ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

思い出の箱のフタが開く・・・。(その2)

2022-01-06 21:31:02 | 思い出


娘は、思い出の箱の蓋を開け、また、封印して帰ってしまった。

今では見ることが出来ないビデオテープ、ビジュアル系の誰かのポスター、その他諸々のゴミ、本日捨てました。

1月2日、娘はファーストトウシューズと、2番目に買ったトウシューズを持って部屋から出てきて、

「これ、捨てておいて。」といった。

何故か2番目に買ったトウシューズは片方しかなかったけど。

「これ、ファーストトウシューズやんか。捨てていいの?」

「私、別に思い入れは無いから。」と言った。

ねこ吉は一旦受け取ってゴミ袋に入れかけたけど、片方だけのトウシューズだけを捨てて、ファーストトウシューズは捨てられなかった。

お母さん、ずっと持ってるわ。



娘は、幼稚園の年長のときから、小学校4年生まで松戸八柱のイトーヨーカ堂のカルチャーセンターでバレエを習っていた。
ピンクのレオタードとピンクのバレーシューズで、レッスンは毎週木曜だった。

娘が小学1年生の時、新京成八柱駅から、3駅先の元山駅近くに引っ越した。
幼い息子を連れて、バレエのレッスン後、ヨーカ堂近くにあるピアノの先生の家に行き、2つのレッスンを終えて、夕方電車で元山に帰った。

バレエのレッスンの間、息子とヨーカ堂の店内を買い物を兼ねてグルグル回っていた。

息子が幼稚園年長になったら、一緒にピアノを習わせた。

娘がピアノを習ってる間もイトーヨーカ堂の中でグルグル回っているのに、ねこ吉が疲れてしまったからだ。

バレエクラスは、同い年ぐらいの女の子が5,6人いた。
みんな、ファーストトウシューズをもらえる日を楽しみにしていた。

なかなか先生のオッケーが出なかった。

小学4年生頃、全員同時にトウシューズが許された。

チャコットのピンクのサテンのトウシューズ。
初めから発表会用みたいなトウシューズにびっくりしたわ。



娘の足はねこ吉に似て小さいけど、ファーストトウシューズは、やっぱり小さいね。

以前に書いたブログ記事。

2013年8月26日 真夏の夜の夢?

2015年8月30日 真夏の夜の夢(パートⅡ)

娘は大人になって、ついこの間までまたバレエを習っていたけど、今はやってないって・・・。

発表会に出るのが嫌でやめてしまったらしい。

確かに発表会は面倒だけど、身体を動かすことは大切だよ。
何のスポーツも出来ないねこ吉は、年をとって、筋力が落ち、最近足がヨロヨロしてる。
自分に甘いから、何の運動もしない。コロナで一層フレイルやわ。

帰り際に、「また、バレエのレッスンに行ったら?」と言っておいた。
娘は黙ってたけど・・・。

お母さんは、小さなトウシューズを見て思い出に浸ってるのよ。
つくづく、ねこ吉も若かったなぁ・・・。