ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

藤田嗣治展へ

2016-09-05 20:39:22 | 映画 ドラマ 観劇 展覧会 読書
昨日は娘と一緒に灘の兵庫県立博物館で開かれている「藤田嗣治展」に行ってきた。

9月になったというのに、何?この暑さ。
駅から美術館までの道は灼熱ロード。

暑さに弱い娘は、文句タラタラ言いながら歩いてる。

今年の初め、オダギリジョー主演で映画「FUJITA」を見たという娘は、音声ガイドがオダギリジョーだというので借りていた。

音声ガイドなど借りたこともないねこ吉ですが、娘の真似をして母も借ります。

頭にヘッドフォン、首から音声ガイドを下げて回ります。首が重いです。

いつもはあっという間に出口に出てしまうねこ吉ですが、昨日はガイドを聴きながら見たので時間がかかりました。
途中ヘッドフォンが頭から滑り落ち、とっかかりの無い頭だとつくづく思い・・・。

藤田嗣治も、初期の作品はモジリアニに似てたり、色々模索していたんだなぁ・・・。
「アッツ島玉砕」など戦争画を初めて見た。生々しい悲惨な絵だった。
茶色い戦争ありました。ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん
中原中也を思い出したよ。

あの独特の象牙色の肌の女の人や猫の絵を堪能して、また灼熱ロードを帰ってきた。


ねこ吉が娘のマンションに行くことはめったにないけど、昨日は珍しく寄った。
本箱を見ると、懐かしいマンガ、木原敏江の「摩利と新吾」があった。

萩尾望都のトーマの心臓や11月のギムナジウムも・・・。
「『11人いる』持ってないの?お母さん無くしてしまってん。」
娘も読みたいけど持ってないって。同じ本を無くしてしまったのかなぁ・・・。

親子だね。マンガの趣味が似てる。

さんざんマンガ談義をして、坂田靖子の「不思議の国のマンガ描き」を買った話をしたら、娘は買おうと思っていたらしい。
すんでのところで間に合った。

前回は、二人とも「探検!東京国立博物館」を買ってしまって無駄なことをした。

今度帰って来たとき、「摩利と新吾」貸してぇ~。
「不思議の国のマンガ描き」を貸すからね。

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