ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

同窓会デビュー (その2)

2015-05-26 19:04:55 | 思い出
       (ねこ吉の卒業アルバム。中学校は統合されて、名前は無くなってしまった。

初めて同窓会に行って、ねこ吉はまだまだノスタルジーに浸りきっている。
もともと懐古趣味な人間だしね。

いろいろな事をどんどん思い出す。どうして昔のことは、こんなによく覚えているのか・・・。
思い出したついでに、おいおいブログに書いておこう。備忘録代わりに。



そもそも、ねこ吉は、同窓会には否定的な人間だった。

知り合いに、同窓会で再会した人と不倫して離婚した人がいた。
その人は、怪我をして入院し手術をすることになった。
麻酔の切れかけに、奥さんの名を呼ばず、彼女の名を読んだことから、奥さんに不倫がばれ、
家庭内別居、仮面夫婦を経て、離婚した。

泉鏡花の「外科室」をちょっと思い出させる話だ。


10年ぐらい前に、たぬ吉も中学校の同窓会をすることになり、当時委員長だったたぬ吉が担ぎ出されて、
喜々として準備に奔走していた。

名簿作りなどは、当時の女子が手伝ってくれたそうだ。

「俺は人気があったから・・・。

アホちゃうか!
たぬ吉の過去の栄光なんて、ねこ吉は知らん。
幼馴染みで結婚したわけじゃないから、出会う以前のことは一切知らん。
タイムマシンに乗って、見に行けるわけじゃなし・・・。

同窓会の準備中、手伝ってくれている女子?から電話がかかって来た。

ねこ吉が出るなり、

「たぬ吉君いる?」と言った。

耳を疑った。

奥さんが出たら、「ご主人様いらっしゃいますか?」というのが筋と違うか!
呼ぶのなら電話を代わってから、「たぬ吉君」と呼べ!
常識を疑うわ。

その人のご主人は銀行のエライさん、息子は優秀で、別荘を持っていたそうだ。
管理栄養士の資格を取って、専門学校で教えていたそうだ。

同窓会が終わって帰って来たたぬ吉は、しきりに褒めていた。
同窓会とは自慢しにくるところなのか!
行ったことがなかったねこ吉には、判らなかったけどね。

男の幹事ばかりでお疲れ様会をやっていたら、女一人でやって来たらしい。

男って、そういう女がいいんだよね。女には、一番嫌われるタイプだよ。

年賀状には、「この間は楽しかったわね。」と思わせぶりな一言が添えてあった。
「同窓会では」と主語を入れろ!
息子の学校名が書いてあったり、別荘の話が書いてあったり・・・。
毎年、ねこ吉にはムカつく年賀状だった。

知り合いの件もあったから、「同窓会って、不倫の温床やで!」とたぬ吉にきつく言ってやった。

「女房焼くほど、亭主モテもせず。」

充分判っているけど、不愉快な女性だった。

そういえば、最近その女性からの年賀状を見ていないな。
自慢の種が尽きたのかな・・・。




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