、不注意、情けない」で済まないだろう!!

オイラ、怒ってるんだよ!

さらに、以前、北海道の「運転マナーの悪さ(歩行者も!)」を書いたが、
春が近づくにつれ、あることに気が付いた

それは、北海道では、雪解けとともに道路の脇に、空き缶、ゴミが散乱していること
特に、空き缶、ペットボトルやレジ袋に入れられた弁当の空き箱、さらには、新聞や雑誌、
ダイレクトメールにチラシなどの紙類、もっと酷いのは廃車された自動車まで・・・

普通、雪解けとともに山菜や野草が顔をだす・・はずだ
しかし、出てくるのはゴミばかり・・・

そういえば、茶髪のギャルがくわえ煙草で片手運転、もう片方の手には缶ジュース
しかも、飲み干した空き缶は路肩に「ポイ捨て」した瞬間を何回も目撃している

煙草もそうだ。車の窓から伸びた腕、その先には煙草が・・・
吸い終えると火がついたまま車外に「ポイ」

かと思えば、車内でモノを食べている人も都会と比べると多い
車内と言っても運転中、ついこのまえ、運転しながら弁当を食べていた主婦を目撃、
もちろん箸を使いながら。「嘘だろう!」と、二度見した・・・
弁当を食べながらの運転。運転中の携帯よりタチが悪い

さて、「ポイ捨て」と軽い言葉で表現される傾向があるが、火災や漂流・漂着ごみ、また、
野生動物が誤飲するなど、大きな社会問題の要因ともなっている
なにより、北海道では、雪解け後の「ごみの回収と清掃」に莫大な血税を注いでいる

去年、作家・村上春樹さんが文藝春秋で発表した短編小説の「ドライブ・マイ・カー」
この小説では、読者に誤解させる表現があったとして、北海道・中頓別町の議員先生が
村上氏に抗議した

問題となったのは、中頓別町出身の女性運転手がたばこをポイ捨てし、主人公が「たぶん
中頓別町ではみんなが普通にやっていることなのだろう」と思う場面

文中では、「小さく短く息をつき、火のついた煙草をそのまま窓の外に弾いて捨てた。
たぶん中頓別町ではみんなが普通にやっていることなのだろう。」とある

これについて村上氏は、
「中頓別町という名前の響きが昔から好きで、今回小説の中で使うことになった。
これ以上の迷惑をかけないよう、単行本にする時には別の名前に変える。」とした

村上先生、中頓別に限らず、全道で「ポイ捨て」は普通に行われますよ!!!

広大な面積、そこに雪がふればゴミも見えなくなる。県民性として性格はおおらか
そのため「小さなことにはこだわらない」人が多い

モラルとは「道徳」とか「倫理」のこと。マナーとは「礼儀」、「礼儀作法」をいうが、
あまりにも「おおらか過ぎて」、モラルとかマナーを気にしてちゃ“凍死”しちゃう!

北海道では、そんな甘い考えをもった連中が現在も増殖中・・・・
本当に先が思いやられる

自然に溢れた「北海道」を訪れる観光客は多い。また、近年は東南アジアからの外国人
観光客も増加傾向にあり、これもまた大きな収入源となっている

しかし、来てみたら、路肩や中央分離帯は「ゴミの山」
これじゃ本当の「お・も・て・な・し」などできるはずがないべさ・・・んっ!?

オイラ、怒ってるんだよ!

風雪流れ旅

2014年04月09日 | ひとりごと・・

北海道が生んだ大スター!北島三郎御大の代表曲
津軽三味線の名手、故高橋竹山の生涯をもとにした作品である

竹山は、3歳の時に麻疹(ましん:ハシカ)をこじらせて半失明
その後、近所の盲目の門付芸人から三味線と唄を習い、17歳頃から東北北部・北海道を
門付けしながら巡業したという

双子の演歌歌手として一世風靡した「こまどり姉妹」
姉妹も、歌幼くして門付で家族を支えたという

姉妹は、道東の厚岸で炭鉱労働者をしている父親の双子として生まれた
家族は、その後樺太へと移り住んだが、戦後、極貧生活の中、道内の炭坑町を転々とし、
札幌郊外の「銭函」でついに家賃が払えなくなり一家で夜逃げをする

その後、釧路郊外の大楽毛に移り住む
姉妹は、家族を支える日銭を稼ぐため、此処を拠点に「門付」を始めた・・・

ちなみに、門付(かどづけ)とは、大道芸の一種。他人の家の門口に立ち、自分の芸を
披露、金品を受け取る「芸能の総称」であり、昭和20年代ごろまでこうした「門付」は
珍しいものではなかったらしい

さて、
御大の「風雪流れ旅」の歌詞には、竹山が巡業した東北地方の「津軽・八戸・大湊」、
また、2番と3番の歌詞には、北海道の「小樽・函館・苫小牧・留萌・滝川・稚内」が
歌われている

昨日(8日)、オイラは、朝の8時過ぎに苫小牧の秘密基地を出発、滝川を経由して
昼前、留萌に到着。それから、映画やドラマの舞台として有名な増毛で昼食

そのまま日本海の海岸線に沿って南下、小樽の「南樽市場」で夕食用のステーキを買い、
小腹が空いたので近くの蒲鉾専門店「かま栄」に立ち寄り“ファーストフード感覚”で
“実食!!”

そこから苫小牧の秘密基地までは千歳を経由、高速道路で帰還するのが一番早いのだが・・・
天気があまりにも良かったので、迷わず一般道を選択!札幌の奥座敷「定山渓」を経由、
久しぶりに支笏湖を見ながら戻ることにした

その道中、さすがに道路には積雪はないものの、両サイドは雪の壁
山奥のダムは凍結、水面も雪に埋もれたまま・・・4月だというのに

しかし、青空のもと、このアンバランスさがいい!
道民のみなさんにとっては当たり前の景色かもしれないが、オイラにはたまらくいいっ!
さらに、苫小牧郊外に到着することには日没を迎え「夕日に染まる支笏湖」が見れた!

全行程約10時間、走行距離は約500㎞強!!
まさに「風雪流れ旅」のような一日であった
ただし、オイラの場合、行く先々で「門付」はせず、マーキングをしてきた!

そんなわけで、本日は足腰が痛く、予定していた札幌出張を急きょ取りやめた・・・


北のKUNIから

2014年04月09日 | ひとりごと・・

「今日の北海道、全道的に春めいて暖かい一日です・・・」

と、朝から地元ニュースや天気予報で繰り返し話している
しかし、オイラの秘密基地がある「苫小牧」、その割にはイマイチ気温も上がらず、
そこそこ風も吹いている。そのせいか、体感的には真冬並みの“寒さ”

また、今日のトップニュースといえば、北海道南部の「せたな町」のクマ騒動
「今月4日、女性がクマに襲われた事件、地元では、ハンター約20人に加え、
上空から北海道の防災ヘリが加わり、襲ったクマを捜索中で~す!!」

世界的も注目を浴びている「STAP細胞問題」なんかどうでもいい!
それより、道民にとっては「クマ」の動向がなによりも気になる

さて、ヒグマは別としても、北海道で生活していると、日常のなかで「ごく自然に」
野生動物と遭遇する機会が多くある

なかでも「蝦夷シカ」は繁殖能力も半端じゃなく、かなり高い確率で遭遇する
キタキツネ、タヌキなど、郊外はもちろん、市街地でもよく見かける
この画像のキタキツネ、昨日、小樽郊外で撮影したもの
※ディープの次にキタキツネとは・・・競馬ファンには申し訳ない!

奴は、車道のど真ん中で休憩中だった。よほど人に慣れているのか、車が近づいても
逃げようとしない。もしかすると、近くにスキー場があるので、訪れた内地(本州)の
スキーヤーが珍しさもあり餌を与えてしまったんだろう・・・

北海道の有名な観光地ではよくある光景
人が与える“餌”に味を占めたキタキツネがウロウロしてる
奴らは、悲しそうな眼をして人に人間に近づいては餌をもらって生きている

こうした野生動物と人との距離感にズレが生じるとやっかいな問題になる
世界遺産の知床ではヒグマ、日光ではニホンザルなど・・・
くれぐれも、「野生動物にはエサを与えてはいけない!」

ドラマ「北の国から」のように、キツネをみて可愛さのあまり「ルールールーッ!」など、
けして呼び寄せてはいけない!近づいてきたら追い払うことをお勧めする

道民の多くは、キタキツネには、寄生虫の“エキノコックス”なる寄生虫がいて、
その虫卵が人間に摂取されると、最悪の場合、死に至る可能性もあることを知っている
だから、けして「呼ばない」し、「近づかない」

これって道民の常識。子供のころから厳しくそう教育されている

今日からブログタイトルを変更、「北のKUNIから」に改めた
たまに覘いてくれるとありがたい
2014.4.9

ディープインパクト

2014年04月07日 | ひとりごと・・

史上6頭目の中央競馬クラシック三冠馬(史上2頭目の無敗での三冠馬)
ディープインパクトは2002年(平成14年)3月25日、北海道勇払郡早来町の
ノーザンファームで生まれた

競走馬としてデビュー後、騎手は武豊
まさに最強のコンビネーション!能力のある競走馬と天才騎手との共演
出走する重賞レースを総なめにしていく

わかる人にはわかるんだろうなア~~
しかし、オイラにはさっぱりわからない!!

優駿

2014年04月07日 | ひとりごと・・

優駿という言葉の意味を調べてみると、
① 非常にすぐれていること。また,そのもの
② 足の速いすぐれた競走馬・・・とある

誰に言われたわけではなく、オイラ、賭け事(ギャンブル)は一切やらない
生き方そのものが“ギャンブル”だからだ

しかし、ギャンブル(競馬)はやらなくても、過去に活躍した有名どころは
承知している。例えば、ハイセーコーであったり、オグリキャップとか

また、オイラの家がある横浜・根岸は日本初「西洋式競馬場」があったところ
現在、此処には馬事公苑があり、幻の馬「トキノミノル」、神馬「シンザン」の
ブロンズ像があり、昔から名前だけは知っていた

さて、野球では「三冠王」があるが、競馬の世界でも「三冠馬」なるものがある
どのレースがその対象なのかを調べてみると、
皐月賞、東京優駿(日本ダービー)、そして、菊花賞の3競走であり、この3賞を
制した競走馬が「三冠馬」と称される

驚いたのは、いままで、三冠を達成した競走馬は7頭とだけと予想より少ないこと
ちなみに、その達成馬は、
セントライト(1941年)
シンザン(1964年)
ミスターシービー(1983年)
シンボリルドルフ(1984年)
ナリタブライアン(1994年)
ディープインパクト(2005年)
オルフェーヴル(2011年)

厚真の帰り道(イヌタカに遭遇する前)、早来の社台スタリオンステーションに
寄り道してきた。ここには、引退した名馬が多く飼育されている

ディープインパクト、オルフェーヴルもここで種牡馬としての余生を過ごしている
また、トウカイテイオーも此処を終の住処としていたが、2013年8月30日、
社台スタリオンステーションの馬房にて心不全を起こして息を引き取った

さて、事前情報によると、「ディープインパクト」や「オルフェーヴル」は
他の種牡馬とは別格扱いされており、訪れても本物を見ることができない!
事前にそう聞いていた

なるほど、時期も時期なので訪れる観光客もいないし、係員の姿すら見えない
なかへ進んでいくと、放牧中(見学可能)な競走馬の掲示板を見つけた

そのなかに「ディープインパクト」とある。まさか・・・
案内板に従いディープが放牧されているエリアに到着した

その柵のなかには小柄で黒みをおびたサラブレットが1頭
「あれが本物のディープなの?」

なんだありゃ!!

2014年04月07日 | 北海道

全長は75-95㎝、翼を広げると軽く2m以上はあった
全身の羽衣は暗褐色、後頭の羽衣は光沢のある黄色だった

厚真町から苫小牧へと帰る途中、道端の巨木の止まり木に、
明らかにトンビとは異なるワシなのか、タカなのか?
大型の猛禽類を見つけた。

「なんだありゃ!!」一瞬!目を疑った!!

それも車道から数メートルと離れておらず、すぐそばを車が行きかっている
そんななか、居眠りでもこいでいるのか、置物のように微動だにしない

カメラをセッティングし、体制を整えてから車をUターンさせた
気づかれないよう、息を殺して接近、奴の全身をフレームに入れたその瞬間!!
フレーム越しに奴と目があい、奴は「撮れるもんなら撮ってみなア~」と、
オイラをあざ笑うかのように森のなかへ

奴の鋭い眼光に圧倒され、慌てて撮った一枚がこれ・・・

車中、あれは、「オオワシ」いや、「オジロワシ」などと、適当なことを
言ってみたが、事務所に戻り、調べた結果、奴は「イヌワシ」だった

開発による生息地の破壊、害鳥としての駆除、人間による繁殖の妨害など、
奴らの生息数は年々減少し続けている

1993年、種の保存法施行に伴いイヌワシを「国内希少野生動植物種」に指定、
イヌワシは、道東の丹頂鶴よりレアなのかもしれない

ちなみに、和名のイヌは「劣っている・下級の」を意味しており、それは、
クマタカなどにくらべ尾羽が矢羽としての価値が低かった事に由来するという
ということは、“クマはイヌより上等”ということ!?

福寿草を採った帰り道、おまけに、イヌワシの英名は「ゴールデンイーグル」
福に黄金、こりゃ~~春から縁起がいい

隣の「厚真町」

2014年04月07日 | ひとりごと・・

オイラの秘密基地がある苫小牧、その隣町が「厚真町」だ
これで「あつまちょう」と読む。しかし、道民の多くは「あづまちょう」と濁るが、
此処の住人、また、出身者は極めて慎重に「あつまちょう」と発音する

厚真町は、厚真川の流域をほぼそのまま町域としており、南北に長い
中心市街地である本町(まちあつま)は、厚真川中流付近にあり、鉄道や国道は
太平洋沿いの浜厚真(はまあつま)を通過する

なんと!浜厚真地区の海岸はサーフィンに適しているらしく、訪れるサーファーの
人数は道内屈指と言われるが、いくら適しているとはいえ、オイラにはピ~ン!と、
くるものはなく、そういう説明を受けても「あっ、そう・・」としか言いようがない

道民サーファーの聖地!?街の中心部には、小さな商店が数軒ある
此処が中心市街地だという。車で10分も走れば家も点々、人の姿はなく、牛や
馬ばかり・・・ちなみに、この地域を地元では「山あつま」と言っている

先日、本町に実家がある奴が山厚真出身者に「オマエの実家は酷い田舎だよね」と、
上から目線で話をしていた。しかし、オイラにしてみればどっちも「目くそ鼻くそ」、
そう大差はないんでないかい!?

さて、先週、チリ大地震の影響で北海道の太平洋沿岸に「津波注意報」が発令された
そのため、苫小牧港では船舶の入港が一時制限されるなど、結局、その日いちにちは
仕事にならず・・・

午後には津波注意報も解除されたが中途半端な時間、仕事の手配はすべて解除!!
なぜなのか特に理由はないが、「そうだ!厚真に行こう!!」と思い立った
早速、暇そうな地元出身者に案内させ、あつま町へ行ってきた

苫小牧市街を過ぎれば見渡す限り原生林、自然豊かで手つかずの自然が残っている
途中、「此処であの黒沢監督の影武者のロケがあったんですよ」と同僚
なるほど!!此処なら何も手を加えず、戦国時代そのもの・・・と納得

まもなく同僚の実家近くに到着したが、特に観光地でもなく、見たいものがない!
が、道端で車を止めると近くの空き地には「福寿草」が群生しており、その他にも
フキノトウ、タラの芽なんかもある

特に、福寿草に関しては、都会で見る鉢植えではありえないほどの立派なもの
茎も花にも十分な養分が行き届生き、まるで別物としか思えない!

「この福寿草って誰のもの?」「誰のもの!?誰のものでもないですけど・・」
「採ってもいいの?」「いいですけど、こんなの採る人なんかいませんよ」

数株持ち帰ろうと土を掘り返したが、表面から数センチ下は「凍土」
北海道でいう“シバレた状態”、「これじゃ無理だべね・・」と諦めかけたが、
ここで思ってもいなかった助っ人が登場!!

倅(せがれ)からの要請を受け、近くに住む同僚の両親が大型の四駆で駆け付けた!!
「福寿草が欲しいの?珍しいひとだね!どのくらいいるんだい?」
と、いかにも頑丈そうなシャベルで次々に掘り出していく

「ひと株かふた株もあれば・・鉢植えにしようと思います」
と言いかけたが、すでに遅し、大きな発泡スチロールの箱は、みるみる福寿草で
埋め尽くされた・・・

帰りに大型量販店で洒落た鉢と土を買い、もとがタダとはいえ、なんやかんやと
数千円の出費!!それでも鉢に植え、数種類の「苔」を付け加えると立派なもの
都会じゃ最低でも5千円、いや、1万円の値札をつけても売れるっ!!

鉢植えを、秘密基地に持ち帰ろうとしたけど、あまりにも大きすぎて置く場所がない!
しかたなく、仕事場の玄関に置き、朝夕、眺めては可憐な黄色い花に癒されている

ご本人登場!!

2014年04月07日 | 北海道

少しだけ春めいてきた苫小牧、しかし、先週末は一気に「冬」に逆戻り
うっすらと雪が積もり、日曜も朝から雪がハラハラと舞っていた・・

さて、週末の金曜日、札幌で打合せがあり、この機会を逃してなるか!と、
ススキノへ繰り出して“ちょいと一杯”

折角なので、贅沢してジャスマックホテル地下の日本料理「花遊膳」へ
数寄屋造りの落ち着いた店、中央には生簀がある
此処で、辛口の日本酒で旬の魚を堪能!
好物の“稲庭うどん”で締め、向かった先は「ぶ~にゃん」

「ぶ~にゃん」は、南5条西3丁目ニューすすきのビル地下のスナック
隣のコスプレ・キャバクラ「女学院」に興味津々・・・
そんな誘惑にも負けず、同僚のオヤジ3人は無事「ぶ~にゃん」に到着

「ぶ~にゃん」は、「ever」、そして、「Sapporo恋物語」など、
サッポロでは超有名な歌手 “嶋淳一さん”が経営するお店

この日は地元の歌手仲間、そして音楽関係者多数が来客しており、
嶋さんは「ever」をはじめご自身の楽曲を数曲熱唱!さらに!!
北海道を代表する美人歌手の我妻陽子さんは「始まりの駅」、低音が魅力的な
盛永孝則さんは「札幌挽歌」と、持ち歌をプライベートで歌ってくれた!!

普段はお金を払わないと聞くことができない“生歌”がロハ(タダ)
ものまねでいえば「ご本人登場!!」

たまに玄人なみに歌の上手い素人を見かけるけど、流石、本物の迫力は別格!
そんななか、オイラも玉砕覚悟で選曲、選んだ歌は嶋さんの「Sapporo恋物語」
サビではプロの皆さんがコーラス(ハモリ)で盛り上げていただき、大満足!!

こういう機会ってなかなかないと思う
日頃の、オイラの“行え”がこういう形で現れるんだね・・・きっと
「ぶ~にゃん」はラーメン横丁のすぐそば、雰囲気もよく、リーズナブルに
ススキノの夜を満喫できる楽しい「お奨め」のお店だ

雷門 色川

2014年04月03日 | ひとりごと・・

雷門の老舗 6代目うなぎ色川
色川に行ったことが無くても、メディアを通じて大将を知っている方も少なくない
和風総本家では”準レギュラー”

江戸っ子といわれる所以は「粋で歯切れのよさ」
近頃、地震が頻発しているが、昔から怖いもとして「地震・雷・火事・親爺」と言われてきた

大将と浅い付き合いの人はの多くが「大将はおっかねーよ」という
そりゃ~本当の大将を知らない連中が言う台詞

初めての場合、大将のベランメー調に圧倒されるが、オイラが10代のころ、
浅草では大将、色川の大将以上に恐ろしいジジイ連中がゴロゴロしていた
それに比べりゃ大将の話し言葉んか穏やかなほうだ

しかし、時代が変わり、「私は褒めらて伸びるタイプ」
なんてことを平気でほざく連中が多くなり、そういう連中にとって大将は「鬼」以上に恐ろしい

さて、浅草、いや、江戸っ子のなかの江戸っ子、三社祭の名物オヤジ!
色川の大将が急逝してから1週間が過ぎた

ちょうど、先週の木曜は大将の葬儀の日だった
あのころサクラも1分咲き、それがもう散り始めているという
時間が経つのは本当に早いもんだ・・・歳を重ねるごとに・・・

いまだ大将が逝ってしまったという感覚がなく、来月、三社に行けばまた大将と会える!!
そんな気がしてならない・・・

747の思ひで④

2014年04月03日 | ひとりごと・・

3月7日の14時過ぎだったと記憶している
羽田のラウンジでお茶を飲んでいる時のことだった

偶然、最後の2機(8960と8961)が目の前で交差した
いままでなら気にも留めない光景であるが、「どちらが先に退役するのか?」
そんな気持ちもあり、思わず携帯で撮影した

オイラ世代の出張が多い連中には見慣れた光景
しかし、もう2度と見ることはできないであろう・・・

747の思ひで③

2014年04月03日 | ひとりごと・・

ジャンボだけの特別なもの
それはアッパーデッキ(2階席)

初めて乗った時、なぜか1階席のプレミアム席より「優越感」が得られた記憶がある
また、2階席後方は、搭乗口にも近くて何かと便利

なにより、満席にならず、すこし余裕があれば後方キャビンのCAさんとの会話が弾む
そんな特権を行使する機会がなくなってしまった・・・残念

747の思ひで②

2014年04月03日 | ひとりごと・・

飛行機で移動する場合、航路により「どのシート」を確保するか・・が、
オイラにとってはかなり重要なウエイトを占める

海岸線を見たいのか、何処か特定の街を見たいのか、それとも山を見たいのか
羽田から西行きの場合、ほぼ高い確率で「富士山」を見ることができる

しかし、北行きでもシートによっては「富士山」をはっきりと見れる
それは、地上からは見えない場合でも、雲の上から山頂部分だけは見ることが
できるが、時間は僅か、離陸してから数風管が勝負となる

飛行機から見る富士山
オイラ、特に夕暮れの赤く染まる富士山が好きだ

この画像も羽田から千歳へと向かう747の機内から撮影したもの