ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

京都国立博物館へ

2015-05-11 20:41:05 | 映画 ドラマ 観劇 展覧会 読書
昨日は、友人に誘ってもらって、京都国立博物館へ行ってきた。

桃山時代の狩野派 永徳の後継者たち

狩野派は室町時代から江戸時代まで、画壇の中心を走り続けた絵師集団だって!

系図には多くの「狩野派」の名前が載っているけど、ねこ吉が知っているのは、永徳と探幽ぐらいだ。

大きな屏風に、詳しく書き込まれた小さな人物。見るのが疲れる。
大事なところだけ永徳が書いて、後は弟子に任せた部分も多いだろうナ。

現代のアニメ工房とよく似た構造かも知れない。

後継者争いも、色々と大変だったかも・・・。

長谷川等伯が現れたことも大きいらしい。

なんて、ねこ吉なりの勝手な解釈で見て回った。

出口手前で「松に孔雀図」を見た。圧巻!

昨日見た中で一番気に入った。

出口を出たら11時半。

ランチを食べに、「平成知新館」の中のレストラン「ザ・ミューゼス」を探す。

パパッと食べて、平常展がある去年リニューアルオープンされた平成知新館へ・・・。

ゆったり広々、昔教科書に出て来たなぁ~というような作品が一杯あって。
贅を尽くした打掛の数々も・・・。



平成知新館から、本館を望む。いい建物だなぁ・・・。

ここには、高校3年の時、日本史の先生に連れられて、「国宝展」を見に来たなぁ。
日曜日に、行きたい人だけが行くというアバウトな見学だった。
何人ぐらい行ったか、どんな作品を見たかは、何も思い出せない。
ただ、先生が男の子を連れて来ていて、友人と「あれ、先生の子供だって!」と言った事だけ覚えてる。

かれこれ45年ぐらい前の出来事。
見た目はグッと老け込んだねこ吉だけど、中身、思考回路などは、あの頃とあまり変わっていないような気がする。

人間基本的なところなんて、死ぬまで変わらないのかも知れないね。



ツツジの中にロダンの「考える人」あり。



近くに寄れば、「ずいぶん長い間考えているんだね。疲れたでしょ。」



突如、噴水が噴き出す。飛沫が飛んできてカメラが濡れる。
あの門をバックに、娘と一緒に撮った写真がアルバムに貼られている。
それも、かなり昔の話。

京都国立博物館のレトロな建物は、思い出を連れてくる。

平成知新館は、居心地のいい博物館だ。
6畳一間は優にある大きさのエレベーターに、友人と二人で乗った。面白い!

「私ら、ここに住めそうやね。」と言いながら・・・。

気に行ったわ。また来よう。


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